21 / 167
第二章~新しい生活~
放課後の教室で
しおりを挟む
放課後の静かな教室で二つの影だけがある。
俺と、俺を教室に残る様に指示した水瀬南だ。
話があると言われたが、水瀬が俺に何を話すのか見当もつかない。
水瀬が近づくにつれて俺の鼓動も早くなる。
顔も熱くなり、赤くなっている事が容易に想像できる。
そんな俺をよそに、水瀬は一歩一歩近づいてくる。
既にお互いの距離は手を伸ばせば届く距離までになっていた。
これ以上近づかれたら心臓の音が聞こえてしまうんじゃないか?
頭が熱でショートしかけている。
何か話さないと。
「は、話ってなに?」
俺は出来るだけ平静を装い本題に切り込む。
すると今まで黙っていた水瀬が口を開く
「……た?」
「え?」
「…いた?」
「ごめん、聞こえない」
「聞いたの?って言ってるの!」
「うぉっ」
声が小さくて聞き取れなかったので聞き返したら怒鳴られた。
聞いたってなんのことだろう。
「えっと、何を?」
「今日、がっちゃ…小川さんと話したんでしょ?」
「う、うん話したけど」
「小川さんから聞いたの?」
「だから何を?」
どうしたのだろう。何処か焦ってるように感じる。
何か二人の間での秘密の様な物があったのだろうか。
「小川さんから何も聞いてないの?」
「昼に話した通りだよ。昨日俺が水瀬と何を話したか聞かれただけだよ」
「ホントに?」
「本当だよ、水瀬に嘘なんか吐かないよ」
「そ、そっかぁ~」
と言い水瀬は力無く近くの椅子に座った。
「えっと、水瀬は何か誤解してて、その誤解が解けたって事でいいのかな?」
「そう……だね。うん、佐藤の事信じるよ!」
よく分からないけど誤解が解けたならいいか。
ってあれ? 話があるってこの事だったのか?
「水瀬が話があるってこの事だったの?」
「うん、そうなの。ごめんね」
「な~んだ、そう言う事か。俺はてっきり……」
そこまで言って、しまった!と言葉を飲み込んだ。
これじゃ俺が自意識過剰じゃないか!
「てっきり……なに?」
「い、いや何でもない!」
「ホント~に?」
「ほ、ホントホント」
水瀬が顔を覗き込んできたので思わず顔を背けてしまう。
ヤバイヤバイ! 今絶対顔赤い!
すると水瀬は何かに気づいたのか
「あっ……」
と言って水瀬まで顔を赤くしてしまった。
これは完全にバレましたね。自意識過剰乙です。
しかしこの状況をどうにかしないと。
水瀬は耳まで赤くして俯いてしまってるしな。
「そ、そういえば部活は大丈夫なのか?」
「え? え~っと、今日は休むって伝えてある……」
何故だろう、凄く気まずい。
なんとかしないと。 何か他に話題は……あった!
「水瀬って陸上部ではミナって呼ばれてるんだな」
「ちょっ、え? ど、どうしてそれを?」
「小川がそう呼んでたからなん…だけ…ど」
水瀬の動揺っぷりに触れてはいけない事に触れてしまったと思い段々と声が小さくなっていく。
グループでも秘密にしてた位だから俺なんかに知られたくないよな。
「ごめん、そう呼ばれるの嫌なんだよな?」
「嫌って事はないんだけど……」
手をモジモジさせながら顔を赤くしている。
え? 元気キャラは何処行っちゃったの? なんかすごく乙女なんですけど!
「ミナの由来は聞いた?」
「う、うん」
正直に答える。
するとさっきまで俯いてた顔をバッ!と上げて興奮気味に喋り出した。
「そもそもミナの前がミナミナで呼びづらいからミナってどういう事? それに名前にミナが二つあるからミナミナって安直過ぎない?」
「お、おう」
「だから皆には内緒にしてるの」
「そ、そうだったのか」
あだ名って難しいんだな。
今日の課題はクリアできそうにないな。
「でもあれだな、ミナミナって水瀬の名前も含まれてるよな」
「え?」
「えっと、ミナミとミナミナだから最後のナを取れば南になるだろ?」
俺が必死にフォローすると、水瀬がプッと噴出した。
「あはは、何それ~。凄いこじつけじゃん」
「は、はは」
なんか凄い笑われたけど、こっちの方が水瀬らしくていいな。
なんて思っていると
「じゃあさ、佐藤はミナミって呼んでよ」
「えっ? それって……」
「佐藤が発見したんだからちゃんと呼んでよ?」
俺がいきなりの展開に固まっていると、イタズラな笑みを浮かべて
「佐藤だけの『ミナミ』だから♪」
そう言って満面の笑顔を見せた。
それはまるで太陽の様に眩しくてミナミの元気さが伝わってくるようだった。
その後、ミナミは「やっぱり部活行ってくる!」と言って教室から出て行った。
既に夕日が差していて、夕日に照らされた後姿を見届けた。
俺と、俺を教室に残る様に指示した水瀬南だ。
話があると言われたが、水瀬が俺に何を話すのか見当もつかない。
水瀬が近づくにつれて俺の鼓動も早くなる。
顔も熱くなり、赤くなっている事が容易に想像できる。
そんな俺をよそに、水瀬は一歩一歩近づいてくる。
既にお互いの距離は手を伸ばせば届く距離までになっていた。
これ以上近づかれたら心臓の音が聞こえてしまうんじゃないか?
頭が熱でショートしかけている。
何か話さないと。
「は、話ってなに?」
俺は出来るだけ平静を装い本題に切り込む。
すると今まで黙っていた水瀬が口を開く
「……た?」
「え?」
「…いた?」
「ごめん、聞こえない」
「聞いたの?って言ってるの!」
「うぉっ」
声が小さくて聞き取れなかったので聞き返したら怒鳴られた。
聞いたってなんのことだろう。
「えっと、何を?」
「今日、がっちゃ…小川さんと話したんでしょ?」
「う、うん話したけど」
「小川さんから聞いたの?」
「だから何を?」
どうしたのだろう。何処か焦ってるように感じる。
何か二人の間での秘密の様な物があったのだろうか。
「小川さんから何も聞いてないの?」
「昼に話した通りだよ。昨日俺が水瀬と何を話したか聞かれただけだよ」
「ホントに?」
「本当だよ、水瀬に嘘なんか吐かないよ」
「そ、そっかぁ~」
と言い水瀬は力無く近くの椅子に座った。
「えっと、水瀬は何か誤解してて、その誤解が解けたって事でいいのかな?」
「そう……だね。うん、佐藤の事信じるよ!」
よく分からないけど誤解が解けたならいいか。
ってあれ? 話があるってこの事だったのか?
「水瀬が話があるってこの事だったの?」
「うん、そうなの。ごめんね」
「な~んだ、そう言う事か。俺はてっきり……」
そこまで言って、しまった!と言葉を飲み込んだ。
これじゃ俺が自意識過剰じゃないか!
「てっきり……なに?」
「い、いや何でもない!」
「ホント~に?」
「ほ、ホントホント」
水瀬が顔を覗き込んできたので思わず顔を背けてしまう。
ヤバイヤバイ! 今絶対顔赤い!
すると水瀬は何かに気づいたのか
「あっ……」
と言って水瀬まで顔を赤くしてしまった。
これは完全にバレましたね。自意識過剰乙です。
しかしこの状況をどうにかしないと。
水瀬は耳まで赤くして俯いてしまってるしな。
「そ、そういえば部活は大丈夫なのか?」
「え? え~っと、今日は休むって伝えてある……」
何故だろう、凄く気まずい。
なんとかしないと。 何か他に話題は……あった!
「水瀬って陸上部ではミナって呼ばれてるんだな」
「ちょっ、え? ど、どうしてそれを?」
「小川がそう呼んでたからなん…だけ…ど」
水瀬の動揺っぷりに触れてはいけない事に触れてしまったと思い段々と声が小さくなっていく。
グループでも秘密にしてた位だから俺なんかに知られたくないよな。
「ごめん、そう呼ばれるの嫌なんだよな?」
「嫌って事はないんだけど……」
手をモジモジさせながら顔を赤くしている。
え? 元気キャラは何処行っちゃったの? なんかすごく乙女なんですけど!
「ミナの由来は聞いた?」
「う、うん」
正直に答える。
するとさっきまで俯いてた顔をバッ!と上げて興奮気味に喋り出した。
「そもそもミナの前がミナミナで呼びづらいからミナってどういう事? それに名前にミナが二つあるからミナミナって安直過ぎない?」
「お、おう」
「だから皆には内緒にしてるの」
「そ、そうだったのか」
あだ名って難しいんだな。
今日の課題はクリアできそうにないな。
「でもあれだな、ミナミナって水瀬の名前も含まれてるよな」
「え?」
「えっと、ミナミとミナミナだから最後のナを取れば南になるだろ?」
俺が必死にフォローすると、水瀬がプッと噴出した。
「あはは、何それ~。凄いこじつけじゃん」
「は、はは」
なんか凄い笑われたけど、こっちの方が水瀬らしくていいな。
なんて思っていると
「じゃあさ、佐藤はミナミって呼んでよ」
「えっ? それって……」
「佐藤が発見したんだからちゃんと呼んでよ?」
俺がいきなりの展開に固まっていると、イタズラな笑みを浮かべて
「佐藤だけの『ミナミ』だから♪」
そう言って満面の笑顔を見せた。
それはまるで太陽の様に眩しくてミナミの元気さが伝わってくるようだった。
その後、ミナミは「やっぱり部活行ってくる!」と言って教室から出て行った。
既に夕日が差していて、夕日に照らされた後姿を見届けた。
0
あなたにおすすめの小説
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
ツンデレ王子とヤンデレ執事 (旧 安息を求めた婚約破棄(連載版))
あみにあ
恋愛
公爵家の長女として生まれたシャーロット。
学ぶことが好きで、気が付けば皆の手本となる令嬢へ成長した。
だけど突然妹であるシンシアに嫌われ、そしてなぜか自分を嫌っている第一王子マーティンとの婚約が決まってしまった。
窮屈で居心地の悪い世界で、これが自分のあるべき姿だと言い聞かせるレールにそった人生を歩んでいく。
そんなときある夜会で騎士と出会った。
その騎士との出会いに、新たな想いが芽生え始めるが、彼女に選択できる自由はない。
そして思い悩んだ末、シャーロットが導きだした答えとは……。
表紙イラスト:San+様(Twitterアカウント@San_plus_)
※以前、短編にて投稿しておりました「安息を求めた婚約破棄」の連載版となります。短編を読んでいない方にもわかるようになっておりますので、ご安心下さい。
結末は短編と違いがございますので、最後まで楽しんで頂ければ幸いです。
※毎日更新、全3部構成 全81話。(2020年3月7日21時完結)
★おまけ投稿中★
※小説家になろう様でも掲載しております。
あの日、幼稚園児を助けたけど、歳の差があり過ぎてその子が俺の運命の人になるなんて気付くはずがない。
NOV
恋愛
俺の名前は鎌田亮二、18歳の普通の高校3年生だ。
中学1年の夏休みに俺は小さい頃から片思いをしている幼馴染や友人達と遊園地に遊びに来ていた。
しかし俺の目の前で大きなぬいぐるみを持った女の子が泣いていたので俺は迷子だと思いその子に声をかける。そして流れで俺は女の子の手を引きながら案内所まで連れて行く事になった。
助けた女の子の名前は『カナちゃん』といって、とても可愛らしい女の子だ。
無事に両親にカナちゃんを引き合わす事ができた俺は安心して友人達の所へ戻ろうとしたが、別れ間際にカナちゃんが俺の太ももに抱き着いてきた。そしてカナちゃんは大切なぬいぐるみを俺にくれたんだ。
だから俺もお返しに小学生の頃からリュックにつけている小さなペンギンのぬいぐるみを外してカナちゃんに手渡した。
この時、お互いの名前を忘れないようにぬいぐるみの呼び名を『カナちゃん』『りょうくん』と呼ぶ約束をして別れるのだった。
この時の俺はカナちゃんとはたまたま出会い、そしてたまたま助けただけで、もう二度とカナちゃんと会う事は無いだろうと思っていたんだ。だから当然、カナちゃんの事を運命の人だなんて思うはずもない。それにカナちゃんの初恋の相手が俺でずっと想ってくれていたなんて考えたことも無かった……
7歳差の恋、共に大人へと成長していく二人に奇跡は起こるのか?
NOVがおおくりする『タイムリープ&純愛作品第三弾(三部作完結編)』今ここに感動のラブストーリーが始まる。
※この作品だけを読まれても普通に面白いです。
関連小説【初恋の先生と結婚する為に幼稚園児からやり直すことになった俺】
【幼馴染の彼に好きって伝える為、幼稚園児からやり直す私】
転生モブは分岐点に立つ〜悪役令嬢かヒロインか、それが問題だ!〜
みおな
恋愛
転生したら、乙女ゲームのモブ令嬢でした。って、どれだけラノベの世界なの?
だけど、ありがたいことに悪役令嬢でもヒロインでもなく、完全なモブ!!
これは離れたところから、乙女ゲームの展開を楽しもうと思っていたのに、どうして私が巻き込まれるの?
私ってモブですよね?
さて、選択です。悪役令嬢ルート?ヒロインルート?
身代わりの公爵家の花嫁は翌日から溺愛される。~初日を挽回し、溺愛させてくれ!~
湯川仁美
恋愛
姉の身代わりに公爵夫人になった。
「貴様と寝食を共にする気はない!俺に呼ばれるまでは、俺の前に姿を見せるな。声を聞かせるな」
夫と初対面の日、家族から男癖の悪い醜悪女と流され。
公爵である夫とから啖呵を切られたが。
翌日には誤解だと気づいた公爵は花嫁に好意を持ち、挽回活動を開始。
地獄の番人こと閻魔大王(善悪を判断する審判)と異名をもつ公爵は、影でプレゼントを贈り。話しかけるが、謝れない。
「愛しの妻。大切な妻。可愛い妻」とは言えない。
一度、言った言葉を撤回するのは難しい。
そして妻は普通の令嬢とは違い、媚びず、ビクビク怯えもせず普通に接してくれる。
徐々に距離を詰めていきましょう。
全力で真摯に接し、謝罪を行い、ラブラブに到着するコメディ。
第二章から口説きまくり。
第四章で完結です。
第五章に番外編を追加しました。
まずはお嫁さんからお願いします。
桜庭かなめ
恋愛
高校3年生の長瀬和真のクラスには、有栖川優奈という女子生徒がいる。優奈は成績優秀で容姿端麗、温厚な性格と誰にでも敬語で話すことから、学年や性別を問わず人気を集めている。和真は優奈とはこの2年間で挨拶や、バイト先のドーナッツ屋で接客する程度の関わりだった。
4月の終わり頃。バイト中に店舗の入口前の掃除をしているとき、和真は老齢の男性のスマホを見つける。その男性は優奈の祖父であり、日本有数の企業グループである有栖川グループの会長・有栖川総一郎だった。
総一郎は自分のスマホを見つけてくれた和真をとても気に入り、孫娘の優奈とクラスメイトであること、優奈も和真も18歳であることから優奈との結婚を申し出る。
いきなりの結婚打診に和真は困惑する。ただ、有栖川家の説得や、優奈が和真の印象が良く「結婚していい」「いつかは両親や祖父母のような好き合える夫婦になりたい」と思っていることを知り、和真は結婚を受け入れる。
デート、学校生活、新居での2人での新婚生活などを経て、和真と優奈の距離が近づいていく。交際なしで結婚した高校生の男女が、好き合える夫婦になるまでの温かくて甘いラブコメディ!
※特別編6が完結しました!(2025.11.25)
※小説家になろうとカクヨムでも公開しています。
※お気に入り登録、感想をお待ちしております。
10年引きこもりの私が外に出たら、御曹司の妻になりました
専業プウタ
恋愛
25歳の桜田未来は中学生から10年以上引きこもりだったが、2人暮らしの母親の死により外に出なくてはならなくなる。城ヶ崎冬馬は女遊びの激しい大手アパレルブランドの副社長。彼をストーカーから身を張って助けた事で未来は一時的に記憶喪失に陥る。冬馬はちょっとした興味から、未来は自分の恋人だったと偽る。冬馬は未来の純粋さと直向きさに惹かれていき、嘘が明らかになる日を恐れながらも未来の為に自分を変えていく。そして、未来は恐れもなくし、愛する人の胸に飛び込み夢を叶える扉を自ら開くのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる