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第1章

第10話 神殿と神龍

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前回のあらすじー!!

ギルドマスターサクヤ登場!
冒険者ランクCにup
神龍?神殿?

✄--------------- キ リ ト リ ---------------✄


「コンコンっユウキさーん朝ですよー、起きてますかー?」

彼女はこの宿屋の看板娘のイリスだ。

「んーー、イリスかおはよう」

「おはようございますユウキさん、朝食の準備が出来てます」

「わかった、着替えたらすぐ行く」

「わかりました、では食堂で待っていますね」

「あぁ」

一通りの会話を終えると、イリスは食堂へと行ってしまった。

「さてと、俺も早く着替えておっちゃんの飯を食いに行くか」

俺は着替えた後食堂へと行き、テーブル席に座りながらおっちゃんの料理が来るのを待っていた。
すると、イリスが朝食を持ってきてくれた。

「ユウキさん、今日の朝食はシチューとパンにサラダです」

「今日はシチューか、美味そうだな」

今日の朝食は日本で言う、ホワイトシチューとパンにサラダだ。
俺が食い始めると、イリスが聞いてきた。

「ユウキさんは今日はどこへ向かわれるのですか?」

「もぐもぐ……今日?今日はアルト森に行く予定だ」

「そうですか、アルト森へは何をしに?」

「もぐもぐ……ちょっと周りには聞かれたくない事でな、もぐもぐ……他言無用で頼むぞ」

「わ、わかりました、それでどちらへ?」

「神殿だ」

俺は小声でそう言った。

「なっ!い、いけません!」

イリスの声が大きく、周りがざわざわとなり始めた。

「イリス、声が、声が大きい」

「あ、す、すみません」

イリスは慌てて謝り、周りの皆にもなにもないと、説明してこの場は収まった。

「本当にすみません、ですがアルト森の神殿に行くなど自殺行為にも近いですよ?」

「それはわかっている、興味があるんだ」

「なっ!興味だけで自分の命を捨てるのですか!」

またもやイリスは大声を出してしまい、周りがざわつく。
イリスは自分がやってしまった事にすぐに気づき、周りの人になんでもないと説明してこの場を収めた。

「落ち着けってイリス、俺は大丈夫だから」

「落ち着けません!まずユウキさんはFランクの冒険者です大丈夫じゃありません、それにユウキさんは私の大切な……いえなんでもありません」

最後のところが気になったが、気にしないことにした。

「大丈夫だイリス、俺は強いから」

とイリスに言ったが、信じられないのかイリスは断固として神殿に行くのを拒否した。

「これじゃあ埒が明かないな」

優希はそう考え「こうなったら本当のステータスを見せるしかないか」と呟き、イリスはそのステータスを見て驚愕した。

ステータス

名前 ユウキ ハルカワ
種族 人族 神族 ???【封印】
ジョブ 勇者 大魔法戦士 大魔法使い 聖騎士 神 ???【封印】
状態 覚醒 封印【特定の条件を満たした場合 一部封印解除】

レベル 60
HP∞【測定不能】
MP∞【測定不能】
攻撃∞【測定不能】
防御∞【測定不能】
魔攻∞【測定不能】
魔防∞【測定不能】
俊敏∞【測定不能】
幸運∞【測定不能】

【スキル】
超鑑定Lv.MAX
超隠蔽Lv.MAX
火属性魔法Lv.MAX
水属性魔法Lv.MAX
風属性魔法Lv.MAX
土属性魔法Lv.MAX
光属性魔法Lv.MAX
闇属性魔法Lv.MAX
炎属性魔法Lv.MAX
氷属性魔法Lv.MAX
嵐属性魔法Lv.MAX
雷属性魔法Lv.MAX
聖属性魔法Lv.MAX
無属性魔法Lv.MAX
回復魔法Lv.MAX
結界魔法Lv.MAX
魔法攻撃力upLv.MAX
物理攻撃力upLv.MAX
全属性魔法Lv.MAX
全属性耐性Lv.MAX
剣術Lv.MAX
体術Lv.MAX
武術Lv.MAX
魔力操作Lv.MAX
魔力探知Lv.MAX
索敵Lv.MAX
無詠唱Lv.MAX
身体強化Lv.MAX
付与魔法Lv.MAX
家事Lv.MAX
錬金術Lv.MAX
交渉術Lv.MAX
カリスマLv.MAX
超高速HP自動回復Lv.MAX
超高速MP自動回復Lv.MAX
全人類語完全理解Lv.MAX
???【封印】

【ユニークスキル】
神聖属性魔法Lv.MAX
暗黒属性魔法Lv.MAX
魔力消費Lv.MAX
限界突破
全武器術Lv.MAX
古代魔法Lv.MAX
眷属Lv.MAX
???【封印】

【オリジナルスキル】
空間魔法Lv.MAX
転移魔法Lv.MAX
創造魔法Lv.MAX
創造生成Lv.MAX
天地創造Lv.MAX
形態変化Lv.MAX
スキル創造Lv.MAX
分解魔法Lv.MAX
時空魔法Lv.MAX
次元魔法Lv.MAX
封印魔法Lv.MAX
眷属契約Lv.MAX
スキル限界突破
スキル取得率上昇Lv.MAX
獲得経験値上昇Lv.MAX
全ステータス超上昇
全ステータス設定
強奪
魔眼
ナビゲーター
???【封印】

【特殊スキル】
愛情
ハーレム体質
???【封印】


【称号】
女神から愛されし者
神々から愛されし者
勇者に選ばれし者
英雄に選ばれし者
魔王に選ばれし者
邪神に選ばれし者
神に選ばれし者
精霊王に選ばれし者
神獣に選ばれし者
神族に選ばれし者
竜王に選ばれし者
王に選ばれし者
世界に選ばれし者
絶対支配者
世界の支配者
全知全能の神
絶対神
神を超えし者
???【封印】

【加護】
3大女神の加護
女神達の加護
神々の加護
アルトメアの加護
邪神の加護
精霊王の加護
竜王の加護
神獣の加護
剣神の加護
魔法神の加護
???【封印】



「…………」

優希「という事だ、俺は大丈夫だ」

「あ、はい」

イリスはまだ目の視点が会っていなかった。

その後俺は朝食を食べ終わると、まだ呆然としているイリスを置いて部屋へと戻っていった。
そして俺は行く準備を済ませ、1階へと降り、宿屋を出ようとした時、ようやく呆然状態から解放されたイリスが話しかけてきた。

「あの……」

優希「ん?イリスか、大丈夫か?」

「はい、とても信じられませんが、私はユウキさんを信じます」

「ん?あぁそうか」

「その……気を付けて下さいね」

「わかった。もしかしたら数日間戻って来ない可能性もある」

「わ、わかりました宿の方はお任せ下さい」

「ん、それじゃ行ってくる」

「はい、いってらしゃい」

イリスとの会話を終えた後、俺は宿屋を出た。

俺は今日で帰るつもりだが、最悪野宿の可能性もあるので、2日分の食料をあらかじめ買っておく。
その他にもテント等を色々買い、アイテムボックスに放り込んだ。
俺はコルト村の門をくぐり、アルト森へと入った。
一応このアルト森は広いのでナビゲーターのリサに道を案内してもらっている。
転移魔法があるのになぜ使わないって?
確かに俺の転移魔法なら行ったことない場所にも行ける。
だけど、それじゃつまらない。
旅は歩いてなんぼさ。
それにせっかくのファンタジー世界なんだから、ちゃんと冒険をしたい。
まあ、そいうこと。

俺は、リサにナビをしてもらいながら順調に神殿へと向かっていた。
何時間か歩いた後昼になったので、木が少なく広い場所を探し、そこで昼食を取ることにした。

「ここら辺でいいか」

俺は広場に座ると、村で買ったホットドッグ?らしき物を食べた。

「もぐもぐ……これは美味いな、本当にホットドッグみたいだもぐもぐ……」

俺はパンを食べ終わったので先に進もうとした時、「うわぁぁぁ!」何処からか悲鳴らしき声が聞こえてきた。
優希は別に助ける義理はないと考えていたが、いつの間にか無意識に身体が動いていて、その声のする場所まで一気に走っていった。
優希は困っている人を見捨てれない性格だ。
まあ例外はあるが。

