Red Crow

紅姫

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血に濡れた汚れた手を⑥

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ーノアが国を出たあと

「ブレンダン国王さんにも、まいったもんだな。連絡くらいしてくれりゃいいのに」

ゾムが私を見ながら言った。

ノアが帰って、私はゾムと共に城へ戻るために歩いていた。

「そうだな」

「…」

ゾムは興味深そうに私の顔を見た。

「なんだよ」

「いや…その…」

ゾムはちょっと不機嫌そうだ。

「なんか…寂しそうだなぁと」

「え?」



寂しい?

「あぁそうか」

私は小さく呟いた。


さっきから何かおかしいと思ってた。
まるで、心にぽっかりと穴があいたような喪失感。
帰ったらまた一人の部屋で仕事をするのかと思うとチクリと痛む胸。

この感情は…



「私は、寂しかったのか」



5日間とはいえずっと一緒にいた彼が居なくなる。
そのことを思うと、心が痛むのは、寂しさか。


だが…

「寂しくても、彼は帰ってこないさ」

そう。
彼は帰ってこない。

「また、一人の部屋で仕事をしていればきっともとに戻るさ」

私が笑ってみせると、ゾムは複雑そうな顔をして、私にピッタリと寄り添う。


「しょうがないから、もとに戻るまでは、俺が側にいてやるよ」


隣から感じる体温は暖かく、私に伝わった。






『ユウ!』

焦った声がインカムから聞こえたのは、その時だった。

「ルナ?」

どうやら、ゾムのインカムにも声が聞こえているようで、首を傾げている。

本来は私にだけ繋ぐつもりが、設定を間違えゾムにも繋がってしまったのだろう。


そう考えたところで、私は唖然とする。

どうやら、私は相当きているらしい。

ルナが設定を間違えるほど急いで私に連絡をしてきた。
それは、よほどの事態が起きたという事だ。


「どうした!何があった!」

『ユウ!ノアをヒューズ国に返してはだめだ!』

「え?」

『わかったんだ、ノアに起こったことが!彼を苦しめるトラウマの正体が』

「ルナ、ノアはもう…」

『僕の話を聞いてくれ、ユウ!』

ルナは私の言葉を遮り、話し始める。

『ノアの情報は暗号化されていて、とてもじゃないけど短時間で解読できる代物じゃなかった。だから、僕は探り方を変えた。ノアの情報を暗号化する為に使ったと思われるパソコンを探り当てることにしたんだ。そこには必ず、暗号化する前の原本があると思ってね』

ルナは早口で話し始める。

『予想は的中。ソイツのパソコンには原本とご丁寧に、警察にしかないはずの捜査資料やノアの母親から聞いた事件のその後のあらましが書いた手記があったよ』

「それで?」

『どうやら…』

ルナは事件の全容を話し出す。
それを聞くに連れ、私とゾムの顔は険しくなっていく。

『つまり、彼を苦しめるトラウマは』

「姉の為に手を汚してしまったことと、その手で誰かに触り汚してしまうこと」

『その通り』

「で、犯人は誰なんだ。そのパソコンの主の名は」

『犯人は…』

ルナはその名を口にした。

『サントス=バッグ、ヒューズ国の大臣だ』

私とゾムは顔を見合わせる。

そんなの見えていないルナは話し続ける。

『彼は危険だ。パソコンから、複数の賊との関係性も見えてきてる。どっちもそこそこ有名な賊だ。もしも、ノアがヒューズ国に戻ったら、殺されてしまうかもしれない!!』

「やばい!」

『え?』

叫んだゾムの声に、ルナは驚いた声を出す。ずっと私だけど話していたつもりだったからだろう。

だが、今はそれどころではない。


「ユウ、やばい、やばいぞ」

「わかってる。ゾム、お前はキースにも声をかけて連れてこい。複数の賊が居るとなると人手がいる」

「あぁ、ユウはどうするんだ?」

「追いかけるに決まってるだろう」

そう言いながら、私は来た道を逆戻りするべく走り出した。


『ねえ、何があったの?』

耳元で聞こえるルナの声。

「今さっき、サントス=バッグがノアを連れてこの国を出た」

『え…』

「ブレンダン国王の命令と言っていたが、今の話を聞く限り嘘だろうな。後ろに見えていた複数の車に乗ってるのも賊だろう」

『そんな…』

ルナの声は震えている。

「まだ殺されたとは限らない。とにかく、追いかける。ゾムとキースもこちらに来るから、城が手薄になる。そっちは任せるぞ」

『わ、分かった。ユウ、急いで!彼が殺される前に!』

「もちろんだ」

私は走り続けた。





………
……







「ユウィリエ書記長さん…?」

私の名を口にするノアにひとまず安心する。



「な、なぜお前が!」

地面に投げ出したサントス=バッグが私を見上げ声を出した。

「流石に暴行の犯罪歴がある男にノアを預けるのは気が引けたんでね」

「!」

「全部、調べさせてもらったぞ」

私はサントスを睨んだ。

サントスは

「ハハハ…アハハハハハハ!!」

大声で笑った。

「そうか!お前、あの黒猫とグルなのか」

「…」

「お前もとんだ犯罪者とお仲間なわけだ」

「…」

私は何も喋らず、サントスを睨む。

「書記長さん…」

「ノア、お前は出てくるな」

車の中からこちらを見ていたノアに私は言う。

「ハハハ、そんなのガキの為にここに来たってのか?」

「そうだが?」

「とんだ馬鹿だなお前。調べたなら賊と俺が通じてることも知ってただろ、近くに族がいることくらいわかるだろう?」

「あぁ」

「そんなところにノコノコ一人でやってきたのか?殺されるために?」

ハハハと大声でサントスは笑う

「ふふふ…」

その様子を見て私も笑う。
サントスは怪訝そうな顔で私を見る。

「何を笑っている?」

「いや…なんか勘違いしてるようだから」

「勘違い?」

首を傾げるサントスに私は言う。


「誰がいつ、一人で来たなんて言ったんだ?」


「なに?」



「グアッ…」

「ガッ…」

そんな声が周りから聞こえた。

数人の賊が倒れる。

「な!」

「悪いな、ちょっと遅れた」

「すみません、ユウさん」

両手に拳銃を持ったゾムと血のついた剣を振るい血を払いながらキースが私の側にやってくる。

「お前たちは…!」

「よお、大臣」

軽々しくゾムがサントスに声をかける。


「サントス、お前はもう1つ勘違いしている」


二人の登場に唖然とするサントスに私はナイフを取り出しながら言う。


「死ぬのは私達じゃない。お前たちだ」











その戦いの様子をノアは呆然と見ていた。

何なのだ、あの人達は…


「ゾム、お前ちょっと体がなまってきてるんじゃないか?動きが遅いぞ?」

「ユウがはやすぎるんだよ!」

「二人とも、言い合いは終わってからにしましょうよ」


たった三人で、数えたくもなくなるくらい大人数いた賊を倒していく。

今では半数以上の賊が血を流し、地に伏している。


「すごい…」


ノアは車の中から身を乗り出して、その様子に夢中になっていた。


ダンッ!

「うわっ」


戦いの流れ弾が車にあたり、音に驚いた拍子にノアは車の外へ飛び出してしまった。

ノアを見て近くにいた賊が

「そういえば、俺らの目的はガキだったな」

と呟きながらノアに近づく。

「あ…」

近づいてくる賊から逃げようとしても身体が言うことを聞かない。

「死ねぇ!」

賊が剣を振り上げた。

ヒュッ

そんな音がして
目の前にいた男が倒れた。

背中にはナイフが刺さっていた。


目線を上げるとそこには、ユウィリエが立っていた。

「ユウィリエ書記長さん…」

「大丈夫か?」

「は、はい」

ユウィリエは返事を聞くと、目線は賊達の方へ向けながら、

「君のことは私達が必ず守る。だから、もう少しだけ待っててくれ」

ノアにそう言い、走り出した。



なぜ、ここまでしてくれるのだろうか

赤の他人の自分のために




「よし、あと10人だぞ」

「ようやく、終わりが見えてきましたね」

「気を抜くな」

3人が一斉に動く。


そんな中、サントス=バッグは死体に隠れながら地をはうようにして、ノアに接近していた。


あんなに集めた賊はたった三人の手によって壊滅状態。
それはどうでもいい
どうせ、賊もただの道具。壊れたら集め直せばいいのだ。

だが、あのガキ。

ノアが生きているのだけは、サントスは許せなかった。

だから、ノアの命だけは自分が消し去ろうと銃を握りながらゆっくりと近づいた。


そして

「!ノア!」

ユウィリエがサントスの動きに気づいたときには、サントスはノアに拳銃を向けていた。



「あ…」

「やっとこの時が来た。だいぶ時間がたっちまったが…」

サントスは引き金に手をかける。


「死ね」

ノアは目を閉じた。


バンッ






カキンッ




何かが弾かれる音がして、ノアは目を開ける。

そこには、


「大丈夫ですか?」


息を切らした金髪の男、キースがいた。


「どうにか、間に会いましたね」


「クソが!」


バンッ

サントスが撃った弾丸は、今度はキースの脚にかすった。


「ッ…」


キースはバランスを崩し、しゃがみこむ。

そんなキースに、サントスは銃口を向け笑みを浮かべた。





目の前で誰かが傷つきそうになっている

自分のせいで

自分のために戦ってくれている人が


そんなの…嫌だ!



ノアは、近くに倒れるユウィリエがナイフを刺し殺した男からナイフを抜き取り、立ち上がり、走り、



「うわあぁ」



グサッ



サントスの胸にナイフを突き刺した。
ナイフから血が流れ、手を濡らす。


「この…ガキ…!」


サントスはノアに目を向ける。


初心者が心臓にナイフを突き刺し、即死させることは難しい。故に、サントスはまだ生きていた。


銃口がノアに向く。


が、

サントスは首から血を流した。
ノアにもその血が飛んでくる。

力尽きたように倒れたサントスの後ろには、ナイフを持ったユウィリエが立っていた。





「あぁ…」

ノアは自分の手を見て声を上げた。

血に染まる手
あのときと同じ手
また自分は人を傷つけた


呆然と見つめていた手を

「ノア」

ユウィリエが優しく握った。


「だ、だめだ!書記長さんの手まで汚れちゃう…」

ユウィリエの手を離そうとノアはもがくが、優しく握られている手は離れない。



「ノア」


優しい呼びかけに、ノアは抵抗をやめた。


「ノアは、RedCrowって知ってるか?」

ユウィリエは唐突に聞いてきた。

「…あの、アサシンの?」

その名はノアも知っていた。
世界一のアサシン、赤烏。

「その正体は私なんだ」

「え…」

驚きながらも、先程の戦いの様子もあって納得しているノアもいた。
戦いの中で最も賊を殺していたのは、ユウィリエだ。
それは、どんなに素人が見ても明らかだった。

「私は、今まで多くの人を殺してきた。国王に王子、大臣とかいろいろな人をね」

優しいユウィリエの声が耳にスッと入ってくる。

「確かに、ノアは人を傷つけたよ。でも、私ほどじゃない」

それに、とユウィリエは微笑む。

「それに、君が人を傷つけたのは、誰かを守るためじゃないか。事件のときはお姉さんを、今はキースを守ろうと君はこの手で武器を取った」

キュッと手が握られる。





「そんな手が汚れてるはずない」






それは、ノアが最も欲しかった言葉だった。





目の前でポロポロと涙を流すノアを見て、自分の伝えた言葉は間違ってなかったのだとホッとする。


彼を蝕むトラウマの正体

人を殺し手をよごしてしまった自分

母親から触れることを拒絶され、自分の汚れた手で綺麗な誰かに触れる事を恐れる自分


本当は、その手で触れても大丈夫なのだと伝えてあげたいが、私の手はずっと前から汚れている。
そんな私が、伝えたところでノアのトラウマを上書きすることはできない。
私に、後者のトラウマを消すことはできない。


だから、私ができる事は前者のトラウマ…人を殺してしまったことで汚れた手を恐れる彼に、「人を守るために武器を取ったその手は汚れていないよ」と伝える事。


それは、アサシンである私だから言えることだから。


「ノア」


優しく呼びかけるとノアは私に抱きつき



「あああ…」


と声を出して、子供のように泣き出した。


それはきっと、昔、彼が人を傷つけた時に流したかった涙なのだろうと私は思う。
あの時も、母親に話した時も、こうして抱きつき泣きたかったのではないだろうか

ならば、私にできるのは


「よく頑張ったね、ノア」


子供の時、母親に言ってもらいたかったであろう言葉を紡ぎながら、その背中を撫でることだけだろう。

荒野にノアの泣き声だけが小さく響いていた。

もう1つのトラウマは、きっとアイツがどうにかしてくれるだろう。
私は、ただただ、今まで多くの重りを背負ってきた彼の背中をなで続けた。











「よかった、無事だったんだな」

城に戻った私達をリュウイは出迎えた。

「ルナから話は聞いたよ、賊の抗争に巻き込まれたんだってね」

「え…」

私を見上げるノアに微笑みながら、私はリュウイに話す。

「あぁ、ルナがその情報をくれてすぐに追いかけたんだが…大臣の方は助けれなかった」

「しょうがないさ。ブレンダン国王と警察には連絡しといた。警察はもうすぐ、ブレンダン国王は明日の朝には来るって」

「そうか」

私が頷くのを見ると、リュウイはノアに近づいた。

「本当に良かった、君だけでも無事で」

キュッとノアの手を握るリュウイ。

それにノアはたじろぐ。

「あ、あの…俺の手…血で、汚れて…」

「え?」

リュウイはその時やっとノアの手が血で濡れていることに気づいたようだった。
だが、その手を離すことはせず、逆に少し強く握った。


「大丈夫、こんな汚れなんともないさ」

「でも…」

「ノア」

ニコリとリュウイは笑う。



「俺はね、人が手を汚しているなら一緒に汚れて、一緒に手を洗える人でありたいんだ」

「…」

「君の手が汚れていても俺は、君の手に触れるよ」



「だから、君も俺に触れても大丈夫だよ」




身体に絡まっていた鎖が砕け落ち、軽くなった気がした。

ノアの目からはまた涙がこぼれ落ちた。




「お前、話したの?」

私はルナに聞く。

「母親のくだりだけね」

「そうか」

私はリュウイとノアを見つめる。

そこには、涙を流しながらも微笑むノアの姿があった。







その後やって来た、警察には私が上手いこと話をし、偶然賊の抗争に巻き込まれた哀れな事故として処理された。




そして、次の日

国へやってきたブレンダン国王と従者に

「いらっしゃいませ、ブレンダン国王様」

私は恭しく頭を下げた。

「あぁ書記長さん。出迎えありがとう」

申し訳なさそうに、形の良い眉を下げているブレンダン国王に、私は微笑む。

ブレンダン国王は心が優しい方だ。
きっと、賊の抗争の件で私達に迷惑をかけたことを申し訳なく思っているのだろう。

「件の話は車の中でいたしましょう。どうぞ」 

私は車のドアをあけて、ブレンダン国王達を促した。






「そうでしたか…」

ひとまず、私達に怪我は無いこと(キースは怪我をしたがあの程度狂犬には問題ない)に安心した様子でブレンダン国王は息を吐いた。
そして、首を傾げる。

「私はサントスにそんな事をお願いした覚えはないのですがね…」

やはり、か

「もしかすると、何かを勘違いしたのかもしれませんね…まあ今となっては分からないことですが…」

とりあえず答えつつも私は内心で考える。

もしも、ブレンダン国王がノアをこの国に預けず、ずっとサントスの監視下に居たなら…彼はずっとトラウマに囚われていたのだ。

だとすれば今回いろいろなことはあったが、ブレンダン国王がノアを選んだことは最善の選択と言えたのかもしれない。






城につき、リュウイと補佐官のキースがブレンダン国王達と話している間、私とノア、ルナ、ゾムは広間で待っていた。紅茶を飲む私をノアはそわそわと見ていた。

「どうした?」

私が聞くと、ノアは何か言いたそうにこちらを見上げる。


「あ…いや…その…」


目線をキョロキョロとしながら、意を決したようにノアは真っ直ぐに私を見る。
思わずこちらも、背筋を伸ばす。


「ユウィリエ書記長さん」

「なんだ?」

「あの!」


ガチャリ

ノアが何かを話そうとしたタイミングで総統室から4人が出てきた。


「終わりましたか」

「またせたね。ユウィリエ」


広間へ来たリュウイに私立ち上がりながら声をかけた。

「お邪魔しました、さて…」

軽く私に会釈し、ノアに目線を向ける。


「彼は連れて帰っても…?」


「あ…」

私は小さく声をもらす。
幸い聞こえたのは近くにいたノアとゾムだけだったようだ。

昨日の忙しさのあまりすっかり忘れていた。
確かにノアが来てまだ6日。期限には1日あるが、今日こうしてこの国を訪れて、明日も来るなど無駄なことはしない。

今日、ノアは連れて帰られてしまうのだ。


しまった…
ノアに確認を取るのを忘れていた…


私はそのことをブレンダン国王に伝えるべく、口を開こうとした。

その時

キュッと服の裾が引っ張られる感覚とすぐ側に感じる暖かな体温。


「俺はここに居たいです…」


ノアの少し震えた声がすぐ側から聞こえた。



そちらを見ると、不安そうに私を見つめるノアの顔があった。

「…」

ブレンダン国王の目が私を見る。
その横で、リュウイもキラキラとした目でこちらを見ている。


私は私の服の裾を握るノアの手を優しく握る。

「すみません、ブレンダン国王



彼を返すことはできません」

未だ不安そうなノアに微笑みながら私は続ける。


「彼は、もう手放すことのできない私の補佐官です」


ノアの目が見開かれる。


「なので、彼は返せません
身勝手をどうかお許しください」


私はブレンダン国王に頭を下げた。


「頭を上げてください」

ブレンダン国王の声に私は頭を上げた。
彼は優しく笑い、ノアと私を見ている。

「良かったね、ノア君。君は最高の上司に巡り会えたようだ」

「…!」

「ノア君の事をこれからもよろしくお願いします」

それでは、と頭を下げブレンダン国王は従者を引き連れ、城を出て行った。





「ノア!」

と満面の笑みを浮かべたリュウイがノアの前に立つ。

「俺、うれしいよ!お前がこの国に残ってくれて!」

ノアがその言葉に小さく微笑む。

「これからもよろしくな!ノア」


初めてノアと出会った時と同じようにノアの前に差し出される手


あの時は握られることのなかった手は




「こちらこそ、よろしくお願いします。リュウイ総統」




今回はしっかりと握られた。



リュウイの手を握るその手には
もう

手袋ははめられていなかった。


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