Over the Forty ー夢を見れないお年頃ー

真田 真幸

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恋人編 初恋を追っていた頃

ご褒美はロマンチックに…  ※R18

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 脱衣所の電気を付けようとして違和感に気が付いた。

真っ暗なハズのバスルームの中に幾つかの暖色の光が揺れている。

バスルームのガラスの扉を開くと、甘い香りと柔らかなキャンドルの光りが織り成す幻想的な空間が出来上がっていた。

バスタブを覗けば、お湯にユラユラと色鮮やかな薔薇の花びらが浮かんで埋め尽くされている。

犯人は…一哉だ。

先程、お茶の準備をしていたときに、一哉はお手洗いに席を立った。

その時に準備をしたのだろう。

(キザというか何ていうか…完全に一哉の頭って、乙女的ロマンティシズムに染まってません?)

私は気恥ずかしさから、額を片手で覆いながら深い溜め息を吐いた。

(これは…どう考えても一緒に入る気満々でしょう?)

しかも薔薇風呂なんて、海外のスパで一度経験した事があるけどそれ以来だ。

まさか、自宅で入ることになるとは思ってもみなかった。

この恥ずかしいシチュエーションからの逃げ場は…どう考えても無い…。

私は仕方なく服を脱ぎを、髪の毛を束ねてバスルームに入った。

軽く身体を洗って湯船に浸かっていると、案の定、一哉が裸で入ってきた。

「…」

私は無言で呆れた顔で一哉を迎えた。

「気に入らない?」

一哉はシャワーで身体に掛け湯しながら、私に訊いた。

「…君は乙女か?」

私の答えに苦笑しながら一哉は話す。

「前にも言ったけど、俺は乙女じゃないし、ロマンティストなだけ!それに、これは理彩への俺の精一杯の感謝の気持ちなんだ。」

「感謝の…気持ち?」

「うん、理彩は俺に出逢ってくれた。俺の側にいていつも優しさも笑顔もくれる。そして、俺を受け入れて愛しい人と結ばれる幸せをくれた。付き合って1ヶ月の記念日にはスケジュールが合わなくて間に合わなかったけど、ちゃんと伝えておきたかったんだ。」

「…一哉」

バスタブのヘリに一哉は両肘をつき、頬杖しながらニッと笑った。

「理彩、好きだよ。これからもずっと!」

「私も…一哉が好き。これからも…ずっと。」

不覚にも嬉しくて 泣きそうになったけど、私たちは額を合わせて笑いあったあと、軽く口付けを交わした。

啄むように繰り返された口付けは、段々と深くなりやがて一哉は私をバスタブから抱き上げて出すとバスマットの上で胡座で座り、その上に私を後ろから抱くように座らせた。

一哉は首筋に音を立てて軽く吸い付きながら、ボディーソープを泡立てて私のお腹の辺りから胸を撫で上げ、耳元で囁いた。

“俺が綺麗にしてあげる”

下から掬い上げる様に胸を柔々と揉まれ、やがて頂に硬く実を結んだ果実をプルプルと指で弾く。

「ふっ…んんっ…ふぁ…」

「気持ちいい?」

「…うん」

一哉の大きな手は私のボディーラインをなぞり、太股を撫で、足を広げさせると一番敏感な部分に指を分け入らせて押し潰すように捏ねる。

「ひぁっ…あっ…あ…んっ」

「もう理彩のここ…良く濡れてるね…」

一哉の2本の指が何の抵抗もなくスルッと入ってきて、私は身体を後ろに仰け反らせながら一哉の指を受け入れた。

先程のボディーソープとは違う粘着感のある水音がバスルームに響き始める。

「あっ…ふっ…かず…や…」

親指で敏感な花芯を潰しながら動く、私の中を動く2本の指が私を登りつめさせる。

私は一哉の首筋に右手を絡ませて唇を吸い付かせて、左手で一哉の二の腕に爪を立てて掴んだ。

私から一哉に情愛を交わした証をつけるのは、初めてのことだった。

「んんっ!」

短く声をあげた一哉の白い首筋には、薔薇の花びらの様な証が付いた。

私がそれを舐めて軽く啄むと、嬉しそうに微笑みながら一哉は私の顎を軽く掴んで唇を食み、熱を絡ませて口内の愛撫を繰り返す。

更に左手で胸の果実を弄られ、気が付けば身体が溶けそうなほどの愛撫を与えられていた。

息苦しさから唇を離すと、名残惜しそうに銀糸がするりと口元から落ちた。

「イキそう?」

指の動きに合わせて、従順に動いてしまう私の腰付きを見て一哉は私に訊ねた。

「んっ…もう…イク…」

指の動きは更に激しくなり、強く花芯を潰された瞬間、私は白い光の中に放り出された。

酸素を求め浅い呼吸を繰り返し、脱力している私をバスマットの上に寝かせ両膝の裏を抱えると、一哉は素早く避妊具を装着して、まだ落ち着かない私の中に一哉は腰を沈めてきた。

「あぁっ!んっ…やっ…かずやぁ…まだ…ダメぇっ…」

「うっ…くっ…」

一哉から精を搾り取ろうと伸縮している私の中に、歯を食い縛りながら一哉は更に奥へと一気に入ってきた。

「イッて…るから…まだ…あぁんっ…」

「はぁ…はぁ…たまんない…理彩の中…」

打ちつけるように動き始めた腰の律動を最奥まで受けとめ、私は一哉の身体に添うように足を絡ませた。

「んっ…んっ…また…イッちゃう…」

「理彩…っ…俺も…」

やがて中が激しくうねり、薄膜越しに一哉の精を搾り取る様に締め付けて、私は2度目の絶頂を迎えた。


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