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5章 レーデンブルク 悪魔討伐編
仲間達の現状-2
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さて、次はフィン達ね。えーと、今はレーデンブルクの王城にいるのね。ステータスを見てみよう。
ジン 163万 リッカ 154万 フィン 112万 イリス103万
レオン 14万
ステータスの基礎能力値が異常に上がっているわね。ジンとリッカは約5倍程、フィンとイリスは約9倍程上がっているわ。フィンとイリスの場合は、フェンリルの加護と聖女の称号が影響しているわね。それに4人とも、スキルレベルも全てが25以上になっているから、これなら虚無魔法も問題ない。レオンも14万か、スキルレベルもどれも10前後か、かなり頑張っているわ。うん、みんな頑張っている事だし、アルテハイムに行く前にラーメンをたらふく食べさせて上げよう。
ただ、1つ気になる事があるわ。こうやって映像を見ていると、全員?茲がこけている。
「ねえ、こいつらがサーシャの仲間なのよね?全員がかなり強いのはわかるんだけど、なんで顔色が悪いの??茲もこけているわよ?」
「サーシャ様、この人達、何かブツブツ言っていますよ?」
《師匠~、もう限界です。ラーメンを~~ラーメンを~~あ、ラーメンだ~~》
《フィン、しっかりしろ!気をしっかり持て!それは、ラーメンじゃなくて虚無魔法の球だ!》
《お姉様~~、早く帰ってきて~~もう限界です~~~~》
《サーシャ様~~これ拷問だよ~~早く帰ってきて~~》
《お前ら~我慢しろ~~。サーシャ様が帰ってきたら、必ずラーメンを喰わせてくれる~~信じて鍛錬に励め~~》
《お前らも大変だな。なんか麻薬の禁断症状に見えるぞ。ラーメン食べられないだけで、なんでそんな症状を引き起こすんだよ?》
なんなのよ、この状況!
全員訓練に励んでいるのは良いけど、半分無意識で虚無魔法を使っているわ。ラーメンを食べれないだけで、なんでこんな状況になるのよ!
「サーシャ様、これ不味いですよ。フィンという人は幻覚見てますし、他の人達もなんか目が怖いです」
「うーん、アルテハイムの件が終わるまで、改良中のラーメンを食べる事を禁止したのよ。内緒で食べようとした者には、強力な罰ゲームを仕掛けているわ」
「サーシャ、あんた鬼ね。こいつら、ラーメンが改良されてどんどん美味くなっているのをずっと目の前で見ていたんでしょ?それを食べれないのは拷問よ?」
「サリア様、私にもわかります。今、あの王城で毎日ラーメンが改良されて、あの人達はそれを毎日見ているんですよね?拷問ですよ!これは酷いです!」
まさか、ここまで酷い状況に陥るとは、これは予想外!そうだ、罰ゲームの回数はどうなっているんだろう?
ジン 12回 リッカ 19回 フィン 18回 イリス15回
レオン 6回
げ!確か1週間くらい会ってないわよね。それで、この回数か。相当我慢しているわね。至急、通信を入れましょう。
《フィン、聞こえる?》
《あれ~~、師匠の声が聞こえる~~。私、罰ゲームなのかなーーー》
これはヤバイ!
《こら!フィン、しっかりしなさい!3日以内にそっちに帰れるから、その時はラーメン食べて良いわよ。アルテハイムに行く前に、たくさん食べればいいわ!》
あ、目に光が戻ってきた。
《ふぇーーーーーー、師匠~~!本当に師匠の声だ~~!》
やっと、我に帰ったか。ジン、イリス、リッカ、レオンの通信もONにしよう。
《全員、私の声が聞こえているわね?》
《サーシャの声だ。間違いない!》
《ああーーーサーシャ様~~やっと通信がきたーー!!!》
《お姉様~~、待ちくたびれました~~、もう限界です~~》
《サーシャ様、通信が来たということは?》
《待たせたわね。管理世界に行って、サリアに会ったわ。色々事情があって和解したのよ。そっちに帰る時は、サリアと精霊のテイルを連れて行くから、その時にラーメン禁止を完全解除するわ。アルテハイムに行く前に、ありったけのラーメンを食べさせてあげる。そして、今からラーメンを1人3杯までなら食べて良い事にするわ。国王達にも伝えておいてね》
罰ゲームの内容を変更しておこう。
そうだ!レオン以外は10回超えてるから、刺激臭(改良版)に慣れたかもしれない。Version upした刺激臭version2(身体に入った瞬間、二酸化硫黄臭が襲う)に変更しておこう。
《ふぇーーーーーー、本当ですかーーー!ラーメンを1人3杯までなら食べて良いんですね!》
《お姉様~~、ありがとうございます~~、やっと食べれるーーーー》
《サーシャ様~~、早く戻って来て下さいね。もっともっと食べたいんです!》
《サーシャ、ありがとう。正直、フィンとイリス、リッカが限界だったんだ》
《やっとラーメンを食べれる。は!サーシャ様、帰還するのをお待ちしています》
《みんな、もう少し辛抱してね》
《《《はい!》》》
ふー、これで大丈夫だ。危なかったーーー。ラーメン禁止しただけで、なんで幻を見る禁断症状が出るのよ。私の料理は、一体なんなのよ!
「サーシャ、フィンは王や王妃のいるところへ、それ以外の奴らは一目散に調理室に向かったわよ」
「あの~~サーシャ様、この後の展開が気になるんですけど?罰ゲームは解除したんですか?」
「え、設定条件を変更しただけで、解除はしてないわよ」
「「鬼だ!」」
なんで!なんか気になるわね。続きを見てみよう。
国王と王妃、王太子と第二王子は公務中か。フィンが全員の公務場所へ駆け込んでいき、『師匠から通信が入りました。ラーメンを1人3杯までなら食していいそうです』と言った瞬間、4人の公務速度が格段に上がった。4人とも、ブツブツ『ラーメン、ラーメン』と連呼している。臣下から見たら気持ち悪い気がするわ。それにフィンの言葉を聞いた臣下達も、目の色が変わって全員にラーメンのことを伝えに言っている。うーん、臣下の人達も忠実に私の命令を守っていたのね。フィンも伝え終わったら、一目散に調理室場へ行ったわね。
《料理長、オーク骨ラーメンをお願いします!》
《フィン様、もうお作りしています。あと、数分で完成しますので、隣の部屋でお待ち下さい》
《やった!》
フィンが部屋に到着すると、全員がソワソワしていた。
《サーシャの奴、やっと許可を出したか。俺もジン達に合わせて食べてないからな。オーク骨ラーメン楽しみだぜ!お前らわかっていると思うが、1人3杯までだからな。それを超えたら、多分罰ゲームがあるぞ。気をつけろよ》
へえー、ラギウスも我慢していたんだ。ラギウスが助言したけど、全員聞いていない気がする。
《お待たせしました。サーシャ様のレシピを基に、我々が改良したオーク骨ラーメンです》
《おーー、この懐かしい匂い、まさしく日本の豚骨ラーメンだ!それじゃあ食べるか!》
ラギウスの一声で、皆一斉に食べ始めたわ。
《シュルルルーーー、うおお美味い!これだ、これだよ!この味が懐かしい!ジンどうだ?》
《あまりに---美味しすぎて----箸を止めれない》
《美味しいよーー!これがオーク骨ラーメン!全ての具材が美味しいよー!》
《ジン、リッカ、わかるぞ、その気持ち!》
《フィン姉、----オーク肉が以前より遥かに美味しいです。-----野菜、オーク肉、ラーメンが正に一体化したような味です》
《うんうん、我慢した甲斐があったよ。美味しいよ~~》
えーー、ラギウス以外泣いているんだけど!
「サリア様、私達見てるだけですか!あまりに残酷ですよ。私達も食べに行きたいです!」
「ぐ、そ、そうね。でも、先に佐江と努に会いに行かないとね。それまで我慢よ。さっき----食べた---しね」
「サ、サリア様が、あのサリア様が我慢している!わかりました、テイルも我慢します!」
サリアもさっき食べたばかりなのに、物欲しそうな顔でフィン達を見ているわね。まあフィン達の顔を見て、自分も数日は我慢しなければと思ったんでしょう。
それにしても、なんでラーメン1つで、ここまでなるかな!どれだけ囚われているのよ!
