37 / 126
第37話 あなたが好きです
しおりを挟む
血を飲んだからなのだろうか、夜の街の見え方が全然違う。
星空はいつもよりはっきりと見えるし、時折、夜行性の鳥らしきものが飛んでいくのも目で追うことができた。夜の街には暗がりなどなく、普通だったら完全な闇の色に覆われるだろう影の部分でさえ、昼間のよう。身を隠すように歩く猫の姿も、その足音さえはっきり聞こえる。
ほんの少し意識を集中しただけで、どこに人間の気配があるのかさえ解る。
五感が研ぎ澄まされるということはこういうことか、と辺りを見回していると、離れた場所にある飲み屋から出てくる人たちの会話すらすぐ横で聞こえるような感覚。逆に、聞こえすぎるような気がして慌てて感覚を遮断した。
そしてふと、そんな俺を観察するように見つめているミカエルの姿が目に入った。
すん、と我に返る俺。
「……ええと、お時間を取っていただき、その」
引きつった笑みを浮かべながらそう声をかけると、大天使が嬉しそうに微笑んで俺の手を取った。
「こちらこそ、光栄です。あなたと二人、こうして隣り合って歩くだけで、世界が変わったように思います」
やめろ、重い。吸血鬼の目は繊細なんだ、そのキラキラオーラもナイフのように突き刺さってくるし、サングラスもなくて避けられないから勘弁してくれないだろうか。
「母から聞きました。名乗ったようですね、うちの母……」
俺の手を引いて、すれ違う酔っ払いからさりげなく守るようにしてくれながら、ミカエルが歯切れ悪く言う。
「ええと、はい」
俺も、少しだけ何て応えるか悩むが、もう迷っている場合ではない。「正直に言いますが、王子様とか俺……わたしとは身分が違いすぎますし、節度ある距離を保たせていただこうと思ってます」
「節度ある?」
「はい。我が女神とか言われるのはちょっと……勘弁して欲しいというか」
「しかし、私は本当にあの時、女神が降臨されたのだと思ったのです」
そこでミカエルが俺の腕を引き、自然と俺たちの足が街の大通りでとまる。懇願するような綺麗な顔が目の前に寄せられて、思わず悲鳴を上げそうになった。
「重い!」
つい、悲鳴の代わりに本音が出た。
「命を助けていただいた、それだけでも充分ですが、それ以上にあなたの目に興味を持ちました」
「目?」
俺はやっとそこでミカエルの手を振り払い、少しだけ距離を置いて立つ。通りすがる酔っ払いの視線が気になったからだ。酔って陽気になっている人が多いようで、「カップルかー?」とか野次を飛ばしてくる奴もいる。
「あなたも、そしてあなたと一緒にいるあの男性も、とても人間とは思えないくらい美しいと感じました」
「おい」
素で突っ込みをいれようとして、すぐにミカエルに遮られる。
「私がもし、呪いをこの身に受けていなかったら、もっとあなたに感じるものがあったかもしれない。母のように、何か言えたかもしれない。しかし残念ながら、今の私は何の力もない存在です。それでも、あなたを初めて見た時にこの世の存在ではないのだろうと思いました」
「……何故?」
「さあ、勘でしょうか」
ミカエルはそこでまた俺に近づき、歩こうと促してきた。とりあえず、さりげなく距離を置いて歩き始めると、小さな笑い声が聞こえる。
「死んだ人間を生き返らせることができる。これだけでも理由の一つです。でもそれ以上に、あなた方は異質だった。私には手の届かない存在だと思った。それなのに、あなたの目が――あまりにも人間らしすぎたというか……自分を見ているかのようでした」
……何だそりゃ。
俺が眉間に皺を寄せてミカエルの横顔を見上げていると、いつしか彼の口元から笑みが消えた。
「これは母にも言いにくいことなんですが」
少しだけ暗い響きの声が、静かな夜の街に響く。「私、頭空っぽのお気楽な男に見えるでしょう?」
自分で言った! と、顔が引きつる。
まあ事実、そう見えるけれども。
「敵しかいない王宮では、馬鹿を演じなければ身を守れなかったんですよ」
急に重くなった。
俺は低く唸りながら言葉を探すが、どうしても見つからない。
「母は精霊の加護を受けているとはいえ、平民です。その平民から生まれた自分もまた、王族の血を引いているとはいえ、上の兄二人には随分と邪魔者扱いされましてね。当然のように毒は盛られるし、嫌がらせが多くて」
「嫌がらせってレベルじゃ……」
「自己嫌悪に陥るレベルでしたね。自分を守るために他人に媚びを売る毎日で、さらに厭なものを見すぎたせいか、人間不信になりましたし」
そこで、ミカエルは俺を見下ろしながらそっと目を細めた。背筋が冷えるような感覚。
「そんな自分の目と、あなたの目が似ていると思ったんですよ」
「え?」
「演技をして身を守り、それでいて誰かを攻撃したいと考えている自分とよく似ていると」
何を言っているんだ、と思ったのはほんの一瞬で。
確かに、彼の言う通りなんだと心臓が厭な音を立てた。
『秋良はいい子だもの、解ってくれるわよね?』
あの女の――母の声が頭の中に響く。纏わりつくような、粘ついた甘い声だ。甘えるように、それでいて威圧するように。
幼い頃から、母は俺にだけ優しくした。必要なものは何でも買ってもらえた。
まるで恋人のように振る舞う醜い女。
でも俺は、それを利用して生きてきたんだ。
親は子供を養うもの。そう思っていたから、あの生活も我慢してきた。逃げようと思えば逃げられたんだろう。
カオルは高校生の時からバイト三昧で、お金を貯めていた。俺なんかよりずっと、生きることに貪欲だったと思う。それしか道がなかったからだ。
でも俺は、母親とのあの生活を大学卒業まで我慢することを選んだ。その方が楽だったから。俺は――汚い人間だと思う。
演技。
そうなんだろう。俺だって、できるだけあの家で波風が立たないよう、上手く演技してきたつもりだ。就職するまでの我慢、そう言い聞かせて――。
でも一歩間違えたら、とんでもないことを起こしていた。
――何で咲良だけ差別するんだよ!?
そう叫びながら、俺は何を手に持ったんだろう。テーブルの上にあった皿? 散らばった料理。あの女の悲鳴と、俺の腕にすがり付いた咲良の震える腕。
「お兄ちゃん、わたしは大丈夫だから!」
そう泣いた咲良の声に、俺の叫びが重なる。
「咲良だって大学に行きたいって言ってんだろ!? 何で!」
「女だからよ! 役立たずの女なんか、この家にいらないでしょ!?」
「あんただって女のくせに!」
あの時の記憶は曖昧だ。父さんはいなくて、俺たち三人だけだった。
サクラがとめてくれなければ、俺はもしかしたら――。
カッとなって、とか。
犯罪の動機によくある言葉。
一歩間違えれば犯罪者、殺人者。そうなってもおかしくないということを経験して、俺は怖くなった。真面目に生きてきたつもりだった。悪いことはしないで生きていくつもりだった。でもそんなの、いざとなったら簡単に消し飛んでしまうくらいの、薄っぺらいものだったんだ。
あの後、少しだけぎくしゃくした。母は俺を腫れ物に扱うようになって、『俺のために』咲良の大学費用を準備してあげる、と言い出した。怯えたように笑う顔。
俺はありがとう、と笑った。
あれも演技だ。ちっとも、ありがとうなんて思えなかった。俺は差別をやめろと言いたかったんだ。咲良にも優しくしてくれと言いたかったのに。
「お兄ちゃん、お母さんに言ってくれてありがとう」
こんな俺に対して、咲良は感謝の言葉をくれた。でも、後ろめたかった。結局、母は俺しか目に入っていないのだから。
誰だって、誰かに好かれたいと思うだろう。
でも、あんな歪んだ形の愛情はいらない。
俺はもっと普通の――。
「普通の、家庭に育ちたかった……?」
俺の口が勝手に動く。
「そうですね。王家とかそんなもの、いらなかった。母だって普通の家で普通の生活がしたかった。だから、逃げたかったし、逃げたんですよ」
ミカエルがそう言って、『目が似ている』という意味を理解した。
理解してはいけないんだろうが、解ってしまったのだ。
ミカエルと俺は、歪んだ部分が似ている。
そういうことだ。
「同族嫌悪、という言葉がありますよ」
俺はやがて、そう言ってみた。「似たもの同士というのは、受け入れがたい部分が必ずあると思います」
「それは、人間なら必ずあるでしょう?」
ミカエルはそこで、小さな歓声を上げた。
いつの間にか、俺たちは大広場とやらに到着していたみたいだった。大きな噴水は、夜の間でも水が流れている。空に浮かんだ二つの月の光を浴びて、キラキラと水が反射する様は確かに美しいし、それを見に来ている人も俺たちだけじゃないみたいだった。
「綺麗ですね、我が女神」
「その呼び方はやめてください」
「アキラ様」
「それなら何とか」
「これからずっと、呪いが解けたとしても、一緒に旅をしてもらえませんか? 私は精霊魔法が使えれば、とても有能な剣、盾となれます。あなたのために戦いたいし隣にいたい」
それは無理だ、と言う前に大天使は俺の手を取り、口元に引き寄せようとした。逃げたけど。
「あなたが好きです、アキラ様」
俺は多分、変な声を上げただろう。言われたくなかったことを直球で投げつけられたわけだから。
でも、相手が直球なら、俺も直球で返すべきだろう。
必死に呼吸を整え、彼に挑むように強く発音する。
「無理です。多分わたしは、誰も好きになれない。それに、いつかこの世界から消える存在ですから一緒にはいられません」
星空はいつもよりはっきりと見えるし、時折、夜行性の鳥らしきものが飛んでいくのも目で追うことができた。夜の街には暗がりなどなく、普通だったら完全な闇の色に覆われるだろう影の部分でさえ、昼間のよう。身を隠すように歩く猫の姿も、その足音さえはっきり聞こえる。
ほんの少し意識を集中しただけで、どこに人間の気配があるのかさえ解る。
五感が研ぎ澄まされるということはこういうことか、と辺りを見回していると、離れた場所にある飲み屋から出てくる人たちの会話すらすぐ横で聞こえるような感覚。逆に、聞こえすぎるような気がして慌てて感覚を遮断した。
そしてふと、そんな俺を観察するように見つめているミカエルの姿が目に入った。
すん、と我に返る俺。
「……ええと、お時間を取っていただき、その」
引きつった笑みを浮かべながらそう声をかけると、大天使が嬉しそうに微笑んで俺の手を取った。
「こちらこそ、光栄です。あなたと二人、こうして隣り合って歩くだけで、世界が変わったように思います」
やめろ、重い。吸血鬼の目は繊細なんだ、そのキラキラオーラもナイフのように突き刺さってくるし、サングラスもなくて避けられないから勘弁してくれないだろうか。
「母から聞きました。名乗ったようですね、うちの母……」
俺の手を引いて、すれ違う酔っ払いからさりげなく守るようにしてくれながら、ミカエルが歯切れ悪く言う。
「ええと、はい」
俺も、少しだけ何て応えるか悩むが、もう迷っている場合ではない。「正直に言いますが、王子様とか俺……わたしとは身分が違いすぎますし、節度ある距離を保たせていただこうと思ってます」
「節度ある?」
「はい。我が女神とか言われるのはちょっと……勘弁して欲しいというか」
「しかし、私は本当にあの時、女神が降臨されたのだと思ったのです」
そこでミカエルが俺の腕を引き、自然と俺たちの足が街の大通りでとまる。懇願するような綺麗な顔が目の前に寄せられて、思わず悲鳴を上げそうになった。
「重い!」
つい、悲鳴の代わりに本音が出た。
「命を助けていただいた、それだけでも充分ですが、それ以上にあなたの目に興味を持ちました」
「目?」
俺はやっとそこでミカエルの手を振り払い、少しだけ距離を置いて立つ。通りすがる酔っ払いの視線が気になったからだ。酔って陽気になっている人が多いようで、「カップルかー?」とか野次を飛ばしてくる奴もいる。
「あなたも、そしてあなたと一緒にいるあの男性も、とても人間とは思えないくらい美しいと感じました」
「おい」
素で突っ込みをいれようとして、すぐにミカエルに遮られる。
「私がもし、呪いをこの身に受けていなかったら、もっとあなたに感じるものがあったかもしれない。母のように、何か言えたかもしれない。しかし残念ながら、今の私は何の力もない存在です。それでも、あなたを初めて見た時にこの世の存在ではないのだろうと思いました」
「……何故?」
「さあ、勘でしょうか」
ミカエルはそこでまた俺に近づき、歩こうと促してきた。とりあえず、さりげなく距離を置いて歩き始めると、小さな笑い声が聞こえる。
「死んだ人間を生き返らせることができる。これだけでも理由の一つです。でもそれ以上に、あなた方は異質だった。私には手の届かない存在だと思った。それなのに、あなたの目が――あまりにも人間らしすぎたというか……自分を見ているかのようでした」
……何だそりゃ。
俺が眉間に皺を寄せてミカエルの横顔を見上げていると、いつしか彼の口元から笑みが消えた。
「これは母にも言いにくいことなんですが」
少しだけ暗い響きの声が、静かな夜の街に響く。「私、頭空っぽのお気楽な男に見えるでしょう?」
自分で言った! と、顔が引きつる。
まあ事実、そう見えるけれども。
「敵しかいない王宮では、馬鹿を演じなければ身を守れなかったんですよ」
急に重くなった。
俺は低く唸りながら言葉を探すが、どうしても見つからない。
「母は精霊の加護を受けているとはいえ、平民です。その平民から生まれた自分もまた、王族の血を引いているとはいえ、上の兄二人には随分と邪魔者扱いされましてね。当然のように毒は盛られるし、嫌がらせが多くて」
「嫌がらせってレベルじゃ……」
「自己嫌悪に陥るレベルでしたね。自分を守るために他人に媚びを売る毎日で、さらに厭なものを見すぎたせいか、人間不信になりましたし」
そこで、ミカエルは俺を見下ろしながらそっと目を細めた。背筋が冷えるような感覚。
「そんな自分の目と、あなたの目が似ていると思ったんですよ」
「え?」
「演技をして身を守り、それでいて誰かを攻撃したいと考えている自分とよく似ていると」
何を言っているんだ、と思ったのはほんの一瞬で。
確かに、彼の言う通りなんだと心臓が厭な音を立てた。
『秋良はいい子だもの、解ってくれるわよね?』
あの女の――母の声が頭の中に響く。纏わりつくような、粘ついた甘い声だ。甘えるように、それでいて威圧するように。
幼い頃から、母は俺にだけ優しくした。必要なものは何でも買ってもらえた。
まるで恋人のように振る舞う醜い女。
でも俺は、それを利用して生きてきたんだ。
親は子供を養うもの。そう思っていたから、あの生活も我慢してきた。逃げようと思えば逃げられたんだろう。
カオルは高校生の時からバイト三昧で、お金を貯めていた。俺なんかよりずっと、生きることに貪欲だったと思う。それしか道がなかったからだ。
でも俺は、母親とのあの生活を大学卒業まで我慢することを選んだ。その方が楽だったから。俺は――汚い人間だと思う。
演技。
そうなんだろう。俺だって、できるだけあの家で波風が立たないよう、上手く演技してきたつもりだ。就職するまでの我慢、そう言い聞かせて――。
でも一歩間違えたら、とんでもないことを起こしていた。
――何で咲良だけ差別するんだよ!?
そう叫びながら、俺は何を手に持ったんだろう。テーブルの上にあった皿? 散らばった料理。あの女の悲鳴と、俺の腕にすがり付いた咲良の震える腕。
「お兄ちゃん、わたしは大丈夫だから!」
そう泣いた咲良の声に、俺の叫びが重なる。
「咲良だって大学に行きたいって言ってんだろ!? 何で!」
「女だからよ! 役立たずの女なんか、この家にいらないでしょ!?」
「あんただって女のくせに!」
あの時の記憶は曖昧だ。父さんはいなくて、俺たち三人だけだった。
サクラがとめてくれなければ、俺はもしかしたら――。
カッとなって、とか。
犯罪の動機によくある言葉。
一歩間違えれば犯罪者、殺人者。そうなってもおかしくないということを経験して、俺は怖くなった。真面目に生きてきたつもりだった。悪いことはしないで生きていくつもりだった。でもそんなの、いざとなったら簡単に消し飛んでしまうくらいの、薄っぺらいものだったんだ。
あの後、少しだけぎくしゃくした。母は俺を腫れ物に扱うようになって、『俺のために』咲良の大学費用を準備してあげる、と言い出した。怯えたように笑う顔。
俺はありがとう、と笑った。
あれも演技だ。ちっとも、ありがとうなんて思えなかった。俺は差別をやめろと言いたかったんだ。咲良にも優しくしてくれと言いたかったのに。
「お兄ちゃん、お母さんに言ってくれてありがとう」
こんな俺に対して、咲良は感謝の言葉をくれた。でも、後ろめたかった。結局、母は俺しか目に入っていないのだから。
誰だって、誰かに好かれたいと思うだろう。
でも、あんな歪んだ形の愛情はいらない。
俺はもっと普通の――。
「普通の、家庭に育ちたかった……?」
俺の口が勝手に動く。
「そうですね。王家とかそんなもの、いらなかった。母だって普通の家で普通の生活がしたかった。だから、逃げたかったし、逃げたんですよ」
ミカエルがそう言って、『目が似ている』という意味を理解した。
理解してはいけないんだろうが、解ってしまったのだ。
ミカエルと俺は、歪んだ部分が似ている。
そういうことだ。
「同族嫌悪、という言葉がありますよ」
俺はやがて、そう言ってみた。「似たもの同士というのは、受け入れがたい部分が必ずあると思います」
「それは、人間なら必ずあるでしょう?」
ミカエルはそこで、小さな歓声を上げた。
いつの間にか、俺たちは大広場とやらに到着していたみたいだった。大きな噴水は、夜の間でも水が流れている。空に浮かんだ二つの月の光を浴びて、キラキラと水が反射する様は確かに美しいし、それを見に来ている人も俺たちだけじゃないみたいだった。
「綺麗ですね、我が女神」
「その呼び方はやめてください」
「アキラ様」
「それなら何とか」
「これからずっと、呪いが解けたとしても、一緒に旅をしてもらえませんか? 私は精霊魔法が使えれば、とても有能な剣、盾となれます。あなたのために戦いたいし隣にいたい」
それは無理だ、と言う前に大天使は俺の手を取り、口元に引き寄せようとした。逃げたけど。
「あなたが好きです、アキラ様」
俺は多分、変な声を上げただろう。言われたくなかったことを直球で投げつけられたわけだから。
でも、相手が直球なら、俺も直球で返すべきだろう。
必死に呼吸を整え、彼に挑むように強く発音する。
「無理です。多分わたしは、誰も好きになれない。それに、いつかこの世界から消える存在ですから一緒にはいられません」
10
あなたにおすすめの小説
肩越しの青空
蒲公英
恋愛
「結婚しない? 絶対気が合うし、楽しいと思うよ」つきあってもいない男に、そんなこと言われましても。
身長差38センチ、体重はほぼ倍。食えない熊との攻防戦、あたしの明日はどっちだ。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
聖女として召喚された女子高生、イケメン王子に散々利用されて捨てられる。傷心の彼女を拾ってくれたのは心優しい木こりでした・完結
まほりろ
恋愛
聖女として召喚された女子高生は、王子との結婚を餌に修行と瘴気の浄化作業に青春の全てを捧げる。
だが瘴気の浄化作業が終わると王子は彼女をあっさりと捨て、若い女に乗
り換えた。
「この世界じゃ十九歳を過ぎて独り身の女は行き遅れなんだよ!」
聖女は「青春返せーー!」と叫ぶがあとの祭り……。
そんな彼女を哀れんだ神が彼女を元の世界に戻したのだが……。
「神様登場遅すぎ! 余計なことしないでよ!」
※無断転載を禁止します。
※朗読動画の無断配信も禁止します。
※他サイトにも投稿しています。
※カクヨム版やpixiv版とは多少ラストが違います。
※小説家になろう版にラスト部分を加筆した物です。
※二章に王子と自称神様へのざまぁがあります。
※二章はアルファポリス先行投稿です!
※表紙素材はあぐりりんこ様よりお借りしております。
「Copyright(C)2022-九頭竜坂まほろん」
※小説家になろうにて、2022/12/14、異世界転生/転移・恋愛・日間ランキング2位まで上がりました! ありがとうございます!
※感想で続編を望む声を頂いたので、続編の投稿を始めました!2022/12/17
※アルファポリス、12/15総合98位、12/15恋愛65位、12/13女性向けホット36位まで上がりました。ありがとうございました。
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
屈辱と愛情
守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる