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バベル戦争編
最終話 終戦
しおりを挟むゼルフィンの事件から2週間。リナとリノはすっかりいつもどうりに元気になった。
「お兄ー!」
「うわっ、」
リナが後ろから乗っかって抱いてきた。
「お兄さっさと行こー」
「わかったよ、わかったから乗っかっんなって」
実に平和である。
「ねぇお兄─」
「リノの家に寄るんだろ?もうわかったわ」
何回もこの会話をしてるからもう慣れたな。
そのまま、俺とリナとリノは魔法学校に向かった。
〔よう考えたらいっつも大体戦ってばっかだったな…〕
〔なんか…平和なのに暇だな…〕
「なぁリアク。お前彼女とかできた?」
「はぁ?そんなこと全然考えてなかったわー」
「俺、実はな…彼女出来てないんだよー」
いやそこは出来てるべきだろ。無駄な期待させやがって。
「お前の話聞いた俺が馬鹿だったよ。俺は暇だから山でも行ってくるわ。授業も終わったし」
ここ、グランフラント魔法学校は放課後でも多くの生徒が残っている。
「お前が行くなら俺も行こっかなー」
「ついてくんのかよぉ~まぁ別にいいけどさぁ」
「くそ景色いいな~」
「だな~。なぁリアク。俺さ軍人になろうと思ってんだ」
「知ってる。前にも聞いたよ」
俺らは山の斜面で話を続ける。
「俺さ…妹がいるんだよ。両親は離婚してどっかいっちゃっ手よ。そのために軍に入って金を稼いで妹の学費とかに当てなきゃな行けないからさ…」
「それも聞いた」
「階級が上がれば上がるほど金が貰える。俺はさ、妹がいればそれでいいんだよ。家族はあいつしかいないしさ」
ベールックは青い空を見る。木々が小さく揺れ自然の匂いが今ならわかる気がする。
「なら士官学校に入学して幹部目指せば?」
「幹部…か、」
「俺もよ、妹が2人、弟が1人いるんよ。でも最近弟が家出してよ…俺はそこで弟を止めようとしなかった。全く…兄貴失格だよな…」
俺は下を向いた。綺麗な芝生が一面に広がる。
「人には時々そうやって縛らないで自由にさせる時間も必要だよ。時間が経てば自分で理由をみつけて帰ってくるさ、安心しろよリアク」
「あぁ。そう…だよな…なんか…ありがとうよ…久しぶりにこうやって話せたな」
「最近は忙しかったからなぁ。そろそろ戻ろうぜお前の大事な彼女がが待ってるぞ?」
「リエは彼女じゃねぇーよ」
俺らは笑いながら山を下山して行った。
「リアク!どこ行ってたの?」
「あぁ、ちょっとベールックと山に行ってんたんだ」
「そっか、てっきり戦いに行ったのかと思ったよ」
リエは俺に笑顔を見せた。
「つい最近戦ったばっかだろ。もう疲れたよ」
俺もリエに笑顔を見せた。
「やはり俺の推理は正しいのか?お前らカップルだったのか!」
「だから違うってー!」
リエがベールックを追いかけに行った。
「はぁ。まじ平和」
つづく
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