《《《《替え玉》》》》
同時に食べきって、同時に替え玉か。
「みんな3杯までだという事をわかっているんでしょうね?」
「「絶対にわかってない!」」
なんか嫌な予感がするわ。
替え玉した後も無心に食べてる。最後の3杯目は替え玉でなく、一から作ってもらって食べているわ。
《《替え玉》》
《おい、次で4杯目だぞ!》
《ラギウス大丈夫だよ。あの臭いには、もう慣れてきたもん。耐えて4杯目を食べる》
《フィン、4杯目はダメだ。多分、罰ゲームがあるよ》
《レオン大丈夫だよ!あの臭いには慣れてきた。今なら耐えられる!》
あ~あ、ラギウスとレオンが止めたのに、それを無視しますか。
リッカとフィンの意見に、ジン・イリスも同意したわね。
せめて、合掌しておきましょう。
「ちょっとサーシャ!なんで合掌しているのよ!」
「こうなる事は想定済みよ。だから、-----罰ゲームの内容をversion upしておいたの。命令違反には制裁を与えないとね」
「サーシャ様、どんな罰ゲームなんですか?」
「version1は、アンモニア臭と呼ばれる強烈な刺激臭よ。ちなみに、こんな臭いね」
少量のアンモニア臭を2人に嗅がせた。
「「ぬわああぁぁぁーーーー」」
うわあ、あまりの臭いで悶絶している。
「あんた!なんて罰ゲームを仲間に与えるのよ!」
「これはキツイです!獣人には耐えられませんよ」
「なに言ってるの。罰ゲームなんだから、これぐらいしないとダメでしょう!みんな、この臭いに慣れたようだから、version2は二酸化硫黄にしたわ。ほら」
「「ぐおおおぉぉぉぉーーーーー」」
悶絶度がversion1より酷いわね。
「ゴホ、ゴホ、私達で試さないでよ!もう少しで吐くところだったわ!」
「ゴホ、これをあの人達に嗅がせるんですか?」
「4杯目を口につける寸前でそうなるわね。命令違反には鉄槌を与えないとね」
「与え過ぎでしょ!なんか可哀想になってきたわ」
「あーー、あの人達、4杯目にいきますよ!」
さあ、どうなるかな?
《お前ら、どうなっても知らんからな。俺とレオンは忠告したぞ。(小声 サーシャはこの自体を想定しているはずだ。絶対、何か別の罰ゲームを用意しているはず。とりあえず合掌しておこう)》
ラギウス、その通りよ。
ジン、リッカ、フィン、イリスの4人は4杯目を口に付けようとした瞬間
《《ギャアアァァァーーーーーーーー》》
叫び声をあげ部屋を転げ回り、暴れ過ぎたせいで4人ともラーメンを顔に浴び、2度目の罰ゲームとなった瞬間、白目を剥き泡を吹いて気絶した。その光景は、まさに地獄絵図だった。ラギウスもレオンも真っ青になっていた。
《レオン、助かったな》
《僕も食べていたら、こうなっていたのか?悲惨過ぎる》
《この暴れよう、サーシャの奴、罰ゲームを改良したな》
《ラギウスも予想してたのか!》
《ああ、あいつが何もせず、許可を出すわけがない》
《と、とにかく、顔を吹いてあげよう。あのままだと、余りに気の毒だ》
これは悲惨過ぎる。まさか、ここまでの効果を現すとは想定外だわ。
「-----さ、さあ、佐江と努のところへ行きましょうか!」
「ちょっと、あの子達はどうするのよ!」
「あれは悲惨過ぎますよ!」
「約束を破ったあの子達が悪い。レオンは理性を保ち、よく我慢したわ。あとは、ラギウスとレオンに任せましょう。これからはラーメンを食べる時も、理性を保てるかの訓練が出来るから良いんじゃないかな?」
「上手くまとめないでよ!」
「サーシャ様の鬼、悪魔!」
私も、あそこまで悲惨な光景になるとは思わなかった。
みんな、ごめんね。
帰ったら、たらふくラーメンを食べさせてあげるからね。
○○○
その後、叫び声を聞いた料理人や国王達や臣下が駆け込んできて、中の悲惨な光景を目撃した。そして、全員がこう思った。
【やはり、サーシャに逆らってはいけない。もし4杯以上食べたら-------私達も、ああなるかもしれない。それだけは、絶対に嫌だ!】
ジン 163万 リッカ 154万 フィン 112万 イリス103万
レオン 14万
ステータスの基礎能力値が異常に上がっているわね。ジンとリッカは約5倍程、フィンとイリスは約9倍程上がっているわ。フィンとイリスの場合は、フェンリルの加護と聖女の称号が影響しているわね。それに4人とも、スキルレベルも全てが25以上になっているから、これなら虚無魔法も問題ない。レオンも14万か、スキルレベルもどれも10前後か、かなり頑張っているわ。うん、みんな頑張っている事だし、アルテハイムに行く前にラーメンをたらふく食べさせて上げよう。
