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第一章 異界渡り
033.ピッツァ実食!-②
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「は、蜂蜜ってあの甘ったるいもんをか?」
「えぇっ、こ、こんなにも⁉︎」
「だがフィルザス神が黙ってる辺り、あいつは食べたようだな……」
「何?」
一斉にフィーさんに視線が集まると、もう既に蜂蜜ピッツァを手にしてもぐもぐされてました。
「おいしーよー?」
「……お前がそんなガッつくがなぁ?」
「……俺は食べてみる」
「は? ゼル?」
ひょいっとセヴィルさんが1ピースを手に取られ、軽く匂いを嗅ぐ。そしてそのまま少しだけ齧り付く。
「……なるほど、こう言う食べ方もあるのか。悪くないな」
「ゼルお兄様、甘いものは苦手でいらしたのに……」
「辛いもん以外ダメだったろ?」
「え?」
なのに食べてくださった?
「パルフェに入れてもくどくて甘いだけだったが、これはカッツの塩気もあるからな。お前達も気にいると思うぞ?」
「まあ」
「ゼルが食えるとなりゃあ、俺も食わねぇ訳にはいかねぇな」
と言って、エディオスさんやアナさんもぱくりと頬張る。
「なんだこれ、蜂蜜がくどくねぇ⁉︎」
「本当ですわ⁉︎」
僕も食べてみました。馴染みある甘さにチーズの塩っぱさがマッチして美味しゅうございますね。
そして、最後にベリーミックスピッツァです。
「美し過ぎますわ。食べるのがもったいないくらいに」
「いや、食べてください」
その為にご用意いたしましたので。
これは給仕さん達が新しいお皿をご用意してくださって、その上に取り分けてくれました。大きめのフォークとナイフだけで綺麗に盛り付けられる特技は賞賛に値すると思いますよ。
「どれ……うまっ‼︎ ココルルとフェイとかがこんなに合うとはな」
「あまり甘過ぎないな」
「ダイラやペチカもこれだけたくさんありますからさっぱりしますわね」
「おいしー!」
予想通りだけど、フルーツ盛りだくさんだから塩っぱさから甘さに変わって口の中が洗われます。生クリームもそんなにたくさん塗ってないし、チョコソースがいい仕事をしている。
さて、余ったのも譲り合って食べ終えてもうそろそろお腹いっぱいになる頃だ。よくてもデザートピッツァがもう一枚くらいだろうか?
「ねぇ、カティア。デザートピッツァもう一枚くらい別の用意してみない?」
「と言いますと?」
フィーさんが楽しげにふふっと笑われて僕は首を傾げる。それから彼に誘われて厨房に向かい、果物達の前に二人で立つ。
「ココルルは使わないでいいから、メロモとリルシェをスライスして乗せたのとかどぉお?」
「これとこれですか?……たしかに、いいですね‼︎」
桃とリンゴを組み合わせるのは悪くない。
柔らかいのとしゃくしゃくの食感、きっと病みつきになるだろう。
しかも、生地も残り3つ。これなら厨房に2枚出せるし、僕らなら一枚で十分だ。フィーさんもそこは了承してくれた。
と言うことで、僕は生地を伸ばして焼きに入れ、フィーさんがリルシェ(桃)のスライスを担当することに。僕も準備が出来たらリンゴ(メロモ)のスライスに入ります。先に塩水でよーく洗って乾いた手拭いで余分な水っ気を拭う。皮ごと食べて大丈夫か聞いたら、こっちじゃ普通に食べれるんだって。
多めでリルシェ5個分とメロモ2つ分スライスし、生地には生クリームを薄く塗りつける。そしてその上にリルシェとメロモを交互に並べてからカット。
マリウスさんに2枚預けて僕らはVIPルームに戻り、いざ実食!
「まあ、こちらも美し過ぎますわ!」
「これは……メロモか?」
「もう一個はなんだ?」
「んふふー、リルシェだよー」
「フィーさんが提案してくれたんです」
早く食べたいが、ここはまずエディオスさんとフィーさんだ。二人がそれぞれ取ったのを確認すると僕らも1ピースずつ手に取る。
「ん、面白ぇ食感だなぁ?」
「予想通りだけど、これも美味しいねぇー」
「本当ですわ!」
「……なるほど」
「おいしーです!」
しゃくしゃくしたリンゴの後に柔らか甘い桃ちゃんが顔を覗かせる。このハーモニーが堪らない!
