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11 Goeie dag 異界の子供の不思議……R15(性教育がされているので13くらいでもいいかもです)
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性教育レベルの描写があります。
カレンが門番に顔を見せて挨拶をした時はびっくりした。そのため、初動が遅くなり、相手の言葉を許してしまい舌打ちをしそうになった。危うく、カレンが彼に名乗るところだったと肝が冷えた。
この国では、異性が顔を合わせ言葉を交わして名前を名乗り合うと、婚約を整えるための様々な準備を開始する事になる。そうなると、基本的には断れない。大抵そのままふたりは結婚して家庭を築くのだ。
カレンはまだ幼くて、求婚者はいない。というよりも、来たばかりだし、俺たちがそれをさせないように、外部の男性との接触は必要最低限にとどめている。混血だからと忌避されているとはいえ、ゼクス王子という庇護がなければ、神託の乙女の夫候補にあぶれた高位貴族たちにいいように囲われていただろう。
男が異性に、特に性的に興味を覚えたらフェロモンが出るためすぐにわかる。門番のズーマは、明らかに小さな子供のカレンに興奮していた。一部は少女であっても、このご時世囲い込もうとする男がいるとはいえ、変態だと思う。
ズーマがカレンと同じくらいの10才くらいならまだありえるかもしれないが、やつは16才だ。あんな地位も力もなにもない変態はカレンに相応しくない。しかも保護者である王子や俺の前で、可愛いカレンに言葉をかけるなど、万死に値する。
カレンの夫となるべき人物は、俺がきっちり選別しようと思っていた。ゼクス王子もそうだろう。
今後、大人になっていくカレンには、おそらく求婚者が溢れかえるに違いない。きっと大きくなったらもっと魅力的な女性になるだろう。
しかも、神託の乙女と同じ世界の出身だ。競争は苛烈になり、大変な騒動になる事が危惧される。
なんせ彼女はかわいい。外見だけでなく性格も良い。声も愛らしく、しかも氷で作られた部屋でも平気など、ゼクス王子にぴったりではないか。ゼクス王子も、今は生まれたての雛に対する情だけのようだが、カレンが成長するにつれてきっと惹かれるに違いない。
彼女には、成人したらズーマなんかよりも、是非ともゼクス王子と結婚して欲しいと思う。
年齢が近ければ、成人したのちに俺も申し込んでいたかもしれないが、いかんせん年の離れすぎている。俺にとっては可愛い妹のような存在だ。
そんなカレンが、あまりにも気落ちしているから、せめてもの慰めに本性を見せた。家族以外の異性にはあまり見せないが、カレンはいわば俺たちの妹のようなものだからかまわないだろう。
どんな反応をするかと伺ってみれば、途端に現れた弾ける笑顔が煌めく太陽のようで、もっと見せて欲しくなる。
いつもはあまりしないが、一緒に氷の上を滑ったりカレンの前で氷の床下の水の中で泳いで見せた。
上から見下ろすだけではない。あの部屋の壁の一角は分厚い氷で出来ていて、カレンの場所からなら壁の向こうの水中がはっきり見える。
あの部屋は独立していて、魔法で冷たい水中に浮かばせる事ができるのだ。
気温が暑い時に、ゼクス王子もそこで寒中水泳を楽しんでいる。
『わあ! シビル、水の中で飛ぶ鳥みたい! はやーい! すごいすごい!』
床にある氷の穴から水中にもぐり、壁の向こうで泳ぐ姿を見せる。急降下してまた床に。
俺のその動きをカレンがはしゃいで追いかけるのを見るが楽しくて、何度も何度も繰り返した。
そして今日、城から館に帰って来たのはどっぷり日が沈んだ後だった。
風呂は流石に一緒に入るような年齢は過ぎている。夕食も城で頂いたため、一旦別れて寝室に向かうと、ベッドの中ではカレンがすでに眠りについていた。
「カレン、寝たのか」
あどけないこの寝顔が、時々夢にうなされて歪む。涙が出てきて、それをそっと拭うとぎゅっと抱き着いて来るカレンが気の毒でかわいそうで、可愛くて仕方がない。
今日は幸せな夢を見ているようだ。時々むにゃむにゃ何かを呟いては笑っている。
俺はおやすみの挨拶のキスを頬に落として、彼女の横に滑り込み抱え込んだ。
小さな背中をさすり、とんとんと、もう眠っているのに眠りに誘うように優しく叩いた。
「おやすみ、カレン」
俺よりも50センチ弱は小さな、異界から来た孤独な子供。俺がきっと守って見せる。
早く大きくなって、できればゼクス王子を選んで欲しいと思う。
「ん……?」
俺も目を閉じて眠りにつこうとしたとき、微かに血の臭いがした。周囲を見渡しても、館の外の気配を探ってもなにもない、いつもの平穏な夜だ。
「どういう事だ……? 確かに血の臭いが……カレンから?」
俺は抱きしめているカレンからそれが漂っている事をしり、顔から血の気が引いた。
どこか怪我をしているのか? それとも、何かの病気か?
「カ、カレン。カレン! しっかりしろ!」
「ん……んー。あと5ふん……」
俺は慌てて、状況を確認しようと、寝入っているカレンに声をかけたがこの子はなかなか起きない。仕方がないためシーツを剥いで出血部位を確認しようとした。
すると、カレンがの股の部分からそれが発生していたのが分かる。でも、出血は見えない。どうしたものかと悩んでいると、カレンが寝返りを打ったため足が開く。
そして、足の付け根の部分に赤い血が見えたのである。
「…………! カ、カレン! カレン! しっかりしろ! 死ぬな! 目を開けてくれっ!」
カレンの容体はすこぶる健康そうだったが、こんな場所から出血するなんてひょっとしたら大病を隠していたのかと焦る。慌ててゼクス王子を呼ぶためにベッドの近くにある緊急ボタンを押した。
いつもは静寂に包まれている館に、大きなサイレンが鳴り響き、ゼクス王子が寝間着のまますぐさま駆け込んできた。
温かい別館に住む使用人たちも慌ててこちらに向かっているのがわかる。
「シビル! 一体何があった?!」
ゼクス王子にしては珍しく取り乱していた。俺は、カレンが血を流しているからすぐに医者を呼んで欲しいと王子に頼む。
「医者を連れてすぐ戻る。待っていて! シビルはカレンを頼んだよ!」
ガチャ────ンッ!
俺の言葉を聞いたゼクス王子が、玄関に向かう時間も惜しいとばかりに、瞬時に部屋にある近くの窓を蹴破って、外に飛び出し全速力で王宮に向かった。あっという間に館から見えなくなる。
王子が王宮専属の医者を抱えて戻って来たのは数分後だった。医者は目を回していて何が起こったのかいまいち把握していないようだが、カレンの一大事である。
一刻一秒を争うのだ。
「カ、カレンが! カレンが血を流していて!」
王子も慌てて医者をカレンの元に降ろし、カレンを助けろと命じている。なんとか落ち着こうとする医者のその数秒すらもどかしく、やっと診察をノロノロ開始した医者に、もっと早く見ろと怒鳴りたくなった。
最初は緊迫感に包まれて真剣な表情だった医者が、カレンに問診と診察をすると、のんびり笑った。
イライラした様子を隠さず、ゼクス王子が何をのんびり笑っているのかと窘めると、医者がこう言った。
「おふたりとも、落ち着いてください。これは病気でも怪我でもありません。カレンちゃんはどうやら月のもの、女の子の日が来たようですなぁ」
「ちょ、先生!」
その頃にはすっかり目を覚ましていたカレンが真っ赤になり、医者の口を手で隠そうとした。
「え? 月のもの?」
「は? 女の子の日?」
「もうやだぁ……ゼクスもシビルもあっちに行ってぇ……だから大丈夫だって、何度もシビルに言ったのにぃ……」
そう言えば、起きたカレンが、医者が来る前から俺に何かを言っていたなと思い返す。完全にパニックになっていて何を言っていたのか定かではない。ただ必死に、しゃべるな、大丈夫だ、とか俺のほうから声をかけ続けていた。
なんだ人騒がせなと、カレンが重篤かと心配していた使用人たちが言い出し、我に返ったゼクス王子が彼らを別館に帰るように伝えた。
部屋には、カレンと俺たちと医者だけが残る。
カレンは俺たちにも退室して欲しいようだったが、保護者である俺たちにも医者から色々説明された。
どうやら、異界の子供は、小さいうちに妊娠可能になるようだ。
俺とゼクス王子はしばらくの間頭が真っ白になり、その場で立ちすくんでいたのであった。
カレンが門番に顔を見せて挨拶をした時はびっくりした。そのため、初動が遅くなり、相手の言葉を許してしまい舌打ちをしそうになった。危うく、カレンが彼に名乗るところだったと肝が冷えた。
この国では、異性が顔を合わせ言葉を交わして名前を名乗り合うと、婚約を整えるための様々な準備を開始する事になる。そうなると、基本的には断れない。大抵そのままふたりは結婚して家庭を築くのだ。
カレンはまだ幼くて、求婚者はいない。というよりも、来たばかりだし、俺たちがそれをさせないように、外部の男性との接触は必要最低限にとどめている。混血だからと忌避されているとはいえ、ゼクス王子という庇護がなければ、神託の乙女の夫候補にあぶれた高位貴族たちにいいように囲われていただろう。
男が異性に、特に性的に興味を覚えたらフェロモンが出るためすぐにわかる。門番のズーマは、明らかに小さな子供のカレンに興奮していた。一部は少女であっても、このご時世囲い込もうとする男がいるとはいえ、変態だと思う。
ズーマがカレンと同じくらいの10才くらいならまだありえるかもしれないが、やつは16才だ。あんな地位も力もなにもない変態はカレンに相応しくない。しかも保護者である王子や俺の前で、可愛いカレンに言葉をかけるなど、万死に値する。
カレンの夫となるべき人物は、俺がきっちり選別しようと思っていた。ゼクス王子もそうだろう。
今後、大人になっていくカレンには、おそらく求婚者が溢れかえるに違いない。きっと大きくなったらもっと魅力的な女性になるだろう。
しかも、神託の乙女と同じ世界の出身だ。競争は苛烈になり、大変な騒動になる事が危惧される。
なんせ彼女はかわいい。外見だけでなく性格も良い。声も愛らしく、しかも氷で作られた部屋でも平気など、ゼクス王子にぴったりではないか。ゼクス王子も、今は生まれたての雛に対する情だけのようだが、カレンが成長するにつれてきっと惹かれるに違いない。
彼女には、成人したらズーマなんかよりも、是非ともゼクス王子と結婚して欲しいと思う。
年齢が近ければ、成人したのちに俺も申し込んでいたかもしれないが、いかんせん年の離れすぎている。俺にとっては可愛い妹のような存在だ。
そんなカレンが、あまりにも気落ちしているから、せめてもの慰めに本性を見せた。家族以外の異性にはあまり見せないが、カレンはいわば俺たちの妹のようなものだからかまわないだろう。
どんな反応をするかと伺ってみれば、途端に現れた弾ける笑顔が煌めく太陽のようで、もっと見せて欲しくなる。
いつもはあまりしないが、一緒に氷の上を滑ったりカレンの前で氷の床下の水の中で泳いで見せた。
上から見下ろすだけではない。あの部屋の壁の一角は分厚い氷で出来ていて、カレンの場所からなら壁の向こうの水中がはっきり見える。
あの部屋は独立していて、魔法で冷たい水中に浮かばせる事ができるのだ。
気温が暑い時に、ゼクス王子もそこで寒中水泳を楽しんでいる。
『わあ! シビル、水の中で飛ぶ鳥みたい! はやーい! すごいすごい!』
床にある氷の穴から水中にもぐり、壁の向こうで泳ぐ姿を見せる。急降下してまた床に。
俺のその動きをカレンがはしゃいで追いかけるのを見るが楽しくて、何度も何度も繰り返した。
そして今日、城から館に帰って来たのはどっぷり日が沈んだ後だった。
風呂は流石に一緒に入るような年齢は過ぎている。夕食も城で頂いたため、一旦別れて寝室に向かうと、ベッドの中ではカレンがすでに眠りについていた。
「カレン、寝たのか」
あどけないこの寝顔が、時々夢にうなされて歪む。涙が出てきて、それをそっと拭うとぎゅっと抱き着いて来るカレンが気の毒でかわいそうで、可愛くて仕方がない。
今日は幸せな夢を見ているようだ。時々むにゃむにゃ何かを呟いては笑っている。
俺はおやすみの挨拶のキスを頬に落として、彼女の横に滑り込み抱え込んだ。
小さな背中をさすり、とんとんと、もう眠っているのに眠りに誘うように優しく叩いた。
「おやすみ、カレン」
俺よりも50センチ弱は小さな、異界から来た孤独な子供。俺がきっと守って見せる。
早く大きくなって、できればゼクス王子を選んで欲しいと思う。
「ん……?」
俺も目を閉じて眠りにつこうとしたとき、微かに血の臭いがした。周囲を見渡しても、館の外の気配を探ってもなにもない、いつもの平穏な夜だ。
「どういう事だ……? 確かに血の臭いが……カレンから?」
俺は抱きしめているカレンからそれが漂っている事をしり、顔から血の気が引いた。
どこか怪我をしているのか? それとも、何かの病気か?
「カ、カレン。カレン! しっかりしろ!」
「ん……んー。あと5ふん……」
俺は慌てて、状況を確認しようと、寝入っているカレンに声をかけたがこの子はなかなか起きない。仕方がないためシーツを剥いで出血部位を確認しようとした。
すると、カレンがの股の部分からそれが発生していたのが分かる。でも、出血は見えない。どうしたものかと悩んでいると、カレンが寝返りを打ったため足が開く。
そして、足の付け根の部分に赤い血が見えたのである。
「…………! カ、カレン! カレン! しっかりしろ! 死ぬな! 目を開けてくれっ!」
カレンの容体はすこぶる健康そうだったが、こんな場所から出血するなんてひょっとしたら大病を隠していたのかと焦る。慌ててゼクス王子を呼ぶためにベッドの近くにある緊急ボタンを押した。
いつもは静寂に包まれている館に、大きなサイレンが鳴り響き、ゼクス王子が寝間着のまますぐさま駆け込んできた。
温かい別館に住む使用人たちも慌ててこちらに向かっているのがわかる。
「シビル! 一体何があった?!」
ゼクス王子にしては珍しく取り乱していた。俺は、カレンが血を流しているからすぐに医者を呼んで欲しいと王子に頼む。
「医者を連れてすぐ戻る。待っていて! シビルはカレンを頼んだよ!」
ガチャ────ンッ!
俺の言葉を聞いたゼクス王子が、玄関に向かう時間も惜しいとばかりに、瞬時に部屋にある近くの窓を蹴破って、外に飛び出し全速力で王宮に向かった。あっという間に館から見えなくなる。
王子が王宮専属の医者を抱えて戻って来たのは数分後だった。医者は目を回していて何が起こったのかいまいち把握していないようだが、カレンの一大事である。
一刻一秒を争うのだ。
「カ、カレンが! カレンが血を流していて!」
王子も慌てて医者をカレンの元に降ろし、カレンを助けろと命じている。なんとか落ち着こうとする医者のその数秒すらもどかしく、やっと診察をノロノロ開始した医者に、もっと早く見ろと怒鳴りたくなった。
最初は緊迫感に包まれて真剣な表情だった医者が、カレンに問診と診察をすると、のんびり笑った。
イライラした様子を隠さず、ゼクス王子が何をのんびり笑っているのかと窘めると、医者がこう言った。
「おふたりとも、落ち着いてください。これは病気でも怪我でもありません。カレンちゃんはどうやら月のもの、女の子の日が来たようですなぁ」
「ちょ、先生!」
その頃にはすっかり目を覚ましていたカレンが真っ赤になり、医者の口を手で隠そうとした。
「え? 月のもの?」
「は? 女の子の日?」
「もうやだぁ……ゼクスもシビルもあっちに行ってぇ……だから大丈夫だって、何度もシビルに言ったのにぃ……」
そう言えば、起きたカレンが、医者が来る前から俺に何かを言っていたなと思い返す。完全にパニックになっていて何を言っていたのか定かではない。ただ必死に、しゃべるな、大丈夫だ、とか俺のほうから声をかけ続けていた。
なんだ人騒がせなと、カレンが重篤かと心配していた使用人たちが言い出し、我に返ったゼクス王子が彼らを別館に帰るように伝えた。
部屋には、カレンと俺たちと医者だけが残る。
カレンは俺たちにも退室して欲しいようだったが、保護者である俺たちにも医者から色々説明された。
どうやら、異界の子供は、小さいうちに妊娠可能になるようだ。
俺とゼクス王子はしばらくの間頭が真っ白になり、その場で立ちすくんでいたのであった。
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