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90.シリアスからの場違い~ナルバドside
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俺と突然現れた助っ人2人は鱗が生えて無敵状態になった殿下の元護衛2人を全力で追いかけた。
何なら兎属が追い風を起こして更に速度を上げているくらい全力だし、何より俺は豹属だ。
そもそもが普通に速いのに更に加速してる。
(それでも追いつけないって重力の魔術ズルくないか!?
体だってぼろぼろのくせにー!!)
俺と後ろの2人は徐々に距離ができている。
でも軽く跳躍してそうなくらい軽やかに前方を疾走する2人とは僅かだが距離が開いていく。
(くそ!
血を吐きながら全力疾走とかすんな!
月花の臭いって何だよ!)
弱り切った内臓が全力疾走に耐えられなくて傷ついたからだと思う。
前方からはずっと血の臭いが漂い続けてる。
だけどあの2人が言うような月下の臭いなんかは感じられない。
あれこれ考えているうちにとうとう視界からあいつらの姿が消える。
(大丈夫、ここを曲がれば····)
そう思った時だ。
ゴゴゴゴゴ····ドゥゴォ、バキーン!!!!
低い地響きの後、何かが地面の下で当たるような重低音、そして設置した魔石具の結界が派手な音を立てて壊された音がした。
一瞬失速しそうになったが、とにかく自分を鼓舞して本邸の庭へ続く角を曲がり、本邸の壁とあの2人の姿を捕え、勢いに任せて抜身の愛刀を手に跳躍した。
しかし先に狙った脛に鱗が密集している方を切りつけるより早く相手の魔術が発動して地面に体をめり込ませる。
ミシミシと体中の骨が嫌な音を内側から聞こえるが、そんな激痛を一瞬忘れる事態に唖然とした。
グシャリ、という音と共に冗談かと思うような目の前の光景に目を見張る。
本邸が瓦解し、砂礫の山に····。
(····え、屋敷が····潰れ····え、嘘、だろ····モンテ····)
体は圧死させられそうなほどの圧力を受けて地面に押し潰されているから息をするのがやっとで声は出ない。
そうでなければモンテが入団した当初から面倒を見てきた可愛い元部下の死に喚き散らしている。
生存の可能性なんか感じられないくらいにあの竜人が放った重力魔法は威力が高くて、瓦礫じゃなく砂礫になってしまった。
「「レン!!!!」」
助っ人2人が人属の子供の名前を叫びながら到着した。
兎属が氷弾を放ち眼前の2人にまともに直撃して、まだ砂が舞う砂礫の中に吹っ飛んだ。
体にかかっていた圧力が無くなる。
しかし急に息がまともにできるようになったせいだろう。
咳き込み、途端に立ち上がる事が出来ないほどの鈍痛に襲われて呻く。
「····ぐっ、ゲホ、ゴホッ」
何とか咳き込みながらも痛みを逃し、仰向けに寝転がるが、なかなか体を起こせない。
「あなたはそこで休んでいて下さい。
レンはこの屋敷にいたんですか?
そうならまばたきを2度お願いします。
····わかりました。
屋敷にはレンの他にも誰かいましたか?
