22 / 149
2章 テルミア王国 スフィアート編
潜入、宗教都市スフィアート
しおりを挟む
仕方ない、一肌脱ぎますか。
「フィン、アイリス、貴方達にはこれを着けて、私と一緒にスフィアートに入ってもらうわ。
「わあ、綺麗なネックレス!お姉様、ありがとうございます。でも、このネックレスに何かあるんですか?」
「私が作ったお手製ネックレスよ。このネックレスに付いている宝石には、スキル『偽装レベルMAX』が付与されているわ。ステータスの偽装だけでなく、外側の姿・形・気配を偽装出来る優れものよ」
「師匠、これってもしかして、ガルム一味のものを応用したんですか!」
あら、フィン冴えてるじゃない。
「そうよ。ただ、ガルム一味の持っていた変装の魔導具は不完全なもの。魔導具自体に些細な衝撃が走れば、すぐに解除されるものだった。このネックレスは、それを基に改良した物よ。それを着けていれば、あなたがアイリスだという事は絶対にバレないわ。あなた自身、どんな姿になりたいか思い浮かべなさい。ただし、身長はそのままだから注意してね」
「お姉様、早速着けてみます」
ネックレスを着けると、アイリスは目を閉じ、なりたい自分を思い浮かべているようだ。しばらくすると、アイリスの髪はピンクに、目、鼻、口の形が変化した。これならアイリスだとは、まず気付かれないだろう。
「これなら、アイリス様とは絶対に気付かれないですね。警備の水晶玉による鑑定も大丈夫なんでしょうか?」
「それなら大丈夫よ。スキルレベルがMAXだし、まずバレないわね。ガルム一味も変装して、普通に通れたでしょ。多分、付与された偽装のレベルが高レベルで鑑定を上回ったんでしょうね」
「でも師匠、偽装スキルも持っていたんですね。しかもレベルMAXだし」
「色々と試していたら、そうなったのよ。もちろん、犯罪とかには使ってないわよ。ステータスの偽造はしても、姿・形・気配まで変えたら、本当の自分を見せても誰も気付いてもらえなくなるからね」
「お姉様、これでバレないでしょうか?ステータスの偽装は、これで良いですか?」
「師匠、偽装しました。確認をお願いします」
「大丈夫よ、変装前と同じで可愛いし、ステータスも若干変えてるわね。称号とユニークスキルを消して、各魔法のスキルも消しているか1のどちらか、基礎能力値もかなり減らしているから問題ないわ。フィンは姿を変える必要もないし、それで大丈夫よ」
アイリスのステータスを表示するとこんな感じだ。
名前 アイリス・フォーリング → 偽装後 イリス
種族 人間 → 偽装後 人間 一般市民
年齢 11
レベル 10 → 偽装後 5
基礎能力値
偽装前 偽装後
攻撃 359 → 65
防御 335 → 48
素早さ 183 → 45
運 70 → 20
魔力 2242 → 76
スキル ()は偽装後のレベル
魔力循環4(1) 魔力操作4(1) 火魔法4(×) 水魔法3(1) 地魔法4(×) 風魔法3(1) 光魔法MAX (1) 聖魔法6 (×)
ユニークスキル フルリカバリー (×)
(魔力を2000使用することで、半径30m以内に入る仲間達全員の体力・魔力・全ての状態異常を全回復出来る)
称号 聖女 (魔力値 大補正、それ以外小補正) (×)
さすが、聖女ね。完全に聖魔法と魔力の特化型だわ。レベル10は、多分、大森林で何体か格上の邪族を討伐したんでしょう。ただ、気になるのが加護がない事ね。てっきり、『女神スフィアの加護』があると思っていたんだけど変ね?恐らく加護がある人は、何らかの守護が働いていると思う。だから、フィンの場合、邪族が近寄れなかった。でも、スフィア教の聖女アイリスにはそれがない。妙ね?
「イリス、あなたの称号だけど、聖女だけなのよね?」
「はい、そうですけど、何か問題が?」
「いいえ、問題ないわ」
やはり、おかしい、何か腑に落ちない。だったら、なぜ邪族はイリスを暗殺しないのかしら?考えても仕方ないか。
イリスもフィン同様、鍛えていきましょう。
フィンも、あれから成長したようね。風魔法を覚えたか。さっき、『カマイタチ』を使っていたから、もしかしたらと思ったのよ。多分、爪術スキルは魔法と連動するわね。『サンダーファング』は、上位魔法である雷魔法レベル1を元々覚えていたから使えたんでしょう。今まで発動しなかったのは、多分、呪いの所為で魔力が減少していたからかな。
(ちなみに、ゴブリンナイトのステータスは平均2100前後、ギリギリCクラス)
名前 フィン・レーデンブルク → 偽装後 フィン
種族 獣人、レーデンブルク王国第3王女 → 偽装後 獣人
年齢 12
レベル 7
基礎能力値
初期値 → 現在
攻撃 473 965
防御 326 658
素早さ 638 1149
運 20 20
魔力 210 540
スキル 俊速6 体術4 爪術3 魔力循環4 魔力操作4 魔力纏い3
風魔法1(NEW) 雷魔法1
ユニークスキル 神獣化(フェンリルとなる事で全能力値10倍 制限時間10分)
偽装後 → ×
称号 神獣フェンリルの加護 (全能力値 中補正) → 偽装後 ×
「うん、アイリス様、可愛いです」
「えへへ、ありがとうございます」
「あとは、名前ね」
「お姉様、イリスでも構いませんか?」
「別に良いけど、アを取っただけよ」
「はい、名前はあまり変えたくないので」
「それじゃあ、これからはイリスね。フィンもイリスと呼び捨てにしなさい」
「ふぇ、呼び捨てですか!」
「当たり前でしょ。偽装で同じ身分にしてあるし、年下に敬語を使う子がどこにいるのよ」
「フィン王女の事は、フィン姉と呼ばせて下さい。私、孤児だったから、一度で良いから呼んでみたかったんです」
「う~、わかった。イリス、これから宜しくね」
「まとまったところで、まずやるべき事は、スフィアートに潜入して情報収集よ。行方不明で3日経過しているなら、色々と動きもあるでしょう。迂闊な行動はしないように」
というか、一番慎重に行動しないといけないのは、---私か。
「「はい!」」
○○○
スフィアートの入り口が見えてきた。大きな門ね。さっき、グリフォンに乗って偵察してみたけど、イリスが言っていたようにスフィアートの中心に大きな大聖堂があり、それを囲うように街が形成されている。そして、最も外側の東西南北に四方の門があり、街全体を壁で囲んでいる。ただ、イリスが言っていた内容と1つ違うものがある。それは聖魔法だ。街全体が大聖堂を中心に聖魔法『クリーチャーリーブ』が施されている。これだけ広範囲に魔法を維持させるには、人の力では無理だ。恐らく、強力な魔導具が使用されているのだろう。この魔法は邪力に反応するから、私も展開している邪法を解除しておこう。入り口で弾かれたら不味いからね。邪力を完全に断てば、普通に入れる。まあ、純粋な邪族には無理でしょうね。
イリスは、この聖魔法の事を知っているのだろうか?今は言わないでおこう。でも、1つ謎は解けたわね。街全体に聖魔法が施されてるから、邪族が入ってこれないのね。だから、人間を操って転移魔法でイリスを大森林に転移させ、そこで殺そうとしたてところかしら。
そしてスフィアート、1つ言えるのは、王都より警備が遥かに厳重であることだ。この聖魔法は、王都に施されていなかった。何か理由があるのだろうか?
「お姉様、フィン姉、なんだか緊張してきました。普通に入場出来るのでしょうか?」
「大丈夫、イリスはギルドカードを持っていないけど、さっき言ったように説明すれば入場出来るわ」
私達の順番が来たようだ。私とフィンはギルドカードを渡し、水晶玉に手をかざし、無事に通過した。イリスについては、家族と旅の途中、邪族に襲われ家族は殺されたが、自分だけがなんとか生き延び、お腹が空き過ぎて倒れた所を私に助けてもらったという設定にしておいた。警備の人は気の毒に思いながら、イリスを通してくれた。
「警備の人になんだか悪いです」
「何言ってるの、イリス、半分当たってるでしょ。邪族を討伐した後、物凄い勢いで私が作った昼食、食べてたでしょ」
「あ、あれはお姉様の昼食があまりにも美味しかったからですよ。特に唐揚げは、もう一度食べたいです」
「わかるよ、イリス!唐揚げは、絶品だよね。王都のひょっとこ屋に行けば、食べられるよ。しかも、師匠が作ったのは唐揚げだけじゃないんだ。もう少ししたら、王都全体にまで広まると思う」
凄く大袈裟な気がする。いくらなんでも、半年ぐらいかかるでしょう。
「フィン姉、本当ですか!お姉様、今すぐにでも、王都に行きたいです」
「駄目に決まってるでしょ。せめて、1週間待ちなさい。そうしたら、連れて行ってあげる」
「1週間ですね!わかりました。楽しみにしておきます」
イリスも唐揚げを気に入るとはね。子供の定番メニューだからかな。王都で広まってくれれば、スフィアートにも時期に来るでしょうね。
「それじゃあ、とりあえず冒険者にギルドに行きましょう」
上手く潜入出来たのはいいけど、ここからどう動くかよね。
1. アイリス行方不明事件の情報を収集し、現状を把握する
2. フィンとイリスを強化する
3. 邪族に操られた人間を把握し捕獲する
4. 関わった邪族を討伐する
こんなところか。フィンの時もそうだけど邪王の封印が弱体化しつつあるから、それに備えて邪族が活発に動き始めている兆候かな。フィンもアイリスも邪族にとって、邪魔になる存在だからね。
さあ、まずは情報収集を始めていきましょう。
「フィン、アイリス、貴方達にはこれを着けて、私と一緒にスフィアートに入ってもらうわ。
「わあ、綺麗なネックレス!お姉様、ありがとうございます。でも、このネックレスに何かあるんですか?」
「私が作ったお手製ネックレスよ。このネックレスに付いている宝石には、スキル『偽装レベルMAX』が付与されているわ。ステータスの偽装だけでなく、外側の姿・形・気配を偽装出来る優れものよ」
「師匠、これってもしかして、ガルム一味のものを応用したんですか!」
あら、フィン冴えてるじゃない。
「そうよ。ただ、ガルム一味の持っていた変装の魔導具は不完全なもの。魔導具自体に些細な衝撃が走れば、すぐに解除されるものだった。このネックレスは、それを基に改良した物よ。それを着けていれば、あなたがアイリスだという事は絶対にバレないわ。あなた自身、どんな姿になりたいか思い浮かべなさい。ただし、身長はそのままだから注意してね」
「お姉様、早速着けてみます」
ネックレスを着けると、アイリスは目を閉じ、なりたい自分を思い浮かべているようだ。しばらくすると、アイリスの髪はピンクに、目、鼻、口の形が変化した。これならアイリスだとは、まず気付かれないだろう。
「これなら、アイリス様とは絶対に気付かれないですね。警備の水晶玉による鑑定も大丈夫なんでしょうか?」
「それなら大丈夫よ。スキルレベルがMAXだし、まずバレないわね。ガルム一味も変装して、普通に通れたでしょ。多分、付与された偽装のレベルが高レベルで鑑定を上回ったんでしょうね」
「でも師匠、偽装スキルも持っていたんですね。しかもレベルMAXだし」
「色々と試していたら、そうなったのよ。もちろん、犯罪とかには使ってないわよ。ステータスの偽造はしても、姿・形・気配まで変えたら、本当の自分を見せても誰も気付いてもらえなくなるからね」