ただ、1つ気になる事があるわ。こうやって映像を見ていると、全員?茲がこけている。
「ねえ、こいつらがサーシャの仲間なのよね?全員がかなり強いのはわかるんだけど、なんで顔色が悪いの??茲もこけているわよ?」
「サーシャ様、この人達、何かブツブツ言っていますよ?」
《師匠~、もう限界です。ラーメンを~~ラーメンを~~あ、ラーメンだ~~》
《フィン、しっかりしろ!気をしっかり持て!それは、ラーメンじゃなくて虚無魔法の球だ!》
《お姉様~~、早く帰ってきて~~もう限界です~~~~》
《サーシャ様~~これ拷問だよ~~早く帰ってきて~~》
《お前ら~我慢しろ~~。サーシャ様が帰ってきたら、必ずラーメンを喰わせてくれる~~信じて鍛錬に励め~~》
《お前らも大変だな。なんか麻薬の禁断症状に見えるぞ。ラーメン食べられないだけで、なんでそんな症状を引き起こすんだよ?》
なんなのよ、この状況!
全員訓練に励んでいるのは良いけど、半分無意識で虚無魔法を使っているわ。ラーメンを食べれないだけで、なんでこんな状況になるのよ!
「サーシャ様、これ不味いですよ。フィンという人は幻覚見てますし、他の人達もなんか目が怖いです」
「うーん、アルテハイムの件が終わるまで、改良中のラーメンを食べる事を禁止したのよ。内緒で食べようとした者には、強力な罰ゲームを仕掛けているわ」
「サーシャ、あんた鬼ね。こいつら、ラーメンが改良されてどんどん美味くなっているのをずっと目の前で見ていたんでしょ?それを食べれないのは拷問よ?」
「サリア様、私にもわかります。今、あの王城で毎日ラーメンが改良されて、あの人達はそれを毎日見ているんですよね?拷問ですよ!これは酷いです!」
まさか、ここまで酷い状況に陥るとは、これは予想外!そうだ、罰ゲームの回数はどうなっているんだろう?
ジン 12回 リッカ 19回 フィン 18回 イリス15回
レオン 6回
げ!確か1週間くらい会ってないわよね。それで、この回数か。相当我慢しているわね。至急、通信を入れましょう。
《フィン、聞こえる?》
《あれ~~、師匠の声が聞こえる~~。私、罰ゲームなのかなーーー》
これはヤバイ!
《こら!フィン、しっかりしなさい!3日以内にそっちに帰れるから、その時はラーメン食べて良いわよ。アルテハイムに行く前に、たくさん食べればいいわ!》
あ、目に光が戻ってきた。
《ふぇーーーーーー、師匠~~!本当に師匠の声だ~~!》
やっと、我に帰ったか。ジン、イリス、リッカ、レオンの通信もONにしよう。
《全員、私の声が聞こえているわね?》
《サーシャの声だ。間違いない!》
《ああーーーサーシャ様~~やっと通信がきたーー!!!》
《お姉様~~、待ちくたびれました~~、もう限界です~~》
《サーシャ様、通信が来たということは?》
《待たせたわね。管理世界に行って、サリアに会ったわ。色々事情があって和解したのよ。そっちに帰る時は、サリアと精霊のテイルを連れて行くから、その時にラーメン禁止を完全解除するわ。アルテハイムに行く前に、ありったけのラーメンを食べさせてあげる。そして、今からラーメンを1人3杯までなら食べて良い事にするわ。国王達にも伝えておいてね》
罰ゲームの内容を変更しておこう。
そうだ!レオン以外は10回超えてるから、刺激臭(改良版)に慣れたかもしれない。Version upした刺激臭version2(身体に入った瞬間、二酸化硫黄臭が襲う)に変更しておこう。
《ふぇーーーーーー、本当ですかーーー!ラーメンを1人3杯までなら食べて良いんですね!》
《お姉様~~、ありがとうございます~~、やっと食べれるーーーー》
《サーシャ様~~、早く戻って来て下さいね。もっともっと食べたいんです!》
《サーシャ、ありがとう。正直、フィンとイリス、リッカが限界だったんだ》
《やっとラーメンを食べれる。は!サーシャ様、帰還するのをお待ちしています》
《みんな、もう少し辛抱してね》
《《《はい!》》》
ふー、これで大丈夫だ。危なかったーーー。ラーメン禁止しただけで、なんで幻を見る禁断症状が出るのよ。私の料理は、一体なんなのよ!
