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5章 レーデンブルク 悪魔討伐編
邪人族とオリュンプスの遺跡
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まずは、樹海にいる悪魔達の討伐なんだけど、あまり時間をかけたくないわね。
デュラハンから話を聞いた限り、オリュンプス山より北側(レーデンブルク側)はデュラハンが、南側(レムナント側)はヘルエイプ(大きくて巨大な猿のような邪族、キラーエイプの進化版)が樹海を支配しているらしい。
通常なら南側にいるヘルエイプに挨拶をしてから、悪魔殲滅に移るんだけど、はっきり言って面倒だ。今、この場で殲滅しよう。
「デュラハン、はっきり言うわね。南側まで行くのが面倒。今、この場で、樹海にいる悪魔全員を殲滅して良いかしら?」
「は?可能なのですか?」
「ええ、あるスキルを使えば、樹海全体や邪人族達に被害なく殲滅可能よ。ただ、問題は南側の邪人族達ね。いきなり戦っている相手が消滅するから、かなり驚くはずよ。殲滅完了後、誰かが事情を説明した方がいいわ」
この言葉にデュラハンや他の邪人族達も驚いているようね。ただ、邪人族達にも影響あるだろうから、悪魔限定にすればいい。探索スキルと畏敬スキルを併用すれば可能だ。
「わかりました。ここにいるファントム親衛隊を南側に行かせましょう。サーシャ様、お願いします」
デュラハン、喋り方がどんどん丁寧になってきているんだけど。
「それじゃあ、始めるわね」
範囲は樹海全体、悪魔を探索して、悪魔限定で畏敬スキルを使う。
「よし、『畏敬』発動!」
その瞬間、私から光が放出された。
「お、おお、おおお、これは、なんと神々しい!なんて暖かな光なんだ!」
「「「「「「おおおぉぉぉぉーーーーーー!!!」」」」」」
私を中心に、少しずつ畏敬の光が広がり、次々と悪魔とトイフェルベリーが減少しているのがわかるわ。さすがに範囲が広過ぎるから時間がかかるわね。30分程で完了かな?
------よし、樹海にいる悪魔全員の討伐完了ね。
光が収まりデュラハン達を見ると、全員が片膝を地面に付け服従の姿勢をとっていた。
「「「「「「サーシャ様、我々邪人族は、あなたに全ての忠誠をここに誓います」」」」」
また、この光景ですか!邪人族達は畏敬スキルの範囲外に設定したのに光を見ただけで、私の崇拝者となってしまった。
「わかりました。樹海にいる邪人族達を女神サーシャの庇護下に置きましょう。これから、宜しくお願いしますね」
「「「「「おおおぉぉぉーーーーー!!!」」」」」
私を崇拝する者達が、どんどん増えていくよ。気の所為か、崇拝者の増加と比例して、畏敬スキルも強くなっている気がする。今なら、レーデンブルク全体を畏敬スキルで覆える気がするわね。
「さて、デュラハン、邪人族・山頂・遺跡について教えてくれない?」
「は、親衛隊!お前達は今起こった事を早急にヘルエイプ殿に伝えて来るのだ!」
「「「「「は!」」」」」
親衛隊、行動が早い。早速、南側に行ったわ。
「サーシャ様、遺跡と山頂についてはどこまで知っていますか?」
私は、デュラハンにワイバーンから教えてもらった情報を話した。
「それらの情報は概ね正しいですね。まず、我々邪人族についてお話ししましょう」
デュラハンから話を聞くと、邪王が封印されて以降、邪王の呪縛を外れた邪族達は、結構多いらしい。そして、呪縛から外れた邪族は、殆どがAランク以上で、知能も人間並みにあるそうだ。この邪族達はワイバーン達から話を聞き、この樹海なら余計な争いをせず平和に暮らしていけると判断し、ここに移り住んだようだ。現在、総勢700体近くいるらしく、少しずつ増加しているらしい。他の邪族と区別するため邪人族と呼び、邪人族は腕輪をする取り決めになっているとの事だ。
また、自分達が他の種族達をどれだけ殺してきたかの記憶があるので、当然他の種族側から見たら、恨みの対象となることを理解している。このことから余計な争いは控え、樹海内でひっそり暮らそうということになったらしい。仮に冒険者に見つかって戦いになったとしても、相手の怪我を最小限に抑え、その場から撤退することになっている。それで、レーデンブルクの人達は邪人族の事を知らないのか。
「あなた達、食事はどうしているの?」
「邪人族の中でも、我々ファントム系の食事は周辺の魔素となっています。ただ、それ以外の者達は普通に木の実などを食べる事も可能なのですが、あまり美味しくないので、現状は魔素となっていますね」
質素な食生活ね。
「食事に関しては、私からレーデンブルクの国王に相談する事も可能だけど、どうする?」
「その申し出は大変有り難いのですが、邪人族という新たな種族として受け入れてくれるかが、正直怪しいのです」
「それなら、全ての問題が解決した後、私が仲介してあげるわ。その頃になると、多分私の崇拝者がレーデンブルク・ガルディア帝国・テルミア王国全土にまで広がっているだろうから大丈夫でしょう。始めは、ワダカマリとかがあって差別とかがあるかもしれないけど、根気よく仲良くしていけば、いずれ街中を平然と歩けるようになるわよ」
「助かります。実のところ、食事に関しては不満を言う者達もいるんです。サーシャ様の言葉を聞けば、皆我慢するでしょう」
「レーデンブルクの街並みを参考にして、樹海近くに邪人族の街を作り、樹海自体を邪人族の国にするのものも良いわね。現在、この樹海はレーデンブルクとレムナントで不可侵条約が結ばれていて、国ぐるみで侵入してこないはずよ。全て、私が仲介してあげるから安心して南のヘルエイプと話を進めてみなさい。それに樹海にしかない果実もあるだろうから、大分先話になるけど、私自らが料理を教えてあげるわ。どうも、ここの連中は食に飢えているらしくてね。美味しい料理があれば、仲良くなりやすいはずよ。それが叶うまで、もう少し待ってね」
「国の建設ですか。ヘルエイプとそういった話をしてはいますが、サーシャ様が仲介して頂ければ可能ですね。気にかけて頂きありがとうございます」
ふむ、邪人族達の話はこれでいいわね。
次は遺跡と山頂の話だ。
「遺跡についてですが、獣人と異なり、我々は最下層である地下50階層まで行きました。簡単に説明しますと、出現する邪族は全てAランク以上です。我々も最下層に辿り着くまで、1年程かかりました。そして、最下層にあるのは壁画だけでしたが、隈なく調べたところ、扉として描かれている壁画に何らかの魔石が埋め込まれている事がわかりました。ただ、その魔石には魔力を送る事ができなかったので、なんのためにあるのかが不明というのが現状ですね」
へー、獣人達は地下5階層が限界だったけど、デュラハン達は最下層まで進んだのね。出現する邪族は全てがA以上、攻略に1年程の歳月をかけたのなら、かなりの討伐数になる。だから、デュラハンとファントムホースは能力値が5万もあったのね。そして、最下層にある魔力を送れない魔石か。ここは最古の遺跡という事も考慮すると、特定の人物にしか起動しない仕組みかもしれない。行ってみないとわからないか。
「なるほどね、山頂について何か他に情報はあるかしら?」
「霧に覆われた山頂まで飛んで行くのは不可能ですが、地上からなら可能です。私とヘルエイプで実際に行きました。山頂に辿り着いたのですが、そこには見たこともない大きな扉があり、山頂周りは魔法障壁で覆われていました。扉自体もかたく閉ざされたままで、どうやっても開きませんでした」
ふむふむ、地上ルートからなら山頂に行けるのね。それがわかっただけで上出来よ。
「1つ聞くけど、遺跡の中で壁とかを破壊しても元に戻るのかしら?」
「しばらく時間が経過すれば戻りますが?」
