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第3章 祭壇の謎
得たモノ
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「汝らよ。その机に本を置き給え。さすれば力を与えん。」
俺たちは新しい魔法を手に入れ、あの光を待っていた。ただ、待てども来ず、代わりに来たのは予想外のものだった。
「なんとも情けないモノよ。まあ、最初よりはマシか。」
「この声は⁉」
「それにしても、予想より早くここに来たものだな。・・・誰かの差し金か?」
声の主は俺を無視して一人呟いていた。
「おい、無視すんじゃねぇよ。」
「おうおう。元気がいいのう。何じゃ、何か用か。」
スッとぼけている。絶対にこいつはわかっているはずだ。
「あの約束忘れてないよな。」
「はて?何のことか。」
「おい‼」
「冗談も通じぬのか。・・・まあ、よい。“火山の神殿”へのヒントだったな。」
呆れたような声になんだかイラついたが、ヒントを教えてくれるというのであれば許してやろう。
「一度しか言わん、聞き逃すなよ。んん・・・”火山の神殿、水に囲まれたり。その入り口騙されるべからず。知恵を振り絞り、挑み給え”」
「それ、だけ?」
そう口にしたのはディタであった。俺もそこは気になったが、それ以上に気になっていたことがあった。
「おい、それは今の状態を言っているんだろうな。」
「ほう。・・・どうだろうな。」
その言葉をきっかけに辺りから光が溢れだした。
「おい、ふざけんな!勿体ぶりやがって。」
「何をいう。お主もやっておっただろう。まあ、それに関わらずこれぐらいで諦めるようでは、資格はないがの。」
何も言えない。言えなくなってしまった。いいだろう、そこまで言うならその情報で探し出してやるよ。目にもの見せてやる、覚悟しておけ‼と心の中で叫んだ。なぜならすでに俺たちはダンジョンの外にいたのだから。
俺の様子が気になったのか、レクスが声をかけてきた。
「ロガ、大丈夫?」
「ん?ああ、なんとか。それにしても、あの情報だけか。きついな。」
さっき心の中でああ叫んだが、改めて考えると、不確定過ぎて揺らいでしまう。あの山々のなかからそれを見つけ出さないといけないのかと思うと憂鬱になる。
「辛気臭い顔して。今それを考えていても仕方ないでしょ。言ってみないとわからないんだから。案外わかりやすいかもしれないじゃない。」
「そうだな。」
「そうよ。それより、新しい魔法試してみない?なんだかいい予感がするのよね。根拠はないけど。」
そう言われて初めてディタの方を向く。すると、そこには早く試したくてうずうずしているのか、足踏みをしていた。
「ふっ。わかったよ。」
「あんた今鼻で笑ったでしょ。」
「笑ってない。」
「絶対に笑った。ねぇ何でよ。教えなさい。」
「あははははっ。遅いと思ったら、夫婦漫才をしていたのか。それは思いつかなかったよ。」
俺たちは新しい魔法を手に入れ、あの光を待っていた。ただ、待てども来ず、代わりに来たのは予想外のものだった。
「なんとも情けないモノよ。まあ、最初よりはマシか。」
「この声は⁉」
「それにしても、予想より早くここに来たものだな。・・・誰かの差し金か?」
声の主は俺を無視して一人呟いていた。
「おい、無視すんじゃねぇよ。」
「おうおう。元気がいいのう。何じゃ、何か用か。」
スッとぼけている。絶対にこいつはわかっているはずだ。
「あの約束忘れてないよな。」
「はて?何のことか。」
「おい‼」
「冗談も通じぬのか。・・・まあ、よい。“火山の神殿”へのヒントだったな。」
呆れたような声になんだかイラついたが、ヒントを教えてくれるというのであれば許してやろう。
「一度しか言わん、聞き逃すなよ。んん・・・”火山の神殿、水に囲まれたり。その入り口騙されるべからず。知恵を振り絞り、挑み給え”」
「それ、だけ?」
そう口にしたのはディタであった。俺もそこは気になったが、それ以上に気になっていたことがあった。
「おい、それは今の状態を言っているんだろうな。」
「ほう。・・・どうだろうな。」
その言葉をきっかけに辺りから光が溢れだした。
「おい、ふざけんな!勿体ぶりやがって。」
「何をいう。お主もやっておっただろう。まあ、それに関わらずこれぐらいで諦めるようでは、資格はないがの。」
何も言えない。言えなくなってしまった。いいだろう、そこまで言うならその情報で探し出してやるよ。目にもの見せてやる、覚悟しておけ‼と心の中で叫んだ。なぜならすでに俺たちはダンジョンの外にいたのだから。
俺の様子が気になったのか、レクスが声をかけてきた。
「ロガ、大丈夫?」
「ん?ああ、なんとか。それにしても、あの情報だけか。きついな。」
さっき心の中でああ叫んだが、改めて考えると、不確定過ぎて揺らいでしまう。あの山々のなかからそれを見つけ出さないといけないのかと思うと憂鬱になる。
「辛気臭い顔して。今それを考えていても仕方ないでしょ。言ってみないとわからないんだから。案外わかりやすいかもしれないじゃない。」
「そうだな。」
「そうよ。それより、新しい魔法試してみない?なんだかいい予感がするのよね。根拠はないけど。」
そう言われて初めてディタの方を向く。すると、そこには早く試したくてうずうずしているのか、足踏みをしていた。
「ふっ。わかったよ。」
「あんた今鼻で笑ったでしょ。」
「笑ってない。」
「絶対に笑った。ねぇ何でよ。教えなさい。」
「あははははっ。遅いと思ったら、夫婦漫才をしていたのか。それは思いつかなかったよ。」
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