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しとやか未満の姫と騎士の卵⑤※※R18
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※※R18(ヒロイン相手ではないので当社比率的には軽い描写です)※※
ついに、その日が来た。相手は、20台後半の女性だった。健康で、美しいというより愛らしく雰囲気も優しい。二人きりには、万が一の事も考えられ、衝立の向こう側に侍従とクロヴィスがいるというのに、そんな事も忘れて、年上の女性に誘われるままベッドに沈んだ。頭が沸騰したかのようだ。
「サヴァイヴ様、まずはお相手の気持ちと反応を伺いながら手を触れて。そうです。そして、そっと頬や額にキスをして安心させてあげるのです。ムードを作る事を怠っては何事も成功しません」
サヴァイヴは、薄いレースのしどけない彼女のネグリジェをすぐにはいで、とにかく、皆から聞いていたようにしたくてたまらなかった。すでに、自身はへそに付かんばかりに固くなっている。だらだらと先走りを溢して、早く女性の中に入りたいと欲望丸出しになった。
「焦らず、そう。そっと、リボンをほどいて。そこから胸を……あん……。あまり強くすると痛いですから、もっと触れるか触れないかくらいから、女性の反応を見て……、ええ。上手ですわ。ん……、はぁ、ん。先の尖りを口に含んで、先ほど口づけでやったように吸ったり舌で転がし……、あん!」
はぁはぁと、極上の生肉を目の前に放り込まれた野生の狼のように、がつがつ肌を貪る。次第に相手が腰と自身をさらに刺激する痴態を見せるようになり、誘導されつつ、また、自分でも本能のまま動く。そして、足を大きく広げるように折りたたみ、この一週間ずっと見たかった女性の足の付け根をしっかり開いた。
男を受け入れ慣れたそこは、軽く開いて蜜を流しながらパクパクとはしたなくサヴァイヴの屹立を食べたそうにしている。
「ここか……」
そっと指をそこに宛がい、ゆっくり入れてみた。熱く蠢き、奥へ奥へと指を吸いながら引っ張るそこに屹立を入れたらどれほどのものか。ごくりと大きく咽が鳴った。
「サヴァイヴ様、そうですわ。でも、その前にここの粒や周りを……、ああ。はあ……、んっ」
指を引き抜いた後、大人になり切れていない硬くなった切っ先を、女性の助言を聞く前に性急に入れて行く。その後の記憶は暫くなかった。
とにかく気持ちがいい。
気持ちいい、なんだこれ! 気持ちいい、気持ちいい! もっと、もっと!
腰を打ち付け何度も精を放つ。遠くに聞こえるような女性の艶かしい声がさらに淫靡に誘い、体力が尽きるまで貪った。気が付くと、女性は気を失い、だらしなく広げた股間から、よく知る濁った白い液が、だらだらと、時に、ひくつくその動きに合わせて出て来た。
その後、苦笑をしているクロヴィスからやりすぎだと叱られた。
それ以来、何度もその女性と肌を重ねる。鍛錬中にも、早く夜にならないかと思うほど、性への衝動が止まる事はなかった。
女性のほうも、体力もあり子供とはいえそこそこ大きな肉棒を持ち、次第に官能を高めるようになってきたサヴァイヴの性技に、最初は演技だったよがり声や痴態が本気になっていった。
「サヴァイヴ様、素敵ですわ……」
裸で密着して横になり、鍛えられた胸元に頬を寄せてうっとりしなだれかかる年上の女性。サヴァイヴは、彼女を翻弄させる事で、自分が女を、しかも慣れた大人の女性を変化させている事に満足して自信を持ち心地の良いこの時を楽しむ。
数種類の体位も覚え、先ほどまでは獣のように四つん這いにさせた彼女を、後ろから思い切りついて吐き出したのである。
後技というこの時間の事も、しっかり学んでいる。ちゅっと彼女を守るように額にキスを落とすと、さらに縋って来る彼女に性を刺激され、もう一度味わった。
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※※ヒーローの他者とのR18描写終わり※※ただし、ヒーロー以外の濡れ場は今後増えていきます※※終盤はいつものようにヒーローヒロインのR18まみれです
ついに、その日が来た。相手は、20台後半の女性だった。健康で、美しいというより愛らしく雰囲気も優しい。二人きりには、万が一の事も考えられ、衝立の向こう側に侍従とクロヴィスがいるというのに、そんな事も忘れて、年上の女性に誘われるままベッドに沈んだ。頭が沸騰したかのようだ。
「サヴァイヴ様、まずはお相手の気持ちと反応を伺いながら手を触れて。そうです。そして、そっと頬や額にキスをして安心させてあげるのです。ムードを作る事を怠っては何事も成功しません」
サヴァイヴは、薄いレースのしどけない彼女のネグリジェをすぐにはいで、とにかく、皆から聞いていたようにしたくてたまらなかった。すでに、自身はへそに付かんばかりに固くなっている。だらだらと先走りを溢して、早く女性の中に入りたいと欲望丸出しになった。
「焦らず、そう。そっと、リボンをほどいて。そこから胸を……あん……。あまり強くすると痛いですから、もっと触れるか触れないかくらいから、女性の反応を見て……、ええ。上手ですわ。ん……、はぁ、ん。先の尖りを口に含んで、先ほど口づけでやったように吸ったり舌で転がし……、あん!」
はぁはぁと、極上の生肉を目の前に放り込まれた野生の狼のように、がつがつ肌を貪る。次第に相手が腰と自身をさらに刺激する痴態を見せるようになり、誘導されつつ、また、自分でも本能のまま動く。そして、足を大きく広げるように折りたたみ、この一週間ずっと見たかった女性の足の付け根をしっかり開いた。
男を受け入れ慣れたそこは、軽く開いて蜜を流しながらパクパクとはしたなくサヴァイヴの屹立を食べたそうにしている。
「ここか……」
そっと指をそこに宛がい、ゆっくり入れてみた。熱く蠢き、奥へ奥へと指を吸いながら引っ張るそこに屹立を入れたらどれほどのものか。ごくりと大きく咽が鳴った。
「サヴァイヴ様、そうですわ。でも、その前にここの粒や周りを……、ああ。はあ……、んっ」
指を引き抜いた後、大人になり切れていない硬くなった切っ先を、女性の助言を聞く前に性急に入れて行く。その後の記憶は暫くなかった。
とにかく気持ちがいい。
気持ちいい、なんだこれ! 気持ちいい、気持ちいい! もっと、もっと!
腰を打ち付け何度も精を放つ。遠くに聞こえるような女性の艶かしい声がさらに淫靡に誘い、体力が尽きるまで貪った。気が付くと、女性は気を失い、だらしなく広げた股間から、よく知る濁った白い液が、だらだらと、時に、ひくつくその動きに合わせて出て来た。
その後、苦笑をしているクロヴィスからやりすぎだと叱られた。
それ以来、何度もその女性と肌を重ねる。鍛錬中にも、早く夜にならないかと思うほど、性への衝動が止まる事はなかった。
女性のほうも、体力もあり子供とはいえそこそこ大きな肉棒を持ち、次第に官能を高めるようになってきたサヴァイヴの性技に、最初は演技だったよがり声や痴態が本気になっていった。
「サヴァイヴ様、素敵ですわ……」
裸で密着して横になり、鍛えられた胸元に頬を寄せてうっとりしなだれかかる年上の女性。サヴァイヴは、彼女を翻弄させる事で、自分が女を、しかも慣れた大人の女性を変化させている事に満足して自信を持ち心地の良いこの時を楽しむ。
数種類の体位も覚え、先ほどまでは獣のように四つん這いにさせた彼女を、後ろから思い切りついて吐き出したのである。
後技というこの時間の事も、しっかり学んでいる。ちゅっと彼女を守るように額にキスを落とすと、さらに縋って来る彼女に性を刺激され、もう一度味わった。
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※※ヒーローの他者とのR18描写終わり※※ただし、ヒーロー以外の濡れ場は今後増えていきます※※終盤はいつものようにヒーローヒロインのR18まみれです
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