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第四章 式典祭に乗じて
129.式典祭3日目ー冒険者チャイー
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「さて、金の使い方は欲しいのを見つけてからでいいよ? 食材が気になるならこっちだね」
ごく自然に手を差し出されたので素直に僕も手を出したよ。クラウは落ちないように頭に乗せました。さすがにお財布持ったまま抱っこは出来ないから打開策だよ。浮かせてもいいけど、はぐれちゃうと困るしね。
それにしても、女性だからいい匂いがするよルシャーターさん。アナさん達ももちろんいい匂いするけど、香水の違い? ルシャーターさんはエスニックな感じだけど、ちっとも嫌じゃないよ。
「さあ、ここさ。ちょいと、小さなお客さんが来たよ?」
「ふぁい? え……どこどこ?」
ルシャーターさんが呼ぶと店主さんも答えてくれたけど、僕が小さいからお姉さんきょろきょろしてた。たしかに、僕お子ちゃまだけどさ?
「ここだよ。よく見ておやりよ、チャイ?」
「ふぉ? おお、小ちゃい」
やっとお姉さんが僕を見てくれれば、お互い目が合った。店主のチャイさんはぱっと見18歳くらい。ニット帽みたいなカラフルな色合いの帽子をかぶってるから髪はほとんど見えないけど、前髪がちょろっと出てるから薄茶なのはわかった。目はくりくりと大きい濃いめのオレンジがじーっと僕をみつめてくる。
「こんな子がギルドに来るなんて珍しいね? 誰かの連れ?」
「エディのだよ、さっきまで騒いでたやつのね? どうやら親戚らしいんだ」
「は、はじめまして、カティアです」
「ふゅぅ!」
「お、おお、はじめまして。あたしはチャイだよ、冒険者しながらこうやって商売してるんだ」
ちょっと驚かれたけど、チャイさんは笑顔で対応してくれました。そばかすがちょっと見えてもチャーミングな可愛い人です。
「ん? 服のデザインは割とシンプルだけど、いい生地だね? もしかして、貴族のお忍びとか?」
「ちちちち、違いますっ!」
異世界人だけど、皆さんと変わりない一般人ですよ!
全力で否定させてもらいますとも!
「あっはは、かーわいいっ! いいよ、身分とかなんだって。エディさんのお連れさんなら安くしておくよ」
「そう言ってもらえると助かるよ。あいつ今他の連中に囲まれちゃってね。この子を預かる代わりにちょいと安くしてあげるって言っちまったんだよ」
「あー……なんかうるさいなーって思ってたあれってそうなんだ?」
喧騒とは別のがやつきは僕の耳まで届いてくる。複数から同時に話しかけられてるようなんで、エディオスさんが何を聞かれてるのかはわかんない。お顔も見えないから嫌がってるか嬉しそうなのかも見えない。相変わらず絡んでくるお姉さんの腕はあしらってるけど。おモテになる人は大変だ。
「ところで、あたしの店は食材が多いんだけど。おやつ的なのは少ないよ?」
「ああ、違うんだよ。このカティアちゃんは料理人らしくってね? 得意そうなやつを聞いたらあんたのとこがいいんじゃないかと思ってさ」
「りょ、料理出来んの?」
「お、お惣菜パンみたいなのなら、出来ます」
いけないいけない。お買い物に来たんだった!
チャイさんがまたじーっと僕を見てくるけど、内心冷や汗だーだー流しながらもちゃんと答えます。頭の上のクラウはきゃっきゃしてるから大人しくさせるのに撫でておいた。
「へぇ? どー見ても100歳以下なのにもう出来んだ? あたしの時なんてまだ遊びたい盛りだったのに」
「普通の子はね? どうも、カティアちゃんは違うようだけど。まあ、そこはいいじゃないのさ? 買い物は初めてらしいからゆっくり見せてやってくれないかい?」
「いいよー、今はのんびりしてたし。惣菜ってーと、干し肉や燻製肉かなぁ? あと野菜はいいの売れちゃったから干し野菜しかあんまりないよ?」
「ふぉお」
乾燥食材も大好きだよ!
特にドライトマトとか使い道多いしね!
ビニールのような袋は一個も見当たらないけど、さっき見たアウロの葉っぱや全く違う葉っぱに布といった包装の中から、チャイさんは色々な食材を出してくれました。
そして、あったよドライトマト!
とっても綺麗に乾燥出来てる!
持ってみたいけど、素手じゃダメだからじーっと凝視するだけ。上でクラウは見たことがないからこてんと顎を頭に乗せてるけど気にしない。
「ふーゅぅ?」
「あ、それやっぱり聖獣だったんだ? 人形にしては動くなぁって思ってたけど」
「あ、クラウって言います」
「そうなんだ? 暇ならこれあげようか?」
と言ってチャイさんがクラウの前に出したのは干しバナナみたいなドライフルーツ。
バナナチップスよりは少し厚めで食べ応えありそうな……って、いいのかな?
ちょっと遠慮しててもチャイさんはにこにこ笑顔で差し出してくれるから、厚意を無碍にしたくないので僕が受け取った。
「はい、クラウ。お姉さんがいいって」
「ふゅ?」
「美味しいものだよ?」
「ふゅふゅぅ!」
僕が口の前あたりに持っていけば、すぐにかぷっとかぶりついて両手でしっかりと持った。やっぱり美味しいんだと思えば、僕の口の前にもチャイさんは干しバナナを出してきた。
「カティアちゃんもいいよー?」
「……ありがとうございます」
味見させてもらえるなんて嬉しくないわけがない。ひと口かじれば、甘味がぎゅっと詰まったバナナの味がすぐに口に広がる。けど、食感はバナナチップスに近いくらいパリパリしてるから、多分製法の一つに水分を抜ききる魔法を使ってるのかなぁ?
「美味しいですっ」
「携帯食料ではうちのダントツ一番かな? 肉とかだと……バラ肉の端切れの詰め合わせや、燻製肉の詰め合わせとかだね」
「カティアちゃんはさっきからマトゥラーの干したものが気になってるようだけど?」
「へ、それ?」
「あ、はい」
大量にあるからなんでかなーってのもあったけど、ドライトマトは炒め物、スープにパスタにピッツァにだって使える。他のだってそうだけど、万能ですよ?
「生でだと持ち歩きにくいからスープに入れてる程度だけど……カティアちゃんが作るのにも使えるの?」
「使えますよ?」
「どう使えるんだい?」
「そうですねー」
無難に教えてもいいレシピだと何になるかな?
あ、そうだ。
「お惣菜以外にもおやつに出来ますよ?」
「「おやつに??」」
「クッキーとか、蒸しケーキとかですね」
蒸しパンは持ち歩きしにくいけど、クッキーなら携帯食料にもってこい。いいアイデアだと思うんだけど?
「……作り方って聞いてもいい?」
「生地は普通のクッキー生地を甘さを控えめにして、最後にこのマトゥラーの干したのを入れて混ぜ込むだけですね。あとは棒状にして氷室で寝かせてから切って窯で焼くだけで大丈夫かと」
ドライトマトって見た目より甘いから、甘味料はそんなに加えなくていいのがポイント。干した野菜とか果物は栄養価と甘味が凝縮されてるから、総じて味が濃いのが注意点だ。
「……そんなすらすら言えるってことは、本当に料理人なんだ?」
「こりゃ魂消たよ」
あ、また子供っぽくないとこ出しちゃったみたい?
「けど、それは試してみる価値はあるね? このマトゥラーあんまり人気なくてさ? 甘いだけで生以上に活用しにくいって。……さっきのクッキー作って出してもいい?」
「いいですよー?」
僕が思いついたレシピじゃないし、難しい料理じゃないもの。
「ありがと! じゃ、このマトゥラーどれくらい欲しい? 特別価格にしてあげるよ!」
「え、えーと」
持ち帰りしやすい量にしておかなきゃ。全部の半分とか言われても処理するのがちょっと大変だもの。
とりあえず、全部の4分の1くらいと言えば、まいどとチャイさんは布袋に詰めてくれました。
「お題は……さっきのレシピ教えてくれたの合わせて、800ラインかなぁ? これ元々が規格外のマトゥラーで作ったもんだから値段気にしなくていいよー?」
とは言っても、高いか安いかの感覚がわからない。
入門料と同じだけど、安いのかな?
「さて、金の使い方だね。蓋を開けてごらん?」
「はい」
ガマ口を開ければ、中はきちんと仕分けしてあっても大量の硬貨が。あれ、銅と鉄と銀って言ってたけど、金貨もあるよ? 数は数枚だけど。
「やっぱりエディ稼ぎまくってるんだね? 金貨なんてうちでもそうそう扱わないってのに」
「ぴ?」
「金貨は下手すれば貴族達しか持ち歩かないくらい、あたしら一般民じゃお目にかかることが少ないのさ。それなのに、エディがこんなけ持ってるってことはそう言った依頼も受けてるんだろうね」
それどころか、この国を治める王様本人なんて絶対言えない!
「え、金貨⁉︎ 見せて見せて!」
包装が終わったチャイさんまでやってきて、ルシャーターさんと一緒にお財布を覗き込んでくる。チャイさんもこれだけ驚くってことは、それだけ出回ってないんだ。持たせないでよエディオスさん……。
「まあ、金貨を使う程の値段じゃあないよ。金の種類は金貨以外で教えてあげようか?」
「お願いします」
「金貨欲しいーー」
「使わせるほど買わせる気かい? あんたの後の商売に響くだけですまないよ?」
「……それはヤダなぁ」
どんなけ金貨一枚でも価値があるんだろう。
ごく自然に手を差し出されたので素直に僕も手を出したよ。クラウは落ちないように頭に乗せました。さすがにお財布持ったまま抱っこは出来ないから打開策だよ。浮かせてもいいけど、はぐれちゃうと困るしね。
それにしても、女性だからいい匂いがするよルシャーターさん。アナさん達ももちろんいい匂いするけど、香水の違い? ルシャーターさんはエスニックな感じだけど、ちっとも嫌じゃないよ。
「さあ、ここさ。ちょいと、小さなお客さんが来たよ?」
「ふぁい? え……どこどこ?」
ルシャーターさんが呼ぶと店主さんも答えてくれたけど、僕が小さいからお姉さんきょろきょろしてた。たしかに、僕お子ちゃまだけどさ?
「ここだよ。よく見ておやりよ、チャイ?」
「ふぉ? おお、小ちゃい」
やっとお姉さんが僕を見てくれれば、お互い目が合った。店主のチャイさんはぱっと見18歳くらい。ニット帽みたいなカラフルな色合いの帽子をかぶってるから髪はほとんど見えないけど、前髪がちょろっと出てるから薄茶なのはわかった。目はくりくりと大きい濃いめのオレンジがじーっと僕をみつめてくる。
「こんな子がギルドに来るなんて珍しいね? 誰かの連れ?」
「エディのだよ、さっきまで騒いでたやつのね? どうやら親戚らしいんだ」
「は、はじめまして、カティアです」
「ふゅぅ!」
「お、おお、はじめまして。あたしはチャイだよ、冒険者しながらこうやって商売してるんだ」
ちょっと驚かれたけど、チャイさんは笑顔で対応してくれました。そばかすがちょっと見えてもチャーミングな可愛い人です。
「ん? 服のデザインは割とシンプルだけど、いい生地だね? もしかして、貴族のお忍びとか?」
「ちちちち、違いますっ!」
異世界人だけど、皆さんと変わりない一般人ですよ!
全力で否定させてもらいますとも!
「あっはは、かーわいいっ! いいよ、身分とかなんだって。エディさんのお連れさんなら安くしておくよ」
「そう言ってもらえると助かるよ。あいつ今他の連中に囲まれちゃってね。この子を預かる代わりにちょいと安くしてあげるって言っちまったんだよ」
「あー……なんかうるさいなーって思ってたあれってそうなんだ?」
喧騒とは別のがやつきは僕の耳まで届いてくる。複数から同時に話しかけられてるようなんで、エディオスさんが何を聞かれてるのかはわかんない。お顔も見えないから嫌がってるか嬉しそうなのかも見えない。相変わらず絡んでくるお姉さんの腕はあしらってるけど。おモテになる人は大変だ。
「ところで、あたしの店は食材が多いんだけど。おやつ的なのは少ないよ?」
「ああ、違うんだよ。このカティアちゃんは料理人らしくってね? 得意そうなやつを聞いたらあんたのとこがいいんじゃないかと思ってさ」
「りょ、料理出来んの?」
「お、お惣菜パンみたいなのなら、出来ます」
いけないいけない。お買い物に来たんだった!
チャイさんがまたじーっと僕を見てくるけど、内心冷や汗だーだー流しながらもちゃんと答えます。頭の上のクラウはきゃっきゃしてるから大人しくさせるのに撫でておいた。
「へぇ? どー見ても100歳以下なのにもう出来んだ? あたしの時なんてまだ遊びたい盛りだったのに」
「普通の子はね? どうも、カティアちゃんは違うようだけど。まあ、そこはいいじゃないのさ? 買い物は初めてらしいからゆっくり見せてやってくれないかい?」
「いいよー、今はのんびりしてたし。惣菜ってーと、干し肉や燻製肉かなぁ? あと野菜はいいの売れちゃったから干し野菜しかあんまりないよ?」
「ふぉお」
乾燥食材も大好きだよ!
特にドライトマトとか使い道多いしね!
ビニールのような袋は一個も見当たらないけど、さっき見たアウロの葉っぱや全く違う葉っぱに布といった包装の中から、チャイさんは色々な食材を出してくれました。
そして、あったよドライトマト!
とっても綺麗に乾燥出来てる!
持ってみたいけど、素手じゃダメだからじーっと凝視するだけ。上でクラウは見たことがないからこてんと顎を頭に乗せてるけど気にしない。
「ふーゅぅ?」
「あ、それやっぱり聖獣だったんだ? 人形にしては動くなぁって思ってたけど」
「あ、クラウって言います」
「そうなんだ? 暇ならこれあげようか?」
と言ってチャイさんがクラウの前に出したのは干しバナナみたいなドライフルーツ。
バナナチップスよりは少し厚めで食べ応えありそうな……って、いいのかな?
