84 / 167
第七章~ヒメゴト~
変わりたい
しおりを挟む
『どうすればリア充になれる!?』
俺が柚希に言った言葉を思い出す。
それと同じようなセリフを友華さんが沙月に言ったらしい。
俺の時は柚希の為に変わろうと思った。
なら、友華さんはどうして変わろうと思ったのだろう?
「どうしてリア充みたいになりたいか聞いたのか?」
「一応聞きましたよ~」
「なんて言ってた?」
「『友也さんともっと普通にしゃべりたいから』らしいですよ。まさかお姉ちゃんがあんな事言うなんて思ってなかったです」
「それで昨日俺に色々聞いてきたのか」
俺と普通に喋りたいか。
それなら無理に変わる必要は無いと思うけどなぁ。
本人からしたら小さい声や怯える様な挙動は直したいのだろう。
せめて俺の前では普通に成りたいって事か。
「それで私言ったんですよー、根暗でオドオドしてる奴が変われる訳ないでしょ!って。そしたらお姉ちゃん泣きながら『もう佐藤君に迷惑掛けられない』って」
「ああ……」
「だからもう一度聞きます。お姉ちゃんと帰った時何があったんですか?」
沙月は沙月で友華さんの事を心配してるんだ。
口では根暗でキモイと言いつつも、いきなり変わりたいと言い出した友華さんが心配で仕方ないのだろう。
しかし、俺に迷惑掛けたくないって思う程の出来事があっただろうか?
離れて歩いていた事か? それとも柚希と出会って逃げる様に帰った事だろうか。
そうだ! 離れて歩いてる時に藤原にぶつかってヒドイ事を言われていた。
俺が助けに入った事に責任を感じているのかもしれない。
「実は一緒に帰ってる時……」
藤原にぶつかって暴言を吐かれた事などを話した。
俺の話を聞き終えた沙月は
「あー、原因は多分それですねー。友也さんの前で『ブス』って言われたのが効いたのかもです」
「もしかして昨日店に来なかったのって」
「恐らくブスが友也さんの近くに居たら迷惑とか考えちゃったんじゃないですか?」
「だったら言っといてくれ、俺も昔は根暗だったから気にする必要は無いって」
確かに今の俺の周りは美少女と言っても過言ではない女子ばかりだが、容姿が良く無いからって避ける様な事は一切するつもりはない。
だから誰に何を言われても気にする必要もない。
それに友華さんは決してブスなんかじゃないからな。
と考えていたら沙月が爆笑していた。
「さすがにその嘘はお姉ちゃんにバレますよ~」
「嘘? 嘘なんて言ってないぞ」
「え~、じゃあ昔は根暗だったって本当なんですか~?」
「ああ、本当だよ。いつも一人で居たし、友達も居なかった。疑うなら水樹に確認すればいい」
俺が真剣に話しているので、昔は根暗だったと信じ始めた。
「なら孝弘に聞きますけどいいんですね?」
「ああ、構わない。別に隠すつもりもないからな」
「分かりました。ちょっと待っててください」
と言ってスマホ片手に席を立った。
水樹に確認しにいったのだろう。
しばらくして戻って来た沙月は
「本当にぼっちだったんですね! 今からは全然想像出来ないです」
とテンション高く言ってくる。
「だから言っただろ?」
「しかも春休みの間に変わったらしいじゃないですか! 彼女欲しいからって頑張り過ぎですよ!」
あ~、そういえば俺が変わった理由って彼女欲しいからって事になってたんだった。
「まぁそれは置いておいて、俺も根暗だったから友華さんは何も気にする必要は無いって事だよ」
俺の言葉を聞いて難しい顔をする沙月。
何かいけなかったか?
「多分ですけど、その話をしたら余計に変わろうと思うんじゃないですかねー」
「え? どうして?」
「友也さんも根暗で努力して変わったんなら自分も変わらなきゃ! って思っちゃうんですよ」
「そういう物なのか?」
「皆が皆じゃないですよ? 友也さんの事が好きだからそう思っちゃうんです」
なるほど。だとするとこの話はしない方がいいのか?
ってちょっと待て! 今沙月は何て言った?
