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29 全ての魔王を制覇する!
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恐怖の魔王 エイシェスは、ほんとにいい奴だった。
毎日、朝早くに起き出して、郊外にある農園に通って農作業を手伝ってくれていた。
なんでも、母親は、農民だったとかで15才になってダンジョンの主になるまでは農民だったらしい。
「今もダンジョンで畑を作っている。私は、商才もないし、ダンジョン運営もうまくないからな。食ってくためには、畑でも作るしかない」
うん。
俺、なんか思うんだけど、魔王って大変なんだよね。
王様とかなら領民から税金をとれるけど、魔王は、領地もないし、まず、生活の基盤を確保することが必要になるわけだけど、与えられてるのはダンジョンだけだし。
手下がいれば、手下のことも食べさせなきゃだし。
本当に、資金繰りに困っている魔王は多い。
実は、あのミハイルにやられた双子も、生活に困っていたらしくって、それもあって俺を拐ったらしい。なんでも身代金を要求するつもりだったとか。
そこは、ダメだから。
誘拐は、ダメ!
今は、とりあえず、うちで物資の支援をしているけど、そのうち、きちんとダンジョン運営を教えないとと思っている。
邪神は、そこのところをどう思っているんだろう。
10人の子供たちっていっても、みんながみんなダンジョン運営がきちんとできる訳じゃないし。
事実、貧乏で困ってる魔王の方が多いし。
恐怖の魔王 エイシェスの弟たち、億劫の魔王 テイラーと睡魔の魔王 カイルも貧乏らしい。
それ故に、2人は、ある日、近くの街道を通りかかった馬車を襲って一人の女を誘拐したのだという。
「私は、止めたんだが、あいつら、金に目が眩んでやってしまったんだ」
本当!
ダメだから、誘拐は!
で、結局、その誘拐した女の人に2人は、翻弄されている、ということだった。
「なんでまた、翻弄って・・」
と俺がきくとエイシェスは、俺に説明してくれた。
「その女は、実は、弟たちを騙すために送り込まれた聖女だったんだ」
はい?
俺は、耳を疑った。
なんで、聖女が魔王退治なんてしてるの?
「イスミル王国は、勇者召喚のついでに聖女も召喚したんだが、その聖女というのがくせ者だった」
エイシェスは、語る。
「なんでも、魅了の力を持っているとかで、全ての人が彼女の思うがままになってしまうらしい。その力を使って魔王を翻弄しているというわけだ」
「だから、翻弄って」
おれが呆れていると、エイシェスは、力説した。
「ほんとに、翻弄されてるんだよ!だって、我々、3兄弟の同盟を無視して戦わせてるし、絶対、あの女に騙されてるんだ!」
マジで?
聖女って、そういうキャラだったっけ?
もっと、こう、癒してみたり、ポーション作ったり、そういうんじゃねぇの?
「とにかく、その件は、俺たちに任せて、あんたは、ゆっくりしてて」
俺は、エイシェスを客としてもてなすつもりだったんだが、エイシェスは、毎日、農地に行って仕事を手伝ってくれてるといいうわけだった。
「どう思う?イグドール」
俺は、イグドールにスライム通信できいた。
「嘘をつくような奴にはみえないけどな」
「うん、イスミル王国の聖女、か」
イグドールが首を傾げた。
「聖女が単身、魔王攻略に出てくるなんてこと、ありえないんだが」
「俺も、そう思う」
俺は、イグドールに言った。
「魔王が2人も聖女に翻弄されてるって、信じられない」
「少し、こっちで調べてみる。その聖女様のことを、な」
イグドールが言ってから、俺に訊ねた。
「そろそろ、私のものになる決意は固まったか?ハジメ」
「固まってないから」
俺は、スライム通信を切った。
それから、数日後。
イグドールが俺のもとを訪ねてきた。
「イグドール」
俺が彼を出迎えるとイグドールは、俺の匂いをクンクン嗅いできた。
「なんか、聖女の匂いがする」
「だ、だって、俺、聖女だし」
俺がイグドールを押し退けながら言うと、イグドールは、なおもクンクンしながら俺を押さえつけた。
「そういうんじゃない。なんか、お前の中の魔王の部分が弱まって、聖女の部分が強くなってるってことだ」
イグドールは、俺がしている腕輪を見てきいた。
「それは、なんだ?」
「腕輪、だけど」
俺が答えると、イグドールは、俺の腕をとってそれを見た。
俺は、言った。
「もらったんだけど、前からしてただろ?」
「誰に、もらった?」
「ヴィスコンティに、だけど」
「あいつか」
イグドールが露骨に嫌そうな顔をした。
「なんか、その腕輪は、嫌な感じがする。前は、感じなかったが、だんだん力を増しているような気がする」
マジで?
イグドールが俺の手から腕輪を奪い取ろうとしたから、俺は、イグドールの手を振り払った。
「やめて!これは、大切なものなんだ!」
「ハジメ」
イグドールが少し、傷ついた様な表情を浮かべて俺を見ていた。
「すまん、お前がどんどん魔王でなくなっていく様な気がして」
俺が魔王でなくなる?
「そんなわけがないだろ?」
俺は、イグドールに言った。
「俺は、ルファスの肉体を持っている欲望の魔王、だ。それは、変わりようがないだろ」
「それは、そうなんだが」
イグドールは、俺をじっと見つめる。
「本来、魔王の肉体に聖女の魂が入るなんてこと、あり得ないことだ。そんなことになれば、聖女の魂に堪えられず魔王の肉体が滅んでしまう。だから、最も弱くって魔王としては、下の下であったルファスの肉体が選ばれたのだろうな。それでも、本当なら、肉体が堪えられない筈なんだ」
「そうなの?」
俺は、目をしばたかせた。
「なんで、俺、平気なの?」
「たぶん、特別な加護でもあるんだろうな」
イグドールが答えた。
特別な加護?
「邪神の?」
「さあ、私には、わからん」
イグドールが俺から目をそらした。
「ところで、お前が言っていたもう1人の聖女のことだが」
その聖女の名は、アイリというらしい。
「おそらく異世界人だ」
イグドールが言った。
「聖女がこの世界で生まれることは、まずないからな」
そうなんだ。
俺は、イグドールの話をききながらお茶を入れて、それをイグドールに渡した。
イグドールは、お茶の香りを嗅ぐと溜め息をついた。
「あいつのとこの茶か?」
「うん」
俺は、イグドールに頷いた。
「気に入っちゃってさ」
「まったく、そんな風だから商人の神ルファスとか呼ばれるんだぞ。しっかりしろ、ハジメ。お前は、魔王なんだからな」
イグドールが俺に説教を始める。
「お前は、だいたい、商売がうますぎるんだ。だから、そんな名で呼ばれてしまうんだ」
「別に、商売がうまいってことは、悪いことじゃないし」
「いや、悪だ!」
イグドールが叫んだ。
「いいか、魔王というのはな、もっと闇に潜んで生きなきゃいけないんだよ。それを街なんて作って国とも親しんだりして、ほんとに、お前でなければ私が攻め滅ぼしているところだぞ!」
マジで?
俺は、イグドールに言った。
「なんで?魔王は、闇に潜んでなきゃならないのに、ろくな生活手段も与えられてないし、みんな、ダンジョン経営が下手だし、生活に困ってる奴もいるんだよ?なんで、邪神は、魔王を作るくせに生活能力を与えないわけ?」
「うっ・・」
イグドールが俺の言葉に怯んだ。
「そんなことは、私は、知らん」
「ねぇ、イグドール」
俺は、きいた。
「俺、邪神にもう一度会いたいんだけど」
「はぁ?」
イグドールが驚いた様子で俺を振り返った。
「邪神グラディナードに、か?」
「どうすれば会えるのかな?」
俺が訊ねると、イグドールが答えた。
「簡単だ。この魔王の戦いの刻を勝ち抜けば、邪神に会うことができるだろう」
えっ?
俺は、イグドールを見た。
「俺に魔王の頂点に立てっていってるの?」
「そうだな」
イグドールが答えた。
「お前なら可能だろう。全ての魔王を制覇したとき、邪神グラディナードは、再び、お前の前に現れる」
マジか?
全ての魔王を制覇するなんて、俺にできるわけ?
毎日、朝早くに起き出して、郊外にある農園に通って農作業を手伝ってくれていた。
なんでも、母親は、農民だったとかで15才になってダンジョンの主になるまでは農民だったらしい。
「今もダンジョンで畑を作っている。私は、商才もないし、ダンジョン運営もうまくないからな。食ってくためには、畑でも作るしかない」
うん。
俺、なんか思うんだけど、魔王って大変なんだよね。
王様とかなら領民から税金をとれるけど、魔王は、領地もないし、まず、生活の基盤を確保することが必要になるわけだけど、与えられてるのはダンジョンだけだし。
手下がいれば、手下のことも食べさせなきゃだし。
本当に、資金繰りに困っている魔王は多い。
実は、あのミハイルにやられた双子も、生活に困っていたらしくって、それもあって俺を拐ったらしい。なんでも身代金を要求するつもりだったとか。
そこは、ダメだから。
誘拐は、ダメ!
今は、とりあえず、うちで物資の支援をしているけど、そのうち、きちんとダンジョン運営を教えないとと思っている。
邪神は、そこのところをどう思っているんだろう。
10人の子供たちっていっても、みんながみんなダンジョン運営がきちんとできる訳じゃないし。
事実、貧乏で困ってる魔王の方が多いし。
恐怖の魔王 エイシェスの弟たち、億劫の魔王 テイラーと睡魔の魔王 カイルも貧乏らしい。
それ故に、2人は、ある日、近くの街道を通りかかった馬車を襲って一人の女を誘拐したのだという。
「私は、止めたんだが、あいつら、金に目が眩んでやってしまったんだ」
本当!
ダメだから、誘拐は!
で、結局、その誘拐した女の人に2人は、翻弄されている、ということだった。
「なんでまた、翻弄って・・」
と俺がきくとエイシェスは、俺に説明してくれた。
「その女は、実は、弟たちを騙すために送り込まれた聖女だったんだ」
はい?
俺は、耳を疑った。
なんで、聖女が魔王退治なんてしてるの?
「イスミル王国は、勇者召喚のついでに聖女も召喚したんだが、その聖女というのがくせ者だった」
エイシェスは、語る。
「なんでも、魅了の力を持っているとかで、全ての人が彼女の思うがままになってしまうらしい。その力を使って魔王を翻弄しているというわけだ」
「だから、翻弄って」
おれが呆れていると、エイシェスは、力説した。
「ほんとに、翻弄されてるんだよ!だって、我々、3兄弟の同盟を無視して戦わせてるし、絶対、あの女に騙されてるんだ!」
マジで?
聖女って、そういうキャラだったっけ?
もっと、こう、癒してみたり、ポーション作ったり、そういうんじゃねぇの?
「とにかく、その件は、俺たちに任せて、あんたは、ゆっくりしてて」
俺は、エイシェスを客としてもてなすつもりだったんだが、エイシェスは、毎日、農地に行って仕事を手伝ってくれてるといいうわけだった。
「どう思う?イグドール」
俺は、イグドールにスライム通信できいた。
「嘘をつくような奴にはみえないけどな」
「うん、イスミル王国の聖女、か」
イグドールが首を傾げた。
「聖女が単身、魔王攻略に出てくるなんてこと、ありえないんだが」
「俺も、そう思う」
俺は、イグドールに言った。
「魔王が2人も聖女に翻弄されてるって、信じられない」
「少し、こっちで調べてみる。その聖女様のことを、な」
イグドールが言ってから、俺に訊ねた。
「そろそろ、私のものになる決意は固まったか?ハジメ」
「固まってないから」
俺は、スライム通信を切った。
それから、数日後。
イグドールが俺のもとを訪ねてきた。
「イグドール」
俺が彼を出迎えるとイグドールは、俺の匂いをクンクン嗅いできた。
「なんか、聖女の匂いがする」
「だ、だって、俺、聖女だし」
俺がイグドールを押し退けながら言うと、イグドールは、なおもクンクンしながら俺を押さえつけた。
「そういうんじゃない。なんか、お前の中の魔王の部分が弱まって、聖女の部分が強くなってるってことだ」
イグドールは、俺がしている腕輪を見てきいた。
「それは、なんだ?」
「腕輪、だけど」
俺が答えると、イグドールは、俺の腕をとってそれを見た。
俺は、言った。
「もらったんだけど、前からしてただろ?」
「誰に、もらった?」
「ヴィスコンティに、だけど」
「あいつか」
イグドールが露骨に嫌そうな顔をした。
「なんか、その腕輪は、嫌な感じがする。前は、感じなかったが、だんだん力を増しているような気がする」
マジで?
イグドールが俺の手から腕輪を奪い取ろうとしたから、俺は、イグドールの手を振り払った。
「やめて!これは、大切なものなんだ!」
「ハジメ」
イグドールが少し、傷ついた様な表情を浮かべて俺を見ていた。
「すまん、お前がどんどん魔王でなくなっていく様な気がして」
俺が魔王でなくなる?
「そんなわけがないだろ?」
俺は、イグドールに言った。
「俺は、ルファスの肉体を持っている欲望の魔王、だ。それは、変わりようがないだろ」
「それは、そうなんだが」
イグドールは、俺をじっと見つめる。
「本来、魔王の肉体に聖女の魂が入るなんてこと、あり得ないことだ。そんなことになれば、聖女の魂に堪えられず魔王の肉体が滅んでしまう。だから、最も弱くって魔王としては、下の下であったルファスの肉体が選ばれたのだろうな。それでも、本当なら、肉体が堪えられない筈なんだ」
「そうなの?」
俺は、目をしばたかせた。
「なんで、俺、平気なの?」
「たぶん、特別な加護でもあるんだろうな」
イグドールが答えた。
特別な加護?
「邪神の?」
「さあ、私には、わからん」
イグドールが俺から目をそらした。
「ところで、お前が言っていたもう1人の聖女のことだが」
その聖女の名は、アイリというらしい。
「おそらく異世界人だ」
イグドールが言った。
「聖女がこの世界で生まれることは、まずないからな」
そうなんだ。
俺は、イグドールの話をききながらお茶を入れて、それをイグドールに渡した。
イグドールは、お茶の香りを嗅ぐと溜め息をついた。
「あいつのとこの茶か?」
「うん」
俺は、イグドールに頷いた。
「気に入っちゃってさ」
「まったく、そんな風だから商人の神ルファスとか呼ばれるんだぞ。しっかりしろ、ハジメ。お前は、魔王なんだからな」
イグドールが俺に説教を始める。
「お前は、だいたい、商売がうますぎるんだ。だから、そんな名で呼ばれてしまうんだ」
「別に、商売がうまいってことは、悪いことじゃないし」
「いや、悪だ!」
イグドールが叫んだ。
「いいか、魔王というのはな、もっと闇に潜んで生きなきゃいけないんだよ。それを街なんて作って国とも親しんだりして、ほんとに、お前でなければ私が攻め滅ぼしているところだぞ!」
マジで?
俺は、イグドールに言った。
「なんで?魔王は、闇に潜んでなきゃならないのに、ろくな生活手段も与えられてないし、みんな、ダンジョン経営が下手だし、生活に困ってる奴もいるんだよ?なんで、邪神は、魔王を作るくせに生活能力を与えないわけ?」
「うっ・・」
イグドールが俺の言葉に怯んだ。
「そんなことは、私は、知らん」
「ねぇ、イグドール」
俺は、きいた。
「俺、邪神にもう一度会いたいんだけど」
「はぁ?」
イグドールが驚いた様子で俺を振り返った。
「邪神グラディナードに、か?」
「どうすれば会えるのかな?」
俺が訊ねると、イグドールが答えた。
「簡単だ。この魔王の戦いの刻を勝ち抜けば、邪神に会うことができるだろう」
えっ?
俺は、イグドールを見た。
「俺に魔王の頂点に立てっていってるの?」
「そうだな」
イグドールが答えた。
「お前なら可能だろう。全ての魔王を制覇したとき、邪神グラディナードは、再び、お前の前に現れる」
マジか?
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