「遺跡調査と山頂調査をしたいけど、正規ルートで進むと時間がかかるわ。だから、私専用のルートで行かせてもらう。その際、地上まで音が響くと思うの。だから気にしないで欲しいのよ」
「あの------どういったルートで進むかお聞きしても?」
「構わないわ。---------を-------して------ に進むのよ」
「ぶっ飛んだ方法で進みますね。サーシャ様しか出来ませんね。我々でも不可能です」
まあ、そうでしょうね。フィン達がいたら絶対に採用しない方法だわ。
「さて、必要な情報も聞けたし、そろそろ遺跡に行ってみるわ。調査が済み次第、山頂ね」
「わかりました。私がご案内しましょう」
○○○
ここが遺跡の入口か。うーん、天然の洞窟のような感じね。とても遺跡には見えない。こんな入口なら、洞窟の方があっているわ。
「デュラハン、ここが遺跡の入口で間違いないのね?」
「はい、間違いありません。地下1階は、邪族が出現しないただの洞窟ですが、奥に不自然な扉があります。扉には一言、【弱き者は去れ!】と書かれていました。その扉を開けると、地下2階への階段があります。階段を降りると、また扉があり、一言
【強き者が辿り着けるのは、地下50階までと思え】
と書かれていました」
ふむ、そこは国王から聞いた通りね。
「我々も用心して地下2階に降りると、明らかに人工的なものに切り替わっていました。潜んでいる邪族は、遺跡の侵入者に対して殺意を向けてきます」
そこは、どのダンジョンでも同じね。
「まあ、誰であろうと討伐あるのみね!あと、各階の広さはどの程度あるの?」
「それが------最も狭いもので樹海の1/3、最も広いもので樹海全域となります」
「どれだけ広いのよ!そりゃあ、デュラハン達でも1年かかるわけだね」
「はい、サーシャ様でもかなりの日数がかかると思います」
「確かに、私専用のルートで行っても2、3日では無理ね。まあ、焦らず確実に進めて行くわ。それじゃあ行ってきます」
「は!お気をつけて!」
さて、目的地はオリュンプス遺跡の最下層50階、進むルートにアイテムがあれば拾うけど、それ以外は無視ね。
さあ、1人で冒険しますか!
デュラハンから話を聞いた限り、オリュンプス山より北側(レーデンブルク側)はデュラハンが、南側(レムナント側)はヘルエイプ(大きくて巨大な猿のような邪族、キラーエイプの進化版)が樹海を支配しているらしい。
通常なら南側にいるヘルエイプに挨拶をしてから、悪魔殲滅に移るんだけど、はっきり言って面倒だ。今、この場で殲滅しよう。
「デュラハン、はっきり言うわね。南側まで行くのが面倒。今、この場で、樹海にいる悪魔全員を殲滅して良いかしら?」
「は?可能なのですか?」
「ええ、あるスキルを使えば、樹海全体や邪人族達に被害なく殲滅可能よ。ただ、問題は南側の邪人族達ね。いきなり戦っている相手が消滅するから、かなり驚くはずよ。殲滅完了後、誰かが事情を説明した方がいいわ」
この言葉にデュラハンや他の邪人族達も驚いているようね。ただ、邪人族達にも影響あるだろうから、悪魔限定にすればいい。探索スキルと畏敬スキルを併用すれば可能だ。
「わかりました。ここにいるファントム親衛隊を南側に行かせましょう。サーシャ様、お願いします」
デュラハン、喋り方がどんどん丁寧になってきているんだけど。
「それじゃあ、始めるわね」
範囲は樹海全体、悪魔を探索して、悪魔限定で畏敬スキルを使う。
「よし、『畏敬』発動!」
その瞬間、私から光が放出された。
「お、おお、おおお、これは、なんと神々しい!なんて暖かな光なんだ!」
「「「「「「おおおぉぉぉぉーーーーーー!!!」」」」」」
私を中心に、少しずつ畏敬の光が広がり、次々と悪魔とトイフェルベリーが減少しているのがわかるわ。さすがに範囲が広過ぎるから時間がかかるわね。30分程で完了かな?
------よし、樹海にいる悪魔全員の討伐完了ね。
光が収まりデュラハン達を見ると、全員が片膝を地面に付け服従の姿勢をとっていた。
「「「「「「サーシャ様、我々邪人族は、あなたに全ての忠誠をここに誓います」」」」」
また、この光景ですか!邪人族達は畏敬スキルの範囲外に設定したのに光を見ただけで、私の崇拝者となってしまった。
「わかりました。樹海にいる邪人族達を女神サーシャの庇護下に置きましょう。これから、宜しくお願いしますね」
「「「「「おおおぉぉぉーーーーー!!!」」」」」
私を崇拝する者達が、どんどん増えていくよ。気の所為か、崇拝者の増加と比例して、畏敬スキルも強くなっている気がする。今なら、レーデンブルク全体を畏敬スキルで覆える気がするわね。
「さて、デュラハン、邪人族・山頂・遺跡について教えてくれない?」
「は、親衛隊!お前達は今起こった事を早急にヘルエイプ殿に伝えて来るのだ!」
「「「「「は!」」」」」
親衛隊、行動が早い。早速、南側に行ったわ。
「サーシャ様、遺跡と山頂についてはどこまで知っていますか?」
私は、デュラハンにワイバーンから教えてもらった情報を話した。
「それらの情報は概ね正しいですね。まず、我々邪人族についてお話ししましょう」
デュラハンから話を聞くと、邪王が封印されて以降、邪王の呪縛を外れた邪族達は、結構多いらしい。そして、呪縛から外れた邪族は、殆どがAランク以上で、知能も人間並みにあるそうだ。この邪族達はワイバーン達から話を聞き、この樹海なら余計な争いをせず平和に暮らしていけると判断し、ここに移り住んだようだ。現在、総勢700体近くいるらしく、少しずつ増加しているらしい。他の邪族と区別するため邪人族と呼び、邪人族は腕輪をする取り決めになっているとの事だ。
また、自分達が他の種族達をどれだけ殺してきたかの記憶があるので、当然他の種族側から見たら、恨みの対象となることを理解している。このことから余計な争いは控え、樹海内でひっそり暮らそうということになったらしい。仮に冒険者に見つかって戦いになったとしても、相手の怪我を最小限に抑え、その場から撤退することになっている。それで、レーデンブルクの人達は邪人族の事を知らないのか。
「あなた達、食事はどうしているの?」
「邪人族の中でも、我々ファントム系の食事は周辺の魔素となっています。ただ、それ以外の者達は普通に木の実などを食べる事も可能なのですが、あまり美味しくないので、現状は魔素となっていますね」
質素な食生活ね。
「食事に関しては、私からレーデンブルクの国王に相談する事も可能だけど、どうする?」
「その申し出は大変有り難いのですが、邪人族という新たな種族として受け入れてくれるかが、正直怪しいのです」
「それなら、全ての問題が解決した後、私が仲介してあげるわ。その頃になると、多分私の崇拝者がレーデンブルク・ガルディア帝国・テルミア王国全土にまで広がっているだろうから大丈夫でしょう。始めは、ワダカマリとかがあって差別とかがあるかもしれないけど、根気よく仲良くしていけば、いずれ街中を平然と歩けるようになるわよ」
「助かります。実のところ、食事に関しては不満を言う者達もいるんです。サーシャ様の言葉を聞けば、皆我慢するでしょう」
「レーデンブルクの街並みを参考にして、樹海近くに邪人族の街を作り、樹海自体を邪人族の国にするのものも良いわね。現在、この樹海はレーデンブルクとレムナントで不可侵条約が結ばれていて、国ぐるみで侵入してこないはずよ。全て、私が仲介してあげるから安心して南のヘルエイプと話を進めてみなさい。それに樹海にしかない果実もあるだろうから、大分先話になるけど、私自らが料理を教えてあげるわ。どうも、ここの連中は食に飢えているらしくてね。美味しい料理があれば、仲良くなりやすいはずよ。それが叶うまで、もう少し待ってね」
「国の建設ですか。ヘルエイプとそういった話をしてはいますが、サーシャ様が仲介して頂ければ可能ですね。気にかけて頂きありがとうございます」
ふむ、邪人族達の話はこれでいいわね。
次は遺跡と山頂の話だ。
「遺跡についてですが、獣人と異なり、我々は最下層である地下50階層まで行きました。簡単に説明しますと、出現する邪族は全てAランク以上です。我々も最下層に辿り着くまで、1年程かかりました。そして、最下層にあるのは壁画だけでしたが、隈なく調べたところ、扉として描かれている壁画に何らかの魔石が埋め込まれている事がわかりました。ただ、その魔石には魔力を送る事ができなかったので、なんのためにあるのかが不明というのが現状ですね」
へー、獣人達は地下5階層が限界だったけど、デュラハン達は最下層まで進んだのね。出現する邪族は全てがA以上、攻略に1年程の歳月をかけたのなら、かなりの討伐数になる。だから、デュラハンとファントムホースは能力値が5万もあったのね。そして、最下層にある魔力を送れない魔石か。ここは最古の遺跡という事も考慮すると、特定の人物にしか起動しない仕組みかもしれない。行ってみないとわからないか。
「なるほどね、山頂について何か他に情報はあるかしら?」
「霧に覆われた山頂まで飛んで行くのは不可能ですが、地上からなら可能です。私とヘルエイプで実際に行きました。山頂に辿り着いたのですが、そこには見たこともない大きな扉があり、山頂周りは魔法障壁で覆われていました。扉自体もかたく閉ざされたままで、どうやっても開きませんでした」
ふむふむ、地上ルートからなら山頂に行けるのね。それがわかっただけで上出来よ。
「1つ聞くけど、遺跡の中で壁とかを破壊しても元に戻るのかしら?」
「しばらく時間が経過すれば戻りますが?」
「遺跡調査と山頂調査をしたいけど、正規ルートで進むと時間がかかるわ。だから、私専用のルートで行かせてもらう。その際、地上まで音が響くと思うの。だから気にしないで欲しいのよ」
「あの------どういったルートで進むかお聞きしても?」
「構わないわ。---------を-------して------ に進むのよ」
「ぶっ飛んだ方法で進みますね。サーシャ様しか出来ませんね。我々でも不可能です」
まあ、そうでしょうね。フィン達がいたら絶対に採用しない方法だわ。
「さて、必要な情報も聞けたし、そろそろ遺跡に行ってみるわ。調査が済み次第、山頂ね」
「わかりました。私がご案内しましょう」
○○○
ここが遺跡の入口か。うーん、天然の洞窟のような感じね。とても遺跡には見えない。こんな入口なら、洞窟の方があっているわ。
「デュラハン、ここが遺跡の入口で間違いないのね?」
「はい、間違いありません。地下1階は、邪族が出現しないただの洞窟ですが、奥に不自然な扉があります。扉には一言、【弱き者は去れ!】と書かれていました。その扉を開けると、地下2階への階段があります。階段を降りると、また扉があり、一言
【強き者が辿り着けるのは、地下50階までと思え】
と書かれていました」
ふむ、そこは国王から聞いた通りね。
「我々も用心して地下2階に降りると、明らかに人工的なものに切り替わっていました。潜んでいる邪族は、遺跡の侵入者に対して殺意を向けてきます」
そこは、どのダンジョンでも同じね。
「まあ、誰であろうと討伐あるのみね!あと、各階の広さはどの程度あるの?」
「それが------最も狭いもので樹海の1/3、最も広いもので樹海全域となります」
「どれだけ広いのよ!そりゃあ、デュラハン達でも1年かかるわけだね」
「はい、サーシャ様でもかなりの日数がかかると思います」
「確かに、私専用のルートで行っても2、3日では無理ね。まあ、焦らず確実に進めて行くわ。それじゃあ行ってきます」
「は!お気をつけて!」
さて、目的地はオリュンプス遺跡の最下層50階、進むルートにアイテムがあれば拾うけど、それ以外は無視ね。
さあ、1人で冒険しますか!
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