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96.一段落~レイブside
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「ひとまずこれで大丈夫だよ」
ベルグルに抱えられたレンは背中越しにひょこっと顔を出して微笑みました。
うちのレンは顔色が悪いのを加味しても可愛らしいですね。
あの狂暴化した上に竜化もしかけた竜人達はレンの治療によって今は竜化も解けて眠っています。
まさかあのやたら軽い商会員の持っていた解毒薬がこんなに効果を発揮するとは思いませんでした。
それにレンの治療も目を瞠るものがありますね。
昔から注射器は存在していましたが、針はもっと太くて刺すとかなり痛かったのですが、あの軽い男がマジックバックから取り出したのはどれも洗練された最先端の医療器具です。
レンはそれを何の迷いもなく使いこなしていたので、もしかしたらレンが作ったのでしょうか。
グランからはレンが元はここより文明の発達した異世界の出身でレンカは医者で薬学者だと言っていました。
あの時はそれでもまさかと思っていましたが、先程の治療風景を見れば納得もしてしまいます。
後ろでは応急処置を受けたこの屋敷の主でナルバドと名乗った男と、離れの壁に叩きつけられて気絶していた竜人のダルシンと名乗った若い青年がほっとした表情を浮かべています。
治療の最中の彼らの会話から、鎖国中に他国の医療が発達したと思ってしまったようですが、間違いなくレンの治療があまりにも最先端なのです。
本邸は現在眠っている彼らのおかげで砂塵と化してしまった為、こちらの離れの大広間に大柄な使用人達が協力してどこかからいくつかの簡易ベッドや布団を用意していき、さながら戦争中の野戦病院のような状態に整えられました。
レンの指示で気絶したり重度の怪我を負った者達は全員ここへ運び込まれ、竜人2人の治療の合間に重傷者からレンが一通り診察して何故か門番と呼ばれているアライグマ属の老人と未だにフードを被るあの軽そうな商会の男と共に手分けして応急処置をしてしまいました。
とはいえ狂暴化どころか竜化までした竜人が2人も荒れ狂っていた割には殆どの者達が軽傷で済んだのですから、戦闘に慣れた者達の上に指揮を取っていたあの豹属が優秀だったのでしょう。
重症だったのは頭を強打して後頭部がバックリ裂け脳出血していた狼属と、肋骨を何本も折った竜人のダルシンの若い2人の青年、そして全身を打撲して内臓を損傷していたナルバドです。
確かこの狼属の青年は調理場でレンの頭を撫で、どこかの隊長と同じ残念な敬語を話してアイスをかっさらっていったあの青年ではないでしょうか。
レンが転移の時に連れていた同じ年頃の青年共々、狼属の2人はまだ眠っていますが、今のところレンはまだ治癒魔法は使っていません。
一段落したのかベルグルに抱えられて少し眠そうにし始めたレンは竜人の青年とも知り合っていたようですね。
親しげに話し始めました。
「レン、2人共助かるか?」
「命なら助かるけど、もうほとんど末期だったんでしょ?
本来だったらほとんど死にかけな体だし、すぐに依存性は抜けないだろうし、人としてはまだ年単位で苦しむかもしれないね」
「護衛として復帰する事はもうできないか?」
ナルバドが話に入りましたが、やはり例のザガドの元側近でしたか。
ナルバドがラスイードの伴侶だというのは少し前に聞いていましたから、もしやと思っていたのです。
レンはチラリとフードの男を見ると男は首をふりました。
彼も薬の開発に関わっているのでしょうか。
「今の状態ではわからないかな。
本人のやる気の問題で解決する事でもないし、依存性のある麻薬を使用した以上は時が解決するとも言い難いの。
下手に希望を与える事も、かといって可能性を否定する事も僕はできないよ」
申し訳なさそうな顔はするものの、雰囲気に流される事もなく伝えるべき事はきちんと伝えています。
うちの子は賢いですね。
それにしても今のレンはかなり疲れているようで、瞬きが多くなっています。
体調が相当悪い中、日が明るくなった今の時間まで治療に明け暮れていたのですから、 そろそろ眠らせないといけませんね。
治療の最中に座り込んで立てなくなってしまってからは私とベルグルが交代で抱えて治療を継続していたので体が限界なのは言うまでもありません。
治療を誰かと代わらせようとしましたが、誰もあの医療器具を扱えないと言われればこんな事しかできませんでした。
「ベルグル、そろそろレンは私が抱えます」
「いや、お前より俺の方が抱かれ心地がいいはずだからこのまま抱いている」
「いや、ガンガンに誤解されるでしょう、その言い方」
フードの男のツッコミに確かにと頷いてしまう。
ベルグルの伴侶が聞いたらショックでそれこそ自分の屋敷を倒壊させそうです。
「とりあえずレンはお疲れ様。
じゃあ俺と商会の連中の所に行こうか。
後でちゃんとここに人をよこすから、早く行こうよ。
何かヤバイのに目をつけられてるみたいだし?」
「う····ん?