優希が尋常ではないスピードで声のする方に駆け寄ると、そこには王族間を溢れさせる馬車とそれを守る兵士が何人かいた。
優希はその状況をみて、なんとなくこう思った。
「テンプレだな~」と。

「き、貴様は誰だ!」

優希はその問に答えることはなく、兵士と戦っている魔物を鑑定する。

ステータス

名前 ワイバーン
種族 竜
ランク A
状態 怒【攻撃力1.5倍上昇】

レベル 80
HP23000/25000
MP7500/7500
攻撃11000
防御8500
魔攻5000
魔防5000
俊敏10000
幸運10

【スキル】
火属性魔法Lv.8
炎属性魔法Lv.7
飛行Lv.10
威嚇Lv.7
威圧Lv.7

【ユニークスキル】

【オリジナルスキル】

【特殊スキル】

【称号】
竜の資格を持つもの

【加護】
竜神の加護



という感じだ。
たぶん、オークより強い。
まあ俺には関係ないが。

俺はワイバーンに向けて風属性魔法の初級魔法を放った。

「ウインドカッター!」

優希が放った魔法は大きな風の刃となってワイバーンへと向かっていった。
ワイバーンの身体全体を切り上げ、ワイバーンは跡形もなく撃沈した。
それを見ていた兵士は呆然としている。
俺は気にすることなくワイバーンの鱗や爪、翼等を拾い上げてはアイテムボックスに放り込んだ。
魔石も落ちていたので拾ってアイテムボックスに入れた。
今回拾った魔石は中だった。
俺は全て拾い終えるとその場を去ろうとした。
その時、「お待ち下さい!」と声が聞こえたので振り返ると、そこにはあのラルド王国の第一王女システィーナがいた。
俺と目を合わせたシスティーナは驚いていた。
俺も驚いている。

「あ、貴方様は、ユウキ様ではありませんか!」

「……まさか王女様だとは」

周りにいる兵士は未だ呆然としている。

「ど、どうしてユウキ様がここに……」

「その、なんだ、この森を探索してたんだよ」

あながち間違ってはいないが、神殿に行くことは黙っておいた。

「なにか違う気もしますが、そういう事にしておきましょう」

俺は安堵した。

「それで、王女様はなぜここに?」

「私達はコルト村へ行くところです」

「へ?コルト村?」

「はい、先日城の者がコルト村にAランクモンスターを狩ったFランク冒険者がいると言う噂を聞きまして、それでコルト村への視察のついでにその噂も確かめようと思いまして」

おいおい誰だよそんな噂広めたやつ
たぶん、冒険者ギルドの誰かだと思うが。

「それで、いくつか聞きたいことがあるのですが__」

「すみません王女様、今はまだ話せません、ですがいつか必ず王女様には本当の事を伝えましょう。
では俺はこれで」

「え、ちょ……」

なにかシスティーナが言いたそうな顔をしてたが、俺は転移魔法を使い、さっきの広場へと戻った。
俺は転移魔法で戻る際、王女様に風属性魔法を使い言葉を残して戻っていった。
まあ風属性魔法を使わなくても、スキル創造でテレパシー能力のスキルを作ればいいんだが。

「王女様、またいつか必ず会いましょう」

「ユウキ様……」

システィーナはしばらくその場で呆然としていたのであった。

優希は転移魔法で広場に戻るとすぐに支度をし、神殿のある方へと進んでいった。

そして……

「おぉ、ここが神殿か……」

俺は神殿をみて呆然とした。
その神殿の周りには、聖水の様に綺麗な水が流れており、神殿へと渡る道が一本橋のように出来ていた。
俺は神殿に入ろうと近づくと「ここへ何をしに来た愚かな人間よ」とどこからか声がした。
すると、神殿の入口の前に虹色のドラゴンが現れた。
十メートル以上はあるであろうドラゴンがそこには居た。
俺は恐怖よりも興奮で感情が高まっていた。

「ここへ何をしに来た愚かな人間よ、ここはお前達の様な者がくる場所では無い」

虹色のドラゴンが言ってくる

「俺は神殿に用が会ってきたんだ、悪いがそこを通してくれないか?」

「馬鹿を言え、この神聖なる神殿にお前達人間など入れるわけなかろう、もちろん他の者も同じだ」

「そうか……」

「そうだ、今なら見逃してやってもいい、だがそれでもなおこの神殿に入ると言うのなら我に力を示せ」

そう言うとドラゴンは威圧で俺を脅してきた。
まあ俺には効かないんだけどな。
一応戦う前に鑑定をしておく。
するとやはり、かなり強かった。
それも、この世界を支配できるほどに

ステータス

名前 ???
種族 神龍
ランク SSS+
状態 良好

レベル 7777
HP75000000/75000000
MP50000000/50000000
攻撃45000000
防御40000000
魔攻45000000
魔防40000000
俊敏35000000
幸運200

【スキル】
火属性魔法Lv.90
水属性魔法Lv.90
風属性魔法Lv.90
土属性魔法Lv.90
光属性魔法Lv.90
闇属性魔法Lv.90
炎属性魔法Lv.90
氷属性魔法Lv.90
嵐属性魔法Lv.90
聖属性魔法Lv.90
回復魔法Lv.90
全属性魔法Lv.90
全属性耐性Lv.90
魔力察知Lv.90
魔力操作Lv.90
鑑定Lv.MAX
隠蔽Lv.MAX
飛行Lv.MAX
無詠唱

【ユニークスキル】
人化
ブレス
神聖属性魔法Lv.10

【オリジナルスキル】
???【人化の時のみ解放】

【特殊スキル】

【称号】
竜殺し
竜神殺し
竜神の資格を持つもの
龍殺し
龍神の資格を持つもの

【加護】
アルトメアの加護
竜神の加護
龍神の加護



こんな感じだ。
これだけの強さを持つのなら間違いなくこの世界を支配出来るだろう。
しかし、優希にとっては龍神などどうってことない。
優希は龍神より遥か上だからだ。

「ん?お前のステータスが見れないな、まさか我より隠蔽のレベルが高いと言うのか」

「まあ、そういう事になるな」

「ふむ、少しは期待してもいいかもな、ではいくぞ!」

「あぁ!来い!」

こうして龍神と優希の戦いが始まった。
まず仕掛けたの龍神

「では我から行こう、ヘルファイア!」

龍神がそう唱えると、空中に巨大な炎の塊が現れた。
太陽、とはまではいかないもののそれに近いほど巨大だ。
ヘルファイアは炎属性魔法の魔法だ。クラスは帝級。
その炎は優希に直撃し、炎の渦が出来、周りの木や地形が炎に焼かれ、跡形もなくなっている。
炎が優希に当たった瞬間、龍神は勝ちを確信した。

「へぇ……」

ドーーーーーーン

「フハハハハ、やはりこの程度か、期待はずれだなフハハハハ」

「……」

「なっ!ばかな!今のを食らって無傷だと!?」

確かに優希にヘルファイアは直撃した、普通の者なら跡形もなく塵になっていただろう。
しかし優希は違う、龍神よりも遥かに強く、神の資格を持つもの。
龍神がいくら強くなろうと優希には勝てないのだから。

「お前やっぱり強いな、だが相手が悪かったな、俺にはどんな魔法も効かない」

もちろん魔法が効かないのは本当だが嘘だ、優希にも魔法は効く。だが、優希は無傷で済む。
それは優希のステータスを見ればすぐにわかるだろう。

「ばかな、そんな話があってたまるか」

龍神は優希に魔法が効かないなど信じられないらしく、次々と優希に向かって帝級クラスの魔法を放つ。
優希はこれ以上被害が出ては面倒だと思い、次々と放れてくる魔法を優希のもつオリジナルスキルの一つ、分解魔法を使ってことごとく魔法を消していく。
それをみた龍神は唖然としていた。

「ば、ばかな……本当に私の魔法が効かないだと……ありえない……」

「いや本当は俺に魔法は効く、だが効いたとしても無傷、それに俺はどんな魔法も分解して消すことが出来る」

「そんなデタラメが……」

「あるのさ俺には、不可能も可能にしてしまうほどの力がな」

龍神はそれを聞き、絶望した。
彼が嘘を言っているようには思えないからだ。
もしそれが本当なら、龍神がいくら魔法を放っても彼には通じないからだ。
龍神は考えた、魔法を使わずに彼に勝てる方法を。

「フ、そうか、魔法が効かないか」

「あぁ、そうだ」

「ならばこれでどうだ!」

龍神は魔法が効かないと判断し、接近戦なら勝てるかもしれないという望みにかけた。
しかしそんな望みは、簡単に打ち砕かれることになる。

「これで私の勝ちだァァッ!!」

「悪いが俺の勝ちだ」

優希はそう言うと、龍神の手を取り、地面へと背負い投げした。

「なっ!グハッ……」

「あぁ、言ってなかったが俺は接近戦も得意なんだ」

優希は言った後、龍神に向けて回復魔法を使った。

「ハイヒール!」

龍神の傷はあっという間に治った。

「な、なぜだ……」

「ん?なんだ?」

「なぜ私を殺さない」

「殺す理由が無いからだよ、それに俺はむやみに人を殺そうとはしないさ」

「なんだそれは……だが助かった」

「ん?これぐらいどうってことないさ、それで神殿に入れてくれるか?」

「あぁ、我は負けた、神殿には入れるようにしておいた、後は好きにするがいい」

「そうか、ありがとな」

「……お前は優しいのだな、他の人間とは違う心を持っているようだ」

「ん?そうか?俺は別に優しいとは思ってないけどなー」

「ハハハ……まあいい、それで……よかったら我も連れて行ってくれないかな?貴方に絶対の忠誠を誓う、だから頼む」

龍神はそう言うと、頭を下げてきた。

「んー、俺は別に構わないけど、お前は本当にそれでいいのか?」

「あぁ、私は心の底から貴方について行きたいと思っている」

「分かった、じゃあこれからもよろしくな」

「よろしくねご主人様」

「お、おう、その呼び方をされるとなんか恥ずかしいな」

「ふふ、可愛いご主人様だこと」

「か、からかうなよ、てか戦っている時とまるで口調が違うな」

「あの口調はあくまであの神殿を守っていた時に使っていた物。
今は貴方の配下についたから神殿を守っていた時の口調は使わない。
女の子らしい口調を使わないとねふふふ」

「お前女だったのか」

「いまさら?本当の私は正真正銘女の子よ」

「まじかよ……」

「本当よ?今から人化するからちょっとまってて」

すると龍神は人化を使い、一瞬で人の姿になった。

「どう?本当に女よ?信じてくれた?」

「あ、あぁ……」

「ふふふ、それならいいわ」

優希は目の前に立つ少女に見とれていた
容姿端麗と言う言葉では足りないほどの美貌で、髪は銀色で胸は小さく、身長は150センチあるかないかぐらいだ。
優希は思わず言葉を漏らした

「綺麗だ……」

優希が思わず呟くと、龍神は顔を真っ赤にした。

「っな!き、綺麗だなんて……」

「あぁ、ご、ごめん!」

「なんであやまってるのよ……でも嬉しいありがとう」

そう言うと龍神は笑顔で礼を言ってきた。
その姿も綺麗だった。

「そういえば、名前はあるのか?」

「ううん、ないわよ、ご主人様が決めて」

「あぁ、わかった」

名前かー、んーネーミングセンス俺無いからなー。
と思いながらも、真剣に考える優希。

「よし!、これからお前の名前はシャルだ!」

「シャル……シャル!、私はこれからシャル!ありがとう、そしてこれからよろしくねご主人様!」

「あぁ、よろしくなシャル!」

その後優希とシャルは神殿の中に入っていったのだった。
優希はシャルの名前を考えたあとこう思っていたのだった
「やっぱりご主人様は恥ずかしいな、呼び方変えてもらおうかな……」


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