「今なんて言った? 友華さんが俺の事を好きって言ったのか?」
「そうですよ? あれ、気づいてなかったんですか?」
気づいていたけど、沙月がそれを知ってる事に驚いた。
「沙月はいつからその事に気づいてたんだ?」
「友也さんのバイト初日ですね。後はお姉ちゃんからこの間聞きました」
流石は姉妹といった感じだろうか。
まさかバイト初日から気づいていたとは。
そしてそれを沙月に言った友華さんも凄いな。
「お姉ちゃんが一人でバイト先に行く前日に言われたんです。好きになっちゃったかもって」
「それであの日は友華さん一人で店にきたのか」
「妹の私としてはお姉ちゃんに頑張って欲しいんですけど……」
そこで一呼吸置いて
「同じ女としては素直に応援できないかな~って」
「なんだよその言い方は?」
「別に深い意味はないですよ。ちょっとお手洗い行ってきますね」
と言って席を立った。
なんか強引に話を切り上げられた気がするな。
俺が柚希に言った言葉を思い出す。
それと同じようなセリフを友華さんが沙月に言ったらしい。
俺の時は柚希の為に変わろうと思った。
なら、友華さんはどうして変わろうと思ったのだろう?
「どうしてリア充みたいになりたいか聞いたのか?」
「一応聞きましたよ~」
「なんて言ってた?」
「『友也さんともっと普通にしゃべりたいから』らしいですよ。まさかお姉ちゃんがあんな事言うなんて思ってなかったです」
「それで昨日俺に色々聞いてきたのか」
俺と普通に喋りたいか。
それなら無理に変わる必要は無いと思うけどなぁ。
本人からしたら小さい声や怯える様な挙動は直したいのだろう。
せめて俺の前では普通に成りたいって事か。
「それで私言ったんですよー、根暗でオドオドしてる奴が変われる訳ないでしょ!って。そしたらお姉ちゃん泣きながら『もう佐藤君に迷惑掛けられない』って」
「ああ……」
「だからもう一度聞きます。お姉ちゃんと帰った時何があったんですか?」
沙月は沙月で友華さんの事を心配してるんだ。
口では根暗でキモイと言いつつも、いきなり変わりたいと言い出した友華さんが心配で仕方ないのだろう。
しかし、俺に迷惑掛けたくないって思う程の出来事があっただろうか?
離れて歩いていた事か? それとも柚希と出会って逃げる様に帰った事だろうか。
そうだ! 離れて歩いてる時に藤原にぶつかってヒドイ事を言われていた。
俺が助けに入った事に責任を感じているのかもしれない。
「実は一緒に帰ってる時……」
藤原にぶつかって暴言を吐かれた事などを話した。
俺の話を聞き終えた沙月は
「あー、原因は多分それですねー。友也さんの前で『ブス』って言われたのが効いたのかもです」
「もしかして昨日店に来なかったのって」
「恐らくブスが友也さんの近くに居たら迷惑とか考えちゃったんじゃないですか?」
「だったら言っといてくれ、俺も昔は根暗だったから気にする必要は無いって」
確かに今の俺の周りは美少女と言っても過言ではない女子ばかりだが、容姿が良く無いからって避ける様な事は一切するつもりはない。
だから誰に何を言われても気にする必要もない。
それに友華さんは決してブスなんかじゃないからな。
と考えていたら沙月が爆笑していた。
「さすがにその嘘はお姉ちゃんにバレますよ~」
「嘘? 嘘なんて言ってないぞ」
「え~、じゃあ昔は根暗だったって本当なんですか~?」
「ああ、本当だよ。いつも一人で居たし、友達も居なかった。疑うなら水樹に確認すればいい」
俺が真剣に話しているので、昔は根暗だったと信じ始めた。
「なら孝弘に聞きますけどいいんですね?」
「ああ、構わない。別に隠すつもりもないからな」
「分かりました。ちょっと待っててください」
と言ってスマホ片手に席を立った。
水樹に確認しにいったのだろう。
しばらくして戻って来た沙月は
「本当にぼっちだったんですね! 今からは全然想像出来ないです」
とテンション高く言ってくる。
「だから言っただろ?」
「しかも春休みの間に変わったらしいじゃないですか! 彼女欲しいからって頑張り過ぎですよ!」
あ~、そういえば俺が変わった理由って彼女欲しいからって事になってたんだった。
「まぁそれは置いておいて、俺も根暗だったから友華さんは何も気にする必要は無いって事だよ」
俺の言葉を聞いて難しい顔をする沙月。
何かいけなかったか?
「多分ですけど、その話をしたら余計に変わろうと思うんじゃないですかねー」
「え? どうして?」
「友也さんも根暗で努力して変わったんなら自分も変わらなきゃ! って思っちゃうんですよ」
「そういう物なのか?」
「皆が皆じゃないですよ? 友也さんの事が好きだからそう思っちゃうんです」
なるほど。だとするとこの話はしない方がいいのか?
ってちょっと待て! 今沙月は何て言った?
「今なんて言った? 友華さんが俺の事を好きって言ったのか?」
「そうですよ? あれ、気づいてなかったんですか?」
気づいていたけど、沙月がそれを知ってる事に驚いた。
「沙月はいつからその事に気づいてたんだ?」
「友也さんのバイト初日ですね。後はお姉ちゃんからこの間聞きました」
流石は姉妹といった感じだろうか。
まさかバイト初日から気づいていたとは。
そしてそれを沙月に言った友華さんも凄いな。
「お姉ちゃんが一人でバイト先に行く前日に言われたんです。好きになっちゃったかもって」
「それであの日は友華さん一人で店にきたのか」
「妹の私としてはお姉ちゃんに頑張って欲しいんですけど……」
そこで一呼吸置いて
「同じ女としては素直に応援できないかな~って」
「なんだよその言い方は?」
「別に深い意味はないですよ。ちょっとお手洗い行ってきますね」
と言って席を立った。
なんか強引に話を切り上げられた気がするな。
0
あなたにおすすめの小説
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
ツンデレ王子とヤンデレ執事 (旧 安息を求めた婚約破棄(連載版))
あみにあ
恋愛
公爵家の長女として生まれたシャーロット。
学ぶことが好きで、気が付けば皆の手本となる令嬢へ成長した。
だけど突然妹であるシンシアに嫌われ、そしてなぜか自分を嫌っている第一王子マーティンとの婚約が決まってしまった。
窮屈で居心地の悪い世界で、これが自分のあるべき姿だと言い聞かせるレールにそった人生を歩んでいく。
そんなときある夜会で騎士と出会った。
その騎士との出会いに、新たな想いが芽生え始めるが、彼女に選択できる自由はない。
そして思い悩んだ末、シャーロットが導きだした答えとは……。
表紙イラスト:San+様(Twitterアカウント@San_plus_)
※以前、短編にて投稿しておりました「安息を求めた婚約破棄」の連載版となります。短編を読んでいない方にもわかるようになっておりますので、ご安心下さい。
結末は短編と違いがございますので、最後まで楽しんで頂ければ幸いです。
※毎日更新、全3部構成 全81話。(2020年3月7日21時完結)
★おまけ投稿中★
※小説家になろう様でも掲載しております。
あの日、幼稚園児を助けたけど、歳の差があり過ぎてその子が俺の運命の人になるなんて気付くはずがない。
NOV
恋愛
俺の名前は鎌田亮二、18歳の普通の高校3年生だ。
中学1年の夏休みに俺は小さい頃から片思いをしている幼馴染や友人達と遊園地に遊びに来ていた。
しかし俺の目の前で大きなぬいぐるみを持った女の子が泣いていたので俺は迷子だと思いその子に声をかける。そして流れで俺は女の子の手を引きながら案内所まで連れて行く事になった。
助けた女の子の名前は『カナちゃん』といって、とても可愛らしい女の子だ。
無事に両親にカナちゃんを引き合わす事ができた俺は安心して友人達の所へ戻ろうとしたが、別れ間際にカナちゃんが俺の太ももに抱き着いてきた。そしてカナちゃんは大切なぬいぐるみを俺にくれたんだ。
だから俺もお返しに小学生の頃からリュックにつけている小さなペンギンのぬいぐるみを外してカナちゃんに手渡した。
この時、お互いの名前を忘れないようにぬいぐるみの呼び名を『カナちゃん』『りょうくん』と呼ぶ約束をして別れるのだった。
この時の俺はカナちゃんとはたまたま出会い、そしてたまたま助けただけで、もう二度とカナちゃんと会う事は無いだろうと思っていたんだ。だから当然、カナちゃんの事を運命の人だなんて思うはずもない。それにカナちゃんの初恋の相手が俺でずっと想ってくれていたなんて考えたことも無かった……
7歳差の恋、共に大人へと成長していく二人に奇跡は起こるのか?
NOVがおおくりする『タイムリープ&純愛作品第三弾(三部作完結編)』今ここに感動のラブストーリーが始まる。
※この作品だけを読まれても普通に面白いです。
関連小説【初恋の先生と結婚する為に幼稚園児からやり直すことになった俺】
【幼馴染の彼に好きって伝える為、幼稚園児からやり直す私】
社畜OLが学園系乙女ゲームの世界に転生したらモブでした。
星名柚花
恋愛
野々原悠理は高校進学に伴って一人暮らしを始めた。
引越し先のアパートで出会ったのは、見覚えのある男子高校生。
見覚えがあるといっても、それは液晶画面越しの話。
つまり彼は二次元の世界の住人であるはずだった。
ここが前世で遊んでいた学園系乙女ゲームの世界だと知り、愕然とする悠理。
しかし、ヒロインが転入してくるまであと一年ある。
その間、悠理はヒロインの代理を務めようと奮闘するけれど、乙女ゲームの世界はなかなかモブに厳しいようで…?
果たして悠理は無事攻略キャラたちと仲良くなれるのか!?
※たまにシリアスですが、基本は明るいラブコメです。
転生モブは分岐点に立つ〜悪役令嬢かヒロインか、それが問題だ!〜
みおな
恋愛
転生したら、乙女ゲームのモブ令嬢でした。って、どれだけラノベの世界なの?
だけど、ありがたいことに悪役令嬢でもヒロインでもなく、完全なモブ!!
これは離れたところから、乙女ゲームの展開を楽しもうと思っていたのに、どうして私が巻き込まれるの?
私ってモブですよね?
さて、選択です。悪役令嬢ルート?ヒロインルート?
身代わりの公爵家の花嫁は翌日から溺愛される。~初日を挽回し、溺愛させてくれ!~
湯川仁美
恋愛
姉の身代わりに公爵夫人になった。
「貴様と寝食を共にする気はない!俺に呼ばれるまでは、俺の前に姿を見せるな。声を聞かせるな」
夫と初対面の日、家族から男癖の悪い醜悪女と流され。
公爵である夫とから啖呵を切られたが。
翌日には誤解だと気づいた公爵は花嫁に好意を持ち、挽回活動を開始。
地獄の番人こと閻魔大王(善悪を判断する審判)と異名をもつ公爵は、影でプレゼントを贈り。話しかけるが、謝れない。
「愛しの妻。大切な妻。可愛い妻」とは言えない。
一度、言った言葉を撤回するのは難しい。
そして妻は普通の令嬢とは違い、媚びず、ビクビク怯えもせず普通に接してくれる。
徐々に距離を詰めていきましょう。
全力で真摯に接し、謝罪を行い、ラブラブに到着するコメディ。
第二章から口説きまくり。
第四章で完結です。
第五章に番外編を追加しました。
まずはお嫁さんからお願いします。
桜庭かなめ
恋愛
高校3年生の長瀬和真のクラスには、有栖川優奈という女子生徒がいる。優奈は成績優秀で容姿端麗、温厚な性格と誰にでも敬語で話すことから、学年や性別を問わず人気を集めている。和真は優奈とはこの2年間で挨拶や、バイト先のドーナッツ屋で接客する程度の関わりだった。
4月の終わり頃。バイト中に店舗の入口前の掃除をしているとき、和真は老齢の男性のスマホを見つける。その男性は優奈の祖父であり、日本有数の企業グループである有栖川グループの会長・有栖川総一郎だった。
総一郎は自分のスマホを見つけてくれた和真をとても気に入り、孫娘の優奈とクラスメイトであること、優奈も和真も18歳であることから優奈との結婚を申し出る。
いきなりの結婚打診に和真は困惑する。ただ、有栖川家の説得や、優奈が和真の印象が良く「結婚していい」「いつかは両親や祖父母のような好き合える夫婦になりたい」と思っていることを知り、和真は結婚を受け入れる。
デート、学校生活、新居での2人での新婚生活などを経て、和真と優奈の距離が近づいていく。交際なしで結婚した高校生の男女が、好き合える夫婦になるまでの温かくて甘いラブコメディ!
※特別編6が完結しました!(2025.11.25)
※小説家になろうとカクヨムでも公開しています。
※お気に入り登録、感想をお待ちしております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる