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4 R18 愛する人との極上の思い出
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女性もたくさん参加した結婚式は15時にはお開きになった。
既婚女性はあまり外出を好まれない。危険だとか理由は色々あるけれど、一番は夫のヤキモチがすぎるから。といっても、ひとたび新たな夫になれば、協力してひとつの家庭を築くのだが、トレードやリリースなどといった処遇のリスクがあるから、妻に新しい男を近づけさせたくないのである。
さすがに、結婚式という永遠を誓う儀式で、離婚やトレードといった話にはならないけれど、もうひとりくらい夫を増やそうかなーと思っていた女性がいるのは事実。
現に、私たちの式でも、新たに夫を得た家があった。ブーケを受け取った少年騎士を含む、騎士たちの何人かなんだけど、選ばれた彼らは、それはもう大はしゃぎで盛り上がっていた。お兄さまは、誰も貰ってくれなくて、あぶれた騎士たちとやけ酒をあおっていた。
この国の騎士は、能力だけでなく、容姿や体型なども重視される。だから、リーマもそうだけど、リーマが一番、ううん、リーマが史上最高唯一の人なんだけど、とにかく全員美男美女揃いなのだ。
トーチさんのような女性騎士は少ないけれど、平民の女性が結婚するまでの間騎士団にいることは、強くて見目麗しい周囲の男性が何も言わずに守ってくれるので、最高の環境なのだ。
貴族の男性からも女性騎士は大人気だから、平民女性が自らの地位を高めるために騎士になることは珍しくない。
ただ、騎士は危険な仕事が多いために、死別することもある。だから、男性の騎士はアクセサリーというか、おまけの代替品のような扱いをうける人がいると聞くし、女性騎士は危険な任務から外されている上に、結婚したら多額の退職金をもらって退職するのが決まりだ。
だから、男性騎士以上に、トーチさんはモテモテだった。でも、まだ結婚したくないってあしらっていたけど。あと、同じ騎士団の男性陣は、どうしてだかトーチさんにはアプローチしないらしい。職場内結婚は禁止ではないけれど、人には相性とかがあるし、色んな事情があるのだろう。
余談だが、私が一番目の夫に、平民という出自はともかくとして、騎士であるリーマを選んだことは、社交界に衝撃が走った。だから、すでに何十人もの第二の夫候補の釣書が届いている。リーマ以外興味がないから見てないけど。
なんにせよ、おめでたいことが重なった結婚式だったので、私達夫婦は、良い縁結びをしたと評判がうなぎのぼりになるだろう。
今日は新居にふたりきり。夕食は、お父さまが豪華な料理を準備してくれたけど軽めにして、手を繋いで寝室に向かった。
「エル、改めて、これからもよろしく」
「私のほうこそ。ふふふ、なんだか照れくさいわ」
「俺なんか、胸がドキドキしっぱなしなんだけど」
「うそ。私だけが緊張してドキドキしていると思うわ」
「そうか?」
リーマが私の手を取り、ラフな私服の左胸に手のひらを押し付けた。ドキンと心臓が跳ねてうるさい。でも、手のひら越しに伝わる彼の鼓動も激しくて、どっちの音なのかわからなくなった。
「な? 俺のが緊張しているのがわかるだろ?」
「うん……。あ……」
彼の大きな手が、私の左胸に当てられた。そっと、でも、ぴったりとくっついて離れない。いたたまれないような、恥ずかしさがこみ上げる。
「エルの心臓の音も、すごいね」
「ん……だって……」
もう何十、何百回としたキス。甘くて、でも、激しくて。うっとりして体も心もふわふわする。例え、何千回と唇を重ねても、ドキドキして慣れないだろう。
「モンブランの味がするね。美味しい」
「さっき食べたから」
「それだけじゃないな」
「ん、んっ」
歯磨きをしてなかったけど、そんなことはお構いなしに舌を絡ませ求め合う。
新居が出来てから一緒に住んでいたけど、こうして体を合わせるのは初めてだ。
胸元の服がずらされて、胸があらわになる。すでに尖った赤い先端を、彼の指がつまんだ。
「あんっ」
ピリッとした痛みじゃない変な感覚が、電流のように体に走る。思わずのけぞると、さらに彼の指が先端を弄んだ。
自分でも意図しない、はしたない声があがる。息がうまくできなくなって、目尻に涙が浮かんだ。止めたくて、もうやめてほしくて彼を見ると、私を穴が空くほど見つめていた。
一瞬でリーマの眼差しに捕らえられ、さっきまでの、もうやめて欲しいという気持ちがふっとんだ。
「エル、かわいい」
「ふあっ!」
リーマは短くそう言うと、右の尖りを口に含んだ。チュッと吸いつかれ、先端が彼の口の中にひっぱられる。それと同時に、指とは違う、ぬらぬらとした舌先に舐られ、腰からおしりにかけて、ぞわぞわぞくぞくした。
「あ、ああっ、んっ、も、リーマ、んんっ!」
「エル、ああ、なんてかわいいんだ」
軽く歯を当てられたから少し痛い。でも、その痛みすら、なんとも言えない感覚を増強させただけ。
自分で自分が何をしているのかわからない。きっと、乱れて大きな声をあげてしまっている。こんなの、嫌われちゃうって思っても、リーマは私が乱れれば乱れるほど嬉しそうに私の胸元で遊んだ。
「はぁ、はぁ……リーマ……」
「エル、やりすぎた? でも、エルがかわいすぎるのが悪い」
「わたしが、わるい? のぉ?」
「うん。俺をこんな風にさせるエルが悪い。ほら、こっち」
足を大きく広げられ、あらわになった付け根を見るように促される。そこに、彼の中心が大きくそそり立っているのが見えた。
「あ……」
「エル、責任とって」
「ひゃあっ!」
いきなり、リーマが、ポタポタ何かが垂れている先端で、私の中心の割れた部分をこすり始めた。
「ああ、やっと。やっとだ。俺がどれほどエルが欲しかったか。エル、わかる?」
「あ、ああっ。わ、わか……」
胸とは比べ物にならない感覚に翻弄される。わかったからと言いたいのに、声が出せない。
無我夢中で彼にすがりつくと、ぎゅうっと抱きしめられた。そして、彼の腰が近づいてくる。
「あ、あ……」
「痛みを薄めてくれるローションを塗ったんだ。力を抜いて」
薄めるローションは、私も持っている。でもあれには避妊の効果もあるから、夫婦になった以上使わないと聞いていた。
「い、痛くてもいい。わ、私、リーマのあかちゃ、ほし……」
もう塗ってしまったから、こんなことを言ってももう遅い。でも、私のこの言葉で、リーマの何かがブチっと切れたみたい。
R18なので夜に投稿しました。あとでもう一話出します。
既婚女性はあまり外出を好まれない。危険だとか理由は色々あるけれど、一番は夫のヤキモチがすぎるから。といっても、ひとたび新たな夫になれば、協力してひとつの家庭を築くのだが、トレードやリリースなどといった処遇のリスクがあるから、妻に新しい男を近づけさせたくないのである。
さすがに、結婚式という永遠を誓う儀式で、離婚やトレードといった話にはならないけれど、もうひとりくらい夫を増やそうかなーと思っていた女性がいるのは事実。
現に、私たちの式でも、新たに夫を得た家があった。ブーケを受け取った少年騎士を含む、騎士たちの何人かなんだけど、選ばれた彼らは、それはもう大はしゃぎで盛り上がっていた。お兄さまは、誰も貰ってくれなくて、あぶれた騎士たちとやけ酒をあおっていた。
この国の騎士は、能力だけでなく、容姿や体型なども重視される。だから、リーマもそうだけど、リーマが一番、ううん、リーマが史上最高唯一の人なんだけど、とにかく全員美男美女揃いなのだ。
トーチさんのような女性騎士は少ないけれど、平民の女性が結婚するまでの間騎士団にいることは、強くて見目麗しい周囲の男性が何も言わずに守ってくれるので、最高の環境なのだ。
貴族の男性からも女性騎士は大人気だから、平民女性が自らの地位を高めるために騎士になることは珍しくない。
ただ、騎士は危険な仕事が多いために、死別することもある。だから、男性の騎士はアクセサリーというか、おまけの代替品のような扱いをうける人がいると聞くし、女性騎士は危険な任務から外されている上に、結婚したら多額の退職金をもらって退職するのが決まりだ。
だから、男性騎士以上に、トーチさんはモテモテだった。でも、まだ結婚したくないってあしらっていたけど。あと、同じ騎士団の男性陣は、どうしてだかトーチさんにはアプローチしないらしい。職場内結婚は禁止ではないけれど、人には相性とかがあるし、色んな事情があるのだろう。
余談だが、私が一番目の夫に、平民という出自はともかくとして、騎士であるリーマを選んだことは、社交界に衝撃が走った。だから、すでに何十人もの第二の夫候補の釣書が届いている。リーマ以外興味がないから見てないけど。
なんにせよ、おめでたいことが重なった結婚式だったので、私達夫婦は、良い縁結びをしたと評判がうなぎのぼりになるだろう。
今日は新居にふたりきり。夕食は、お父さまが豪華な料理を準備してくれたけど軽めにして、手を繋いで寝室に向かった。
「エル、改めて、これからもよろしく」
「私のほうこそ。ふふふ、なんだか照れくさいわ」
「俺なんか、胸がドキドキしっぱなしなんだけど」
「うそ。私だけが緊張してドキドキしていると思うわ」
「そうか?」
リーマが私の手を取り、ラフな私服の左胸に手のひらを押し付けた。ドキンと心臓が跳ねてうるさい。でも、手のひら越しに伝わる彼の鼓動も激しくて、どっちの音なのかわからなくなった。
「な? 俺のが緊張しているのがわかるだろ?」
「うん……。あ……」
彼の大きな手が、私の左胸に当てられた。そっと、でも、ぴったりとくっついて離れない。いたたまれないような、恥ずかしさがこみ上げる。
「エルの心臓の音も、すごいね」
「ん……だって……」
もう何十、何百回としたキス。甘くて、でも、激しくて。うっとりして体も心もふわふわする。例え、何千回と唇を重ねても、ドキドキして慣れないだろう。
「モンブランの味がするね。美味しい」
「さっき食べたから」
「それだけじゃないな」
「ん、んっ」
歯磨きをしてなかったけど、そんなことはお構いなしに舌を絡ませ求め合う。
新居が出来てから一緒に住んでいたけど、こうして体を合わせるのは初めてだ。
胸元の服がずらされて、胸があらわになる。すでに尖った赤い先端を、彼の指がつまんだ。
「あんっ」
ピリッとした痛みじゃない変な感覚が、電流のように体に走る。思わずのけぞると、さらに彼の指が先端を弄んだ。
自分でも意図しない、はしたない声があがる。息がうまくできなくなって、目尻に涙が浮かんだ。止めたくて、もうやめてほしくて彼を見ると、私を穴が空くほど見つめていた。
一瞬でリーマの眼差しに捕らえられ、さっきまでの、もうやめて欲しいという気持ちがふっとんだ。
「エル、かわいい」
「ふあっ!」
リーマは短くそう言うと、右の尖りを口に含んだ。チュッと吸いつかれ、先端が彼の口の中にひっぱられる。それと同時に、指とは違う、ぬらぬらとした舌先に舐られ、腰からおしりにかけて、ぞわぞわぞくぞくした。
「あ、ああっ、んっ、も、リーマ、んんっ!」
「エル、ああ、なんてかわいいんだ」
軽く歯を当てられたから少し痛い。でも、その痛みすら、なんとも言えない感覚を増強させただけ。
自分で自分が何をしているのかわからない。きっと、乱れて大きな声をあげてしまっている。こんなの、嫌われちゃうって思っても、リーマは私が乱れれば乱れるほど嬉しそうに私の胸元で遊んだ。
「はぁ、はぁ……リーマ……」
「エル、やりすぎた? でも、エルがかわいすぎるのが悪い」
「わたしが、わるい? のぉ?」
「うん。俺をこんな風にさせるエルが悪い。ほら、こっち」
足を大きく広げられ、あらわになった付け根を見るように促される。そこに、彼の中心が大きくそそり立っているのが見えた。
「あ……」
「エル、責任とって」
「ひゃあっ!」
いきなり、リーマが、ポタポタ何かが垂れている先端で、私の中心の割れた部分をこすり始めた。
「ああ、やっと。やっとだ。俺がどれほどエルが欲しかったか。エル、わかる?」
「あ、ああっ。わ、わか……」
胸とは比べ物にならない感覚に翻弄される。わかったからと言いたいのに、声が出せない。
無我夢中で彼にすがりつくと、ぎゅうっと抱きしめられた。そして、彼の腰が近づいてくる。
「あ、あ……」
「痛みを薄めてくれるローションを塗ったんだ。力を抜いて」
薄めるローションは、私も持っている。でもあれには避妊の効果もあるから、夫婦になった以上使わないと聞いていた。
「い、痛くてもいい。わ、私、リーマのあかちゃ、ほし……」
もう塗ってしまったから、こんなことを言ってももう遅い。でも、私のこの言葉で、リーマの何かがブチっと切れたみたい。
R18なので夜に投稿しました。あとでもう一話出します。
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