最後の3枚は僕とアナさん、それとフィーさんで食べることになった。セヴィルさんはもう結構と言われ、エディオスさんはフィーさんとじゃんけんで負けたから。
「けれど、驚きましたわ。カティアさんは宮廷料理人にも負けない腕前をお持ちだなんて」
「お、大袈裟過ぎますよ……」
食後の珈琲っぽい飲み物のコフィーを飲んでいると、アナさんが感心したかのようにほうっと言葉を漏らす。
僕は即座にぶんぶん首を振った。
これはあくまで民衆向きのグルメだもの。本来ならこう言う場には出し難い料理だから珍しいくらいで。
「けど、カティア。お前他にも色々作れるんだろ?」
「え、えぇまあ。一応職業柄は……」
それでもまだピッツァ以外はパスタとかだけどね。あとは日本の家庭料理くらいだ。コース料理とかはまだ修行中で仕込みもそこまで任されていなかったしね。
「んー……よし、近々ヴァスシードからあいつらも来るし、ピッツァ振るってくれよ」
「え?」
「まあ、王妃様達にですの?」
「ああ、あいつらもきっと好きそうだしな。特にテリヤキっつーのはファルが気になるだろ?」
お隣の国の王妃様達に振る舞うの決定⁉︎
「あいつらにか……たしかに、王妃の方は気になるだろうな?」
セヴィルさんはやけに王妃様を強調しておられた。何かあるのかな?
「それが決まりでしたら、よろしくて?」
するとアナさんが立ち上がり、ふふっと笑い出した。ん? なんかものすっごく嫌な予感が過る。
これはもしやと逃げる体勢を取ろうに僕座ったままだ。後、アナさんの逃がすまじ!な視線にも囚われたと言うか。
「この後カティアさんにはわたくしとお召し物の調達に参りませんか? 時間もお有りでしょう?」
やっぱりそれですか⁉︎
「アナ、お前仕事は?」
「急ぎのものは特にありませんし、細かいのは既に割り振っておりますわ」
「……ならいい」
……これは逃亡フラグへし折られましたね。エディオスさんの許可が取れたら、動いてよしってことだし。
「カティア、諦めろ」
「セヴィルさん……」
貴方にもこうなった従兄妹さんは止められませんのね。フィーさんはと言うと、面白そうな目で僕達を見てました。
と言うことで着せ替えごっこは決定しましたが、ひとまず、僕は厨房に使わせていただいたお礼を言いに行きました。
残ったソースとかは厨房でまかないとして使わせてくれないかと申し出があったのでオーケー出しましたとも。使ってくださると有り難いからね。次いつピッツァ焼けるかわかんないし。
特にジェノベーゼの使い道をどうやろうかマリウスさんは意気込んでるみたいです。ライガーさんがパスタのこと話してくれてたらいいけど、自然に辿り着くことを願う。
さて、この後はと言うと。
「さあ、行きましてよカティアさん!」
「はぁ……」
この物凄い張り切ってるお姉さんはどうにかなりませんか?
エディオスさんとセヴィルさんは午後も当然執務があるので戻っていき、フィーさんはちょっと用事があるからとどこかに行かれました。
残された僕はアナさんにがっちり肩を掴まれながら引きずられていきましたとも。
「えぇっ、こ、こんなにも⁉︎」
「だがフィルザス神が黙ってる辺り、あいつは食べたようだな……」
「何?」
一斉にフィーさんに視線が集まると、もう既に蜂蜜ピッツァを手にしてもぐもぐされてました。
「おいしーよー?」
「……お前がそんなガッつくがなぁ?」
「……俺は食べてみる」
「は? ゼル?」
ひょいっとセヴィルさんが1ピースを手に取られ、軽く匂いを嗅ぐ。そしてそのまま少しだけ齧り付く。
「……なるほど、こう言う食べ方もあるのか。悪くないな」
「ゼルお兄様、甘いものは苦手でいらしたのに……」
「辛いもん以外ダメだったろ?」
「え?」
なのに食べてくださった?
「パルフェに入れてもくどくて甘いだけだったが、これはカッツの塩気もあるからな。お前達も気にいると思うぞ?」
「まあ」
「ゼルが食えるとなりゃあ、俺も食わねぇ訳にはいかねぇな」
と言って、エディオスさんやアナさんもぱくりと頬張る。
「なんだこれ、蜂蜜がくどくねぇ⁉︎」
「本当ですわ⁉︎」
僕も食べてみました。馴染みある甘さにチーズの塩っぱさがマッチして美味しゅうございますね。
そして、最後にベリーミックスピッツァです。
「美し過ぎますわ。食べるのがもったいないくらいに」
「いや、食べてください」
その為にご用意いたしましたので。
これは給仕さん達が新しいお皿をご用意してくださって、その上に取り分けてくれました。大きめのフォークとナイフだけで綺麗に盛り付けられる特技は賞賛に値すると思いますよ。
「どれ……うまっ‼︎ ココルルとフェイとかがこんなに合うとはな」
「あまり甘過ぎないな」
「ダイラやペチカもこれだけたくさんありますからさっぱりしますわね」
「おいしー!」
予想通りだけど、フルーツ盛りだくさんだから塩っぱさから甘さに変わって口の中が洗われます。生クリームもそんなにたくさん塗ってないし、チョコソースがいい仕事をしている。
さて、余ったのも譲り合って食べ終えてもうそろそろお腹いっぱいになる頃だ。よくてもデザートピッツァがもう一枚くらいだろうか?
「ねぇ、カティア。デザートピッツァもう一枚くらい別の用意してみない?」
「と言いますと?」
フィーさんが楽しげにふふっと笑われて僕は首を傾げる。それから彼に誘われて厨房に向かい、果物達の前に二人で立つ。
「ココルルは使わないでいいから、メロモとリルシェをスライスして乗せたのとかどぉお?」
「これとこれですか?……たしかに、いいですね‼︎」
桃とリンゴを組み合わせるのは悪くない。
柔らかいのとしゃくしゃくの食感、きっと病みつきになるだろう。
しかも、生地も残り3つ。これなら厨房に2枚出せるし、僕らなら一枚で十分だ。フィーさんもそこは了承してくれた。
と言うことで、僕は生地を伸ばして焼きに入れ、フィーさんがリルシェ(桃)のスライスを担当することに。僕も準備が出来たらリンゴ(メロモ)のスライスに入ります。先に塩水でよーく洗って乾いた手拭いで余分な水っ気を拭う。皮ごと食べて大丈夫か聞いたら、こっちじゃ普通に食べれるんだって。
多めでリルシェ5個分とメロモ2つ分スライスし、生地には生クリームを薄く塗りつける。そしてその上にリルシェとメロモを交互に並べてからカット。
マリウスさんに2枚預けて僕らはVIPルームに戻り、いざ実食!
「まあ、こちらも美し過ぎますわ!」
「これは……メロモか?」
「もう一個はなんだ?」
「んふふー、リルシェだよー」
「フィーさんが提案してくれたんです」
早く食べたいが、ここはまずエディオスさんとフィーさんだ。二人がそれぞれ取ったのを確認すると僕らも1ピースずつ手に取る。
「ん、面白ぇ食感だなぁ?」
「予想通りだけど、これも美味しいねぇー」
「本当ですわ!」
「……なるほど」
「おいしーです!」
しゃくしゃくしたリンゴの後に柔らか甘い桃ちゃんが顔を覗かせる。このハーモニーが堪らない!
最後の3枚は僕とアナさん、それとフィーさんで食べることになった。セヴィルさんはもう結構と言われ、エディオスさんはフィーさんとじゃんけんで負けたから。
「けれど、驚きましたわ。カティアさんは宮廷料理人にも負けない腕前をお持ちだなんて」
「お、大袈裟過ぎますよ……」
食後の珈琲っぽい飲み物のコフィーを飲んでいると、アナさんが感心したかのようにほうっと言葉を漏らす。
僕は即座にぶんぶん首を振った。
これはあくまで民衆向きのグルメだもの。本来ならこう言う場には出し難い料理だから珍しいくらいで。
「けど、カティア。お前他にも色々作れるんだろ?」
「え、えぇまあ。一応職業柄は……」
それでもまだピッツァ以外はパスタとかだけどね。あとは日本の家庭料理くらいだ。コース料理とかはまだ修行中で仕込みもそこまで任されていなかったしね。
「んー……よし、近々ヴァスシードからあいつらも来るし、ピッツァ振るってくれよ」
「え?」
「まあ、王妃様達にですの?」
「ああ、あいつらもきっと好きそうだしな。特にテリヤキっつーのはファルが気になるだろ?」
お隣の国の王妃様達に振る舞うの決定⁉︎
「あいつらにか……たしかに、王妃の方は気になるだろうな?」
セヴィルさんはやけに王妃様を強調しておられた。何かあるのかな?
「それが決まりでしたら、よろしくて?」
するとアナさんが立ち上がり、ふふっと笑い出した。ん? なんかものすっごく嫌な予感が過る。
これはもしやと逃げる体勢を取ろうに僕座ったままだ。後、アナさんの逃がすまじ!な視線にも囚われたと言うか。
「この後カティアさんにはわたくしとお召し物の調達に参りませんか? 時間もお有りでしょう?」
やっぱりそれですか⁉︎
「アナ、お前仕事は?」
「急ぎのものは特にありませんし、細かいのは既に割り振っておりますわ」
「……ならいい」
……これは逃亡フラグへし折られましたね。エディオスさんの許可が取れたら、動いてよしってことだし。
「カティア、諦めろ」
「セヴィルさん……」
貴方にもこうなった従兄妹さんは止められませんのね。フィーさんはと言うと、面白そうな目で僕達を見てました。
と言うことで着せ替えごっこは決定しましたが、ひとまず、僕は厨房に使わせていただいたお礼を言いに行きました。
残ったソースとかは厨房でまかないとして使わせてくれないかと申し出があったのでオーケー出しましたとも。使ってくださると有り難いからね。次いつピッツァ焼けるかわかんないし。
特にジェノベーゼの使い道をどうやろうかマリウスさんは意気込んでるみたいです。ライガーさんがパスタのこと話してくれてたらいいけど、自然に辿り着くことを願う。
さて、この後はと言うと。
「さあ、行きましてよカティアさん!」
「はぁ……」
この物凄い張り切ってるお姉さんはどうにかなりませんか?
エディオスさんとセヴィルさんは午後も当然執務があるので戻っていき、フィーさんはちょっと用事があるからとどこかに行かれました。
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