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サキSide 3
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サキSIDE 3
季節は初夏になろうとしていた。夜も暖かくなり、天気も良かった。レイは毎日の様に入江の子どもたちと大船村の子供たちに、星の位置を教えていた。
「星の位置か。何の役に立つんだろうな?」
大船村の大人たちの中には、あまり興味が無さそうにしていた人もいた。でも、子供たちは年齢に関係なく興味深々であった。
「あの赤い星ってなぁに?」
「どうして明るい星と、暗い星があるの?」
レイは質問攻めに会い、たまに困ったような顔をしている。その度に、次の日までに何らかの創作話を創り上げていた。
「大船村の口伝か。特に、面白い物は無いぞ?」
サンおばさんの長女の夫が、『何かあったかなぁ?』という顔つきで、話をし始めた。
空を飛ばない鳥、空を飛ぶ魚、鹿が熊を集団で追い払った話、嘘か真かわからない話しをかき集め、入江の人たちは三内や他の村々で聞いた話をレイに聞かせた。
「雪山に、大人の人間二人分の大きさの、毛むくじゃらの生き物がいるって本当かしら?」
私は眉唾ものの話を聞くたびに、レイに嘘をついているのではないかと思う事がある。しかし、その話が渡島だけでなく、三内より山奥の村や、秋田の山に住む村の人も、同じ事を言っていたと聞いた時には驚いた。
「レイは、どう思う?」
レイはサンおばさんに、身体が痛まない様に体位を変えてもらいつつ、「うーん」と呻りつつ、少しの間考え込んでいた。
「たぶん、嘘だと思う」
「あら、どうしてかしら?」
サンおばさんは、みんなが言っているので本当じゃないかと思っているようだ。
「だって、大人二人分の大きさの生き物なら、それだけたくさんの食べ物を食べなくちゃ生きていけない。たぶん、ヒグマよりもたくさん食べないとだめだ。でも、雪山にはそんなに食料は無いはずだから、いないと思う」
レイの言葉に、サンおばさんは「ああ、確かに何を食べたらそんなに大きくなるのかしらねぇ?」と、疑問の声をあげた。
「レイ、もしかしたら私たちが食べる物じゃなくて、土を食べているんじゃないかしら。キノコの様に」
カラから聞いた『キノコは土をエサにする』という話を思い出し、私はレイに冗談交じりに言った。
すると、レイは「そうか」と、声をあげた。
「土の中には白い虫の幼虫や、ミミズがたくさんいる。この生き物たちは小さいけど、土を食べて生きている。なら、たくさん土を食べて、大きくなる生き物がいるのかもしれない」
レイはそう言って、目を輝かせた。
私は『そんな事は無いと思う』と言いたくなったが、レイの想像を壊す必要はないと思った。
「そうねぇ、クジラもあんなに大きいのに、何を食べているのか分からないからね。クジラは海の水だけで、生きているのかもしれないわね」
サンおばさんがレイの言葉に賛同し、私も『もしかしたら』という気持ちになった。
「クジラは海の水の栄養を食べて、いらないものおしっことして頭から出しているんだ」
レイの言うおしっことは、鯨の潮吹きだ。そのおしっこをしている場所はクジラの頭なのか背中なのか、意見が分かれていた。
「なら、雪山に住む毛むくじゃらの生き物は、どんなうんちやおしっこをしているのかしらね?」
サンおばさんに尋ねられ、レイは「うーん」と首をかしげた。
「レイ、家の中じゃなくて、外で考えてみない?」
私の提案に、レイは「うん」頷き、サンおばさんが家の近くにいたムウを呼んでくれた。
「毛むくじゃらの生き物がいるって、ヒグマとどっちが強いんだろうな」
ムウは笑いつつ、レイを担ぎあげた。村の人たちは、もう誰でもレイを丁寧に担ぐ事が出来た。
外に出ると、太陽がまぶしかった。そのまま海岸に行くと、ハウさんが海の向こうを眺めていた。
「何を見ているんですか?」
ムウが尋ねると、ハウさんは「ハムの帰りが遅い」と、短く答えた。仁斗田島に行って、帰ってくるのには日数が予定よりも遅くなっていた。
「交流を絶っている村、でしたっけ?」
私が尋ねると、ハウさんは頷いた。
「心配ですか?」
私が続けると、ハウさんは無言で海を見続けているだけだった。
「大丈夫だと思いますよ」
レイの声に、ハウさんは振り返った。
「どうして、そう思う?」
ハウさんの問いかけに、レイは口を開いた。
「だって、僕の介助をしようと最初に提案したのが、ハムさんだからです」
レイの言葉に、ハウさんは「そうだったな」と言った。
レイの身体が動かなくなってきた当時、班長だったマクさんではなく、ハムが最初に家々を回って、順番に介助しようと子供たちに提案したのだ。
「僕は最近まで、その事を知りませんでした。ハムさんは優しい人だと、僕は思っています。僕の事を考えていたからこそ、一昨年には迷いが生まれて、少し嫌われていました。でも、今のハムさんなら、誰に対しても優しく接する事が出来ると思います。例え、心を閉ざしている人に対しても。交流を絶っている人たちに対しても」
レイが話し終えると、ハウさんは少し間を置いて口を開いた。
「交流を絶っていたと分かれば、すぐに帰ってくるんじゃないのか?」
「ハムさんなら、交流を絶っている理由が分かるまで近くに滞在しているでしょうし、カラがいるなら、交流しようと言い合いになっているかもしません。でも、二人はお互いの意見を受け入れてから、自分の意見を言える人です。だから、僕は心配していません」
レイが話し終えると、ハウさんは大きなため息をついた。
「心配しているのは、俺だけかな?」
ハウさんは珍しく笑い、海に向かって自分の亡き妻の名前を口にした。
「ハムはもう、立派な大人だぞ」
ハウさんは大きな声で、海に向かって叫んだ。
季節は初夏になろうとしていた。夜も暖かくなり、天気も良かった。レイは毎日の様に入江の子どもたちと大船村の子供たちに、星の位置を教えていた。
「星の位置か。何の役に立つんだろうな?」
大船村の大人たちの中には、あまり興味が無さそうにしていた人もいた。でも、子供たちは年齢に関係なく興味深々であった。
「あの赤い星ってなぁに?」
「どうして明るい星と、暗い星があるの?」
レイは質問攻めに会い、たまに困ったような顔をしている。その度に、次の日までに何らかの創作話を創り上げていた。
「大船村の口伝か。特に、面白い物は無いぞ?」
サンおばさんの長女の夫が、『何かあったかなぁ?』という顔つきで、話をし始めた。
空を飛ばない鳥、空を飛ぶ魚、鹿が熊を集団で追い払った話、嘘か真かわからない話しをかき集め、入江の人たちは三内や他の村々で聞いた話をレイに聞かせた。
「雪山に、大人の人間二人分の大きさの、毛むくじゃらの生き物がいるって本当かしら?」
私は眉唾ものの話を聞くたびに、レイに嘘をついているのではないかと思う事がある。しかし、その話が渡島だけでなく、三内より山奥の村や、秋田の山に住む村の人も、同じ事を言っていたと聞いた時には驚いた。
「レイは、どう思う?」
レイはサンおばさんに、身体が痛まない様に体位を変えてもらいつつ、「うーん」と呻りつつ、少しの間考え込んでいた。
「たぶん、嘘だと思う」
「あら、どうしてかしら?」
サンおばさんは、みんなが言っているので本当じゃないかと思っているようだ。
「だって、大人二人分の大きさの生き物なら、それだけたくさんの食べ物を食べなくちゃ生きていけない。たぶん、ヒグマよりもたくさん食べないとだめだ。でも、雪山にはそんなに食料は無いはずだから、いないと思う」
レイの言葉に、サンおばさんは「ああ、確かに何を食べたらそんなに大きくなるのかしらねぇ?」と、疑問の声をあげた。
「レイ、もしかしたら私たちが食べる物じゃなくて、土を食べているんじゃないかしら。キノコの様に」
カラから聞いた『キノコは土をエサにする』という話を思い出し、私はレイに冗談交じりに言った。
すると、レイは「そうか」と、声をあげた。
「土の中には白い虫の幼虫や、ミミズがたくさんいる。この生き物たちは小さいけど、土を食べて生きている。なら、たくさん土を食べて、大きくなる生き物がいるのかもしれない」
レイはそう言って、目を輝かせた。
私は『そんな事は無いと思う』と言いたくなったが、レイの想像を壊す必要はないと思った。
「そうねぇ、クジラもあんなに大きいのに、何を食べているのか分からないからね。クジラは海の水だけで、生きているのかもしれないわね」
サンおばさんがレイの言葉に賛同し、私も『もしかしたら』という気持ちになった。
「クジラは海の水の栄養を食べて、いらないものおしっことして頭から出しているんだ」
レイの言うおしっことは、鯨の潮吹きだ。そのおしっこをしている場所はクジラの頭なのか背中なのか、意見が分かれていた。
「なら、雪山に住む毛むくじゃらの生き物は、どんなうんちやおしっこをしているのかしらね?」
サンおばさんに尋ねられ、レイは「うーん」と首をかしげた。
「レイ、家の中じゃなくて、外で考えてみない?」
私の提案に、レイは「うん」頷き、サンおばさんが家の近くにいたムウを呼んでくれた。
「毛むくじゃらの生き物がいるって、ヒグマとどっちが強いんだろうな」
ムウは笑いつつ、レイを担ぎあげた。村の人たちは、もう誰でもレイを丁寧に担ぐ事が出来た。
外に出ると、太陽がまぶしかった。そのまま海岸に行くと、ハウさんが海の向こうを眺めていた。
「何を見ているんですか?」
ムウが尋ねると、ハウさんは「ハムの帰りが遅い」と、短く答えた。仁斗田島に行って、帰ってくるのには日数が予定よりも遅くなっていた。
「交流を絶っている村、でしたっけ?」
私が尋ねると、ハウさんは頷いた。
「心配ですか?」
私が続けると、ハウさんは無言で海を見続けているだけだった。
「大丈夫だと思いますよ」
レイの声に、ハウさんは振り返った。
「どうして、そう思う?」
ハウさんの問いかけに、レイは口を開いた。
「だって、僕の介助をしようと最初に提案したのが、ハムさんだからです」
レイの言葉に、ハウさんは「そうだったな」と言った。
レイの身体が動かなくなってきた当時、班長だったマクさんではなく、ハムが最初に家々を回って、順番に介助しようと子供たちに提案したのだ。
「僕は最近まで、その事を知りませんでした。ハムさんは優しい人だと、僕は思っています。僕の事を考えていたからこそ、一昨年には迷いが生まれて、少し嫌われていました。でも、今のハムさんなら、誰に対しても優しく接する事が出来ると思います。例え、心を閉ざしている人に対しても。交流を絶っている人たちに対しても」
レイが話し終えると、ハウさんは少し間を置いて口を開いた。
「交流を絶っていたと分かれば、すぐに帰ってくるんじゃないのか?」
「ハムさんなら、交流を絶っている理由が分かるまで近くに滞在しているでしょうし、カラがいるなら、交流しようと言い合いになっているかもしません。でも、二人はお互いの意見を受け入れてから、自分の意見を言える人です。だから、僕は心配していません」
レイが話し終えると、ハウさんは大きなため息をついた。
「心配しているのは、俺だけかな?」
ハウさんは珍しく笑い、海に向かって自分の亡き妻の名前を口にした。
「ハムはもう、立派な大人だぞ」
ハウさんは大きな声で、海に向かって叫んだ。
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