ちょっと遠慮しててもチャイさんはにこにこ笑顔で差し出してくれるから、厚意を無碍にしたくないので僕が受け取った。
「はい、クラウ。お姉さんがいいって」
「ふゅ?」
「美味しいものだよ?」
「ふゅふゅぅ!」
僕が口の前あたりに持っていけば、すぐにかぷっとかぶりついて両手でしっかりと持った。やっぱり美味しいんだと思えば、僕の口の前にもチャイさんは干しバナナを出してきた。
「カティアちゃんもいいよー?」
「……ありがとうございます」
味見させてもらえるなんて嬉しくないわけがない。ひと口かじれば、甘味がぎゅっと詰まったバナナの味がすぐに口に広がる。けど、食感はバナナチップスに近いくらいパリパリしてるから、多分製法の一つに水分を抜ききる魔法を使ってるのかなぁ?
「美味しいですっ」
「携帯食料ではうちのダントツ一番かな? 肉とかだと……バラ肉の端切れの詰め合わせや、燻製肉の詰め合わせとかだね」
「カティアちゃんはさっきからマトゥラーの干したものが気になってるようだけど?」
「へ、それ?」
「あ、はい」
大量にあるからなんでかなーってのもあったけど、ドライトマトは炒め物、スープにパスタにピッツァにだって使える。他のだってそうだけど、万能ですよ?
「生でだと持ち歩きにくいからスープに入れてる程度だけど……カティアちゃんが作るのにも使えるの?」
「使えますよ?」
「どう使えるんだい?」
「そうですねー」
無難に教えてもいいレシピだと何になるかな?
あ、そうだ。
「お惣菜以外にもおやつに出来ますよ?」
「「おやつに??」」
「クッキーとか、蒸しケーキとかですね」
蒸しパンは持ち歩きしにくいけど、クッキーなら携帯食料にもってこい。いいアイデアだと思うんだけど?
「……作り方って聞いてもいい?」
「生地は普通のクッキー生地を甘さを控えめにして、最後にこのマトゥラーの干したのを入れて混ぜ込むだけですね。あとは棒状にして氷室で寝かせてから切って窯で焼くだけで大丈夫かと」
ドライトマトって見た目より甘いから、甘味料はそんなに加えなくていいのがポイント。干した野菜とか果物は栄養価と甘味が凝縮されてるから、総じて味が濃いのが注意点だ。
「……そんなすらすら言えるってことは、本当に料理人なんだ?」
「こりゃ魂消たよ」
あ、また子供っぽくないとこ出しちゃったみたい?
「けど、それは試してみる価値はあるね? このマトゥラーあんまり人気なくてさ? 甘いだけで生以上に活用しにくいって。……さっきのクッキー作って出してもいい?」
「いいですよー?」
僕が思いついたレシピじゃないし、難しい料理じゃないもの。
「ありがと! じゃ、このマトゥラーどれくらい欲しい? 特別価格にしてあげるよ!」
「え、えーと」
持ち帰りしやすい量にしておかなきゃ。全部の半分とか言われても処理するのがちょっと大変だもの。
とりあえず、全部の4分の1くらいと言えば、まいどとチャイさんは布袋に詰めてくれました。
「お題は……さっきのレシピ教えてくれたの合わせて、800ラインかなぁ? これ元々が規格外のマトゥラーで作ったもんだから値段気にしなくていいよー?」
とは言っても、高いか安いかの感覚がわからない。
入門料と同じだけど、安いのかな?
「さて、金の使い方だね。蓋を開けてごらん?」
「はい」
ガマ口を開ければ、中はきちんと仕分けしてあっても大量の硬貨が。あれ、銅と鉄と銀って言ってたけど、金貨もあるよ? 数は数枚だけど。
「やっぱりエディ稼ぎまくってるんだね? 金貨なんてうちでもそうそう扱わないってのに」
「ぴ?」
「金貨は下手すれば貴族達しか持ち歩かないくらい、あたしら一般民じゃお目にかかることが少ないのさ。それなのに、エディがこんなけ持ってるってことはそう言った依頼も受けてるんだろうね」
それどころか、この国を治める王様本人なんて絶対言えない!
「え、金貨⁉︎ 見せて見せて!」
包装が終わったチャイさんまでやってきて、ルシャーターさんと一緒にお財布を覗き込んでくる。チャイさんもこれだけ驚くってことは、それだけ出回ってないんだ。持たせないでよエディオスさん……。
「まあ、金貨を使う程の値段じゃあないよ。金の種類は金貨以外で教えてあげようか?」
「お願いします」
「金貨欲しいーー」
「使わせるほど買わせる気かい? あんたの後の商売に響くだけですまないよ?」
「……それはヤダなぁ」
どんなけ金貨一枚でも価値があるんだろう。
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