【完結】恋人ごっこから始まる俺たちの話

華抹茶

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 トレヴァーさんの期待する視線を感じながら、俺も身に付けている物全てを取り払う。トレヴァーさんと比べれば随分と貧相なこの体が恥ずかしいと思っていたけど、俺を見つめるその顔はうっとりとした表情だった。

「ああ、綺麗だ…」

 そう呟いて俺の体にそっと手を這わせる。お腹から胸元へ滑らせ、乳首をかりっと引っ掻く。トレヴァーさんの大きな手が気持ちよくて声を少し漏らしてしまった。

「俺の、体…はぁ……貧相じゃ、ない?」

「全く。どこもかしこも綺麗で、私は好きだ」

「よかった……ん…」

 トレヴァーさんが好きって言ってくれるならそれでいいや。

 そのまま腰まで手が下りてくると、お腹を一撫でしてさらに下へと降りていく。俺の息子を優しく握ると軽く上下に動かした。

「んあ…気持ちい…」

「もうこんなによだれを垂らして……いやらしくて可愛い」

 くちゅくちゅ音が鳴って、触られた手が気持ちよくて、俺は体をびくびくと揺らしてしまう。

「あ…待って。そのままだと、俺……」

「いいよ、イって。私だけイかされるのは、不本意だ」

 手の動きが早くなって俺は簡単に翻弄されてしまった。トレヴァーさんの手は剣だこがあって、それがまたいい刺激になっている。

「ひぃぁ……ダメダメっ…気持ち、良すぎてぇ……んんん…」

「はぁ…可愛い。もっと感じてる顔見せて。もっとみたい」

 え? 可愛い?

「んぐっ…その潤んだ目で見つめられるのは、すごくクルな……」

 ああ、トレヴァーさんも興奮してるのか息が荒くなってる気がする。俺で興奮してくれるのはすごく嬉しい。

「あ、もうダメっ! イクっ……んあっ!」

 止められずそのままトレヴァーさんの手の中に白濁を吐き出した。

「たくさん出たな。……ん、こういう味なのか」

「あ! 舐めた! ずるい! 俺にはトレヴァーさんの舐めさせてもくれなかったのに!」

 手にまとわりついた俺の白濁をそのままぺろっと舐めたトレヴァーさん。俺には味見もさせてくれなかったのに! 

「先手必勝だな」

「むぅ……なんか悔しい」

 それ以上舐めさせるもんかと、タオルを持ってきてトレヴァーさんの手を綺麗に拭いた。

「残念」

「それより、もっとイイコトしたいでしょ?」

 俺がそう言えば、ごくりと喉をならしたトレヴァーさん。期待してるんだな。俺も今出したばかりなのに、もう既にムクムクと頭を上げてきている。

 トレヴァーさんの足を広げて、用意していたローションを手に取る。

「それ、用意していたのか?」

「はい、結構前に。やっとコレの出番が来たんです。トレヴァーさん、触りますね」

 コクリと頷いたのを確認してローションを付けた手を後孔に這わせる。全体をくるくると撫でるように触り、指を一本つぷりと差し込んだ。

「んは……」

 その瞬間トレヴァーさんの口からは甘い声が聞こえる。ゆっくりゆっくり、痛みのない様に指を出し入れしながら解していく、つもりだったのに違和感を感じた。初めてのはずなのに既に柔らかかったのだ。

「あれ? トレヴァーさんのココ、柔らかい? あれ? 俺の気のせい?」

「はぁ…実は風呂で、準備、してきたんだ…」

「え、嘘」

 お風呂長いなってちょっと思ってたけど、単純に長風呂好きかなって思ってた。そうじゃなくて、自分で解していたから長かったのか!

「だって、早く…挿れて欲しかった、から……幻滅した、か?」

「まさか!」

 幻滅するだと!? するわけないだろ! むしろ可愛すぎてきゅんきゅんして色々ヤバくなりましたぁ!
 早く挿れて欲しかったって何それ! 可愛いしかないだろうが! ちくしょう!!

「んあっ! 指、気持ちいい…自分でするのと、全然、違う…」

「うぐぅ! ちょっと待って、それ反則!」

 柔らかかったから、既に指を三本入れてぐちゅぐちゅとかき回している。トレヴァーさんが足を広げて恥ずかしいところを全部晒している姿と、自分で弄って準備したいじらしさと、感じてるその声と、可愛い事を言うその口。全てが俺を興奮させるための材料でしかない。

「ああ、早くアルテが欲しい…。ん、あ…。だから、早く……」

「だから待ってって! やばい! ……あああああ!」

 もうトレヴァーさんが可愛すぎてエロすぎたお陰で、俺は触ってもいないのに暴発した。最悪だ……。
 俺が我慢できずに吐き出した精液は、見事にトレヴァーさんのお腹に掛かっていた。

「…興奮、したのか?」

 それを見たトレヴァーさんは、分かってるくせにわざとそんなことを言ってくる。

「…トレヴァーさんが可愛すぎるからです! 待ってって言ったのに…こうなったらもう容赦しませんからね!」

 暴発したせいで、トレヴァーさんのえろい蜜孔から抜いた指をまた挿し込んでいく。そのまま攻め立てるように動かせばトレヴァーさんは「うあっ! 待て、はげしっ…」と快感に翻弄された。

 その姿を見てまた一瞬で俺は臨戦態勢に戻る。ぐぽっと指を引き抜き、たっぷりとローションを纏わせた俺の愚息を、ひくひくとさせる蜜孔に当てがった。

「あ……」

 トレヴァーさんの顔は、期待と不安がないまぜになっている。それを見ながらぐぐっと腰を押し進めてトレヴァーさんの中へと侵入する。

 中はあったかくてきゅうきゅうと締め付けてくる。進んでは戻って、また進む。その度にトレヴァーさんからは甘い喘ぎが漏れていく。
 やがてパツンと全てが収まると、俺は知らずふぅとため息を零した。

「全部入った…」

「ああ、これを待っていた」

「トレヴァーさん、もう中が気持ち良すぎて無理。動いてもいいですか?」

「…アルテの好きにして欲しい」

 じゃあ遠慮なく。ぐっと腰を引き、そのまま勢いよく押し出した。パンっと音が鳴るのと同時にトレヴァーさんの色っぽい声が漏れる。
 気を良くした俺は、そのまま何度も何度も同じ動きを繰り返した。

「あぁ…やば…。気持ち良すぎ…トレヴァーさんは? 気持ちいい? 痛くない?」

「んああっ…気持ち、いい…あ、あっ! アルテ…もっと…してくれ。もっと、激しくっ……あぁ!」

 エロ過ぎでしょ! そんな事言われて我慢できる男がいると!? いやいない! ならばお望み通りにしてあげます!

 煽られた俺は、自分の本能のままに腰を打ち付けた。パンパンと肌と肌がぶつかる音が木霊する。それと同時にローションの水音も鳴り響き、トレヴァーさんの声と相まってこの空間全てがいやらしかった。

「はっはっ、トレヴァーさんっ…可愛くていやらしすぎ! 俺、もう止められません!」

「あ、あぁ! そこっ! そこが、イイっ! 気持ちいい……止めないで、もっとっ!」

「だからエロ過ぎ! ここ? ここがいいの? ほら、ほらっ! もっと乱れてっ!」

 快感に溺れた俺たちはもう誰にも止められない。俺は獣のように腰を振り、トレヴァーさんはもっと、と俺を煽る。堪らなくなって、そのまま体を倒しトレヴァーさんの雄っぱいにむしゃぶりついた。腰の動きはそのままに、左手は雄っぱいを揉みしだきながら右の乳首を吸っては舐める。するとトレヴァーさんの中が更にきゅうっと吸い付いて、更に快感に浸っているのがもろ分かりだ。

「や…胸っ…そんなに、したらぁっ…」

「気持ち、イイんでしょ? 中、うねってる。ほら気持ちいいね? トレヴァーってこんなにやらしかったんだ。乳首こんなにぴんぴんに勃ってる」

「いや…そんなに、吸わないでっ…」

「かーわい。もうトレヴァーの顔とろんとろんだよ。気持ちいいって言ってるね。いい子。いい子にはご褒美あげなきゃね。ココもちゃんと触ってあげる」

「んあぁぁああ! 前と後ろ、同時はっ! 待って! ダメだっ! おかしくなるぅ!」

「おかしくなって。もっと、もっとおかしくなろ? 一杯気持ち良くなって、白いのぴゅっぴゅしよ?」

「ひゃっ…も、ダメっ! 出る! イク! んあぁぁああ!」

「俺もっ、中でイクね! んんっ…ぐっ」

 中が気持ちいいのは当たり前。それよりも、トレヴァーさんの乱れっぷりに大興奮の俺は、トレヴァーさんが吐精するのに合わせて中に出した。

「あ、中…あったかいの、出てる…あ、ぴくぴく動いて…」

「ぐぅっ! それ、煽るだけだからっ! 責任取ってよね!」

 エロいトレヴァーさんのお陰で、すぐさま臨戦態勢となった俺は、容赦なくまた攻め立てていった。

 そうして体位を変えながら交わり続けていったが、先に果てたのは俺だった。

「ごめん……もう、無理…動けない」

「アルテ…こんなになるまでありがとう。先に休んでくれ」

「後始末、しなきゃなのに…。なんでトレヴァーさん、けろっとしてるの?」

「私は騎士で鍛えているからな。体力だけは自身がある」

 俺、毎日店が忙しくて走り回ってるから、それなりに体力には自信があったんだけどな……もっと鍛えた方がいいんだろうか。

「…まだ満足、してないですよね?」

「とんでもない。こんなにも満たされたのは初めてだ。ありがとう、アルテ。君と出会えて本当に良かった」

 さらさらと髪を撫でるその手が気持ちいい。シーツも何もかもがドロドロだから、綺麗にしないといけないのに体が疲れすぎて動けない。店でもここまでなったことがないくらいに、俺は疲労困憊だった。

「後の事は任せて、ゆっくり休んでくれ。お休みアルテ」

「ん……ごめ…さい」

 撫でられる気持ちよさに負けて、俺はあっさりと夢の中へと旅立ったのだった。


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