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魔導決闘祭編
第五話 努力の向こうにある強さ
しおりを挟む「そうかァ…」
「言っとくがてめぇ、本気出さないと殺すぞ…」
リアクは驚いた顔をした。
「俺はお前がつえーことは知ってる。本気出せ…クソが。25試合俺とお前で戦う」
グレイフォードはそう言って消えた。
「ちょっとは良い奴なのか?あいつ」
「第23試合!2組!リナ・ガルディア!vs1組!セバル・ガンティーヌ!」
「うぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!」
相変わらず歓声は止む気配がない。むしろヒートアップしてる気がする。いや、してるなこれ。
「リナー!いけぇぇぇー!!」
妹が戦うから兄のリアクも張り切って応援している。
「私より序列が1個上…勝てるか心配だけど…!勝てばいい!第四級魔法!半永久持続攻撃!」
突如としてセバルに攻撃が続く。
「くっ…!」
「第五級魔法!風雷宝来!」
雷が風のようにリナの方に向かう。リナは吹っ飛び右手を火傷した。
「いっ…たい…けど…負けない…!第五級魔法!崩壊宝来!!」
セバルの両手両足が錆びていき肌がこぼれ落ちる。
「がぁぁぁ!!」
セバルの両手両足から血がたれる。
「こんなもんで負けてたまるかぁ!第五級魔法…神威宝来!!」
リナの両手に槍が刺さりその槍は地面に突き刺さってリナは身動きがとれなくなった。
「っ…」
リナは我慢して痛みをこらえているようだ。
「所詮、俺より下の雑魚が!第五級魔法、聖星宝来」
セバルの傷が治っていく。
「復活だ…第五級魔法、進撃宝来!」
針のようなものがリナに降り注ぐ。身体中に傷が着く。
「…」
リナは痛みで戦意喪失したのだろうか。何もしてこない。
「どうしたぁ!それで終わりか!第五級魔法!天地宝来!」
リナは宙に舞って倒れた。
「雑魚が…」
セバルは見下すように言った。
「第五級魔法…!月光宝来!」
リナは魔法を放った。
すると、セバルの体が燃え始める。
「い…いってぇ…!リナァ!!」
「第五級魔法!閃光宝来!」
セバルに一直線の光の線が何本も刺さった。
セバルは抵抗もせず倒れた。
「勝負あり!勝者!リナ・ガルディア!!」
「うぉぉぉぉぉぉ!!!」
リナは「危なかった…」と言い倒れた。
「すげぇな…リナ…かっけぇよ…」
「あれが…お前の妹か…」
リアクとグレイフォードはお互いを見合った。
「てめぇがいくら強いとしても、俺は負けねぇ…」
「俺も負けねぇよ…正々堂々と勝負をしようじゃねぇーか…」
グレイフォードはまたどこかへ行った。
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