····そうですか。
中にいた人数は多いですか?」
兎属の質問に言われた通り目を2度瞬かせながら意思疎通していき、最後は員数を指で知らせる。
レンを入れて2人かと問われたのでまばたきで答えた。
どうでもいいんだが話し方がラスに似ていてこんな時だけど会いたくなった。
吹っ飛んだはずのあの2人が砂礫から起き上る気配がするが、俺は何とか体を起こすので精一杯だ。
「う、ぁ····く、すり····カハッ、ほ、しぃ」
「ゴホッ、ガッ····げ、っか····よこ、せぇ」
血を吐いているんだろう。
走っていた時より血の臭いが濃い。
これはもう絶対助からないんだろうな。
離れにいた時よりも声は小さいし、肩で息をしているが苦しそうだ。
それでもやっぱり月下を求めている。
そんな臭いはしないのに。
「こちらで対処するから君はそのまま休んでいるといい」
恐らく安心させようとしてくれてるんだろう。
熊属が話しかける。
未だ無傷の2人は俺を背に庇ってあの2人の前に立ちはだかる。
「彼らは恐らくもう長くはないでしょう。
あなたにとって大事な人かもしれませんが、人らしくあるうちに殲滅します」
兎属に宣言され、仕方がないよな、と頷く。
(ごめんな、ラス)
心の中で謝る。
「レイブ、一気にやるぞ」
「ええ、せめて苦しませないように全力でいきましょう」
2人の戦士が戦闘態勢に入って獣気を纏う。
向こうの竜人達もそれに触発されて殺気を放ち始めた。
「よ、こせ····よこせ····よこせぇ!!!!」
「····くすり、だ····くすり、くすり!!!!」
きっとあの2人の頭の中はもう月下の麻薬の依存性に支配されきってるんだと思う。
元は気高い人達で、俺だって入団した頃は憧れてたんだ。
あんな目に合いさえしなかったら、こんなみじめな姿なんかさらさなかった。
もう一思いに殺された方が良いんだろうな。
俺は溢れる涙を拭う気力すらもう無い。
魔法を扱う2人は魔力を高め、肉弾戦が得意な2人は間合いを詰めようと重心を低くした。
その時だ。
「呼ばれて無いけど、俺登場!」
「おはよ、ベルグルさん、レイブさん」
とんでもなく場違い甚だしい感じのフードを被った男が上空から飛び込み、金色の光を纏ったあの人属の子供が転移で臨戦体制の4人の間に同時に現れた。
つうか転移魔法ってラスだって使えない高位の魔術だぞ?!
つうかモンテ····無事だったのかよ。
気を失ってるらしいモンテの襟首を後ろからあの子が両手で掴んでいるが、抱えられないからか見方によっては地面を引きずってすようにも見える。
あ、襟首離したら勢いよく地面に頭ぶつけたな。
····良かった。
「「あれ?」」
場違い感を炸裂させる2人は互いの存在を確認したんだんだろう。
「レン見っけ」
「わー、久しぶりー」
うん、2人の会話がこれまた場違い。
お陰で当然のように俺の涙はすっかり乾いてしまった。
何なら兎属が追い風を起こして更に速度を上げているくらい全力だし、何より俺は豹属だ。
そもそもが普通に速いのに更に加速してる。
(それでも追いつけないって重力の魔術ズルくないか!?
体だってぼろぼろのくせにー!!)
俺と後ろの2人は徐々に距離ができている。
でも軽く跳躍してそうなくらい軽やかに前方を疾走する2人とは僅かだが距離が開いていく。
(くそ!
血を吐きながら全力疾走とかすんな!
月花の臭いって何だよ!)
弱り切った内臓が全力疾走に耐えられなくて傷ついたからだと思う。
前方からはずっと血の臭いが漂い続けてる。
だけどあの2人が言うような月下の臭いなんかは感じられない。
あれこれ考えているうちにとうとう視界からあいつらの姿が消える。
(大丈夫、ここを曲がれば····)
そう思った時だ。
ゴゴゴゴゴ····ドゥゴォ、バキーン!!!!
