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第4章
彩芽、誘われる
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同じ頃。
二人が廊下に出ていくと彩芽は、マイペースにも孤独にグルメを楽む事にした。
待っていては、料理がさめてしまう。
それは料理と料理を作った人に悪いってものだ。
昨日の魚に続いて、本日は肉である。
ストラディゴスに食べさせてもらった豚の丸焼きは、表面の皮は狐色に油でパリパリに焼きあげられ、身は柔らかく、ラーメン屋の焼き豚の中でも箸で崩せるほど長時間煮込んだタイプの物が中にぎっしりと詰まったような食感であった。
中でも油の旨味レベルが異様に高く、彩芽が脂身だけでももっと食べたいと思うクオリティである(本当にやったら確実に気持ち悪くなるが)。
そうなってくると、肉をパンにはさみたい衝動が沸き起こる。
だが、残念ながらスープに浸さないと噛む事も難しい皿代わりの、保存に特化させた黒パンしかない。
サンドイッチするには、あまり向いていないのは試さずともわかる。
そのパンを浸ける事を前提にしたスープを、テーブルに置かれたまだ熱々の鍋から、深い取り皿に、木のお玉で盛り付ける。
スープの具は、どうやら葉物野菜の様だが、細かく手でちぎられていて何の野菜に似ているかまでは分からない。
鍋の底をかき混ぜると、細く切られた透明なタマネギが浮き上がる。
沈殿していた何かの動物の肉片と、一口サイズにザクザクと切られたカブか大根みたいな根菜が、遅れて浮かびあがってきた。
肉片は、動物の骨に残った中落や脂肪のカスに見える。
木のスプーンですくって、一口飲んでみる。
動物の骨を煮込んだスープ、素材のままの味付けをされている事がうかがえる味。
彩芽の好きな豚骨スープに近いが、塩気が足りず少し物足りない。
何と言うか、上品なのだ。
もっと油ギトギトで構わないと彩芽は思う。
彩芽は、皿についでしまった分だけ飲み干すと、水を探す。
エルムが飲んでいたのは、確か透明な飲み物だったなと思い、同じものをコップについで飲もうとすると、口に運ぶ途中でフルーティな匂いが鼻に届く。
どうやら、アルコールらしい。
試しに一口だけ口に含むと、これは間違いなく白ワインである。
この後にゲームをやると言っていた事が頭の片隅に残っているが、このぐらいの量なら支障あるまいとグビグビと飲む。
口の中のリセットに飲むには、勿体ないぐらい美味い。
口がスッキリすると、今度は目についた何かのパイを一切れ。
甘いと思い込んで口に運ぶと、塩味がきいていて、他にピリッと辛い。
例えるなら、ミートパイの肉の部分を潰した芋に変え、唐辛子と胡椒で味付けした様な感じである。
これは、食べやすい上に程よく濃い味付けで、もう二切れを皿代わりのパンの上に確保する。
そんな意地汚い事をしていると、エルムが座っていた席に誰かが移動してきた。
見てみると、オルデンがそこにいて彩芽はビックリして食事の手が止まる。
「お口にはあいましたか? カスカポテトのパイです」
「あ……え、はい! すごくおい(こほっ)ひぃです」
急いでパイを飲み込もうとして、軽くむせてしまう。
「そんなに気を張らなくて良いですよ、キジョウアヤメさん」
「は、はい。あの、えと、何か私に用、ですか?」
「はい。あまりにも美味しそうに食べているので。こちらの豆もいかがですか?」
「あ、いただきます。あははは……」
彩芽は、そんな理由で来るわけないだろと、誤魔化し笑う。
「もちろんそれだけではありません、お客様を誰ももてなさないのでは、問題があると思いませんか?」
オルデンはニッコリと笑った。
「そんな、私なんかの為に領主様が」
