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第ニ章
“るい”は友を呼ぶ
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カナトが振り向くと、アレストは笑顔で見つめていた。笑顔で………
カナトはごくりと固唾をのんだ。
「ど、どうしたんだ?」
「いつまでその手を握るつもりだ?」
見ると、カナトの両手はぎゅっとフェンデルの手を握ったままだった。
しまった!
急いで手を離すとごまかすように笑った。
「ハハハ!!」
アレストはスッと目を細めた。そしてフェンデルを見る。
「何があってもお前のところでカナトにお金を貸させない。それに」
またカナトを見るとアレストは優しい笑みで続けた。
「お金が欲しいなら僕に言えばいい」
「はい……」
フェンデルは肩をすくめて小さく舌を出した。
「ちょっと客引きしただけですよ。怒らないでください」
カナトはアレストを気にしながらもフェンデルを見た。
「銀行ってもしかして百店舗以上あるあの銀行か?」
「違いますよ?」
「え?」
「それはアシュムード銀行ですね。私はトリテジア銀行の頭取です。まだ数十店舗しかできてない小さな銀行です」
あれ?とカナトが不思議そうな顔をした。アシュムードという名前だったかどうか忘れたが、作中で確か唯一名前として出て来た銀行はイグナスの手助けで大きくなることができ、その恩でイグナス側の陣営だったはずだ。その銀行の頭取が若い男だという内容だが、フェンデルではない?
「むしろアシュムード銀行とは犬猿の仲ですよ」
敵対関係か!あったかそんな関係!?
「うちは小さい銀行ですが、あちらの銀行と違って、お金を貸すことに関しては門限が低いんです。お友達でお金に困った方がいればぜひ私のところを紹介してください。カナトさんのご友人でしたら利息を安くしてもいいですよ」
「利息?」
「はい。お金を貸したら返しますよね?返済に上乗せするお金のことですよ」
それはカナトも知っていた。しかし、なぜかこの男の口から出るとちょっと胡散臭く聞こえる。
「トリテジア銀行はお金を借りる門限が低い代わりに特別な誓約書に同意をしていただきます。借りやすい反面、ちょっとばかし利息は高いのですが、急なお金の出に困っている時やギャンブル用にはもってこいです」
……おいおい、聞いていてちょっとやばいにおいしてきたぞ。なんだよ、特別な誓約書って。ギャンブルと言っている時点でまともな商売じゃないだろ。
カナトの目に警戒がにじみ出た。
「そんな顔をしないでください。それに忙しくて返済日を忘れても大丈夫です。我が銀行の働き手が直々にお宅へお伺いし、取り立てをいたしますので安心安全です!お互い信用が一番ですからね」
つまるどころ利息が高くて、取り立て係がいて、借りるお金がいくらでもいけるんだろ!?そんなのただの闇金だろ!!
おい、アレストお前なんでこんなやつと、と見上げるとなんでもないと言いたげな目と合った。
「だからこいつのところで借りるのはダメだぞ、カナト」
「は、はい」
知ってて友達なんだな……てっきりイグナス側の人間を手籠にしたかと思ったのに、違ったのかよ。
どうやら悪役としてアレストはこういう“悪いヤツ”に惹かれるらしい。
悪役は友を呼ぶとはこういうことを言うんだな、とカナトは思った。
「カナト」
「なに?」
「大丈夫だ。フェンデルはこちら側の人間だから、何かあれば僕に言うといい」
「わかった。けどさ、友達ってこの人なのか?」
「そうだよ。他にもいるけど、それは後日また会おう。とりあえず今日は紹介しに来たんだ」
「そうなのか?」
「そう。確か外にきみのためにお菓子のワゴンが用意されていたな。そうだろ?フェンデル」
フェンデルは小さく笑って、ええ、と答えた。
「シアン、カナトさんをご案内して差し上げなさい」
「はい。カナトさん、こちらへ」
カナトはシアンとアレストを見比べて迷っていたが、アレストは手を離して自由にさせた。
「行って来ていいよ。首都のお菓子はおいしいからな。僕はここで少しフェンデルと話すことがあるから」
「そうなのか?じゃあ行ってくる!」
カナトがシアンとともに離れていくのを見届けるとフェンデルはふたたびソファに戻った。閉じられたドアを指差しながら、
「紹介、ということは彼も?」
「ああ、その通りだ」
アレストは向かいに座ってくつろいだ。
「噂通りずいぶんと可愛がっているんですね。少しびっくりしましたよ」
「カナトはまだ何も知らない」
「……計画に支障は出ませんか?」
「大丈夫だ。カナトは僕を裏切らない」
「その自信はいったいどこからやら」
フェンデルは仕方なさそうに頭を振った。
「まあ、カナトさんに限らずあの問題児もあなたによく懐いていますし、人を惹きつけやすいんですね」
「惹きつけやすい……くっ、ふふ」
アレストは口を覆って笑い声を忍んだ。
「その代わり深い関係は築けない。今まで友達と呼べるやつらは手のひら返しみたいに近寄って来なくなった。父親ですら……まあ、しょせん貴族の世界はそんなものだ。でも、唯一関係性が変わらなかったのはカナトだけだ……カナトしかいなかった……」
アレストの顔に歪んだ笑みが浮かんだ。
「だから、カナトの周りをしっかりとそうじしてやらないと。じゃないとどこかのゴミあさりの小鳥に奪われかねない」
フェンデルは薄い笑みを浮かべたままアレストを見ていた。
「その顔、カナトさんは知りませんよね。気をつけてください」
「わかっている……カナトには見せない。逃げられないように、しっかりと逃げ道を断たないと、勝手にどこかへ行ってしまう」
「ほどほどに」
帰りは食べきれなかったお菓子を箱に詰め込んでもらい、カナトはアレストとともに馬車で帰宅した。
邸宅内につくと、例の赤茶髪の使用人が出迎えた。
「そういえば彼のことはまだ紹介してなかったな」
アレストは使用人の前に行き、その肩に手を置いた。
「この人は新しく雇った使用人だ。きみが教育することになる」
「………俺が?どういうことだ?」
「きみの後輩だからな。名前はムソクだ。カナトが先輩として使用人の仕事を教えてあげるんだ。わかるか?」
先輩、俺が?
カナトは目をしばたたかせて、ふいに口角を上げた。
腕を組むと胸を張って、
「もちろんだ!俺に任せろ!」
ムソクはカナトのお気楽な様子に内心密かにため息をついた。
カナトはごくりと固唾をのんだ。
「ど、どうしたんだ?」
「いつまでその手を握るつもりだ?」
見ると、カナトの両手はぎゅっとフェンデルの手を握ったままだった。
しまった!
急いで手を離すとごまかすように笑った。
「ハハハ!!」
アレストはスッと目を細めた。そしてフェンデルを見る。
「何があってもお前のところでカナトにお金を貸させない。それに」
またカナトを見るとアレストは優しい笑みで続けた。
「お金が欲しいなら僕に言えばいい」
「はい……」
フェンデルは肩をすくめて小さく舌を出した。
「ちょっと客引きしただけですよ。怒らないでください」
カナトはアレストを気にしながらもフェンデルを見た。
「銀行ってもしかして百店舗以上あるあの銀行か?」
「違いますよ?」
「え?」
「それはアシュムード銀行ですね。私はトリテジア銀行の頭取です。まだ数十店舗しかできてない小さな銀行です」
あれ?とカナトが不思議そうな顔をした。アシュムードという名前だったかどうか忘れたが、作中で確か唯一名前として出て来た銀行はイグナスの手助けで大きくなることができ、その恩でイグナス側の陣営だったはずだ。その銀行の頭取が若い男だという内容だが、フェンデルではない?
「むしろアシュムード銀行とは犬猿の仲ですよ」
敵対関係か!あったかそんな関係!?
「うちは小さい銀行ですが、あちらの銀行と違って、お金を貸すことに関しては門限が低いんです。お友達でお金に困った方がいればぜひ私のところを紹介してください。カナトさんのご友人でしたら利息を安くしてもいいですよ」
「利息?」
「はい。お金を貸したら返しますよね?返済に上乗せするお金のことですよ」
それはカナトも知っていた。しかし、なぜかこの男の口から出るとちょっと胡散臭く聞こえる。
「トリテジア銀行はお金を借りる門限が低い代わりに特別な誓約書に同意をしていただきます。借りやすい反面、ちょっとばかし利息は高いのですが、急なお金の出に困っている時やギャンブル用にはもってこいです」
……おいおい、聞いていてちょっとやばいにおいしてきたぞ。なんだよ、特別な誓約書って。ギャンブルと言っている時点でまともな商売じゃないだろ。
カナトの目に警戒がにじみ出た。
「そんな顔をしないでください。それに忙しくて返済日を忘れても大丈夫です。我が銀行の働き手が直々にお宅へお伺いし、取り立てをいたしますので安心安全です!お互い信用が一番ですからね」
つまるどころ利息が高くて、取り立て係がいて、借りるお金がいくらでもいけるんだろ!?そんなのただの闇金だろ!!
おい、アレストお前なんでこんなやつと、と見上げるとなんでもないと言いたげな目と合った。
「だからこいつのところで借りるのはダメだぞ、カナト」
「は、はい」
知ってて友達なんだな……てっきりイグナス側の人間を手籠にしたかと思ったのに、違ったのかよ。
どうやら悪役としてアレストはこういう“悪いヤツ”に惹かれるらしい。
悪役は友を呼ぶとはこういうことを言うんだな、とカナトは思った。
「カナト」
「なに?」
「大丈夫だ。フェンデルはこちら側の人間だから、何かあれば僕に言うといい」
「わかった。けどさ、友達ってこの人なのか?」
「そうだよ。他にもいるけど、それは後日また会おう。とりあえず今日は紹介しに来たんだ」
「そうなのか?」
「そう。確か外にきみのためにお菓子のワゴンが用意されていたな。そうだろ?フェンデル」
フェンデルは小さく笑って、ええ、と答えた。
「シアン、カナトさんをご案内して差し上げなさい」
「はい。カナトさん、こちらへ」
カナトはシアンとアレストを見比べて迷っていたが、アレストは手を離して自由にさせた。
「行って来ていいよ。首都のお菓子はおいしいからな。僕はここで少しフェンデルと話すことがあるから」
「そうなのか?じゃあ行ってくる!」
カナトがシアンとともに離れていくのを見届けるとフェンデルはふたたびソファに戻った。閉じられたドアを指差しながら、
「紹介、ということは彼も?」
「ああ、その通りだ」
アレストは向かいに座ってくつろいだ。
「噂通りずいぶんと可愛がっているんですね。少しびっくりしましたよ」
「カナトはまだ何も知らない」
「……計画に支障は出ませんか?」
「大丈夫だ。カナトは僕を裏切らない」
「その自信はいったいどこからやら」
フェンデルは仕方なさそうに頭を振った。
「まあ、カナトさんに限らずあの問題児もあなたによく懐いていますし、人を惹きつけやすいんですね」
「惹きつけやすい……くっ、ふふ」
アレストは口を覆って笑い声を忍んだ。
「その代わり深い関係は築けない。今まで友達と呼べるやつらは手のひら返しみたいに近寄って来なくなった。父親ですら……まあ、しょせん貴族の世界はそんなものだ。でも、唯一関係性が変わらなかったのはカナトだけだ……カナトしかいなかった……」
アレストの顔に歪んだ笑みが浮かんだ。
「だから、カナトの周りをしっかりとそうじしてやらないと。じゃないとどこかのゴミあさりの小鳥に奪われかねない」
フェンデルは薄い笑みを浮かべたままアレストを見ていた。
「その顔、カナトさんは知りませんよね。気をつけてください」
「わかっている……カナトには見せない。逃げられないように、しっかりと逃げ道を断たないと、勝手にどこかへ行ってしまう」
「ほどほどに」
帰りは食べきれなかったお菓子を箱に詰め込んでもらい、カナトはアレストとともに馬車で帰宅した。
邸宅内につくと、例の赤茶髪の使用人が出迎えた。
「そういえば彼のことはまだ紹介してなかったな」
アレストは使用人の前に行き、その肩に手を置いた。
「この人は新しく雇った使用人だ。きみが教育することになる」
「………俺が?どういうことだ?」
「きみの後輩だからな。名前はムソクだ。カナトが先輩として使用人の仕事を教えてあげるんだ。わかるか?」
先輩、俺が?
カナトは目をしばたたかせて、ふいに口角を上げた。
腕を組むと胸を張って、
「もちろんだ!俺に任せろ!」
ムソクはカナトのお気楽な様子に内心密かにため息をついた。
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