ピーナッツバター

はる

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One Summer day⑥

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「な、なんで!?上は脱ぐ必要ないじゃん」

「いやいや、海入るときは上脱ぐだろ?ちゃんと全身でフィット感見といた方がいいぞ」

「えー、そういうもんかなぁ…」

訝しげな視線をひよしさんに送っていると無理矢理Tシャツを捲られた。

「あっ、ちょっと!」

抵抗する前にあっという間に脱がされてしまった。なんかもうひよしさんの脱がせスキルが神業レベルになってる。

「あー…こりゃやべぇな」

僕のシャツを脱がすなりひよしさんが言った。

「何がやべぇなの?」

「空、おまえの水着姿、やっぱ可愛すぎだわ。白い肌と海パンの水色のコントラストがまた可愛らしさを増幅させてやがる。こりゃ絶対襲われるわ」

またひよしさんが訳のわからないことを言い始める。

「もう、襲われたりしないってば」

僕は極めて楽観的に言った。

「お前よぉ、襲わねーわけねーだろ。めちゃくちゃ可愛い美少年がこんな可愛い乳首さらけ出して海岸を歩き回るんだぞ?」

そう言って僕の胸の突起をツンとつついた。

「ゃん、ちょっと、やめてよ!」

僕は慌てて両手で胸を隠す。

「うーん、乳首が隠れても腹や臍も可愛いからなぁ」

そう言って今度はおへそをツンツンしたり、お腹を揉んだりする。

「ぁ、ん、やめてってば…」

僕は今度はお腹を隠す。
すると今度はガラ空きになった胸の突起をまたきゅっと摘まれた。

「やぁっ、ん…」

大きな声が出そうになって慌てて口を抑える。

「やっぱ見せらんねぇな。こんなエロい乳首。腰もなんか妙にエロいしなぁ」

腰をつーっとなぞられる。

「ひぁ…」

「脇腹も柔らかそうだし」

今度は脇腹を揉まれる。

「ゃん、もうやだ!」

ひよしさんが色んなところを触ってくるから、両手じゃガードしきれなくなって、僕はぺたんと体育座りして体を抱きかかえるようにして体を隠した。
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