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第十四章 異界の春へ
431.皆も安心
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記憶は戻り、実は転移じゃなくて転生だと分かった僕の事ですが。
体が大きくなることもなく、他の不調も特になかったので。
皆さんにご報告しようと、フィーさん経由の識札でエディオスさん達を食堂にお呼びしたわけですが。
「「「はぁー…………」」」
ため息は、エディオスさん、イシャールさんにサイノスさん。
アナさんとセリカさんには……僕がぎゅーぎゅーに抱きしめられている状況!?
おふたり共、お胸すんごいから柔らかい感触にドキドキしちゃう!?
「え、えーと?」
「ふゅぅ?」
クラウは僕の頭の上にいるけど、背丈の関係でおふたりに挟まれていることに変わりなし。
「……カティア」
第一声は、エディオスさんでした。
僕は挟まれつつも、彼の方に目線を向けましたとも。
「はい」
「……なんともねぇのか?」
「は、はい。これといって」
クロノさんの言葉通り、僕の体はまだ成長しないし……クラウとの念話こと、テレパシーも起きてからも何も出来ない状態だ。
そして、大丈夫だと僕が言った途端に、女性陣からのハグは強くなっていくんですけど!?
「んもぉ!? カティアさんが、ファルミア様と同じ転生者でも……ご無事で良かったですわ!!」
「本当!!」
ここ最近、フィーさんと僕が交互に倒れたから……まあ、心配かけちゃうのは仕方がないです。
「……ありがとうございます」
抱きしめ返せないけど、お礼を告げたら……今度は涙が出たのか髪に冷たいものがたくさん降ってきた!?
「カティアちゃん、いい子過ぎよ!?」
「本当に……素晴らしい女性ですわ!!」
「あははは……」
とりあえず……事情を知る人には、安心出来る話が出来たので。
僕のこれからは……異世界でのんびりスローライフをこの先も過ごせばいいのかな?
「カティアの成長は、まだ未知数だけど……これからも、いつも通りでいいと思うよ?」
僕の心を読んだのか、フィーさんはニッコニコ笑顔でそう言ってくれた。
「……はい。これからも、ピッツァ作ったり、色々お勉強しますよ!!」
セヴィルさんの婚約者……と言うのは、まだ恥ずかしさもあるから堂々と言えないけどね!
僕が宣言すると、横からピュイっと誰かが腕を引っ張ってきた?
「んなら、俺とかにももっとピッツァ教えてくれよ!」
イシャールさんでした……。
これには、抱きつかれていないけど……セヴィルさんのお怒りにさわったのか。
セヴィルさんがすぐにやってきて、僕を奪取されちゃいました……。
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