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14 人の皮をかぶっていたアリ
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メガーを倒したわたくしたちは、そのまま力尽きて気を失った。目覚めた時、裸のコーチがわたくしの体を抱き枕のように抱きしめていて悲鳴をあげてしまう。
カエリズミたちは数時間で目が覚めたのに、わたくしは3日も眠っていたらしい。これは、古いキュービクルをひとりで動かしていたことで、なんらかのシステムエラーの影響が考えられたとのことだった。
このまま死んでしまうんじゃないかと心配して、コーチがずっとつきそってくれていたそうなんだけど、裸で抱き合ったままずーっと一緒だったなんて、かなり恥ずかしいし、医療班たちだっているのだから、もうちょっとこう、普通に手を握っていたりとか、そういうのもできたんじゃないかなって思った。
「あの、コーチ……」
「なんだ? 喉が渇いたのか? 甘いラフランスのゼリーやタルトもあるぞ」
「ラフランスですか?」
ちょっと離れてくださいと言いたかったのだけれど、ラフランスのデザートに全部持っていかれてしまった。これは、もう世界中で一か所しか栽培されていない。気候の変動のせいで原産国では絶滅していて、遠く離れたアジアの島国でより甘く美味しくなり、量産できないため今では超高級品として取引されているものだ。
しくじったと思う間もなく、程よく冷えたラフランスのゼリーが目のまえに現れた。
「わぁ、美味しそう。じゃなくて、あのぅコーチ。服を着たいんですがっ!」
なんだか、このまま全裸のまま全裸のコーチに食べさせられそうな嫌な予感がした。なので、至極当然なことを要求したんだけど、コーチはなんだか不服だといわんばかりに、ただでさえきつい目つきを細めてしまった。
いやいや、こればかりはわたくしの言い分が正しい、はず。
コーチがしぶしぶ差し出してきたのは、ふんわりもこもこしたパジャマだった。カエリズミのほうが似合いそうだと思ったけれど、とりあえず服を着たいのでそれにあわてて袖を通した。
コーチのほうをあまり見ないようにしていたんだけど、彼も服を着てくれた。流石に、わたくしが服を着ているのに、自分だけ裸とかないものね。
3日寝込んでいたわりに体が軽い。ベッド横のソファに腰をかけてラフランスのゼリーとタルト、ぶどうの炭酸ジュースをいただく。体中に一滴一滴が染み込んでいて、まさに生き返るーって感じ。
食べながら状況を聞いたのだが、わたくしたちが女王アリを倒したと同時に、側近たちは全員顔が崩れて、おしりだと思っていた場所に新たに顔が出来た。それはもはやアリそのもので触覚もきちんとある。
さらに驚いたのは、ずいぶん小さくなったことだ。それでも1メートルくらいはあるものの、その辺にあるお掃除ロボットよりも小さい。さらに、パワーや知能もずいぶん落ちたのか、体の甲殻の強さ以外の脅威は全くなくなった。
女王アリのメガーは、人間の顔が潰されたというのにそれに固執していた。側近たちと同じ位置に、崩れた顔の皮の一部を必死にくっつけようとしては失敗していて、なんとも言えない気持ちになる。
「とりあえず、人類の危機は去ったんですね」
「そうだな。今のアリたちは、触覚でコミュニケーションを取っていて解析によると、もう二度と巨大化したり、知恵を得ることはなさそうだということだった。そうならないように管理することになる」
おそらく、メガーも前世の記憶が会ったんじゃないかなと思う。前世では一度はてっぺんまでのぼりつめた彼女が、まるで昆虫博物館の一部になるなんて、人生なんてほんとわからないものだ。
ひどい目にあわされたのだから、自分でとどめをさせたし、もっと胸がすくのかと思っていたんだけど、胸の中はすごく穏やかで、メガーのことなんてもうどうでもよくなっていた。
そんなことよりも、コーチの眼差しがなんというかラフランスよりも甘くて熱いほうが気になる。
「あのー、コーチ」
「なんだ」
「どうして、さっきは、いっしょ、に、ですね。その……」
脅威が去った今、わたくしたちはもうキュービクルに乗らなくていい。つまり、一般市民として、軍所属のコーチとはかけ離れた存在になる。いくら、マンツーマンの状態だったとはいえ、あれではまるで、愛し合う恋人同士とか新婚の夫婦とかみたいだ。
もしかしたら、ああすることで、昏倒したわたくしが助かったのかもしれないし、そんな勘違いとかしないようにと自分の浮ついた気持ちを嗜める。
でも、キュービクルで聞いた言葉のこともあるし、ちょっとはっきりさせたいかなーなんて。
「ん? ああ、お前は生体反応がほぼない状態だったんだ。医療システムや薬品などだけでは助からない。そこで、少しでもお前を刺激するために、お前の体を一番よく知っている俺がつきっきりで生理的欲求を高めるための医療行為の補助をしていたんだ」
「そうだったんですね……」
やっぱり、単なる医療行為だった。おそらく、わたくしが一番敏感に反応する官能を刺激したのだろう。あやうく勘違いしてしまうところだったと焦りつつも、かなりショックというか残念な気分になって落ち込んでしまった。
「まあ、他のやつには譲らなかったがな。目を覚ましたカエリズミが、一番シンクロできると言い張って、お前の隣を奪おうとしてきたんだが、その役を譲るはずがない」
ん?
そうだった。なにも、官能を刺激しなくても、カエリズミと一緒にキュービクルを動かしたときの経験を呼び覚ますことも、効果的な治療だったのかもと思った。でも、譲らないとは?
「なんだ、お前。忘れたのか? 俺はきちんとプロポーズしただろう。返事をするような状況じゃなかったが、ベッドで俺に応えたじゃないか。無意識の時のほうが素直だというが」
無意識の返事なんて無効だと思います。現に、自分が何をどう返事したのかさっぱり覚えていないのだから。
「一昨日成人したから、万が一にもキュービクルにはもう乗らなくていいし、って俺に純潔を奪ってくれと誘ってきただろ」
「は? え? ……」
ちょっと情報が過多すぎる。でも、あちこちにうろうろした思考が、やっとわたくしの頭と心に帰ってくると同時に、わたくしは口の中のラフランスのゼリーを、ぽろっと落としてしまったのだった。
カエリズミたちは数時間で目が覚めたのに、わたくしは3日も眠っていたらしい。これは、古いキュービクルをひとりで動かしていたことで、なんらかのシステムエラーの影響が考えられたとのことだった。
このまま死んでしまうんじゃないかと心配して、コーチがずっとつきそってくれていたそうなんだけど、裸で抱き合ったままずーっと一緒だったなんて、かなり恥ずかしいし、医療班たちだっているのだから、もうちょっとこう、普通に手を握っていたりとか、そういうのもできたんじゃないかなって思った。
「あの、コーチ……」
「なんだ? 喉が渇いたのか? 甘いラフランスのゼリーやタルトもあるぞ」
「ラフランスですか?」
ちょっと離れてくださいと言いたかったのだけれど、ラフランスのデザートに全部持っていかれてしまった。これは、もう世界中で一か所しか栽培されていない。気候の変動のせいで原産国では絶滅していて、遠く離れたアジアの島国でより甘く美味しくなり、量産できないため今では超高級品として取引されているものだ。
しくじったと思う間もなく、程よく冷えたラフランスのゼリーが目のまえに現れた。
「わぁ、美味しそう。じゃなくて、あのぅコーチ。服を着たいんですがっ!」
なんだか、このまま全裸のまま全裸のコーチに食べさせられそうな嫌な予感がした。なので、至極当然なことを要求したんだけど、コーチはなんだか不服だといわんばかりに、ただでさえきつい目つきを細めてしまった。
いやいや、こればかりはわたくしの言い分が正しい、はず。
コーチがしぶしぶ差し出してきたのは、ふんわりもこもこしたパジャマだった。カエリズミのほうが似合いそうだと思ったけれど、とりあえず服を着たいのでそれにあわてて袖を通した。
コーチのほうをあまり見ないようにしていたんだけど、彼も服を着てくれた。流石に、わたくしが服を着ているのに、自分だけ裸とかないものね。
3日寝込んでいたわりに体が軽い。ベッド横のソファに腰をかけてラフランスのゼリーとタルト、ぶどうの炭酸ジュースをいただく。体中に一滴一滴が染み込んでいて、まさに生き返るーって感じ。
食べながら状況を聞いたのだが、わたくしたちが女王アリを倒したと同時に、側近たちは全員顔が崩れて、おしりだと思っていた場所に新たに顔が出来た。それはもはやアリそのもので触覚もきちんとある。
さらに驚いたのは、ずいぶん小さくなったことだ。それでも1メートルくらいはあるものの、その辺にあるお掃除ロボットよりも小さい。さらに、パワーや知能もずいぶん落ちたのか、体の甲殻の強さ以外の脅威は全くなくなった。
女王アリのメガーは、人間の顔が潰されたというのにそれに固執していた。側近たちと同じ位置に、崩れた顔の皮の一部を必死にくっつけようとしては失敗していて、なんとも言えない気持ちになる。
「とりあえず、人類の危機は去ったんですね」
「そうだな。今のアリたちは、触覚でコミュニケーションを取っていて解析によると、もう二度と巨大化したり、知恵を得ることはなさそうだということだった。そうならないように管理することになる」
おそらく、メガーも前世の記憶が会ったんじゃないかなと思う。前世では一度はてっぺんまでのぼりつめた彼女が、まるで昆虫博物館の一部になるなんて、人生なんてほんとわからないものだ。
ひどい目にあわされたのだから、自分でとどめをさせたし、もっと胸がすくのかと思っていたんだけど、胸の中はすごく穏やかで、メガーのことなんてもうどうでもよくなっていた。
そんなことよりも、コーチの眼差しがなんというかラフランスよりも甘くて熱いほうが気になる。
「あのー、コーチ」
「なんだ」
「どうして、さっきは、いっしょ、に、ですね。その……」
脅威が去った今、わたくしたちはもうキュービクルに乗らなくていい。つまり、一般市民として、軍所属のコーチとはかけ離れた存在になる。いくら、マンツーマンの状態だったとはいえ、あれではまるで、愛し合う恋人同士とか新婚の夫婦とかみたいだ。
もしかしたら、ああすることで、昏倒したわたくしが助かったのかもしれないし、そんな勘違いとかしないようにと自分の浮ついた気持ちを嗜める。
でも、キュービクルで聞いた言葉のこともあるし、ちょっとはっきりさせたいかなーなんて。
「ん? ああ、お前は生体反応がほぼない状態だったんだ。医療システムや薬品などだけでは助からない。そこで、少しでもお前を刺激するために、お前の体を一番よく知っている俺がつきっきりで生理的欲求を高めるための医療行為の補助をしていたんだ」
「そうだったんですね……」
やっぱり、単なる医療行為だった。おそらく、わたくしが一番敏感に反応する官能を刺激したのだろう。あやうく勘違いしてしまうところだったと焦りつつも、かなりショックというか残念な気分になって落ち込んでしまった。
「まあ、他のやつには譲らなかったがな。目を覚ましたカエリズミが、一番シンクロできると言い張って、お前の隣を奪おうとしてきたんだが、その役を譲るはずがない」
ん?
そうだった。なにも、官能を刺激しなくても、カエリズミと一緒にキュービクルを動かしたときの経験を呼び覚ますことも、効果的な治療だったのかもと思った。でも、譲らないとは?
「なんだ、お前。忘れたのか? 俺はきちんとプロポーズしただろう。返事をするような状況じゃなかったが、ベッドで俺に応えたじゃないか。無意識の時のほうが素直だというが」
無意識の返事なんて無効だと思います。現に、自分が何をどう返事したのかさっぱり覚えていないのだから。
「一昨日成人したから、万が一にもキュービクルにはもう乗らなくていいし、って俺に純潔を奪ってくれと誘ってきただろ」
「は? え? ……」
ちょっと情報が過多すぎる。でも、あちこちにうろうろした思考が、やっとわたくしの頭と心に帰ってくると同時に、わたくしは口の中のラフランスのゼリーを、ぽろっと落としてしまったのだった。
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