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二章 共に逝きる
第二十五話 二種の弾
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屋敷に踏み込んだ三人を迎えたのは階段に座っていたフシールだった。既に屋敷の中はフシールの殺気で他の気配が探れなくなっていた
「三人共いらっしゃい。そっちの男の子は…随分と久しぶりだねぇ~かっこよくなっちゃってまぁw」
「テメェ…」
「ハロス君!目的を見失わない。気配は探れた?」
そうだ…熱くなりすぎるな…気配…屋敷内はわからないけど…いる…確かにこの女の殺気の外…
「屋敷の外…離れたところに」
「やっぱ君はフィロ兄目当てか!フィロ兄なら屋敷の裏手にいるよ~このまま屋敷内を通って別館に行ってから裏庭通った方が近いんだけど…まぁ…不用意に敵地を突っ切るより外から行くのをオススメするかな」
「…信じろと?」
「どちらでも」
「何を企んでるのかは分からないけど嘘は付いてなさそうよ?」
「ハロス君行って!こっちは俺とエトアルでやるから」
「…ご無事で」
ハロスが屋敷の外に出て走り出すのを見届けるとエトアルはフシールを睨んだ
「御託はいいでしょ?フシールちゃん、ラルカちゃんはどこにいるの」
「へ~貴方達はそう動くんだ…良いよ、教えてあげる。ラルカちゃんなら地下室にいるよ、入り口は隠されてるから辿り着ければいいけどね」
「随分と素直に教えるんだね…」
「まぁラルカちゃんも楽しみにしてたし…私はリーベリアさんと戦えればそれでいいからなぁ…あっ!でも私が今居る場所より後ろ…屋敷内を行くなら気を付けてね?」
「それって…まさかもう!?」
「フィロさんが俺達の気配に気付いたとしてもそこまで時間経ってないよね…ラルカちゃんのトラップ仕掛けるスピードどうなってんだか」
「普段から仕掛けてはいるよ?私達に発動しないように少し弄ってるだけ」
「…エトアル地下室への隠し通路は把握してる?」
「流石にそこまでは知らない…でもあの子の糸なら複雑な動きが必要なモノが必然的に近くに配置されるだろうし辿ってみるよ」
「なるべく早くフシールちゃんに殺気を解除させないとか…」
バン!
「そろそろ始めても良いかな?時間が勿体無いじゃん」
痺れを切らしたのであろうフシールがわざとリーベリアの耳元を掠るように引き金を引いた
「もう少し待ってくれないかなぁ…」
「悪役が待つなんてフィクションの中だけじゃん。もう充分でしょ?」
「リーベリア私は行くからね…絶対に死なないで」
フシールの横を走り抜けエトアルはカラクリだらけの屋敷の中へ吸い込まれていった
「普通に見逃すんだね」
「言ったでしょ?私はリーベリアさんと戦えればそれでいいの。他の二人の舞台を邪魔する気もないし…準備はもう済んでる?今日くらいは本気の貴方と戦いたいんだけど」
「無粋だね…当たり前じゃん。出し惜しみはしない。エトアルの為にも君にはさっさと死んでもらう」
「へぇ~…あんまナメないでほしいかなぁ今まで相対してきたのが私の本気だと思ってるわけ…?」
「御託はいいから始めよう。時間が勿体無い…でしょ?」
「…そうだね。それじゃあ壱の舞台«殺戮劇»開幕だよ。最悪の夜にしてあげる」
「お手柔らかに…魂の呪い具現…氷界ー霧ー」
「視界を奪うと共に部屋を凍らせて動きを制御する…ってとこかな?ただまぁ…霧に姿を隠しても殺気までは隠せないよねぇ!?w」
バン!ガラガラ…
「弾になんか細工でもしてんの?場所が見つかるとこまでは予想内だけどこれは予想外」
フシールの攻撃で柱が崩れ瓦礫の影からリーベリアが歩いてくる。壁も貫通し銃痕だけが残っていた
「改良ならしてるけど…無傷か。良いねぇ…wさぁ!お次はどんな魔法を見せてくれるの!?」
「はぁ…ー氷柱ー」
「また氷?随分と鋭利だけど氷なんて脆いだけ…簡単に割れるよ」
「まぁそんなこと言わないで数は多いから全部防いでみなよ」
「ご希望通りに!」
無数の氷柱がフシール目掛けて放たれる。撃ち落としながら全て避けると同じ作業を繰り返すように引き金を引く
「面白味がないな…ー氷塊ー」
「これは…反則でしょ」
「…潰れたか?」
「残念…そんな簡単に潰れるわけ無いでしょ」
「よく避けれたね…炎舞ー火雷ー」
「急に属性変えることもできるわけ!?」
炎の槍が上空から降り注ぐ。一面が火の海になり煙が充満してフシールの呼吸が荒くなっていった
「あんまりやると屋敷ごと燃えるからなぁ…海来ー波拐ー」
「ちょ…!」
「少しはやり返してこないの?」
「荒業連続させといてよく言うね…」
「消火は出来たんだしそんな怒んないでよ」
「はぁ…まぁ良いや。こっからは私も本気で行くからね」
「あぁ…かかってこいよ」
リーベリアの魔力が切れる前に決着が付くのだろうか…僅か数分で瓦礫で埋め尽くされ変わり果てた空間で魔法で生み出された偶像の弾丸と血を求める鉛の弾丸が交差した
「三人共いらっしゃい。そっちの男の子は…随分と久しぶりだねぇ~かっこよくなっちゃってまぁw」
「テメェ…」
「ハロス君!目的を見失わない。気配は探れた?」
そうだ…熱くなりすぎるな…気配…屋敷内はわからないけど…いる…確かにこの女の殺気の外…
「屋敷の外…離れたところに」
「やっぱ君はフィロ兄目当てか!フィロ兄なら屋敷の裏手にいるよ~このまま屋敷内を通って別館に行ってから裏庭通った方が近いんだけど…まぁ…不用意に敵地を突っ切るより外から行くのをオススメするかな」
「…信じろと?」
「どちらでも」
「何を企んでるのかは分からないけど嘘は付いてなさそうよ?」
「ハロス君行って!こっちは俺とエトアルでやるから」
「…ご無事で」
ハロスが屋敷の外に出て走り出すのを見届けるとエトアルはフシールを睨んだ
「御託はいいでしょ?フシールちゃん、ラルカちゃんはどこにいるの」
「へ~貴方達はそう動くんだ…良いよ、教えてあげる。ラルカちゃんなら地下室にいるよ、入り口は隠されてるから辿り着ければいいけどね」
「随分と素直に教えるんだね…」
「まぁラルカちゃんも楽しみにしてたし…私はリーベリアさんと戦えればそれでいいからなぁ…あっ!でも私が今居る場所より後ろ…屋敷内を行くなら気を付けてね?」
「それって…まさかもう!?」
「フィロさんが俺達の気配に気付いたとしてもそこまで時間経ってないよね…ラルカちゃんのトラップ仕掛けるスピードどうなってんだか」
「普段から仕掛けてはいるよ?私達に発動しないように少し弄ってるだけ」
「…エトアル地下室への隠し通路は把握してる?」
「流石にそこまでは知らない…でもあの子の糸なら複雑な動きが必要なモノが必然的に近くに配置されるだろうし辿ってみるよ」
「なるべく早くフシールちゃんに殺気を解除させないとか…」
バン!
「そろそろ始めても良いかな?時間が勿体無いじゃん」
痺れを切らしたのであろうフシールがわざとリーベリアの耳元を掠るように引き金を引いた
「もう少し待ってくれないかなぁ…」
「悪役が待つなんてフィクションの中だけじゃん。もう充分でしょ?」
「リーベリア私は行くからね…絶対に死なないで」
フシールの横を走り抜けエトアルはカラクリだらけの屋敷の中へ吸い込まれていった
「普通に見逃すんだね」
「言ったでしょ?私はリーベリアさんと戦えればそれでいいの。他の二人の舞台を邪魔する気もないし…準備はもう済んでる?今日くらいは本気の貴方と戦いたいんだけど」
「無粋だね…当たり前じゃん。出し惜しみはしない。エトアルの為にも君にはさっさと死んでもらう」
「へぇ~…あんまナメないでほしいかなぁ今まで相対してきたのが私の本気だと思ってるわけ…?」
「御託はいいから始めよう。時間が勿体無い…でしょ?」
「…そうだね。それじゃあ壱の舞台«殺戮劇»開幕だよ。最悪の夜にしてあげる」
「お手柔らかに…魂の呪い具現…氷界ー霧ー」
「視界を奪うと共に部屋を凍らせて動きを制御する…ってとこかな?ただまぁ…霧に姿を隠しても殺気までは隠せないよねぇ!?w」
バン!ガラガラ…
「弾になんか細工でもしてんの?場所が見つかるとこまでは予想内だけどこれは予想外」
フシールの攻撃で柱が崩れ瓦礫の影からリーベリアが歩いてくる。壁も貫通し銃痕だけが残っていた
「改良ならしてるけど…無傷か。良いねぇ…wさぁ!お次はどんな魔法を見せてくれるの!?」
「はぁ…ー氷柱ー」
「また氷?随分と鋭利だけど氷なんて脆いだけ…簡単に割れるよ」
「まぁそんなこと言わないで数は多いから全部防いでみなよ」
「ご希望通りに!」
無数の氷柱がフシール目掛けて放たれる。撃ち落としながら全て避けると同じ作業を繰り返すように引き金を引く
「面白味がないな…ー氷塊ー」
「これは…反則でしょ」
「…潰れたか?」
「残念…そんな簡単に潰れるわけ無いでしょ」
「よく避けれたね…炎舞ー火雷ー」
「急に属性変えることもできるわけ!?」
炎の槍が上空から降り注ぐ。一面が火の海になり煙が充満してフシールの呼吸が荒くなっていった
「あんまりやると屋敷ごと燃えるからなぁ…海来ー波拐ー」
「ちょ…!」
「少しはやり返してこないの?」
「荒業連続させといてよく言うね…」
「消火は出来たんだしそんな怒んないでよ」
「はぁ…まぁ良いや。こっからは私も本気で行くからね」
「あぁ…かかってこいよ」
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