325 / 436
【続編】衆人環視②
しおりを挟む
「…離してっ」
空は、顎を掴んでいた鷹取の手をパチンと払った。
続けて空は今までの怒りをぶつけるように放った。
「もうこんなの沢山だ!売るとかものにするとか…僕は人間だ!僕はあなたたちのこと絶対に…絶対に許さない!」
空は怒りに唇を震わせていた。
その様子を見た鷹取は悲しそうな顔をして言った。
「ここまで嫌われるとは…残念ですよ、空くん。あんなに気持ちいい思いをさせてあげたというのに」
「ふざけないで!あんなの無理矢理したことでしょ!僕は望んでいないし、何度も嫌だって言ったのに無理矢理…!あなたのこと軽蔑します…!」
普段声を荒らげることなどない空の魂の叫びだった。
鷹取は静かにその場に暫く佇んでいたが、無言で立ち上がり、部屋の電話を手に取った。
「空くんが目を覚ましました。準備をお願いします。」
電話口の相手にそう伝えると、ほどなく男が2人部屋に入ってきた。先程空を羽交い締めにした男達だった。
空は鷹取が離れた途端に立ち上がろうとしたものの、足がガクガクして思うように動けなかった。普段運動をしない空が全速力で山を駆け下りた、その反動だった。
「空くん、君の気持ちは痛いほどわかりました。これから君は商品として舞台に立ちます。時間もあまりありません。空くんのために新調したこの衣装を着てください。」
鷹取がそう言うと、男のうちの一人が淡い水色のスクール水着を手に近付いてきた。
「嘘…、やだ!そんなの絶対に着ない!や、離して!離してよぉ…!」
なりふり構わず暴れる空を二人の男たちは難なく押さえ込み、着せ替え人形のように容易く空にスクール水着を着せた。
そして嫌がる空を無理矢理、鷹取の正面に立たせた。
「ふふ、いいですね。とてもいやらしくて可愛いですよ、空くん。色も空くんのために私が選んだんです。今夜の舞台にピッタリだ。少し透明がかった薄い生地なので、空くんの可愛い体が見えそうで見えない、そこがまた観客の興奮を誘う。でも空くんの体のラインはしっかりわかる。小さな乳首も縦長のおへそもその下の可愛らしいおちんちんも、ね。ハイレグ具合も素晴らしい。足の付け根や脇がとてもエロティックです。」
鷹取は、品定めするように空をつま先からてっぺんまで興奮気味にまくし立てた。
「やだぁ…」
空は全身を真っ赤にして羞恥に耐える。
「さぁ、彼を運んでください。今夜のオークションは盛り上がりますよ。」
空は、顎を掴んでいた鷹取の手をパチンと払った。
続けて空は今までの怒りをぶつけるように放った。
「もうこんなの沢山だ!売るとかものにするとか…僕は人間だ!僕はあなたたちのこと絶対に…絶対に許さない!」
空は怒りに唇を震わせていた。
その様子を見た鷹取は悲しそうな顔をして言った。
「ここまで嫌われるとは…残念ですよ、空くん。あんなに気持ちいい思いをさせてあげたというのに」
「ふざけないで!あんなの無理矢理したことでしょ!僕は望んでいないし、何度も嫌だって言ったのに無理矢理…!あなたのこと軽蔑します…!」
普段声を荒らげることなどない空の魂の叫びだった。
鷹取は静かにその場に暫く佇んでいたが、無言で立ち上がり、部屋の電話を手に取った。
「空くんが目を覚ましました。準備をお願いします。」
電話口の相手にそう伝えると、ほどなく男が2人部屋に入ってきた。先程空を羽交い締めにした男達だった。
空は鷹取が離れた途端に立ち上がろうとしたものの、足がガクガクして思うように動けなかった。普段運動をしない空が全速力で山を駆け下りた、その反動だった。
「空くん、君の気持ちは痛いほどわかりました。これから君は商品として舞台に立ちます。時間もあまりありません。空くんのために新調したこの衣装を着てください。」
鷹取がそう言うと、男のうちの一人が淡い水色のスクール水着を手に近付いてきた。
「嘘…、やだ!そんなの絶対に着ない!や、離して!離してよぉ…!」
なりふり構わず暴れる空を二人の男たちは難なく押さえ込み、着せ替え人形のように容易く空にスクール水着を着せた。
そして嫌がる空を無理矢理、鷹取の正面に立たせた。
「ふふ、いいですね。とてもいやらしくて可愛いですよ、空くん。色も空くんのために私が選んだんです。今夜の舞台にピッタリだ。少し透明がかった薄い生地なので、空くんの可愛い体が見えそうで見えない、そこがまた観客の興奮を誘う。でも空くんの体のラインはしっかりわかる。小さな乳首も縦長のおへそもその下の可愛らしいおちんちんも、ね。ハイレグ具合も素晴らしい。足の付け根や脇がとてもエロティックです。」
鷹取は、品定めするように空をつま先からてっぺんまで興奮気味にまくし立てた。
「やだぁ…」
空は全身を真っ赤にして羞恥に耐える。
「さぁ、彼を運んでください。今夜のオークションは盛り上がりますよ。」
1
あなたにおすすめの小説
身体検査
RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、
選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる