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第41話 熱中症には水ようかん①
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寒い。目の前がふらふらしていた。けど、暑くて苦しい。
と言った、典型的な症状から助けてもらっただけでなく、『お菓子』までご馳走してもらえるとは思わなかったが。介助をしてくれたパティシエの男性は『そうではない』と首を振っていた。
「今さっき、あなたからは『注文』に対する『代金』を頂戴したので……それを運んできただけですよ?」
「……俺、熱中症で倒れていただけなのに??」
「『代金』がそれです。病気やけがなどを含めた『痛み』。それを受け取ったので、そちらの水ようかんをお出ししたまで」
「……うーん?」
注文のシステムがよくわからないでいたが。和樹の好みである冷たそうな『水ようかん』の器が目の前にあるのを逸らすことが出来ない。洋菓子も嫌いではないが、生クリームたっぷりを扱いそうな店で『和菓子』を扱うのも、少し珍しいと思ったくらいだ。
つるん、とした表面は円柱サイズなのに、なかなか崩れない大きさと艶を兼ね備えている。
水分などは取ったが、やはり好物の甘い物は食べたい。和樹は、カトラリーに用意されていたデザートスプーンを手に取ることにした。
*・*・*
少し変だと思ったのは、営業回りが終わってすぐだったろうか。
熱いと寒いが、交互に体を蝕んできて……次第に、異常な喉の渇きに変わってくる。なんとなくだが、外気温にやられての『熱中症』になってしまったのでは……と、井倉和樹はその場でよろけそうになるのを堪えた。
吐き気はないが、渇きを潤そうにも……ここは、住宅街の中。コンビニはおろか、自販機も手の届く範囲にない。喫茶店など、もっとないのにどうしたらいいのかとふらふらしながら道沿いに歩くしかできない。
最悪なことに、人っ子一人出歩いていない時間だからか、誰も手を差し伸べてくれないときた。
これはいよいよ危ないと思ったときに、少し遠くで風鈴に似たドアベルのような音が響いてきた。
チリン……リン。
夏真っ盛りなため、熱中症対策は気をつけろと上司から口酸っぱく言われていたのに、情けない。せめて、日陰になるような場所にでもとその音を頼りにふらふら歩いてみた。
すると、前がいきなり暗くなったのでいよいよ膝でも付いたのかと思ってしまう。ここで倒れて救急車に運ばれるまでどれくらいかかるかと、諦めに似た境地でいると。
「大丈夫ですか?」
若い男の子の声がした。和樹の顔色と足のもつれに気が付いてくれたにしても、声が近い。顔を上げれば、和樹と同じくらいに背の高い高校生くらいの男の子が心配そうにしてくれていた。手にはゴミ袋を持っていたのには不思議だったけれど、服装を見て理解した。
業務用のゴミ袋なら、専用の箱に入れておけば曜日など気にしなくていい。彼はコックコートを着ていたので、食べ物関連の仕事をしていたのだろう。顔立ちもまだ幼いから、この時間だとバイトかもしれない。
とはいえ、まともに返事が出来るかと思ったが、口から出たのは『い、や……』と辛そうな具合のつぶやき程度だった。
「あ、もしかしたら……うちの店長に言えば、休ませてあげられるかも! すぐそこなので、ゆっくり行きましょう!!」
「……いいの、かい?」
「はい。具合が悪いのなら、放っておけませんよ」
青年の肩を借り、それらしき『店』とやらに運んでもらったら……洋食屋とかではなく、洋菓子店だった。こじんまりとした店構えだが白をベースに整えられた店内はとても涼しく、中で軽く掃除をしていた男性に横になろうと床を貸してくれた。イートインか待合用の椅子だともたれかかるのに、少ししんどい形をしていたからだろう。
店長の指示で青年にも介抱をしてもらい、汗拭きと水分補給等がある程度出来てから……ようやく、口の呂律も落ち着いたのだった。
「いや~、申し訳ないです。色々お世話に」
「まだ軽い熱中症ですんでよかったですよ。……せっかくですし、なにか食べて行かれます?」
「え、いいんですか? それなら注文しますけど」
「もう、注文はいただいています。ヒカルくん、若葉くんを裏から呼んで」
「あ、はい」
「うん?」
椅子に座り直している間に、彼らがテキパキと動いている意味が分からなかった。テイクアウト専門ではなくとも、マンツーマンでの飲食対応型にしては予想以上に小さな店構え。しかし、店員は店長以外にもいる。ほかの店舗に卸すための専門店なのだろうか、と、営業職ゆえに色々考えてしまう。
座りながらショーケースを覗いてみたが、鮮やかな細工のケーキや焼き菓子だけでなく。端っこの方に和菓子まで並んでいた。値札はなかったが、あれはおそらく茶道用とかの生菓子かもしれない。
洋菓子も食べなくはないが、どちらかというとあんこが好みの和樹にはそちらの方が気になってしまう。口に入れた瞬間の、ほろっとほぐれるこしあんの食感が特に好きなのだ。
「お待たせいたしました。熱飛び水ようかんです」
いつのまにか、背丈の小さな女性店員がトレーといっしょに注文したという品を持って来てくれた。ネーミングセンスは微妙だが、さっきから食べたいと思っていた『和菓子』を目の前に置いてくれたのだから、テンションが爆上がりになってしまう。
飲み物も、ご丁寧に薄抹茶と渋いチョイス。器には円柱サイズの水ようかんが専用のバレンの上に鎮座していた。窓ガラスからの陽光が当たり、きらきらと宝石のように輝いている。
本当に注文したかどうか覚えていないのに、食べていいのか少し怪しんでしまったが。説明は、これまたいつのまにか向かいの席に腰かけていた店長がしてくれるそう。
「今さっき、あなたからは『注文』に対する『代金』を頂戴したので……それを運んできただけですよ?」
「……俺、熱中症で倒れていただけなのに??」
「『代金』がそれです。病気やけがなどを含めた『痛み』。それを受け取ったので、そちらの水ようかんをお出ししたまで」
「……うーん?」
簡単に説明を受けてもいまいちよくわからない。だがしかし、食べていいというのならその好意に甘えようじゃないか。
トレーと一緒に置かれた、カトラリーの中からデザートスプーンを手に取り……ずっしりと重たそうな水ようかんに切れ目を入れた。
と言った、典型的な症状から助けてもらっただけでなく、『お菓子』までご馳走してもらえるとは思わなかったが。介助をしてくれたパティシエの男性は『そうではない』と首を振っていた。
「今さっき、あなたからは『注文』に対する『代金』を頂戴したので……それを運んできただけですよ?」
「……俺、熱中症で倒れていただけなのに??」
「『代金』がそれです。病気やけがなどを含めた『痛み』。それを受け取ったので、そちらの水ようかんをお出ししたまで」
「……うーん?」
注文のシステムがよくわからないでいたが。和樹の好みである冷たそうな『水ようかん』の器が目の前にあるのを逸らすことが出来ない。洋菓子も嫌いではないが、生クリームたっぷりを扱いそうな店で『和菓子』を扱うのも、少し珍しいと思ったくらいだ。
つるん、とした表面は円柱サイズなのに、なかなか崩れない大きさと艶を兼ね備えている。
水分などは取ったが、やはり好物の甘い物は食べたい。和樹は、カトラリーに用意されていたデザートスプーンを手に取ることにした。
*・*・*
少し変だと思ったのは、営業回りが終わってすぐだったろうか。
熱いと寒いが、交互に体を蝕んできて……次第に、異常な喉の渇きに変わってくる。なんとなくだが、外気温にやられての『熱中症』になってしまったのでは……と、井倉和樹はその場でよろけそうになるのを堪えた。
吐き気はないが、渇きを潤そうにも……ここは、住宅街の中。コンビニはおろか、自販機も手の届く範囲にない。喫茶店など、もっとないのにどうしたらいいのかとふらふらしながら道沿いに歩くしかできない。
最悪なことに、人っ子一人出歩いていない時間だからか、誰も手を差し伸べてくれないときた。
これはいよいよ危ないと思ったときに、少し遠くで風鈴に似たドアベルのような音が響いてきた。
チリン……リン。
夏真っ盛りなため、熱中症対策は気をつけろと上司から口酸っぱく言われていたのに、情けない。せめて、日陰になるような場所にでもとその音を頼りにふらふら歩いてみた。
