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40.魔の森
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「当時の竜人を憂いた白竜は直系王族である3人の子供を残して武力派共々殺し、魔素を1ヶ所に留めた。
そうする事でその後にその魔素を求めて集まるだろう魔獣が引き起こす魔獣集団暴走を阻止したんだよ。
そしてそれを条件としたから近隣諸国はワルシャマリ国の鎖国と魔の森を治外法権とするのを認めたんだ。
この争いでワルシャマリ国に近い国々は疲弊していたし、その時のスタンピードはあまりにも大規模なものになる可能性が高かったから、被害を考えれば頷くしかなかったんだろうね。
白竜がこの場所を選んだのは魔素を集めやすい場所だったのと、単純に治外法権の地として大して困らない立地だったから。
今から千年前に存在した全ての国の王と白竜で決めた取り決めであり、各国の即位した王と譲位が決まった王太子にだけ代々受け継がれていく話だと聞いてる。
時間も無い中で下手にスタンピードの話なんかしても混乱させるだけだし、今さら君達の国を鎮圧するうまみは王族にはないけど、貴族まで知られると下手な争いを生みかねないからね。
もちろん白竜が選んだワルシャマリ国の王もその取り決めを了承した。
それが黒竜の伴侶で、その後500年ほどで亡くなったと聞いてる。
その事は君達も知ってるよね。
2人の間に子供はできてない」
ちょっと待て。
ファルは元既婚者だったのか?!
『僕とファルは伴侶じゃない。
番なだけなら正気を保ったまま、竜は殺せるよね』
俺はレンの言葉を思い出した。
あれはどういう意味があったんだ?
「兄は知っていたということか」
「さあ、どうだろう。
順当に得た王位なら本来は知っていて然るべき話のはずだけどね。
どちらにしても自国の管理を放棄して伴侶を取るなら休眠前に次の王を決めるべきだった。
君の話では彼の伴侶は突然倒れたわけじゃないし、休眠までに時間があったでしょ。
打つ手はあったし、少なくともワルシャマリ国は加害国である自覚が竜人全員無さすぎる。
お膳立てした白竜も、当時の国王を伴侶にした黒竜も甘いね」
レンよ、辛口だな。
「それは····私が悪いんだ。
兄は私に譲位しようとした。
だが私は王の器ではないからと断り、逃げ出した。
愚弟は私もなんだ」
ザガドが唇を噛んで俯いた。
何となく、気持ちがわかる。
俺も王位継承権の放棄までに色々とあった。
「それで?
君は僕に助けを求める前に、仮にお兄さん夫婦が亡くなったとしてもやるべき事があったんじゃないの?
君達の国は間違い無く加害者国で、鎖国したのも君達の都合に他ならない。
君達の祖先がした事であって今の君達とは無関係だとでも言うの?
それを知らなかったから仕方ないって?
王族としての生活や権利を享受していたのに義務からはこれまで好きに逃げて、土壇場で見ず知らずの僕や黒竜に助けを求めるのは他力本願すぎない?」
レンよ、容赦ないな。
しかし俺も助けてやって欲しいとは言えない。
「そうだ····その通りだ。
だが、頼む。
君なら兄の伴侶を救えるはずなんだ」
ザガドは俯きながらも、やはり助けを乞う言葉を続ける。
しかし口調は格段に弱々しくなっている。
「それで感謝だけして君の国が被害者面し続けるの?
犠牲にした黒竜を相変わらず狙わせ続けるの?
そういうのを盗人猛々しいとか厚顔無恥って言うんだよ。
恐らく君も君のお兄さんも事なかれ主義の流され王族だよね。
僕が君のお兄さん夫婦を助けて何か変わるの?
君の愚弟が王になってくれる方が諸外国も容赦なく君の国を滅ぼせそうだから、そちらの方が余程うまみがあるけど?」
「それは····」
「救いたいなら僕に違う可能性を証明してから来るべきだ。
いい加減反吐が出る」
とうとうザガドが押し黙った。
レンはうんざりした顔で大きくため息をつく。
「期待外れも良いところだね。
いいよ、危険を犯してここに来た実績だけならタダで用意してあげる。
君が本当に考えていたのと別物だろうけど。
だって君は黒竜が本当に助けてくれる可能性なんてないに等しい、無駄だってわかってて入ったよね。
むしろやるだけやったんだと勝手に納得して殺されるのを望んだよね。
それは僕が許さない。
僕の家族の黒竜にあんなことしたワルシャマリの王族なんかの自己満足に使われるくらいなら、後で怒られても彼に黙って逃がす方がマシだ。
無傷で追い出されて森に入って黒竜に殺されかけてでも助けを求めたことすらも無かったことにされればいい。
白竜や黒竜が君達の国にした事を無かったことにした君達にはお似合いだ」
あんなことって、当時の王族がファル何かしたのか?
というか、俺にも僕の家族って言って欲しい····。
嫉妬してしまう。
ザガドが顔を跳ね上げる。
蒼白な顔は苦悶に歪んでいた。
「なぁ、それはレンがファ····黒竜に殺されるんじゃないのか?!」
「僕が?
本当にそう思う?
少なくとも殺される理由は回避したけど?」
レンは慌てた俺の膝から飛び降りた。
振り返ったレンは息をのむほど冷徹な顔をしていた。
「どちらにしても、僕はもう決めた。
そもそも白竜と黒竜を犠牲にして得た平和の意味も考えず、王族の権利だけを貪って義務から逃げ出すなんてあの国の王族には許さない。
僕の家族を2人も蔑ろにしといて僕を頼ろうなんて虫が良すぎて吐き気がする。
絶対君達になんて手を貸さないし、そんな国が滅びても僕の良心は痛まない」
レンが他人に怒ったところを初めて見た。
口調は静かだが醸し出す殺気にも似た空気は苛烈だ。
俺もザガドも思わず息をのむ。
「····すまなかった」
長い時間の沈黙の後、ザガドはポツリとこぼした。
「すまなかった。
君の言う通りだ。
私はずっと逃げて····なのに何の義務も果たさずに今日まできた。
兄を····王を廃して····私が····王となり、王族として義務を果たす」
レンに向けたその眼にはまだ少なからず揺らぎがあるが、顔つきは決意したそれだった。
「愚弟の犯した罪を明らかにし、必ず罰し、魔の森の真実を告げ、白竜と黒竜の尊厳を回復する。
兄達の事は····間に合わないだろうが、必ずやり遂げる」
ザガドはテーブルに置いた小刀を鞘から抜く。
瞬間、俺はレンを背に庇うもその刃を己の左手の平に当て、強く握る。
「我ザガド=イドラ=ワルシャマリは真名にかけて誓う」
滴り落ちる鮮血がふわりと霧散し彼の体に纏わりついて吸収されるように消えた。
「竜人の血の宣言だ。
違えれば自らの血が毒となり、7日7晩苦しんで死ぬ」
ザガドの目は俺が知る死地に赴く戦士と同じ物だった。
そうする事でその後にその魔素を求めて集まるだろう魔獣が引き起こす魔獣集団暴走を阻止したんだよ。
そしてそれを条件としたから近隣諸国はワルシャマリ国の鎖国と魔の森を治外法権とするのを認めたんだ。
この争いでワルシャマリ国に近い国々は疲弊していたし、その時のスタンピードはあまりにも大規模なものになる可能性が高かったから、被害を考えれば頷くしかなかったんだろうね。
白竜がこの場所を選んだのは魔素を集めやすい場所だったのと、単純に治外法権の地として大して困らない立地だったから。
今から千年前に存在した全ての国の王と白竜で決めた取り決めであり、各国の即位した王と譲位が決まった王太子にだけ代々受け継がれていく話だと聞いてる。
時間も無い中で下手にスタンピードの話なんかしても混乱させるだけだし、今さら君達の国を鎮圧するうまみは王族にはないけど、貴族まで知られると下手な争いを生みかねないからね。
もちろん白竜が選んだワルシャマリ国の王もその取り決めを了承した。
それが黒竜の伴侶で、その後500年ほどで亡くなったと聞いてる。
その事は君達も知ってるよね。
2人の間に子供はできてない」
ちょっと待て。
ファルは元既婚者だったのか?!
『僕とファルは伴侶じゃない。
番なだけなら正気を保ったまま、竜は殺せるよね』
俺はレンの言葉を思い出した。
あれはどういう意味があったんだ?
「兄は知っていたということか」
「さあ、どうだろう。
順当に得た王位なら本来は知っていて然るべき話のはずだけどね。
どちらにしても自国の管理を放棄して伴侶を取るなら休眠前に次の王を決めるべきだった。
君の話では彼の伴侶は突然倒れたわけじゃないし、休眠までに時間があったでしょ。
打つ手はあったし、少なくともワルシャマリ国は加害国である自覚が竜人全員無さすぎる。
お膳立てした白竜も、当時の国王を伴侶にした黒竜も甘いね」
レンよ、辛口だな。
「それは····私が悪いんだ。
兄は私に譲位しようとした。
だが私は王の器ではないからと断り、逃げ出した。
愚弟は私もなんだ」
ザガドが唇を噛んで俯いた。
何となく、気持ちがわかる。
俺も王位継承権の放棄までに色々とあった。
「それで?
君は僕に助けを求める前に、仮にお兄さん夫婦が亡くなったとしてもやるべき事があったんじゃないの?
君達の国は間違い無く加害者国で、鎖国したのも君達の都合に他ならない。
君達の祖先がした事であって今の君達とは無関係だとでも言うの?
それを知らなかったから仕方ないって?
王族としての生活や権利を享受していたのに義務からはこれまで好きに逃げて、土壇場で見ず知らずの僕や黒竜に助けを求めるのは他力本願すぎない?」
レンよ、容赦ないな。
しかし俺も助けてやって欲しいとは言えない。
「そうだ····その通りだ。
だが、頼む。
君なら兄の伴侶を救えるはずなんだ」
ザガドは俯きながらも、やはり助けを乞う言葉を続ける。
しかし口調は格段に弱々しくなっている。
「それで感謝だけして君の国が被害者面し続けるの?
犠牲にした黒竜を相変わらず狙わせ続けるの?
そういうのを盗人猛々しいとか厚顔無恥って言うんだよ。
恐らく君も君のお兄さんも事なかれ主義の流され王族だよね。
僕が君のお兄さん夫婦を助けて何か変わるの?
君の愚弟が王になってくれる方が諸外国も容赦なく君の国を滅ぼせそうだから、そちらの方が余程うまみがあるけど?」
「それは····」
「救いたいなら僕に違う可能性を証明してから来るべきだ。
いい加減反吐が出る」
とうとうザガドが押し黙った。
レンはうんざりした顔で大きくため息をつく。
「期待外れも良いところだね。
いいよ、危険を犯してここに来た実績だけならタダで用意してあげる。
君が本当に考えていたのと別物だろうけど。
だって君は黒竜が本当に助けてくれる可能性なんてないに等しい、無駄だってわかってて入ったよね。
むしろやるだけやったんだと勝手に納得して殺されるのを望んだよね。
それは僕が許さない。
僕の家族の黒竜にあんなことしたワルシャマリの王族なんかの自己満足に使われるくらいなら、後で怒られても彼に黙って逃がす方がマシだ。
無傷で追い出されて森に入って黒竜に殺されかけてでも助けを求めたことすらも無かったことにされればいい。
白竜や黒竜が君達の国にした事を無かったことにした君達にはお似合いだ」
あんなことって、当時の王族がファル何かしたのか?
というか、俺にも僕の家族って言って欲しい····。
嫉妬してしまう。
ザガドが顔を跳ね上げる。
蒼白な顔は苦悶に歪んでいた。
「なぁ、それはレンがファ····黒竜に殺されるんじゃないのか?!」
「僕が?
本当にそう思う?
少なくとも殺される理由は回避したけど?」
レンは慌てた俺の膝から飛び降りた。
振り返ったレンは息をのむほど冷徹な顔をしていた。
「どちらにしても、僕はもう決めた。
そもそも白竜と黒竜を犠牲にして得た平和の意味も考えず、王族の権利だけを貪って義務から逃げ出すなんてあの国の王族には許さない。
僕の家族を2人も蔑ろにしといて僕を頼ろうなんて虫が良すぎて吐き気がする。
絶対君達になんて手を貸さないし、そんな国が滅びても僕の良心は痛まない」
レンが他人に怒ったところを初めて見た。
口調は静かだが醸し出す殺気にも似た空気は苛烈だ。
俺もザガドも思わず息をのむ。
「····すまなかった」
長い時間の沈黙の後、ザガドはポツリとこぼした。
「すまなかった。
君の言う通りだ。
私はずっと逃げて····なのに何の義務も果たさずに今日まできた。
兄を····王を廃して····私が····王となり、王族として義務を果たす」
レンに向けたその眼にはまだ少なからず揺らぎがあるが、顔つきは決意したそれだった。
「愚弟の犯した罪を明らかにし、必ず罰し、魔の森の真実を告げ、白竜と黒竜の尊厳を回復する。
兄達の事は····間に合わないだろうが、必ずやり遂げる」
ザガドはテーブルに置いた小刀を鞘から抜く。
瞬間、俺はレンを背に庇うもその刃を己の左手の平に当て、強く握る。
「我ザガド=イドラ=ワルシャマリは真名にかけて誓う」
滴り落ちる鮮血がふわりと霧散し彼の体に纏わりついて吸収されるように消えた。
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