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第一章 魔法学校入学
第六話 新たな物語
しおりを挟む魔力試験が終わって2週間。リアクは無事魔力試験に合格した。そして今は自己紹介の時間だった。
「新たに君たちの担任になった、アイス・ログニア、一級魔術師だ」
アイスは自慢げに自己紹介をした。一級魔術師とは魔術師は上から統合魔術師、最上級魔術師、上級魔術師、下級魔術師、一級魔術師、二級魔術師、三級魔術師、四級魔術師、五級魔術師、初級魔術師の10階級があり一級魔術師は上から6番目統合魔術師は大陸に1人最上級魔術師は一国に13人と人数制限がある。階級をとる前には修練魔術師となる。
「おぉ」
クラスの生徒たちは一級魔術師に驚いた。
「じゃあ皆1人ずつ自己紹介よろしく」
アイスはそう言って教卓から右に移動した。そして「じゃあ左の席の方から」と言った。
「ローズ・アッケロイド修練魔術師です。よしくお願いします」
ローズは一礼をして席に戻った。
「リアク・ガルディア修練魔術師です」
そしてまた次の生徒がまえにでた。
「リエ・ファーリット。修練魔術師です」
ずっと自己紹介が続いて数分後。先生が終わりの合図を出し休み時間に入った。
「やっぱあの時の人じゃん」
リアクは声がするほうを振り向き「あ」と声を漏らした。
「久しぶり。って言っても2週間ぶりだけどね」
そしたら後ろからクラスメイトの男子が来た。
「リエ、今日こそ婚約の─」
「嫌だって。これ言うの何回目?」
リエは嫌な顔をし男子に言った。
「なんでだ?別に良くないか、金だってあるし─」
リエはリアクの右腕に抱きついた。そしたら男子は驚いた表情をした。
「私さもうこの人と婚約の約束してるの」
「な、本当かお前」
男子は俺を見る。リアクはリエの顔を見たがお願いと言わんばかりな表情をしていた。
「本当だ」
〔あー、これ絶対大変なことになるなー…〕
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