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One Summer day㉟
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一通り遊んだ僕らは、パラソルの下で一休み。
僕はひよしさんの言いつけ通りパーカーを羽織っていた。
海は太陽を反射させてキラキラと輝いている。
「ねぇ、僕、海に来たらやりたい事があったんだけど、いい?」
「なんだ?やろうぜ」
「うん、じゃあそこの砂浜に寝そべってくれる?」
ひよしさんが砂浜に仰向けに寝そべると、僕は砂をひよしさんの身体にかけて固めていく。
「空、これは何の真似だ?」
「ひよしさんを埋めようと思って。ぷ、くすっ…」
僕は思わず吹き出してしまった。
海に行ったら、ひよしさんを砂浜に埋めてみたかったんだ。
「…お前、すげー楽しそうだな。俺に恨みでもあるのか?」
「まぁ恨みだらけだよね。あ、動いちゃだめだからね。あーたのし」
なんだかんだで大人しく埋められてくれるひよしさん。
僕は楽しくて仕方なかった。
「結城?」
ふと、頭上から名字を呼ばれ、振り返る。
「えっ、かなてぃ!?」
びっくりした。海パン姿のかなてぃがいた。
僕はひよしさんの言いつけ通りパーカーを羽織っていた。
海は太陽を反射させてキラキラと輝いている。
「ねぇ、僕、海に来たらやりたい事があったんだけど、いい?」
「なんだ?やろうぜ」
「うん、じゃあそこの砂浜に寝そべってくれる?」
ひよしさんが砂浜に仰向けに寝そべると、僕は砂をひよしさんの身体にかけて固めていく。
「空、これは何の真似だ?」
「ひよしさんを埋めようと思って。ぷ、くすっ…」
僕は思わず吹き出してしまった。
海に行ったら、ひよしさんを砂浜に埋めてみたかったんだ。
「…お前、すげー楽しそうだな。俺に恨みでもあるのか?」
「まぁ恨みだらけだよね。あ、動いちゃだめだからね。あーたのし」
なんだかんだで大人しく埋められてくれるひよしさん。
僕は楽しくて仕方なかった。
「結城?」
ふと、頭上から名字を呼ばれ、振り返る。
「えっ、かなてぃ!?」
びっくりした。海パン姿のかなてぃがいた。
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