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201.天馬の夢3
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「私が蓮香として産まれる前から、天馬には何度も何度も殺された。
そして殺す度に天馬は次の私の為に自死し続けた。
朔月を殺した雷神はあの後、帝だった天馬に朔月の肉体を食わせて取り憑いてから自分の意志で堕ち神になった。
まだ神としては幼かったから、堕ちるのは簡単だったけど、雷神は元々力のある神でないとなれない」
静かに話し始めたのは蓮香だ。
「だから私達を殺し続けても、自分を殺し続けても、因果を歪めに歪めて私達を千年も追いかけ続けられた。
朔月の肉体を取り込んで自分に呪いをかけただけじゃ千年も追いかけられるはずがない。
だけど、これ以上は駄目だ。
神が鬼になるなんてあり得ない」
「蓮香····」
何かを言いたげな男に、蓮香は続ける。
「気づかないとでも思ったか?
実際大昔にやらかしかけただろう。
かつての天馬が疫病を流行らせたのは無念の死をとげたからじゃない。
産まれたばかりの私を殺したからだ」
ふとあの時叩きつけられて絶命した赤子の光景を思い出して苛立つ。
それにしても疫病を流行らせる?
「あの時はまだストーカー初期だったし、雷神の力も強かったから気づいたんだろう」
「ストーカー····」
男は何かを言いたげに呟くが、蓮香は華麗にスルーする。
「あの時の体はそもそもあの時代では長く生きられない障害を負っていた。
あのまま一旦生き延びても、数日苦しみ抜いて死ぬだけだった。
それでもまだ産まれてすぐの、まだ何度目かの転生体でしかなかった無垢な赤子の私を殺した事で、雷神の方が理性を失った」
「あの時はまだ俺の魂と同化しきってなかったからな。
神は堕ちても神なんだろう。
小さき者、無垢なる者は無条件で慈しみの対象になる。
流石に産まれて数分の、まだ何の記憶もはっきりしていない朔月の転生体の赤子を殺したのは堪えたんだ」
朔月の転生体を殺し続けた帝だったこの男も、何の痛みもなかったわけではないのか····。
夢見で見たあの時の赤子の体にそんな障害があったとはな。
「すでに同化も終え、千年もお前達を追いかけて殺し続けても····今世の蓮香を殺せば永劫の別れになるのはきつかった。
お前が詩香を託さなければすぐに後を追っていたが、それでも疫病を発生させるくらいには同化したはずの雷神も俺自身も荒れ狂って堪えられなかった」
華奢な体を抱きしめたまま、男は自嘲する。
荒れ狂った神が疫病を流行らせる、か。
親之だった頃、そんな神話を聞いた事はあった。
祟りというやつだが、そんな事をしでかせるくらいこの男の中にある雷神の力は強かったのか。
「だが夢見で疫病の種類に当たりをつけてワクチンと治療薬のサンプルを作っていたとはな。
それに気づいて暴走しそうになる力を抑えた」
「平安時代あたりまで古い文献を伝手を使って遡って当たりをつけた。
まあその上ででないと流石にサンプルなんかできなかったよ。
詩香の方だけでなかなか手一杯だったのに、天馬に隠れて作るのは骨が折れた。
でも私の最期の置き土産を作っておけば、嫌でも我には返れただろう?」
蓮香が腕を弛めて男の顔をのぞき込む。
まるでいたずらが成功したかのような声だった。
「あれで人が多く死ねば、今度こそ俺達は堕ち神から鬼となってお前をどこまでも追いかけられただろうにな」
「そんなに簡単に鬼になんかするか。
あの時だってわざわざ神子やって奉ってでっかい神社建つようにもってっただろ。
お陰で天馬が転生する前に鬼呼ばわりされて拷問受けて死んだけどな」
残念そうな男とは対象的にどことなく機嫌が良さげな後ろ姿の蓮香は再び抱きつく。
「私の可愛い詩香を託せるのは詩と天馬だけだ。
それにあの時の詩香は弱りきってたんだ。
疫病なんてふざけた危険に晒すか」
「結局娘の為か。
その傷も····」
傷?
目をこらせば、男の服が朱に染まっていっている?!
「蓮香?!」
「あぁー、開いちゃったぁ」
慌てる俺と、能天気なゼノリア神の言葉がかぶる。
ファルは眉間に深い皺を刻んでいる。
「拗ねるな。
傷はある意味代償なんだ。
少し開いただけだし、夢だから問題ない」
自分の夢見の中でもそうなるのはむしろ問題じゃないのか?!
「天馬の事も····愛してるからさ」
何かを言おうとした男の緑色の目が瞠目する。
「愛してる、天馬。
だからさ、寿ぎを受け取って欲しいんだ」
「それは····」
「転生の度に以前の人格が記憶になり、新たな人格が生まれて転生した生を生き続けた私達と天馬は違う。
天馬はずっと帝としての人格が千年もの間肉体を変えて生き続けたようなものだ。
だから天馬の転生した人生は軽い。
私達を殺したら簡単に自死してしまう。
この世界での自死は魂への冒涜であり、罪だ。
過去の天馬達が自死する度に因果は歪むし、魂の業は深くなるし、同化した雷神と一緒に鬼になったらって····私達は転生する度にそれを目の当たりにして····恐かった」
最後の言葉は掻き消えそうなほどに小さい。
獣人の耳でなければ間近にいるあの男にしか聞こえていなかったはずだ。
「私の寿ぎは天馬の因果と業を解消していく。
もちろん1度や2度の転生で解消なんてできない。
だけどもしその寿ぎを使い切るまでに解消できれば、同化した雷神が残りの寿ぎの力で昇華転身できれば····」
男ははっとした顔を上げる。
「····いいのか?」
「次の私が次の天馬を今と同じ種類で愛するかなんてわからない。
今までみたいに記憶だって持ったまま転生しないかもしれない。
だけど少なくとも、蓮香である私はどんな天馬であってもまた会いたい」
「我儘かよ」
ふっと笑う。
まるで何かを諦めたように、仕方ないと言うように。
「蓮香である私は我儘なんだ。
私が私である間は、自分がしたい事をしたいように全力で動くし····自分が愛して執着する人間を諦めない。
だからいい加減天馬が諦めろ」
そっと男の胸に手を置く。
「押し売りかよ」
「押し売りだ。
愛してる、天馬」
「そうか。
愛してる、蓮香」
胸にある蓮香の手が白く輝き始め、今までの2人とは比べられないほどの暴力的な輝きを放つ。
思わず目を閉じ、その次に目を開ければ、男は消え、蓮香は背中を向けたまま立っていた。
「っ、げほっ」
そして蓮香は血を吐き····ガクリと両膝を着いて倒れた。
そして殺す度に天馬は次の私の為に自死し続けた。
朔月を殺した雷神はあの後、帝だった天馬に朔月の肉体を食わせて取り憑いてから自分の意志で堕ち神になった。
まだ神としては幼かったから、堕ちるのは簡単だったけど、雷神は元々力のある神でないとなれない」
静かに話し始めたのは蓮香だ。
「だから私達を殺し続けても、自分を殺し続けても、因果を歪めに歪めて私達を千年も追いかけ続けられた。
朔月の肉体を取り込んで自分に呪いをかけただけじゃ千年も追いかけられるはずがない。
だけど、これ以上は駄目だ。
神が鬼になるなんてあり得ない」
「蓮香····」
何かを言いたげな男に、蓮香は続ける。
「気づかないとでも思ったか?
実際大昔にやらかしかけただろう。
かつての天馬が疫病を流行らせたのは無念の死をとげたからじゃない。
産まれたばかりの私を殺したからだ」
ふとあの時叩きつけられて絶命した赤子の光景を思い出して苛立つ。
それにしても疫病を流行らせる?
「あの時はまだストーカー初期だったし、雷神の力も強かったから気づいたんだろう」
「ストーカー····」
男は何かを言いたげに呟くが、蓮香は華麗にスルーする。
「あの時の体はそもそもあの時代では長く生きられない障害を負っていた。
あのまま一旦生き延びても、数日苦しみ抜いて死ぬだけだった。
それでもまだ産まれてすぐの、まだ何度目かの転生体でしかなかった無垢な赤子の私を殺した事で、雷神の方が理性を失った」
「あの時はまだ俺の魂と同化しきってなかったからな。
神は堕ちても神なんだろう。
小さき者、無垢なる者は無条件で慈しみの対象になる。
流石に産まれて数分の、まだ何の記憶もはっきりしていない朔月の転生体の赤子を殺したのは堪えたんだ」
朔月の転生体を殺し続けた帝だったこの男も、何の痛みもなかったわけではないのか····。
夢見で見たあの時の赤子の体にそんな障害があったとはな。
「すでに同化も終え、千年もお前達を追いかけて殺し続けても····今世の蓮香を殺せば永劫の別れになるのはきつかった。
お前が詩香を託さなければすぐに後を追っていたが、それでも疫病を発生させるくらいには同化したはずの雷神も俺自身も荒れ狂って堪えられなかった」
華奢な体を抱きしめたまま、男は自嘲する。
荒れ狂った神が疫病を流行らせる、か。
親之だった頃、そんな神話を聞いた事はあった。
祟りというやつだが、そんな事をしでかせるくらいこの男の中にある雷神の力は強かったのか。
「だが夢見で疫病の種類に当たりをつけてワクチンと治療薬のサンプルを作っていたとはな。
それに気づいて暴走しそうになる力を抑えた」
「平安時代あたりまで古い文献を伝手を使って遡って当たりをつけた。
まあその上ででないと流石にサンプルなんかできなかったよ。
詩香の方だけでなかなか手一杯だったのに、天馬に隠れて作るのは骨が折れた。
でも私の最期の置き土産を作っておけば、嫌でも我には返れただろう?」
蓮香が腕を弛めて男の顔をのぞき込む。
まるでいたずらが成功したかのような声だった。
「あれで人が多く死ねば、今度こそ俺達は堕ち神から鬼となってお前をどこまでも追いかけられただろうにな」
「そんなに簡単に鬼になんかするか。
あの時だってわざわざ神子やって奉ってでっかい神社建つようにもってっただろ。
お陰で天馬が転生する前に鬼呼ばわりされて拷問受けて死んだけどな」
残念そうな男とは対象的にどことなく機嫌が良さげな後ろ姿の蓮香は再び抱きつく。
「私の可愛い詩香を託せるのは詩と天馬だけだ。
それにあの時の詩香は弱りきってたんだ。
疫病なんてふざけた危険に晒すか」
「結局娘の為か。
その傷も····」
傷?
目をこらせば、男の服が朱に染まっていっている?!
「蓮香?!」
「あぁー、開いちゃったぁ」
慌てる俺と、能天気なゼノリア神の言葉がかぶる。
ファルは眉間に深い皺を刻んでいる。
「拗ねるな。
傷はある意味代償なんだ。
少し開いただけだし、夢だから問題ない」
自分の夢見の中でもそうなるのはむしろ問題じゃないのか?!
「天馬の事も····愛してるからさ」
何かを言おうとした男の緑色の目が瞠目する。
「愛してる、天馬。
だからさ、寿ぎを受け取って欲しいんだ」
「それは····」
「転生の度に以前の人格が記憶になり、新たな人格が生まれて転生した生を生き続けた私達と天馬は違う。
天馬はずっと帝としての人格が千年もの間肉体を変えて生き続けたようなものだ。
だから天馬の転生した人生は軽い。
私達を殺したら簡単に自死してしまう。
この世界での自死は魂への冒涜であり、罪だ。
過去の天馬達が自死する度に因果は歪むし、魂の業は深くなるし、同化した雷神と一緒に鬼になったらって····私達は転生する度にそれを目の当たりにして····恐かった」
最後の言葉は掻き消えそうなほどに小さい。
獣人の耳でなければ間近にいるあの男にしか聞こえていなかったはずだ。
「私の寿ぎは天馬の因果と業を解消していく。
もちろん1度や2度の転生で解消なんてできない。
だけどもしその寿ぎを使い切るまでに解消できれば、同化した雷神が残りの寿ぎの力で昇華転身できれば····」
男ははっとした顔を上げる。
「····いいのか?」
「次の私が次の天馬を今と同じ種類で愛するかなんてわからない。
今までみたいに記憶だって持ったまま転生しないかもしれない。
だけど少なくとも、蓮香である私はどんな天馬であってもまた会いたい」
「我儘かよ」
ふっと笑う。
まるで何かを諦めたように、仕方ないと言うように。
「蓮香である私は我儘なんだ。
私が私である間は、自分がしたい事をしたいように全力で動くし····自分が愛して執着する人間を諦めない。
だからいい加減天馬が諦めろ」
そっと男の胸に手を置く。
「押し売りかよ」
「押し売りだ。
愛してる、天馬」
「そうか。
愛してる、蓮香」
胸にある蓮香の手が白く輝き始め、今までの2人とは比べられないほどの暴力的な輝きを放つ。
思わず目を閉じ、その次に目を開ければ、男は消え、蓮香は背中を向けたまま立っていた。
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