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帝国調査編
第二話 戦の火種
しおりを挟む「クソが…最高議会の奴らバベルティアがどうなってもいいのか」
「総司令官…最高議会…すなわち統合軍と戦いましょう…バベルティアの未来はそれしかありません…」
「しかし…陛下はそれを望んでない。陛下は戦争を嫌うお方だ…」
「でも…!」
「ザンディク!…我らは、陛下に忠誠を誓ったんだぞ。陛下の願いをかなえよう…」
総司令官はバベルティアの未来と陛下の願い、二つを背負っている。重い責任のようだった。顔はもう疲れ切っていた。
「すいません…総司令官殿…」
ザンディクの手には拳銃があった。
「ザンディク何を考えている、」
「ありがとうございました」
ザンディクは拳銃を放った。総司令官は血を垂らし机に伏せたような感じになった。死んだんだろう、頭に命中したのだから。
「すいません…」
3日後。総司令官の死により、新たにズーベルト・ネーロイド大将が16代目総司令官に任命された。
「最高議会の奴らは我らのことをエリア2と読んでいるそうだ!それに我ら軍隊のこともエリア2担当軍とな…我らは!れっきとしたバベルティアの人民だ!そのことを世界に突きつけるためにも!我、ズーベルト・ネーロイドは!最高議会に対しての宣戦布告をする!」
「うぉぉぉぉぉ!」
軍人、記者、一般人、はたまた老人達も歓声をあげていた。
「最高議会に対しての宣戦布告…か…」
議員の1人がため息のように声を出す。
「統合軍の総司令官を呼べ」
数分後。
「お待たせしてしまい申し訳ありません」
ゴンバレオット大陸のバベルティアを除く軍、統合軍。その総司令官ベルテス・ウァーポイル元帥。元帥というとてつもなく高い地位を持っても最高議会には叶わない。
「君たちに対しての宣戦布告だ…相手してをやれ」
最高議会の第2最高副議長、レゾックス・ゼントールが言った。
「承知致しました」
「はて…エリア2はないがしたいのやら」
他人事のように言ったのは第3最高副議長、ヨルゼン・オートリアだ。こいつの故郷はバベルティアだと言うのに祖国のことをなんも思っていない。
「レゾックス。統合軍が押された時は─」
「わかっています。最終兵器を使いますよ」
「なぁなぁ、お前がリアク・ガルディア?」
「そうだけど?誰?」
「俺は、1組のエリーグ・パリオットだよろしくな」
「お、おう」
なんだろう、パリオット?なんかで聞いたことあるなぁ…
「それでよ!突然でわりぃーんだけどよ!遊びに行こうぜ!2人で!」
「おう?」
俺とエリーグは地図上では白紙の部分にいる。そこの山…エリーグが言うにはバンディーノ山と言ってた。
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