····でも僕····」
煮え切らない返事ですが、やはり医者だった記憶から患者となった彼らが気になっているのでしょうか。
「レン、私達はあなたの無事を確保するように陛下から厳命を受けています」
「陛下?
どうして?
グランさんの番だから?」
「····レン、あなたもしかして、陛下が誰かわかっていないのですか?」
「えっと····ザッカルードの王様、だよね?
会った事、無いと思う?」
レンが嘘を言っているようには見えません。
まさか陛下は自分の身分を名乗っていなかったのですか!?
膝に乗せて給餌している仲なのに!?
いえ、あの陛下ならあり得ますね。
ベルグルも驚愕の表情をしています。
「そうですか。
とりあえずそういう事ですから本当なら共にいて守りたいのですが、今回の件はグラン達だけでは心許ないので私達は城に戻らなければいけません」
ベルグルも私に同意して頷きます。
「副会長が手配した商会員なら安心だろう。
その男も恐らく戦闘に慣れていて強いはずだ。
今の城は特にレン、お前にとっては危険なようなんだ」
「····う、ん····レンカが····」
「知っていたんですね」
「うん。
2人はその····」
レンが今までにない不安げな表情をしてしまいましね。
「レン、まだ起きていられるようなら少し3人で話しませんか?」
言い淀むレンに提案すれば、しばらく考えた後、首を縦に振ってくれたのを見ておの軽い男は空気を察したのか、副会長に連絡してくると言って席をはずしてしまいました。
そうして私達はナルバドにお願いして3人で来客用の部屋に案内してもらったのです。
ベルグルに抱えられたレンは背中越しにひょこっと顔を出して微笑みました。
うちのレンは顔色が悪いのを加味しても可愛らしいですね。
あの狂暴化した上に竜化もしかけた竜人達はレンの治療によって今は竜化も解けて眠っています。
まさかあのやたら軽い商会員の持っていた解毒薬がこんなに効果を発揮するとは思いませんでした。
それにレンの治療も目を瞠るものがありますね。
昔から注射器は存在していましたが、針はもっと太くて刺すとかなり痛かったのですが、あの軽い男がマジックバックから取り出したのはどれも洗練された最先端の医療器具です。
レンはそれを何の迷いもなく使いこなしていたので、もしかしたらレンが作ったのでしょうか。
グランからはレンが元はここより文明の発達した異世界の出身でレンカは医者で薬学者だと言っていました。
あの時はそれでもまさかと思っていましたが、先程の治療風景を見れば納得もしてしまいます。
後ろでは応急処置を受けたこの屋敷の主でナルバドと名乗った男と、離れの壁に叩きつけられて気絶していた竜人のダルシンと名乗った若い青年がほっとした表情を浮かべています。
治療の最中の彼らの会話から、鎖国中に他国の医療が発達したと思ってしまったようですが、間違いなくレンの治療があまりにも最先端なのです。
本邸は現在眠っている彼らのおかげで砂塵と化してしまった為、こちらの離れの大広間に大柄な使用人達が協力してどこかからいくつかの簡易ベッドや布団を用意していき、さながら戦争中の野戦病院のような状態に整えられました。
レンの指示で気絶したり重度の怪我を負った者達は全員ここへ運び込まれ、竜人2人の治療の合間に重傷者からレンが一通り診察して何故か門番と呼ばれているアライグマ属の老人と未だにフードを被るあの軽そうな商会の男と共に手分けして応急処置をしてしまいました。
とはいえ狂暴化どころか竜化までした竜人が2人も荒れ狂っていた割には殆どの者達が軽傷で済んだのですから、戦闘に慣れた者達の上に指揮を取っていたあの豹属が優秀だったのでしょう。
重症だったのは頭を強打して後頭部がバックリ裂け脳出血していた狼属と、肋骨を何本も折った竜人のダルシンの若い2人の青年、そして全身を打撲して内臓を損傷していたナルバドです。
確かこの狼属の青年は調理場でレンの頭を撫で、どこかの隊長と同じ残念な敬語を話してアイスをかっさらっていったあの青年ではないでしょうか。
レンが転移の時に連れていた同じ年頃の青年共々、狼属の2人はまだ眠っていますが、今のところレンはまだ治癒魔法は使っていません。
一段落したのかベルグルに抱えられて少し眠そうにし始めたレンは竜人の青年とも知り合っていたようですね。
親しげに話し始めました。
「レン、2人共助かるか?」
「命なら助かるけど、もうほとんど末期だったんでしょ?
本来だったらほとんど死にかけな体だし、すぐに依存性は抜けないだろうし、人としてはまだ年単位で苦しむかもしれないね」
「護衛として復帰する事はもうできないか?」
ナルバドが話に入りましたが、やはり例のザガドの元側近でしたか。
ナルバドがラスイードの伴侶だというのは少し前に聞いていましたから、もしやと思っていたのです。
レンはチラリとフードの男を見ると男は首をふりました。
彼も薬の開発に関わっているのでしょうか。
「今の状態ではわからないかな。
本人のやる気の問題で解決する事でもないし、依存性のある麻薬を使用した以上は時が解決するとも言い難いの。
下手に希望を与える事も、かといって可能性を否定する事も僕はできないよ」
申し訳なさそうな顔はするものの、雰囲気に流される事もなく伝えるべき事はきちんと伝えています。
うちの子は賢いですね。
それにしても今のレンはかなり疲れているようで、瞬きが多くなっています。
体調が相当悪い中、日が明るくなった今の時間まで治療に明け暮れていたのですから、 そろそろ眠らせないといけませんね。
治療の最中に座り込んで立てなくなってしまってからは私とベルグルが交代で抱えて治療を継続していたので体が限界なのは言うまでもありません。
治療を誰かと代わらせようとしましたが、誰もあの医療器具を扱えないと言われればこんな事しかできませんでした。
「ベルグル、そろそろレンは私が抱えます」
「いや、お前より俺の方が抱かれ心地がいいはずだからこのまま抱いている」
「いや、ガンガンに誤解されるでしょう、その言い方」
フードの男のツッコミに確かにと頷いてしまう。
ベルグルの伴侶が聞いたらショックでそれこそ自分の屋敷を倒壊させそうです。
「とりあえずレンはお疲れ様。
じゃあ俺と商会の連中の所に行こうか。
後でちゃんとここに人をよこすから、早く行こうよ。
何かヤバイのに目をつけられてるみたいだし?」
「う····ん?
····でも僕····」
煮え切らない返事ですが、やはり医者だった記憶から患者となった彼らが気になっているのでしょうか。
「レン、私達はあなたの無事を確保するように陛下から厳命を受けています」
「陛下?
どうして?
グランさんの番だから?」
「····レン、あなたもしかして、陛下が誰かわかっていないのですか?」
「えっと····ザッカルードの王様、だよね?
会った事、無いと思う?」
レンが嘘を言っているようには見えません。
まさか陛下は自分の身分を名乗っていなかったのですか!?
膝に乗せて給餌している仲なのに!?
いえ、あの陛下ならあり得ますね。
ベルグルも驚愕の表情をしています。
「そうですか。
とりあえずそういう事ですから本当なら共にいて守りたいのですが、今回の件はグラン達だけでは心許ないので私達は城に戻らなければいけません」
ベルグルも私に同意して頷きます。
「副会長が手配した商会員なら安心だろう。
その男も恐らく戦闘に慣れていて強いはずだ。
今の城は特にレン、お前にとっては危険なようなんだ」
「····う、ん····レンカが····」
「知っていたんですね」
「うん。
2人はその····」
レンが今までにない不安げな表情をしてしまいましね。
「レン、まだ起きていられるようなら少し3人で話しませんか?」
言い淀むレンに提案すれば、しばらく考えた後、首を縦に振ってくれたのを見ておの軽い男は空気を察したのか、副会長に連絡してくると言って席をはずしてしまいました。
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