「サーシャ、フィンは王や王妃のいるところへ、それ以外の奴らは一目散に調理室に向かったわよ」
「あの~~サーシャ様、この後の展開が気になるんですけど?罰ゲームは解除したんですか?」
「え、設定条件を変更しただけで、解除はしてないわよ」
「「鬼だ!」」
なんで!なんか気になるわね。続きを見てみよう。
国王と王妃、王太子と第二王子は公務中か。フィンが全員の公務場所へ駆け込んでいき、『師匠から通信が入りました。ラーメンを1人3杯までなら食していいそうです』と言った瞬間、4人の公務速度が格段に上がった。4人とも、ブツブツ『ラーメン、ラーメン』と連呼している。臣下から見たら気持ち悪い気がするわ。それにフィンの言葉を聞いた臣下達も、目の色が変わって全員にラーメンのことを伝えに言っている。うーん、臣下の人達も忠実に私の命令を守っていたのね。フィンも伝え終わったら、一目散に調理室場へ行ったわね。
《料理長、オーク骨ラーメンをお願いします!》
《フィン様、もうお作りしています。あと、数分で完成しますので、隣の部屋でお待ち下さい》
《やった!》
フィンが部屋に到着すると、全員がソワソワしていた。
《サーシャの奴、やっと許可を出したか。俺もジン達に合わせて食べてないからな。オーク骨ラーメン楽しみだぜ!お前らわかっていると思うが、1人3杯までだからな。それを超えたら、多分罰ゲームがあるぞ。気をつけろよ》
へえー、ラギウスも我慢していたんだ。ラギウスが助言したけど、全員聞いていない気がする。
《お待たせしました。サーシャ様のレシピを基に、我々が改良したオーク骨ラーメンです》
《おーー、この懐かしい匂い、まさしく日本の豚骨ラーメンだ!それじゃあ食べるか!》
ラギウスの一声で、皆一斉に食べ始めたわ。
《シュルルルーーー、うおお美味い!これだ、これだよ!この味が懐かしい!ジンどうだ?》
《あまりに---美味しすぎて----箸を止めれない》
《美味しいよーー!これがオーク骨ラーメン!全ての具材が美味しいよー!》
《ジン、リッカ、わかるぞ、その気持ち!》
《フィン姉、----オーク肉が以前より遥かに美味しいです。-----野菜、オーク肉、ラーメンが正に一体化したような味です》
《うんうん、我慢した甲斐があったよ。美味しいよ~~》
えーー、ラギウス以外泣いているんだけど!
「サリア様、私達見てるだけですか!あまりに残酷ですよ。私達も食べに行きたいです!」
「ぐ、そ、そうね。でも、先に佐江と努に会いに行かないとね。それまで我慢よ。さっき----食べた---しね」
「サ、サリア様が、あのサリア様が我慢している!わかりました、テイルも我慢します!」
サリアもさっき食べたばかりなのに、物欲しそうな顔でフィン達を見ているわね。まあフィン達の顔を見て、自分も数日は我慢しなければと思ったんでしょう。
それにしても、なんでラーメン1つで、ここまでなるかな!どれだけ囚われているのよ!
