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全部が好きだ①
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Side ひよしさん
夏季休暇中。
俺は昼間からビール片手に部屋でくつろいでいた。
「ただいまー!暑かったぁ~」
美容院から空が帰ってきた。
「おかえり。さっぱりしたか?」
「うん、さっぱりしたー。って言ってもそんなに長さは変わってないけどね」
と言って、どうかな?という感じで見せてきた。
「おう、また一段と可愛くなったな」
髪を切った空はまた一段と可愛さを増していた。
目にかかりそうだった前髪が眉毛あたりまで短くなって、周りも少しだけ短くなっていた。
短髪は似合わないと自分で思っているらしく、ちょっと耳にかかるくらいの髪の長さをキープするようにしているらしい。
「…ねぇ、たまには可愛い以外のこと言ってよ」
「髪切って幼くなったな」
「その2つ以外で何かないの?」
「しょーがねーだろ。可愛いもんは可愛いんだから」
「うー」
空は不満そうに唇を尖らせる。
「それが可愛いんだって」
いい加減、自覚しろよな。
「もういいよ」
空はいじけたように扇風機の近くに行き、スイッチを入れた。
クーラーはついていたけど、外から戻ってきたばっかりの空には涼しさが足りなかったようだ。
「ふー涼しー」
空はそう言って、Tシャツの裾をパタパタさせた。
白い肌や可愛いおへそがチラチラ覗く。
なんかエロいんだけど…。
こいつ誘惑してんのか。
こういうのを無意識にやるから困るんだよ。
空は、扇風機に向かって「あー」とか言って、声が宇宙人みたいになるのを一人で楽しんでる。
切ったばかりの髪の毛が風に吹かれて綺麗になびいていた。
やることがいちいち可愛すぎんだよ!
空が可愛すぎて、昼間っからムラムラしてきてしまった。
俺は立ち上がって、空の方へ近付く。
夏季休暇中。
俺は昼間からビール片手に部屋でくつろいでいた。
「ただいまー!暑かったぁ~」
美容院から空が帰ってきた。
「おかえり。さっぱりしたか?」
「うん、さっぱりしたー。って言ってもそんなに長さは変わってないけどね」
と言って、どうかな?という感じで見せてきた。
「おう、また一段と可愛くなったな」
髪を切った空はまた一段と可愛さを増していた。
目にかかりそうだった前髪が眉毛あたりまで短くなって、周りも少しだけ短くなっていた。
短髪は似合わないと自分で思っているらしく、ちょっと耳にかかるくらいの髪の長さをキープするようにしているらしい。
「…ねぇ、たまには可愛い以外のこと言ってよ」
「髪切って幼くなったな」
「その2つ以外で何かないの?」
「しょーがねーだろ。可愛いもんは可愛いんだから」
「うー」
空は不満そうに唇を尖らせる。
「それが可愛いんだって」
いい加減、自覚しろよな。
「もういいよ」
空はいじけたように扇風機の近くに行き、スイッチを入れた。
クーラーはついていたけど、外から戻ってきたばっかりの空には涼しさが足りなかったようだ。
「ふー涼しー」
空はそう言って、Tシャツの裾をパタパタさせた。
白い肌や可愛いおへそがチラチラ覗く。
なんかエロいんだけど…。
こいつ誘惑してんのか。
こういうのを無意識にやるから困るんだよ。
空は、扇風機に向かって「あー」とか言って、声が宇宙人みたいになるのを一人で楽しんでる。
切ったばかりの髪の毛が風に吹かれて綺麗になびいていた。
やることがいちいち可愛すぎんだよ!
空が可愛すぎて、昼間っからムラムラしてきてしまった。
俺は立ち上がって、空の方へ近付く。
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