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魔導決闘祭編

第六話 友情

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そしてついに来た。

「第25試合!!4組!リアク・ガルディア!vs3組!グレイフォード・トゥナイオット!」

「とうとう来たか…」

「はじめ!!」

その言葉が聞こえた瞬間。地面がもう割れていた。

「第七級魔法!絶滅死滅レヴァイナ!」

会場が4つに割れた。空を見るとその直線上に雲も4つになっている。

「ちっ、当たれば即死だったのによぉ…」

「俺も本気で行くぜ…グレイフォード一瞬で決まるかもしれない。すまない…」

「あぁ?黙れ勝つのは俺だ」

グレイフォードはものすごく怒っている。

「神聖魔法…太陽の神…超激真空炎セルゴルニア!」

青い炎が現れたが真空で圧縮され更に青くなり会場のヒビから溢れ出る。

「これは…なんだァ…?」

「さらばだ…グレイフォード。続…新鋭鉄紫炎アヴェガンゼルオ!」

空から鉄の柱が降り注ぎ会場を覆う。そしたらその鉄の柱は紫に燃えてグレイフォードに迫る。

「これが、…これがおめぇ…の本気か…」

グレイフォードはヒビから溢れ出る炎を踏んでしまい足が溶けた。でも痛がる様子はみせない。

「…痛い…いつからその感情が消えただろうか…」

「なぁ、グレイフォード。俺さ、お前良い奴だと思うんだ。これからは友達と来て生きていかないか?」

「友…か…。俺はお前に降参する…友達か…よろしくなリアク…」

会場がリアクが神聖魔法を使う前の様になった。

「審判、俺はこいつに降参した…こいつの勝ちだ」

「…、勝負あり…!勝者!リアク・ガルディア!!」

「うぉぉぉぉ」

「なんだったんだ?あのすごい熱い熱気や熱風」

観客たちの話はリアクの魔法のことでもちきりだ。



「リアクやっぱ強いよ、」

「強い…かぁ…」

〔魔界の四天王や魔獣に俺は勝てない。まだ強くない…強いとしてもまだ足りないな…〕

ベールックがこっちに走ってくる。

「さすがだなぁ!リアク!やっぱ強ぇーな!」

「強ければいいんだがな」



「第29試合!5組!レオウ・デンナリオウ!vs6組ジェンベ・ライゴン!」

序列2位のレオウと序列10位。どっちが勝つかまだ分からないそう思っていた観客たちはすごい光景を見る。

「はじめ!」

「レオウ!今日こそか─」

レオウは動いてもしてないなら魔法も唱えていないのにジェンベは倒れた。

「全ての魔法が詠唱だと思うな。俺は全て無詠唱で行くぞ、」

レオウはそう言って去った。

「勝負あり!勝負レオウ・デンナリオウ!」

始まって1秒しか経っていないのにすぐ試合が終わる。序列2位はあまりにと強すぎる。
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