正論。
だが、領主様が迷子の相手と言うのは、いくら何でもおかしい。
すると、オルデンは彩芽の心を読んでいる様に言葉を続ける。
「実は、親しい友人からあなたの事を聞きました。その事で、個人的にお話をしたくて」
「友人?」
「こちらに来てもらえますか? 静かな所で二人で話をしたい。お時間は取らせませんよ」
* * *
距離にして隣の部屋。
食堂の談笑が聞こえてくる。
人が払われた厨房の一角で、オルデンと彩芽は二人きりになる。
すると、オルデンから意外な人物の名前が出て来た。
「アコニー・キング、高級娼館の支配人と言えば分かりますよね。彼女とオルデン家は祖父の代からの付き合いがあります」
「アコニー、さん……昨日お世話になりました。けど、あの、話って言うのは?」
「実は……ストラディゴス・フォルサがあなたに、ハッキリ言えば酷い事をしていないか、彼女が気にしているのです」
「えっ」
「皆の噂によると、そのような事は無いようですが、噂を鵜呑みにするのは僕の主義に反します。アコニーに頼まれた手前、直接確かめたくこの様な場を設けさせてもらいました」
「あの、本当に大丈夫なので、とっても親切にして貰って、今日も私が二日酔いで倒れちゃったら一日中、付きっ切りで介抱してくれて」
「先ほど、彼があなたに食事を食べさせているのを見て、アコニーの考え過ぎだと思ったんですが、僕も彼の事を知っている手前、一応確かめようと。僕自身、フォルサの変わり様に、かなり驚いています。何も無いようならアコニーにはその様に伝えます。いらぬ不愉快な思いをさせてしまい、申し訳ない」
「いえ、アコニーさんにありがとうと伝えください」
「実は、もう一つ」
オルデンは、こちらが本題という雰囲気で話を始めた。
「アコニーから気になる事を聞きました。あなたが別の世界から来たと」
「エルムさんにも……その事を相談しようと思っています。実は、帰り方が分からなくて」
「別の世界から来たと言う話、僕にも詳しく聞かせて貰えませんか?」
二人が廊下に出ていくと彩芽は、マイペースにも孤独にグルメを楽む事にした。
待っていては、料理がさめてしまう。
それは料理と料理を作った人に悪いってものだ。
昨日の魚に続いて、本日は肉である。
ストラディゴスに食べさせてもらった豚の丸焼きは、表面の皮は狐色に油でパリパリに焼きあげられ、身は柔らかく、ラーメン屋の焼き豚の中でも箸で崩せるほど長時間煮込んだタイプの物が中にぎっしりと詰まったような食感であった。
中でも油の旨味レベルが異様に高く、彩芽が脂身だけでももっと食べたいと思うクオリティである(本当にやったら確実に気持ち悪くなるが)。
そうなってくると、肉をパンにはさみたい衝動が沸き起こる。
だが、残念ながらスープに浸さないと噛む事も難しい皿代わりの、保存に特化させた黒パンしかない。
サンドイッチするには、あまり向いていないのは試さずともわかる。
そのパンを浸ける事を前提にしたスープを、テーブルに置かれたまだ熱々の鍋から、深い取り皿に、木のお玉で盛り付ける。
スープの具は、どうやら葉物野菜の様だが、細かく手でちぎられていて何の野菜に似ているかまでは分からない。
鍋の底をかき混ぜると、細く切られた透明なタマネギが浮き上がる。
沈殿していた何かの動物の肉片と、一口サイズにザクザクと切られたカブか大根みたいな根菜が、遅れて浮かびあがってきた。
肉片は、動物の骨に残った中落や脂肪のカスに見える。
木のスプーンですくって、一口飲んでみる。
動物の骨を煮込んだスープ、素材のままの味付けをされている事がうかがえる味。
彩芽の好きな豚骨スープに近いが、塩気が足りず少し物足りない。
何と言うか、上品なのだ。
もっと油ギトギトで構わないと彩芽は思う。
彩芽は、皿についでしまった分だけ飲み干すと、水を探す。
エルムが飲んでいたのは、確か透明な飲み物だったなと思い、同じものをコップについで飲もうとすると、口に運ぶ途中でフルーティな匂いが鼻に届く。
どうやら、アルコールらしい。
試しに一口だけ口に含むと、これは間違いなく白ワインである。
この後にゲームをやると言っていた事が頭の片隅に残っているが、このぐらいの量なら支障あるまいとグビグビと飲む。
口の中のリセットに飲むには、勿体ないぐらい美味い。
口がスッキリすると、今度は目についた何かのパイを一切れ。
甘いと思い込んで口に運ぶと、塩味がきいていて、他にピリッと辛い。
例えるなら、ミートパイの肉の部分を潰した芋に変え、唐辛子と胡椒で味付けした様な感じである。
これは、食べやすい上に程よく濃い味付けで、もう二切れを皿代わりのパンの上に確保する。
そんな意地汚い事をしていると、エルムが座っていた席に誰かが移動してきた。
見てみると、オルデンがそこにいて彩芽はビックリして食事の手が止まる。
「お口にはあいましたか? カスカポテトのパイです」
「あ……え、はい! すごくおい(こほっ)ひぃです」
急いでパイを飲み込もうとして、軽くむせてしまう。
「そんなに気を張らなくて良いですよ、キジョウアヤメさん」
「は、はい。あの、えと、何か私に用、ですか?」
「はい。あまりにも美味しそうに食べているので。こちらの豆もいかがですか?」
「あ、いただきます。あははは……」
彩芽は、そんな理由で来るわけないだろと、誤魔化し笑う。
「もちろんそれだけではありません、お客様を誰ももてなさないのでは、問題があると思いませんか?」
オルデンはニッコリと笑った。
「そんな、私なんかの為に領主様が」
正論。
だが、領主様が迷子の相手と言うのは、いくら何でもおかしい。
すると、オルデンは彩芽の心を読んでいる様に言葉を続ける。
「実は、親しい友人からあなたの事を聞きました。その事で、個人的にお話をしたくて」
「友人?」
「こちらに来てもらえますか? 静かな所で二人で話をしたい。お時間は取らせませんよ」
* * *
距離にして隣の部屋。
食堂の談笑が聞こえてくる。
人が払われた厨房の一角で、オルデンと彩芽は二人きりになる。
すると、オルデンから意外な人物の名前が出て来た。
「アコニー・キング、高級娼館の支配人と言えば分かりますよね。彼女とオルデン家は祖父の代からの付き合いがあります」
「アコニー、さん……昨日お世話になりました。けど、あの、話って言うのは?」
「実は……ストラディゴス・フォルサがあなたに、ハッキリ言えば酷い事をしていないか、彼女が気にしているのです」
「えっ」
「皆の噂によると、そのような事は無いようですが、噂を鵜呑みにするのは僕の主義に反します。アコニーに頼まれた手前、直接確かめたくこの様な場を設けさせてもらいました」
「あの、本当に大丈夫なので、とっても親切にして貰って、今日も私が二日酔いで倒れちゃったら一日中、付きっ切りで介抱してくれて」
「先ほど、彼があなたに食事を食べさせているのを見て、アコニーの考え過ぎだと思ったんですが、僕も彼の事を知っている手前、一応確かめようと。僕自身、フォルサの変わり様に、かなり驚いています。何も無いようならアコニーにはその様に伝えます。いらぬ不愉快な思いをさせてしまい、申し訳ない」
「いえ、アコニーさんにありがとうと伝えください」
「実は、もう一つ」
オルデンは、こちらが本題という雰囲気で話を始めた。
「アコニーから気になる事を聞きました。あなたが別の世界から来たと」
「エルムさんにも……その事を相談しようと思っています。実は、帰り方が分からなくて」
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