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最後の任務
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俺の兄は、この家を取り仕切っている。兄のスペアとして育てられたものの、大事にされていて家族が仲良く過ごしていた頃は、なんら不満はなかった。しかし、ある時から、俺は兄の奴隷のような扱いになっている。
俺の不注意のせいで両親が他界してからというもの、兄にとって俺は両親の仇となってしまった。
あの日、俺たちは真冬の氷の張った池の上で滑って遊んでいた。俺が滑った先の氷が薄かったようで、氷が割れて落ちた。
俺たちの様子を見ていた母は、病弱にも拘らず、冷たい池に飛び込んで俺を救出してくれた。健康だった俺は数日で快復したが、母はそのまま病床から起き上がれなくなりこの世を去った。父は、心労がたたり、愛する母の後を追うように逝ってしまう。
そこから先は、兄にとっても俺にとっても地獄が始まった。両親を慕っていた家令はじめ、使用人たちからも俺は目の敵にされ、最小限の教育と食事などが与えられたものの、侯爵家次男としての生活ではなくなったのである。
兄や皆に申し訳なく、言うことを聞いて過ごす日々。何らかの罰として鞭をふるわれ食事を摂ることを禁じられたこともあった。
家令たちを後ろに従えた兄から、絶対服従を言い渡され時も、罪深い自分にとって少しでも贖罪になればと思い、なんでも従った。
兄の用事がなければ、本邸に近寄ることすら許されなかった。庭師が住む小屋よりも小さくてボロい家に、隠れるように息をひそめて過ごした。わざとなのか偶然か、食事を忘れ去られて、どうしてもお腹がすいて我慢が出来ないときは、裏にある険しい岩山の崖を登って山菜を採り、勢いよく流れる小川に泳ぐ魚を食べた。
そのおかげか、自然と体が大きく鍛えられ、兄よりもずいぶん大きくなったのは15の頃だったと思う。そのくらいから、反撃が恐ろしいのか兄や家令からの対応が和らいだ。といっても、あからさまな虐待がなくなっただけで、放置状態は変わらなかったが。
そんなある日、ラッチ=シリンダーというひとつ年下の愛らしい少女がやってきた。当然、紹介されはしなかったが、遠くから見えたその姿は、どことなく母に似ていて、本邸にいる彼女の笑い声が聞こえるたびに胸が温まったものだ。
思った通り、兄は彼女と結婚するつもりだったようだ。ふたりが結ばれることで、やっと俺の罪が少しは軽くなるのだろうかと思えた。
そして、兄が結婚することを知った。相手はラッチだろう。ふたりが仲良くデートする様子を見たこともあったから。
ある夜、兄から久しぶりに呼ばれた。恐らく、結婚するから出ていくように言われるのかと思っていた。身一つで家を出ることには、少しだけ胸が寂しさなどを覚えたがそれでよかった。これで、ようやく自由になれるのだ、と。
ひとりになり、遠くから兄夫婦の幸せを願い、一生両親を悼んで暮らそうと。
ところが、部屋に入るなり、グラスが砕ける音と主に兄の怒号が響いた。
俺に言うことを聞かせるためにいる、いつも一緒の家令たちの姿が見えず、兄とふたりきりだった。
「なんで、俺が! くそっ、くそっ! ああ、汚らわしい、おぞましいっ!」
酒を浴びるほど飲んだのか、部屋中にブランデーのキツイ香りが充満している。それを吸うだけで酔いそうなほどだった。
「あにうえ……いえ、侯爵様、いかがされましたか?」
「いかがされましたか、だと? ふん、お前は気楽でいいよな。両親を殺しておきながら、侯爵家という家の重さも知らず、のほほんと大きくなりやがって。誰のおかげで、ここまで大きくなれたと思っている」
のほほんと暮らしていたつもりはないが、兄のようにこの家の重責に耐えることなどなかったのは事実だ。
「侯爵様の慈悲のおかげでございます……」
いつ、家を出ていけと言われるのかと思うと、悲しみやむなしさそしてドキドキわくわくするような胸がうるさいほど高鳴る。
「お前に、最後の任務をやろう。無事に成し遂げた暁には、一生困ることのない金をくれてやる。それを持ってこの家から出ていけ」
「最後、ですか?」
「そうだ。お前が、この家から、俺から自由になりたがっていることなどわかっていた。だが、自由にしたことでお前が幸せになることなど許されない。だから、一生飼い殺しにしてやろうと思っていた」
やはりというか、兄は自分を一生家畜や奴隷のようにこき使うつもりだったのかと項垂れる。これまで、兄に言われるがまま、政敵の不正を暴くために危険なことをしたし、領地の犯罪者を自分一人で始末もしてきた。相手から怪我を負わされたことや、命の危険があったことなど一度や二度ではない。体中に切り傷があるし、数か所の骨は中途半端な治療のせいで変形して結合している。
自分を解き放つための最後の任務ということは、これまでにないほどの凶悪な問題なのだろうと唇を噛んだ。兄にしてみれば、俺が成功すれば万々歳だろうし、失敗しても俺を葬りされる。どちらに転んでも美味しいはずだろう。
「今度、俺は国家の計画のためにオシェアニィ国の女性と結婚することになった。だが、俺には心に決めた相手がいる」
「なんと……」
てっきり、ラッチと結婚するものだと思っていた俺は驚愕した。しかも、相手は国一番の悪女らしい。
「国の命運をかけた事業だ。相手は、高潔な俺たちの種族とは大違いの、戦闘能力などほぼ皆無のぶさいくなウォンバット獣人だという。どうあがいても断れない。断れば、この家はおしまいだ。お前とてただではすまないぞ。そこで、だ」
俺は、兄からその悪女を始末するように命じられた。彼女は、この国に来て早々、王宮内で披露宴をしてそのまま初夜を迎えるのだという。
「チャンスは、ぶさいくで無能な悪女がこの家に来た瞬間だ。誰も寄り付かない離れに閉じ込める。お前は、暴漢を装ってその女を始末しろ。お前の仕業とバレないように、だ。逃走資金をくれてやるから、国外に行け。いいな?」
なんと恐ろしい任務なのだろうか。相手は、これまで始末してきた凶悪な犯罪者などなら問題はない。オシェアニィ国の悪女とはいえ、丸腰の女性を、しかも国の命令で嫁いできた人をどうにかできるはずはない。
とはいえ、兄の命令には逆らえない。どうしたものかと悩んでいるうちに、兄の結婚の日になったのである。
俺の不注意のせいで両親が他界してからというもの、兄にとって俺は両親の仇となってしまった。
あの日、俺たちは真冬の氷の張った池の上で滑って遊んでいた。俺が滑った先の氷が薄かったようで、氷が割れて落ちた。
俺たちの様子を見ていた母は、病弱にも拘らず、冷たい池に飛び込んで俺を救出してくれた。健康だった俺は数日で快復したが、母はそのまま病床から起き上がれなくなりこの世を去った。父は、心労がたたり、愛する母の後を追うように逝ってしまう。
そこから先は、兄にとっても俺にとっても地獄が始まった。両親を慕っていた家令はじめ、使用人たちからも俺は目の敵にされ、最小限の教育と食事などが与えられたものの、侯爵家次男としての生活ではなくなったのである。
兄や皆に申し訳なく、言うことを聞いて過ごす日々。何らかの罰として鞭をふるわれ食事を摂ることを禁じられたこともあった。
家令たちを後ろに従えた兄から、絶対服従を言い渡され時も、罪深い自分にとって少しでも贖罪になればと思い、なんでも従った。
兄の用事がなければ、本邸に近寄ることすら許されなかった。庭師が住む小屋よりも小さくてボロい家に、隠れるように息をひそめて過ごした。わざとなのか偶然か、食事を忘れ去られて、どうしてもお腹がすいて我慢が出来ないときは、裏にある険しい岩山の崖を登って山菜を採り、勢いよく流れる小川に泳ぐ魚を食べた。
そのおかげか、自然と体が大きく鍛えられ、兄よりもずいぶん大きくなったのは15の頃だったと思う。そのくらいから、反撃が恐ろしいのか兄や家令からの対応が和らいだ。といっても、あからさまな虐待がなくなっただけで、放置状態は変わらなかったが。