「お姉様、これでバレないでしょうか?ステータスの偽装は、これで良いですか?」
「師匠、偽装しました。確認をお願いします」
「大丈夫よ、変装前と同じで可愛いし、ステータスも若干変えてるわね。称号とユニークスキルを消して、各魔法のスキルも消しているか1のどちらか、基礎能力値もかなり減らしているから問題ないわ。フィンは姿を変える必要もないし、それで大丈夫よ」
アイリスのステータスを表示するとこんな感じだ。
名前 アイリス・フォーリング → 偽装後 イリス
種族 人間 → 偽装後 人間 一般市民
年齢 11
レベル 10 → 偽装後 5
基礎能力値
偽装前 偽装後
攻撃 359 → 65
防御 335 → 48
素早さ 183 → 45
運 70 → 20
魔力 2242 → 76
スキル ()は偽装後のレベル
魔力循環4(1) 魔力操作4(1) 火魔法4(×) 水魔法3(1) 地魔法4(×) 風魔法3(1) 光魔法MAX (1) 聖魔法6 (×)
ユニークスキル フルリカバリー (×)
(魔力を2000使用することで、半径30m以内に入る仲間達全員の体力・魔力・全ての状態異常を全回復出来る)
称号 聖女 (魔力値 大補正、それ以外小補正) (×)
さすが、聖女ね。完全に聖魔法と魔力の特化型だわ。レベル10は、多分、大森林で何体か格上の邪族を討伐したんでしょう。ただ、気になるのが加護がない事ね。てっきり、『女神スフィアの加護』があると思っていたんだけど変ね?恐らく加護がある人は、何らかの守護が働いていると思う。だから、フィンの場合、邪族が近寄れなかった。でも、スフィア教の聖女アイリスにはそれがない。妙ね?
「イリス、あなたの称号だけど、聖女だけなのよね?」
「はい、そうですけど、何か問題が?」
「いいえ、問題ないわ」
やはり、おかしい、何か腑に落ちない。だったら、なぜ邪族はイリスを暗殺しないのかしら?考えても仕方ないか。
イリスもフィン同様、鍛えていきましょう。
フィンも、あれから成長したようね。風魔法を覚えたか。さっき、『カマイタチ』を使っていたから、もしかしたらと思ったのよ。多分、爪術スキルは魔法と連動するわね。『サンダーファング』は、上位魔法である雷魔法レベル1を元々覚えていたから使えたんでしょう。今まで発動しなかったのは、多分、呪いの所為で魔力が減少していたからかな。
(ちなみに、ゴブリンナイトのステータスは平均2100前後、ギリギリCクラス)
名前 フィン・レーデンブルク → 偽装後 フィン
種族 獣人、レーデンブルク王国第3王女 → 偽装後 獣人
年齢 12
レベル 7
基礎能力値
初期値 → 現在
攻撃 473 965
防御 326 658
素早さ 638 1149
運 20 20
魔力 210 540
スキル 俊速6 体術4 爪術3 魔力循環4 魔力操作4 魔力纏い3
風魔法1(NEW) 雷魔法1
ユニークスキル 神獣化(フェンリルとなる事で全能力値10倍 制限時間10分)
偽装後 → ×
称号 神獣フェンリルの加護 (全能力値 中補正) → 偽装後 ×
「うん、アイリス様、可愛いです」
「えへへ、ありがとうございます」
「あとは、名前ね」
「お姉様、イリスでも構いませんか?」
「別に良いけど、アを取っただけよ」
「はい、名前はあまり変えたくないので」
「それじゃあ、これからはイリスね。フィンもイリスと呼び捨てにしなさい」
「ふぇ、呼び捨てですか!」
「当たり前でしょ。偽装で同じ身分にしてあるし、年下に敬語を使う子がどこにいるのよ」
「フィン王女の事は、フィン姉と呼ばせて下さい。私、孤児だったから、一度で良いから呼んでみたかったんです」
「う~、わかった。イリス、これから宜しくね」
「まとまったところで、まずやるべき事は、スフィアートに潜入して情報収集よ。行方不明で3日経過しているなら、色々と動きもあるでしょう。迂闊な行動はしないように」
というか、一番慎重に行動しないといけないのは、---私か。
「「はい!」」
○○○
スフィアートの入り口が見えてきた。大きな門ね。さっき、グリフォンに乗って偵察してみたけど、イリスが言っていたようにスフィアートの中心に大きな大聖堂があり、それを囲うように街が形成されている。そして、最も外側の東西南北に四方の門があり、街全体を壁で囲んでいる。ただ、イリスが言っていた内容と1つ違うものがある。それは聖魔法だ。街全体が大聖堂を中心に聖魔法『クリーチャーリーブ』が施されている。これだけ広範囲に魔法を維持させるには、人の力では無理だ。恐らく、強力な魔導具が使用されているのだろう。この魔法は邪力に反応するから、私も展開している邪法を解除しておこう。入り口で弾かれたら不味いからね。邪力を完全に断てば、普通に入れる。まあ、純粋な邪族には無理でしょうね。
イリスは、この聖魔法の事を知っているのだろうか?今は言わないでおこう。でも、1つ謎は解けたわね。街全体に聖魔法が施されてるから、邪族が入ってこれないのね。だから、人間を操って転移魔法でイリスを大森林に転移させ、そこで殺そうとしたてところかしら。
そしてスフィアート、1つ言えるのは、王都より警備が遥かに厳重であることだ。この聖魔法は、王都に施されていなかった。何か理由があるのだろうか?
「お姉様、フィン姉、なんだか緊張してきました。普通に入場出来るのでしょうか?」
「大丈夫、イリスはギルドカードを持っていないけど、さっき言ったように説明すれば入場出来るわ」
私達の順番が来たようだ。私とフィンはギルドカードを渡し、水晶玉に手をかざし、無事に通過した。イリスについては、家族と旅の途中、邪族に襲われ家族は殺されたが、自分だけがなんとか生き延び、お腹が空き過ぎて倒れた所を私に助けてもらったという設定にしておいた。警備の人は気の毒に思いながら、イリスを通してくれた。
「警備の人になんだか悪いです」
「何言ってるの、イリス、半分当たってるでしょ。邪族を討伐した後、物凄い勢いで私が作った昼食、食べてたでしょ」
「あ、あれはお姉様の昼食があまりにも美味しかったからですよ。特に唐揚げは、もう一度食べたいです」
「わかるよ、イリス!唐揚げは、絶品だよね。王都のひょっとこ屋に行けば、食べられるよ。しかも、師匠が作ったのは唐揚げだけじゃないんだ。もう少ししたら、王都全体にまで広まると思う」
凄く大袈裟な気がする。いくらなんでも、半年ぐらいかかるでしょう。
「フィン姉、本当ですか!お姉様、今すぐにでも、王都に行きたいです」
「駄目に決まってるでしょ。せめて、1週間待ちなさい。そうしたら、連れて行ってあげる」
「1週間ですね!わかりました。楽しみにしておきます」
イリスも唐揚げを気に入るとはね。子供の定番メニューだからかな。王都で広まってくれれば、スフィアートにも時期に来るでしょうね。
「それじゃあ、とりあえず冒険者にギルドに行きましょう」
上手く潜入出来たのはいいけど、ここからどう動くかよね。
1. アイリス行方不明事件の情報を収集し、現状を把握する
2. フィンとイリスを強化する
3. 邪族に操られた人間を把握し捕獲する
4. 関わった邪族を討伐する
こんなところか。フィンの時もそうだけど邪王の封印が弱体化しつつあるから、それに備えて邪族が活発に動き始めている兆候かな。フィンもアイリスも邪族にとって、邪魔になる存在だからね。
さあ、まずは情報収集を始めていきましょう。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
4,048
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる