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9 ライゾソープ商会
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ライゾソープ商会は、いろいろな商会などが立ち並ぶ通りの中心辺りにあった。
すごく立派な赤茶色のレンガで作られた建物の大きな扉を入っていくと商会のスタッフのおじさんが俺をすぐに奥の応接室へと通してくれた。
しばらくしてカインさんが現れたが、ちょっと表情が怖い?
「やあ、エドワード君。アンドレア王女とのバカンスは、楽しかったかね?」
カインさんが俺が座っているソファの正面に腰を下ろすとにっこりと微笑んだ。
いや!
目が笑ってないし!
「バカンス、というか、魔物討伐の以来を受けて行っていたので」
俺は、勘弁してよ、と思って肩をすくめた。
カインさんは、はぁっとため息をつく。
「君は、エリュメの手紙に返事も書いてないそうじゃないか。親としては、ちょっと心配になるよ」
「すみません」
俺は、素直に頭を下げた。
「ちょっと、魔物討伐の後にハウルズ侯爵と新しい観光地の開発をしてて。それで、名物になればと思って作ってみたものがあって。ちょっと、見てもらえますか?」
俺は、そう言うと肩から下げていた空間収納の付与された鞄から皿に盛り付けたアイスクリームを取り出した。
「ほう、空間収納かい?」
カインさんは、俺がテーブルに置いた皿をまじまじと見た。
ちょっと辺りがひんやりするぐらい冷えているアイスクリームを興味深げに見ていたカインさんに俺は、スプーンを差し出す。
「一口、どうぞ」
「あ、ああ」
カインさんは、戸惑うようにスプーンを受けとるとじっとアイスクリームを見ていたが、すっと一すくいとると口に運んだ。
その瞬間、かっと目が開かれる。
「これは…旨い!」
カインさんは、ぱくぱくとアイスクリームを食べ続け、あっという間に完食してしまった。
「食べた後のなんとも言えない涼しさといい、蕩けるような口触りといい、これは、素晴らしい!」
カインさんは、俺を正面から見つめた。
「このアイスクリームを扱わせてもらえないだろうか?」
うん。
俺は、にんまりと口許に弧を描いた。
「そういってもらえたら、嬉しいです。その、実は、これは、ハウルズ侯爵領で開発している街の名物にしたいので王都で売り出すつもりはないのです」
あきらかにがっくりとしているカインさんに俺は、提案した。
「そこでお願いがあるのですが、この商会でハウエル侯爵領の街マルムトの物産展をしていただけないでしょうか?」
ライゾソープ商会は、いろいろな商会などが立ち並ぶ通りの中心辺りにあった。
すごく立派な赤茶色のレンガで作られた建物の大きな扉を入っていくと商会のスタッフのおじさんが俺をすぐに奥の応接室へと通してくれた。
しばらくしてカインさんが現れたが、ちょっと表情が怖い?
「やあ、エドワード君。アンドレア王女とのバカンスは、楽しかったかね?」
カインさんが俺が座っているソファの正面に腰を下ろすとにっこりと微笑んだ。
いや!
目が笑ってないし!
「バカンス、というか、魔物討伐の以来を受けて行っていたので」
俺は、勘弁してよ、と思って肩をすくめた。
カインさんは、はぁっとため息をつく。
「君は、エリュメの手紙に返事も書いてないそうじゃないか。親としては、ちょっと心配になるよ」
「すみません」
俺は、素直に頭を下げた。
「ちょっと、魔物討伐の後にハウルズ侯爵と新しい観光地の開発をしてて。それで、名物になればと思って作ってみたものがあって。ちょっと、見てもらえますか?」
俺は、そう言うと肩から下げていた空間収納の付与された鞄から皿に盛り付けたアイスクリームを取り出した。
「ほう、空間収納かい?」
カインさんは、俺がテーブルに置いた皿をまじまじと見た。
ちょっと辺りがひんやりするぐらい冷えているアイスクリームを興味深げに見ていたカインさんに俺は、スプーンを差し出す。
「一口、どうぞ」
「あ、ああ」
カインさんは、戸惑うようにスプーンを受けとるとじっとアイスクリームを見ていたが、すっと一すくいとると口に運んだ。
その瞬間、かっと目が開かれる。
「これは…旨い!」
カインさんは、ぱくぱくとアイスクリームを食べ続け、あっという間に完食してしまった。
「食べた後のなんとも言えない涼しさといい、蕩けるような口触りといい、これは、素晴らしい!」
カインさんは、俺を正面から見つめた。
「このアイスクリームを扱わせてもらえないだろうか?」
うん。
俺は、にんまりと口許に弧を描いた。
「そういってもらえたら、嬉しいです。その、実は、これは、ハウルズ侯爵領で開発している街の名物にしたいので王都で売り出すつもりはないのです」
あきらかにがっくりとしているカインさんに俺は、提案した。
「そこでお願いがあるのですが、この商会でハウエル侯爵領の街マルムトの物産展をしていただけないでしょうか?」
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