そんなある日、ラッチ=シリンダーというひとつ年下の愛らしい少女がやってきた。当然、紹介されはしなかったが、遠くから見えたその姿は、どことなく母に似ていて、本邸にいる彼女の笑い声が聞こえるたびに胸が温まったものだ。
思った通り、兄は彼女と結婚するつもりだったようだ。ふたりが結ばれることで、やっと俺の罪が少しは軽くなるのだろうかと思えた。
そして、兄が結婚することを知った。相手はラッチだろう。ふたりが仲良くデートする様子を見たこともあったから。
ある夜、兄から久しぶりに呼ばれた。恐らく、結婚するから出ていくように言われるのかと思っていた。身一つで家を出ることには、少しだけ胸が寂しさなどを覚えたがそれでよかった。これで、ようやく自由になれるのだ、と。
ひとりになり、遠くから兄夫婦の幸せを願い、一生両親を悼んで暮らそうと。
ところが、部屋に入るなり、グラスが砕ける音と主に兄の怒号が響いた。
俺に言うことを聞かせるためにいる、いつも一緒の家令たちの姿が見えず、兄とふたりきりだった。
「なんで、俺が! くそっ、くそっ! ああ、汚らわしい、おぞましいっ!」
酒を浴びるほど飲んだのか、部屋中にブランデーのキツイ香りが充満している。それを吸うだけで酔いそうなほどだった。
「あにうえ……いえ、侯爵様、いかがされましたか?」
「いかがされましたか、だと? ふん、お前は気楽でいいよな。両親を殺しておきながら、侯爵家という家の重さも知らず、のほほんと大きくなりやがって。誰のおかげで、ここまで大きくなれたと思っている」
のほほんと暮らしていたつもりはないが、兄のようにこの家の重責に耐えることなどなかったのは事実だ。
「侯爵様の慈悲のおかげでございます……」
いつ、家を出ていけと言われるのかと思うと、悲しみやむなしさそしてドキドキわくわくするような胸がうるさいほど高鳴る。
「お前に、最後の任務をやろう。無事に成し遂げた暁には、一生困ることのない金をくれてやる。それを持ってこの家から出ていけ」
「最後、ですか?」
「そうだ。お前が、この家から、俺から自由になりたがっていることなどわかっていた。だが、自由にしたことでお前が幸せになることなど許されない。だから、一生飼い殺しにしてやろうと思っていた」
やはりというか、兄は自分を一生家畜や奴隷のようにこき使うつもりだったのかと項垂れる。これまで、兄に言われるがまま、政敵の不正を暴くために危険なことをしたし、領地の犯罪者を自分一人で始末もしてきた。相手から怪我を負わされたことや、命の危険があったことなど一度や二度ではない。体中に切り傷があるし、数か所の骨は中途半端な治療のせいで変形して結合している。
自分を解き放つための最後の任務ということは、これまでにないほどの凶悪な問題なのだろうと唇を噛んだ。兄にしてみれば、俺が成功すれば万々歳だろうし、失敗しても俺を葬りされる。どちらに転んでも美味しいはずだろう。
「今度、俺は国家の計画のためにオシェアニィ国の女性と結婚することになった。だが、俺には心に決めた相手がいる」
「なんと……」
てっきり、ラッチと結婚するものだと思っていた俺は驚愕した。しかも、相手は国一番の悪女らしい。
「国の命運をかけた事業だ。相手は、高潔な俺たちの種族とは大違いの、戦闘能力などほぼ皆無のぶさいくなウォンバット獣人だという。どうあがいても断れない。断れば、この家はおしまいだ。お前とてただではすまないぞ。そこで、だ」
俺は、兄からその悪女を始末するように命じられた。彼女は、この国に来て早々、王宮内で披露宴をしてそのまま初夜を迎えるのだという。
「チャンスは、ぶさいくで無能な悪女がこの家に来た瞬間だ。誰も寄り付かない離れに閉じ込める。お前は、暴漢を装ってその女を始末しろ。お前の仕業とバレないように、だ。逃走資金をくれてやるから、国外に行け。いいな?」
なんと恐ろしい任務なのだろうか。相手は、これまで始末してきた凶悪な犯罪者などなら問題はない。オシェアニィ国の悪女とはいえ、丸腰の女性を、しかも国の命令で嫁いできた人をどうにかできるはずはない。
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