すると、前がいきなり暗くなったのでいよいよ膝でも付いたのかと思ってしまう。ここで倒れて救急車に運ばれるまでどれくらいかかるかと、諦めに似た境地でいると。
「大丈夫ですか?」
若い男の子の声がした。和樹の顔色と足のもつれに気が付いてくれたにしても、声が近い。顔を上げれば、和樹と同じくらいに背の高い高校生くらいの男の子が心配そうにしてくれていた。手にはゴミ袋を持っていたのには不思議だったけれど、服装を見て理解した。
業務用のゴミ袋なら、専用の箱に入れておけば曜日など気にしなくていい。彼はコックコートを着ていたので、食べ物関連の仕事をしていたのだろう。顔立ちもまだ幼いから、この時間だとバイトかもしれない。
とはいえ、まともに返事が出来るかと思ったが、口から出たのは『い、や……』と辛そうな具合のつぶやき程度だった。
「あ、もしかしたら……うちの店長に言えば、休ませてあげられるかも! すぐそこなので、ゆっくり行きましょう!!」
「……いいの、かい?」
「はい。具合が悪いのなら、放っておけませんよ」
青年の肩を借り、それらしき『店』とやらに運んでもらったら……洋食屋とかではなく、洋菓子店だった。こじんまりとした店構えだが白をベースに整えられた店内はとても涼しく、中で軽く掃除をしていた男性に横になろうと床を貸してくれた。イートインか待合用の椅子だともたれかかるのに、少ししんどい形をしていたからだろう。
店長の指示で青年にも介抱をしてもらい、汗拭きと水分補給等がある程度出来てから……ようやく、口の呂律も落ち着いたのだった。
「いや~、申し訳ないです。色々お世話に」
「まだ軽い熱中症ですんでよかったですよ。……せっかくですし、なにか食べて行かれます?」
「え、いいんですか? それなら注文しますけど」
「もう、注文はいただいています。ヒカルくん、若葉くんを裏から呼んで」
「あ、はい」
「うん?」
椅子に座り直している間に、彼らがテキパキと動いている意味が分からなかった。テイクアウト専門ではなくとも、マンツーマンでの飲食対応型にしては予想以上に小さな店構え。しかし、店員は店長以外にもいる。ほかの店舗に卸すための専門店なのだろうか、と、営業職ゆえに色々考えてしまう。
座りながらショーケースを覗いてみたが、鮮やかな細工のケーキや焼き菓子だけでなく。端っこの方に和菓子まで並んでいた。値札はなかったが、あれはおそらく茶道用とかの生菓子かもしれない。
洋菓子も食べなくはないが、どちらかというとあんこが好みの和樹にはそちらの方が気になってしまう。口に入れた瞬間の、ほろっとほぐれるこしあんの食感が特に好きなのだ。
「お待たせいたしました。熱飛び水ようかんです」
いつのまにか、背丈の小さな女性店員がトレーといっしょに注文したという品を持って来てくれた。ネーミングセンスは微妙だが、さっきから食べたいと思っていた『和菓子』を目の前に置いてくれたのだから、テンションが爆上がりになってしまう。
飲み物も、ご丁寧に薄抹茶と渋いチョイス。器には円柱サイズの水ようかんが専用のバレンの上に鎮座していた。窓ガラスからの陽光が当たり、きらきらと宝石のように輝いている。
本当に注文したかどうか覚えていないのに、食べていいのか少し怪しんでしまったが。説明は、これまたいつのまにか向かいの席に腰かけていた店長がしてくれるそう。
「今さっき、あなたからは『注文』に対する『代金』を頂戴したので……それを運んできただけですよ?」
「……俺、熱中症で倒れていただけなのに??」
「『代金』がそれです。病気やけがなどを含めた『痛み』。それを受け取ったので、そちらの水ようかんをお出ししたまで」
「……うーん?」
簡単に説明を受けてもいまいちよくわからない。だがしかし、食べていいというのならその好意に甘えようじゃないか。
トレーと一緒に置かれた、カトラリーの中からデザートスプーンを手に取り……ずっしりと重たそうな水ようかんに切れ目を入れた。
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