《《《《替え玉》》》》
同時に食べきって、同時に替え玉か。
「みんな3杯までだという事をわかっているんでしょうね?」
「「絶対にわかってない!」」
なんか嫌な予感がするわ。
替え玉した後も無心に食べてる。最後の3杯目は替え玉でなく、一から作ってもらって食べているわ。
《《替え玉》》
《おい、次で4杯目だぞ!》
《ラギウス大丈夫だよ。あの臭いには、もう慣れてきたもん。耐えて4杯目を食べる》
《フィン、4杯目はダメだ。多分、罰ゲームがあるよ》
《レオン大丈夫だよ!あの臭いには慣れてきた。今なら耐えられる!》
あ~あ、ラギウスとレオンが止めたのに、それを無視しますか。
リッカとフィンの意見に、ジン・イリスも同意したわね。
せめて、合掌しておきましょう。
「ちょっとサーシャ!なんで合掌しているのよ!」
「こうなる事は想定済みよ。だから、-----罰ゲームの内容をversion upしておいたの。命令違反には制裁を与えないとね」
「サーシャ様、どんな罰ゲームなんですか?」
「version1は、アンモニア臭と呼ばれる強烈な刺激臭よ。ちなみに、こんな臭いね」
少量のアンモニア臭を2人に嗅がせた。
「「ぬわああぁぁぁーーーー」」
うわあ、あまりの臭いで悶絶している。
「あんた!なんて罰ゲームを仲間に与えるのよ!」
「これはキツイです!獣人には耐えられませんよ」
「なに言ってるの。罰ゲームなんだから、これぐらいしないとダメでしょう!みんな、この臭いに慣れたようだから、version2は二酸化硫黄にしたわ。ほら」
「「ぐおおおぉぉぉぉーーーーー」」
悶絶度がversion1より酷いわね。
「ゴホ、ゴホ、私達で試さないでよ!もう少しで吐くところだったわ!」
「ゴホ、これをあの人達に嗅がせるんですか?」
「4杯目を口につける寸前でそうなるわね。命令違反には鉄槌を与えないとね」
「与え過ぎでしょ!なんか可哀想になってきたわ」
「あーー、あの人達、4杯目にいきますよ!」
さあ、どうなるかな?
《お前ら、どうなっても知らんからな。俺とレオンは忠告したぞ。(小声 サーシャはこの自体を想定しているはずだ。絶対、何か別の罰ゲームを用意しているはず。とりあえず合掌しておこう)》
ラギウス、その通りよ。
ジン、リッカ、フィン、イリスの4人は4杯目を口に付けようとした瞬間
《《ギャアアァァァーーーーーーーー》》
叫び声をあげ部屋を転げ回り、暴れ過ぎたせいで4人ともラーメンを顔に浴び、2度目の罰ゲームとなった瞬間、白目を剥き泡を吹いて気絶した。その光景は、まさに地獄絵図だった。ラギウスもレオンも真っ青になっていた。
《レオン、助かったな》
《僕も食べていたら、こうなっていたのか?悲惨過ぎる》
《この暴れよう、サーシャの奴、罰ゲームを改良したな》
《ラギウスも予想してたのか!》
《ああ、あいつが何もせず、許可を出すわけがない》
《と、とにかく、顔を吹いてあげよう。あのままだと、余りに気の毒だ》
これは悲惨過ぎる。まさか、ここまでの効果を現すとは想定外だわ。
「-----さ、さあ、佐江と努のところへ行きましょうか!」
「ちょっと、あの子達はどうするのよ!」
「あれは悲惨過ぎますよ!」
「約束を破ったあの子達が悪い。レオンは理性を保ち、よく我慢したわ。あとは、ラギウスとレオンに任せましょう。これからはラーメンを食べる時も、理性を保てるかの訓練が出来るから良いんじゃないかな?」
「上手くまとめないでよ!」
「サーシャ様の鬼、悪魔!」
私も、あそこまで悲惨な光景になるとは思わなかった。
みんな、ごめんね。
帰ったら、たらふくラーメンを食べさせてあげるからね。
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その後、叫び声を聞いた料理人や国王達や臣下が駆け込んできて、中の悲惨な光景を目撃した。そして、全員がこう思った。
【やはり、サーシャに逆らってはいけない。もし4杯以上食べたら-------私達も、ああなるかもしれない。それだけは、絶対に嫌だ!】
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