低い地響きの後、何かが地面の下で当たるような重低音、そして設置した魔石具の結界が派手な音を立てて壊された音がした。
一瞬失速しそうになったが、とにかく自分を鼓舞して本邸の庭へ続く角を曲がり、本邸の壁とあの2人の姿を捕え、勢いに任せて抜身の愛刀を手に跳躍した。
しかし先に狙った脛に鱗が密集している方を切りつけるより早く相手の魔術が発動して地面に体をめり込ませる。
ミシミシと体中の骨が嫌な音を内側から聞こえるが、そんな激痛を一瞬忘れる事態に唖然とした。
グシャリ、という音と共に冗談かと思うような目の前の光景に目を見張る。
本邸が瓦解し、砂礫の山に····。
(····え、屋敷が····潰れ····え、嘘、だろ····モンテ····)
体は圧死させられそうなほどの圧力を受けて地面に押し潰されているから息をするのがやっとで声は出ない。
そうでなければモンテが入団した当初から面倒を見てきた可愛い元部下の死に喚き散らしている。
生存の可能性なんか感じられないくらいにあの竜人が放った重力魔法は威力が高くて、瓦礫じゃなく砂礫になってしまった。
「「レン!!!!」」
助っ人2人が人属の子供の名前を叫びながら到着した。
兎属が氷弾を放ち眼前の2人にまともに直撃して、まだ砂が舞う砂礫の中に吹っ飛んだ。
体にかかっていた圧力が無くなる。
しかし急に息がまともにできるようになったせいだろう。
咳き込み、途端に立ち上がる事が出来ないほどの鈍痛に襲われて呻く。
「····ぐっ、ゲホ、ゴホッ」
何とか咳き込みながらも痛みを逃し、仰向けに寝転がるが、なかなか体を起こせない。
「あなたはそこで休んでいて下さい。
レンはこの屋敷にいたんですか?
そうならまばたきを2度お願いします。
····わかりました。
屋敷にはレンの他にも誰かいましたか?
····そうですか。
中にいた人数は多いですか?」
兎属の質問に言われた通り目を2度瞬かせながら意思疎通していき、最後は員数を指で知らせる。
レンを入れて2人かと問われたのでまばたきで答えた。
どうでもいいんだが話し方がラスに似ていてこんな時だけど会いたくなった。
吹っ飛んだはずのあの2人が砂礫から起き上る気配がするが、俺は何とか体を起こすので精一杯だ。
「う、ぁ····く、すり····カハッ、ほ、しぃ」
「ゴホッ、ガッ····げ、っか····よこ、せぇ」
血を吐いているんだろう。
走っていた時より血の臭いが濃い。
これはもう絶対助からないんだろうな。
離れにいた時よりも声は小さいし、肩で息をしているが苦しそうだ。
それでもやっぱり月下を求めている。
そんな臭いはしないのに。
「こちらで対処するから君はそのまま休んでいるといい」
恐らく安心させようとしてくれてるんだろう。
熊属が話しかける。
未だ無傷の2人は俺を背に庇ってあの2人の前に立ちはだかる。
「彼らは恐らくもう長くはないでしょう。
あなたにとって大事な人かもしれませんが、人らしくあるうちに殲滅します」
兎属に宣言され、仕方がないよな、と頷く。
(ごめんな、ラス)
心の中で謝る。
「レイブ、一気にやるぞ」
「ええ、せめて苦しませないように全力でいきましょう」
2人の戦士が戦闘態勢に入って獣気を纏う。
向こうの竜人達もそれに触発されて殺気を放ち始めた。
「よ、こせ····よこせ····よこせぇ!!!!」
「····くすり、だ····くすり、くすり!!!!」
きっとあの2人の頭の中はもう月下の麻薬の依存性に支配されきってるんだと思う。
元は気高い人達で、俺だって入団した頃は憧れてたんだ。
あんな目に合いさえしなかったら、こんなみじめな姿なんかさらさなかった。
もう一思いに殺された方が良いんだろうな。
俺は溢れる涙を拭う気力すらもう無い。
魔法を扱う2人は魔力を高め、肉弾戦が得意な2人は間合いを詰めようと重心を低くした。
その時だ。
「呼ばれて無いけど、俺登場!」
「おはよ、ベルグルさん、レイブさん」
とんでもなく場違い甚だしい感じのフードを被った男が上空から飛び込み、金色の光を纏ったあの人属の子供が転移で臨戦体制の4人の間に同時に現れた。
つうか転移魔法ってラスだって使えない高位の魔術だぞ?!
つうかモンテ····無事だったのかよ。
気を失ってるらしいモンテの襟首を後ろからあの子が両手で掴んでいるが、抱えられないからか見方によっては地面を引きずってすようにも見える。
あ、襟首離したら勢いよく地面に頭ぶつけたな。
····良かった。
「「あれ?」」
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