狂宴〜接待させられる美少年〜

はる

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【続編②】マリーゴールド⑤

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高級赤ワインの注がれたグラスを手に取ると、空の胸元から腹部、股間にかけてゆっくりと垂らしていった。

「あぁ…っ」

ワインの生暖かい感触を肌で感じ、空は小さく身悶えた。

「真っ赤なベッド。赤い下着。赤いワイン。そこに横たわる透き通るような白い肌。このコントラストが実に扇情的だよ。」

クヌギは、赤ワインにまみれた空の体を、ねちっこい程ゆっくり、舐め回すようにレンズに収めていく。

「可愛らしいおへそにワインが溜まっているね。」

クヌギの長い人差し指が、空の縦長の臍をなぞる。

「や…っ」

「女性用の下着で胸の飾りや局部は隠している。女性用と言っても胸はメンズブラを使っているけどな。乳首、ペニス、尻、アナル。この辺りはまだ見せない。焦らし作戦というところかな。実際に、金を積むから露出を増やして欲しいという要望は増えてきている。極限まで焦らして、金額を吊り上げてから、少しずつ見せていくよ。」

直接的なキーワードを囁かれ、ただでさえ恥ずかしいのに更に恥ずかしい部分を晒さなければならない事に泣き出しそうな気持ちになる。

意気消沈する空をよそに、クヌギはただ淡々とカメラを回していた。

窓際に目をやると、寂しげに飾られたマリーゴールドの花が目に入る。

空はふと、マリーゴールドの花言葉を思い出した。

「絶望」「悲観」

あんなに綺麗な花なのに、とても悲しい花言葉だ。

空は自分の心境と重ねるように、そっと目を閉じた。
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