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第1章
【21話】絶望の予感※(複数)
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「我慢できねーっもう一発くらいいいよな?」
そう言いながら上岡は敦志を教卓から降りさせ、後ろを向かせ片腕を背中に押し付けながら、片手でジッパーを下ろすと無理矢理、後孔に自身を捻じ込んだ
「うぁああっ…」
衝撃を逃そうと教卓に右手をついて、身体を仰け反らせる敦志だったが、上岡は敦志の腰を引き寄せ、自分の快楽だけ求めて激しく突き上げる。だが長時間異物を挿れられて敏感になっている敦志にはそれすらも心に反して昂っていく
「あっ!あ、あっ…あぁっ…」
「そんな、声上げて…誰か来たらどうすんの?」
「ぁ、んっ…ん、んっ…んぅっ…」
慌てて手で口を塞いで声が漏れないようにするがそれでも突き上げるたびに甘い声が上がってしまう
「堪えた声も…やらしぃ、そんなにイイのかよ?俺のチンコ」
にやにや笑いながらパンパンパンと激しく抽送を繰り返す上岡。敦志は必死に首を横に振りながら耐えるだけ
「そう?おっかしーな…中西のココは喜んでるみてぇだぜ?」
痛いくらいに張り詰めた自身に触られ、敦志は意識が軽く飛びかける。解放されたくてその指に擦り付けるように腰が揺らめいてしまう
「ぁ、はっ…あぁっぃ…イッ」
長時間張り詰めていたせいで限界が近かったらしいい。敦志は身体を仰け反らせながら床に今日何度目かわからない射精をした。ナカを何度か突いて上岡も中出しする。
吐きだされた熱に身震いしていると上岡が自身を抜いてジッパーを上げた。
「気、済みました?」
「ん…」
撮影停止音が響いたあと、奥野が呆れ顔で上岡を見た。上岡は照れくさそうに答えたあと、脱力したのかくずおれる敦志に目もくれず、奥野に振り返った。
「奥野は?ヤんねぇの?」
「…男にそう何回も勃ちませんって」
やけに棘のある言葉を吐きながら奥野は上岡にスマホを突っ返した。上岡はバツが悪そうに、「お、おぅ」とスマホを受け取ると2人は連れ添って教室の外へ歩きだした。
はぁはぁ、と肩で息をする敦志は背後から聞こえたその言葉に睫毛を震わせる、今にも涙が溢れそうになった時
「じゃあ依月、後始末頼むなーっ」
と上岡の能天気な声が聞こえてきた。その声にハッとして振り向くと依月が気まずそうに佇んでいた 。
―――――数分後
ぐったりした敦志はその場が床でも気にしてられずに横になっていた。下半身を外気に晒したまま、どうする気力もおきず横たわっている。
依月はタオルを濡らしてくると精液で汚れた身体を拭いてやり敦志の後孔に指を入れる
「ぁっ…なにするっ」
「ナカの、…出すんだよ」
敦志は羞恥に頬を染めながら
「い…いいよっ汚い…からしなくて…いいっ」
「でも、…出さないと腹壊すよ」
「…ほんと、いいんだって自分で、やるの…慣れてるし…だから、あいつらに言われたからって工藤が無理してやらなくてもっ…」
「違うっ無理してない…先輩に言われたからじゃないっ俺は中西のこと…」
依月が身体を寄せてきて敦志は怖くなって上半身を使って必死に後ずさり始めた。けれど依月もじりじりと距離を縮めて近づいてくる
依月は壁まで敦志を追い詰めると
「中西のこと、抱きたいんだ」
依月にさえも身体を求められていると思うと敦志は頭を後ろから殴られるようなショックを受けた。
唇を震わせて瞳を左右に忙しなく揺らしながら依月を怯えたように見つめる
「中西…」
そう言いながら依月が敦志の肩に手を置いた。
ビクリと震えた身体には気づいていないのか依月の顔がゆっくりと近づいてくる。
押し離そうとするものの、却って抵抗した両手を絡め取られ身動きが出来ないところを無理に唇を奪われる。
「な、…んっん…」
口内を舌が掻き乱していき、唇が離れたかと思うと耳元に首筋にキスしていきながら、ナカを探るように指で掻き乱す
「ぁ、…めろよ…」
「中西っ…」
「やめ、んっっ」
敦志はそれでも口から溢れそうになる声に、そうされると疼きすら感じる奥底に、思わず拒絶して依月を押し離すが、依月がひどく悲しそうな顔をして強く抱き寄せてきて肩口に顔を埋めた。
そんな依月をもう突き放せなくて、敦志は震えながら目蓋を伏せた。
――――まだ、身体が、奥が熱い
いつもなら、これから気を失うまで外村に抱かれるから…。それが頭を過ぎると敦志は声にならない絶望に堕ちていった。
そう言いながら上岡は敦志を教卓から降りさせ、後ろを向かせ片腕を背中に押し付けながら、片手でジッパーを下ろすと無理矢理、後孔に自身を捻じ込んだ
「うぁああっ…」
衝撃を逃そうと教卓に右手をついて、身体を仰け反らせる敦志だったが、上岡は敦志の腰を引き寄せ、自分の快楽だけ求めて激しく突き上げる。だが長時間異物を挿れられて敏感になっている敦志にはそれすらも心に反して昂っていく
「あっ!あ、あっ…あぁっ…」
「そんな、声上げて…誰か来たらどうすんの?」
「ぁ、んっ…ん、んっ…んぅっ…」
慌てて手で口を塞いで声が漏れないようにするがそれでも突き上げるたびに甘い声が上がってしまう
「堪えた声も…やらしぃ、そんなにイイのかよ?俺のチンコ」
にやにや笑いながらパンパンパンと激しく抽送を繰り返す上岡。敦志は必死に首を横に振りながら耐えるだけ
「そう?おっかしーな…中西のココは喜んでるみてぇだぜ?」
痛いくらいに張り詰めた自身に触られ、敦志は意識が軽く飛びかける。解放されたくてその指に擦り付けるように腰が揺らめいてしまう
「ぁ、はっ…あぁっぃ…イッ」
長時間張り詰めていたせいで限界が近かったらしいい。敦志は身体を仰け反らせながら床に今日何度目かわからない射精をした。ナカを何度か突いて上岡も中出しする。
吐きだされた熱に身震いしていると上岡が自身を抜いてジッパーを上げた。
「気、済みました?」
「ん…」
撮影停止音が響いたあと、奥野が呆れ顔で上岡を見た。上岡は照れくさそうに答えたあと、脱力したのかくずおれる敦志に目もくれず、奥野に振り返った。
「奥野は?ヤんねぇの?」
「…男にそう何回も勃ちませんって」
やけに棘のある言葉を吐きながら奥野は上岡にスマホを突っ返した。上岡はバツが悪そうに、「お、おぅ」とスマホを受け取ると2人は連れ添って教室の外へ歩きだした。
はぁはぁ、と肩で息をする敦志は背後から聞こえたその言葉に睫毛を震わせる、今にも涙が溢れそうになった時
「じゃあ依月、後始末頼むなーっ」
と上岡の能天気な声が聞こえてきた。その声にハッとして振り向くと依月が気まずそうに佇んでいた 。
―――――数分後
ぐったりした敦志はその場が床でも気にしてられずに横になっていた。下半身を外気に晒したまま、どうする気力もおきず横たわっている。
依月はタオルを濡らしてくると精液で汚れた身体を拭いてやり敦志の後孔に指を入れる
「ぁっ…なにするっ」
「ナカの、…出すんだよ」
敦志は羞恥に頬を染めながら
「い…いいよっ汚い…からしなくて…いいっ」
「でも、…出さないと腹壊すよ」
「…ほんと、いいんだって自分で、やるの…慣れてるし…だから、あいつらに言われたからって工藤が無理してやらなくてもっ…」
「違うっ無理してない…先輩に言われたからじゃないっ俺は中西のこと…」
依月が身体を寄せてきて敦志は怖くなって上半身を使って必死に後ずさり始めた。けれど依月もじりじりと距離を縮めて近づいてくる
依月は壁まで敦志を追い詰めると
「中西のこと、抱きたいんだ」
依月にさえも身体を求められていると思うと敦志は頭を後ろから殴られるようなショックを受けた。
唇を震わせて瞳を左右に忙しなく揺らしながら依月を怯えたように見つめる
「中西…」
そう言いながら依月が敦志の肩に手を置いた。
ビクリと震えた身体には気づいていないのか依月の顔がゆっくりと近づいてくる。
押し離そうとするものの、却って抵抗した両手を絡め取られ身動きが出来ないところを無理に唇を奪われる。
「な、…んっん…」
口内を舌が掻き乱していき、唇が離れたかと思うと耳元に首筋にキスしていきながら、ナカを探るように指で掻き乱す
「ぁ、…めろよ…」
「中西っ…」
「やめ、んっっ」
敦志はそれでも口から溢れそうになる声に、そうされると疼きすら感じる奥底に、思わず拒絶して依月を押し離すが、依月がひどく悲しそうな顔をして強く抱き寄せてきて肩口に顔を埋めた。
そんな依月をもう突き放せなくて、敦志は震えながら目蓋を伏せた。
――――まだ、身体が、奥が熱い
いつもなら、これから気を失うまで外村に抱かれるから…。それが頭を過ぎると敦志は声にならない絶望に堕ちていった。
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