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第15話 朝チュンとやらは
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濃密な夜だった……。としか、雑な感想が浮かぶだけだよ。放心し切った僕では、朝日が差し込んできてもぽやーっとしか出来ない。相手がそこいらの女の子よりも可愛い男の子だから……まあ、主導権は向こうに握られちゃったし。
今も横ですぅすぅ眠っているのは、眠り姫ではなく王子様とでも言いそうになるくらい麗しい。だけど、体つきは華奢なのに……女性らしさはほとんどない。引き締まっているところはちゃんと男の子のそれだし、ふんわりとした胸囲はぺったんこ。
代わりに、ちょっといやらしい胸板があるせいで……布団の隙間から見ちゃうとドキマギしてしまう! 昨夜……この子にリードされながらも、僕は……僕は!! 所謂、『初めて』を迎えたわけだ。
交配には意味ないけど……まあ、出すことは出したし、お互い入れ替えたというか。
『……あるじさまぁ。わたくしのを、受け取ってぇ』
なーんて、色気たっぷりの情景が浮かんだから霧散!!思い出したら、何回戦も延長くらいしちゃうから!! でも、精霊ベースのホムンクルス化した肉体の体液をもらったからか、今日はいつも以上に調子が良い?? 衛生面を整えたもあるけど……多分、『そういう』魔素不足もあったかもしれない。
この調子であれば、無理にマリアーノちゃんを人間化研究しなくても良いだろうか? ただ、この後向かうアツシの方では……まあ、ナルディアとはそういう関係になっているとしたらややこしいだろうし。
「とりあえず、研究はやってみるか」
「あら、何の研究ですの?」
「うわ!……おはよう」
「おはようございます、主さま」
シーツにくるまって、色々見えないけど……顔だけ見たら絶対女の子だって思っちゃうなぁ。全部見たから違うってわかってても……この子と褥を同じになったなんて、まだちょっと信じられない。
お互い見合っていると、マリアーノちゃんから唇を少し尖らせてきたので……美味しくいただきました、はい。あくまで口限定! 朝だから!!
「君と僕はともかく……アツシの方がナルディアと、でしょう? ホムンクルス化だと加齢の現象がないから、パートナーの心配を考慮すると……ね」
「まあ、そうですわね。わたくしは主さまとの精霊契約がありますし、わたくしの体液交換で不老は既に始まっていますもの」
「……やっぱり、そうなんだ」
「言い忘れていましたけど。……お嫌でしたでしょうか?」
「いや、全然」
そこはきっぱり否定して、僕からちょっとだけ濃いめのキスを贈り。お風呂はどうしようかと話し合いになったんで……仕方ないけど、召喚扉の向こうの様子をマリアーノちゃんに確認してもらってから。
「ナルディア、篤嗣様? わたくしたちですけど、入りましてよ?」
念のためのノックをする前に、着るものはちゃんと着たんだけどね? 扉の奥からは『いいよー』と僕の耳にもナルディアの声が聞こえてきたので。
クローゼットの外まで出ると、ナルディアと篤嗣は既に着替えてて……ぬいぐるみの『もちぬい』たちを仕分けしてたんだ。
今も横ですぅすぅ眠っているのは、眠り姫ではなく王子様とでも言いそうになるくらい麗しい。だけど、体つきは華奢なのに……女性らしさはほとんどない。引き締まっているところはちゃんと男の子のそれだし、ふんわりとした胸囲はぺったんこ。
代わりに、ちょっといやらしい胸板があるせいで……布団の隙間から見ちゃうとドキマギしてしまう! 昨夜……この子にリードされながらも、僕は……僕は!! 所謂、『初めて』を迎えたわけだ。
交配には意味ないけど……まあ、出すことは出したし、お互い入れ替えたというか。
『……あるじさまぁ。わたくしのを、受け取ってぇ』
なーんて、色気たっぷりの情景が浮かんだから霧散!!思い出したら、何回戦も延長くらいしちゃうから!! でも、精霊ベースのホムンクルス化した肉体の体液をもらったからか、今日はいつも以上に調子が良い?? 衛生面を整えたもあるけど……多分、『そういう』魔素不足もあったかもしれない。
この調子であれば、無理にマリアーノちゃんを人間化研究しなくても良いだろうか? ただ、この後向かうアツシの方では……まあ、ナルディアとはそういう関係になっているとしたらややこしいだろうし。
「とりあえず、研究はやってみるか」
「あら、何の研究ですの?」
「うわ!……おはよう」
「おはようございます、主さま」
シーツにくるまって、色々見えないけど……顔だけ見たら絶対女の子だって思っちゃうなぁ。全部見たから違うってわかってても……この子と褥を同じになったなんて、まだちょっと信じられない。
お互い見合っていると、マリアーノちゃんから唇を少し尖らせてきたので……美味しくいただきました、はい。あくまで口限定! 朝だから!!
「君と僕はともかく……アツシの方がナルディアと、でしょう? ホムンクルス化だと加齢の現象がないから、パートナーの心配を考慮すると……ね」
「まあ、そうですわね。わたくしは主さまとの精霊契約がありますし、わたくしの体液交換で不老は既に始まっていますもの」
「……やっぱり、そうなんだ」
「言い忘れていましたけど。……お嫌でしたでしょうか?」
「いや、全然」
そこはきっぱり否定して、僕からちょっとだけ濃いめのキスを贈り。お風呂はどうしようかと話し合いになったんで……仕方ないけど、召喚扉の向こうの様子をマリアーノちゃんに確認してもらってから。
「ナルディア、篤嗣様? わたくしたちですけど、入りましてよ?」
念のためのノックをする前に、着るものはちゃんと着たんだけどね? 扉の奥からは『いいよー』と僕の耳にもナルディアの声が聞こえてきたので。
クローゼットの外まで出ると、ナルディアと篤嗣は既に着替えてて……ぬいぐるみの『もちぬい』たちを仕分けしてたんだ。
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