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魔導決闘祭編
最終話 戦いの終わり
しおりを挟む「あぁ、帰ってきたよ。にしてもよく長時間魔法を維持できるな」
「誰にでもできることだ…さぁ…決着と行こうか…第七次魔法破滅時間…」
無酸素空間が割れた…それと同時に大陸中の火山が噴火し地震が起きた。
「な、なんだ!?」
観客たちは騒ぎ出す。
「世界時間は今破滅へと変わった」
「うっ…」
何が起きたのかはゼネェードにしか分からなかった。
「なんだ…これ…」
辺りを見回すとところどころ煙が上がっていて一面灰色と黒色の地理になっている。空も曇りで戦争の後のようだ。
「シヴァイラットだ…破滅の一段階目…」
空が急に光出しておおきな魔法陣のような時計が現れた。ホログラムのような感じだ。歯車などが沢山ある。
「お前…全てを捨てる気か…?」
「いつかはこうなるものが早まっただけだ。破滅の執行を神から任せられたのだ…」
「くっ…ゼネェード…」
時計の針は止まらない。あと15分と言った頃か。何が起きるのかゼネェードにしか分からない。
〈覚悟を決めろ〉
ロスタルフォンが地面に刺さった。直後にロスタルフォンが光り始めた。
「っ…!何をした、リアク…!」
〈歴代の力、そして超次元の力破滅を防げ、守れ〉
リアクの瞳が虹色になった。
「ロスタルフォン…力を貸せ…!!」
ロスタルフォンを抜いたらロスタルフォンが剣に変形した。
「なんだ…これ…」
〈幻と言われた超神聖剣レヴェナロイドだ〉
リアクの両腕が黒くなり血管に位置する場所が虹色に光った。
「決着の時だ…ゼネェード!!」
レヴェナロイドをゼネェードの心臓に突き刺した。
「がぁっ…!!」
瞳の色は虹色…その奥には隠された赤色があった。
リアクが剣を抜いたらゼネェードは倒れた。
「超次元魔法。世界再構築」
世界がだんだんと巻き戻っていき元の姿に戻った。それは、ゼネェードもだった。
ゼネェードが起き上がった瞬間。リアクが本気の殴りをゼネェードに食らわせた。
「第十三回目!魔導決闘祭!優勝は!リアク・ガルディア!!!!」
「うおぉぉぉぉぉぉ!!!!」
やっと長い壮絶な戦いも幕を閉じた。
「皆さん!これで終わりではありません!!先ほども言ったとうり!+1試合が残っています!!出場者は優勝したリアク・ガルディア!!その敵となる者は…!!!!」
「ゴンバレオット魔法団!第236代目団長の!リリ・バーロスティク!!!」
「うぉぉぉぉぉぉお!!!!!!」
歓声は想像もしないほど大きくなった。
「久しぶりだね、あの時以来だ。まさか君と戦うとは思いもしなかったよ」
「俺も思いもしませんでしたよ…」
リアクは少し間を開けて─
「…本気で戦いましょう」と言った。
つづく
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