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95.飛翔
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「やっとみつけましたよ」
「キョロ~」
来た時と逆の道順で出た狭い水路跡でキョロを肩に乗せたラスイードと合流した。
「よくわかったな」
「キョロがついて来いと言っている気がしたのでついて来てみました。
その魔鳥、知っている気配や獣気なら辿れるんじゃないですか」
「キョロ~」
「ええ、とても役に立ちましたよ。
ありがとうございます」
「意思疎通ができるのか」
「ふふふ、カンです。
でも黒を纏う魔鳥だからか感情表現は豊かだと思います。
それよりあなた達はこんな所で何をしていたんです?」
「これだ」
ザガドが肩に下げた鞄から見つけた書類を出した。
「え、これ、私がずっと探していたペネドゥルが直接関わった証拠じゃないですか!
あの者の寝室の隠し部屋に忍び込んでも見つからなかったのに、一体どこで!?」
「隠し部屋までは探し当てたんだな。
その部屋の隠し扉だ。
俺は職業柄そういうのを探すのは得意なんだ」
あの時出てきたのは月下の麻薬にペネドゥルが直接関わっていた証拠書類だった。
竜人を使って投与する麻薬量が実際にどう影響を及ぼしていくのか人体実験したデータをまとめたもので、恐らく実験も直接奴が行ったんだろう。
直筆で書かれた実験データだった。
それに加えて商人との緑竜、青竜の闇取引き関連、そしてそれら竜とワイバーンの月花や魔の森に生息していた毒草を麻薬化した物を竜や獣人に投与した実験結果もあった。
これを探していたという事は、国王が居眠り中に王族を断罪しようと思うなら直接関わった証拠が必要だとこの男もわかっていたんだろう。
それもしても、ここにきて俺とレンが出会うきっかけになった事件がこんな風に繋がっていくとはな。
これで間違いなくペネドゥルを断罪できる。
後は公の場で裁く必要があるが、ザガドに王位を譲位させる事も必要となるとやはりあの国王を起こさないといけない。
主要な重鎮は城にほとんど残っていない上、放蕩三昧だったザガドに国民の信用がないのがかなり痛い。
が、国王夫妻にかけてある魔法が厄介だ。
竜人の王を務めていただけあって竜人の中でも魔力量がかなり多い彼が、1番得意としていたらしい渾身の精神魔法を伴侶と意識と時間をリンクしてある厄介な代物らしい。
今の伴侶は死の手前だから下手に起こすと長命な竜人にリンクして緩やかに刻んでいた時間が反動で動き出して起こした途端に死なせてしまう可能性もある。
そうなれば番を失った国王は一気に狂乱するだろう。
聞けば竜に竜化できるらしいから被害なんて考えるだけで恐ろしい。
全く大迷惑な国王夫妻だ。
「ところで他の皆はどうした?
トビと合流したんじゃないのか?」
レンを探して保護すって話だったんじゃなかったか?
信用したからこそ、俺は本来の諜報任務をやってるんだぞ。
思わずイラついて獣気が漏れてしまう。
「今は連中に見つかるわけにはいけませんから、獣気は抑えて下さい。
副会長はその場に残り、あなたの上司達はレンを探しに城下へ行きました。
レンはいつの間にか城から出てしまったようです。
心配なのはわかりますが、副会長が索敵用の魔石具を持っていて、それで見つけられます。
それからジェロム····」
そんな魔石具があったのかよ。
そういえば昔全く使えない魔石具を親父が持ってきて、起動させた瞬間に気絶した事あったな。
起きたら親父に爆笑されて殴り合いになったっけ。
まあ、あんな悪趣味な不良品とは違うだろう。
つうかジェロムがどうかしたのか?
急に険しい顔付きになったが。
「ジェロムは連中に捕まりました。
レンカがジェロムは捕まってひどい目に合うと言っていたようです。
もしかしたらあの麻薬を投与されてしまうかもしれません」
「何だと!!
今すぐ助けに····」
「いけません。
まずは副会長や団長達と合流して急いで断罪の場を整えるのが先です。
それにレンカが関わった事で幾らかマシになるとも聞いたそうです。
事がおわればレンにアイスを食べさせて欲しいと言われたようですから、私たちが然るべき行動を迅速にすればきっと大丈夫だとジェロムは笑っていました」
「しかし!」
「彼はわかっていて囮になりました。
彼の犠牲を無駄にしてどうするんですか」
「それはっ····くそ!」
ザガドもわかっているのだろう。
冷静に諭し続ける側近に何とかこれ以上の言葉をのみこんだ。
「キョロ、トビの場所へ安全な方法で移動できるか?」
「キョロ~」
俺の言葉を聞いてトビがついて来いと言うようにこちらを時々振り向きながら飛んで行くので3人で追いかけた。
少し広い場所に出た所で再び鳴き声をあげる。
「え、おい、ちょっと待て!」
突然キョロがワイバーン並みの大きさになる。
「いや、目立つだろう!
何やってんだよ!?
空気読まないやつか!?」
「キョロ~」
鳴き声だけは相変わらず間の抜けた感じだけども!
他の2人も唖然としてるぞ!
「もしかして乗れと言ってませんか?」
ラスイードが我に返って問うとキョロは肯定するように再び鳴いて地面に伏せる。
「マジか····目立つだろう····」
「ま、まあ証拠はあるし、魔鳥にしては知能が高いから何かしら考えがあるのかもしれん。
あのレンが飼ってる、いて!
何だ!
つつくな!」
「キョロ!」
急にキョロがデカくなった嘴でザガドを突っつく。
あれ、怒ってないか?
デカくなった分、鳥目に迫力がある。
「え、何か怒ってるのか!?」
「飼ってない、友達だ、とか?」
「キョロ~」
俺の言葉に同意するように鳴く。
どうでもいいが意志疎通ってできるもんなんだな。
「あ、すまない」
「キョロ~」
ザガドの謝罪にこれは····許してやるよってとこか?
「とりあえず乗れって事ですね。
乗りますよ!」
ラスイードは違う見解だった。
しかしもうここまできたら乗るしかないか。
3人でまたがると翼を広げてぶわりと飛翔した。
羽根を鷲掴みにしても振り落とされない····よな?
「キョロ~」
来た時と逆の道順で出た狭い水路跡でキョロを肩に乗せたラスイードと合流した。
「よくわかったな」
「キョロがついて来いと言っている気がしたのでついて来てみました。
その魔鳥、知っている気配や獣気なら辿れるんじゃないですか」
「キョロ~」
「ええ、とても役に立ちましたよ。
ありがとうございます」
「意思疎通ができるのか」
「ふふふ、カンです。
でも黒を纏う魔鳥だからか感情表現は豊かだと思います。
それよりあなた達はこんな所で何をしていたんです?」
「これだ」
ザガドが肩に下げた鞄から見つけた書類を出した。
「え、これ、私がずっと探していたペネドゥルが直接関わった証拠じゃないですか!
あの者の寝室の隠し部屋に忍び込んでも見つからなかったのに、一体どこで!?」
「隠し部屋までは探し当てたんだな。
その部屋の隠し扉だ。
俺は職業柄そういうのを探すのは得意なんだ」
あの時出てきたのは月下の麻薬にペネドゥルが直接関わっていた証拠書類だった。
竜人を使って投与する麻薬量が実際にどう影響を及ぼしていくのか人体実験したデータをまとめたもので、恐らく実験も直接奴が行ったんだろう。
直筆で書かれた実験データだった。
それに加えて商人との緑竜、青竜の闇取引き関連、そしてそれら竜とワイバーンの月花や魔の森に生息していた毒草を麻薬化した物を竜や獣人に投与した実験結果もあった。
これを探していたという事は、国王が居眠り中に王族を断罪しようと思うなら直接関わった証拠が必要だとこの男もわかっていたんだろう。
それもしても、ここにきて俺とレンが出会うきっかけになった事件がこんな風に繋がっていくとはな。
これで間違いなくペネドゥルを断罪できる。
後は公の場で裁く必要があるが、ザガドに王位を譲位させる事も必要となるとやはりあの国王を起こさないといけない。
主要な重鎮は城にほとんど残っていない上、放蕩三昧だったザガドに国民の信用がないのがかなり痛い。
が、国王夫妻にかけてある魔法が厄介だ。
竜人の王を務めていただけあって竜人の中でも魔力量がかなり多い彼が、1番得意としていたらしい渾身の精神魔法を伴侶と意識と時間をリンクしてある厄介な代物らしい。
今の伴侶は死の手前だから下手に起こすと長命な竜人にリンクして緩やかに刻んでいた時間が反動で動き出して起こした途端に死なせてしまう可能性もある。
そうなれば番を失った国王は一気に狂乱するだろう。
聞けば竜に竜化できるらしいから被害なんて考えるだけで恐ろしい。
全く大迷惑な国王夫妻だ。
「ところで他の皆はどうした?
トビと合流したんじゃないのか?」
レンを探して保護すって話だったんじゃなかったか?
信用したからこそ、俺は本来の諜報任務をやってるんだぞ。
思わずイラついて獣気が漏れてしまう。
「今は連中に見つかるわけにはいけませんから、獣気は抑えて下さい。
副会長はその場に残り、あなたの上司達はレンを探しに城下へ行きました。
レンはいつの間にか城から出てしまったようです。
心配なのはわかりますが、副会長が索敵用の魔石具を持っていて、それで見つけられます。
それからジェロム····」
そんな魔石具があったのかよ。
そういえば昔全く使えない魔石具を親父が持ってきて、起動させた瞬間に気絶した事あったな。
起きたら親父に爆笑されて殴り合いになったっけ。
まあ、あんな悪趣味な不良品とは違うだろう。
つうかジェロムがどうかしたのか?
急に険しい顔付きになったが。
「ジェロムは連中に捕まりました。
レンカがジェロムは捕まってひどい目に合うと言っていたようです。
もしかしたらあの麻薬を投与されてしまうかもしれません」
「何だと!!
今すぐ助けに····」
「いけません。
まずは副会長や団長達と合流して急いで断罪の場を整えるのが先です。
それにレンカが関わった事で幾らかマシになるとも聞いたそうです。
事がおわればレンにアイスを食べさせて欲しいと言われたようですから、私たちが然るべき行動を迅速にすればきっと大丈夫だとジェロムは笑っていました」
「しかし!」
「彼はわかっていて囮になりました。
彼の犠牲を無駄にしてどうするんですか」
「それはっ····くそ!」
ザガドもわかっているのだろう。
冷静に諭し続ける側近に何とかこれ以上の言葉をのみこんだ。
「キョロ、トビの場所へ安全な方法で移動できるか?」
「キョロ~」
俺の言葉を聞いてトビがついて来いと言うようにこちらを時々振り向きながら飛んで行くので3人で追いかけた。
少し広い場所に出た所で再び鳴き声をあげる。
「え、おい、ちょっと待て!」
突然キョロがワイバーン並みの大きさになる。
「いや、目立つだろう!
何やってんだよ!?
空気読まないやつか!?」
「キョロ~」
鳴き声だけは相変わらず間の抜けた感じだけども!
他の2人も唖然としてるぞ!
「もしかして乗れと言ってませんか?」
ラスイードが我に返って問うとキョロは肯定するように再び鳴いて地面に伏せる。
「マジか····目立つだろう····」
「ま、まあ証拠はあるし、魔鳥にしては知能が高いから何かしら考えがあるのかもしれん。
あのレンが飼ってる、いて!
何だ!
つつくな!」
「キョロ!」
急にキョロがデカくなった嘴でザガドを突っつく。
あれ、怒ってないか?
デカくなった分、鳥目に迫力がある。
「え、何か怒ってるのか!?」
「飼ってない、友達だ、とか?」
「キョロ~」
俺の言葉に同意するように鳴く。
どうでもいいが意志疎通ってできるもんなんだな。
「あ、すまない」
「キョロ~」
ザガドの謝罪にこれは····許してやるよってとこか?
「とりあえず乗れって事ですね。
乗りますよ!」
ラスイードは違う見解だった。
しかしもうここまできたら乗るしかないか。
3人でまたがると翼を広げてぶわりと飛翔した。
羽根を鷲掴みにしても振り落とされない····よな?
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