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デューク王の考察 2
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城についたら、私はあのアホ娘に甘い言葉を囁いて気分良く自室に下がらせた。聖女と守護獣は、主従関係で結ばれている感じではなかった。たまにこっそり聖女が髭を引っ張り、守護獣は瀕死の犬を装いながらもその尻尾を微妙に揺らす。
友情関係とでもいうのか?!訳が分からない。私は主従関係は信じるが友情や愛情などは、全く信じない。
聖女と守護獣が友情関係で結ばれているなんて、聞いたことが無い。もしかしてこの守護獣はもう聖女の守護精霊になっているのでないかという疑いが頭をかすめる。
まさか!5大エレメントの守護精霊なんて、どの文献にも載っていない。
そんなことを考えているうちに、聖女が守護獣のことを駄犬と呼んだ。
駄犬・・・。くくく。
この聖女は分かっているのだろうか、いったいこの守護獣がどれほど貴重な存在でどれほどの力を秘めているのか。私は久しぶりに腹のそこから笑った。何年ぶりだろうか。
聖女に守護獣の正体を言い当てたら、真っ青になって言い訳を始めた。なんでも仕事が欲しいそうだ。こんなレアな守護獣を手なずけているというのに何で仕事なんか必要なんだ?
その理由がまた面白い答えだった。この聖女は地の守護精霊と契約を結んでいるというのに、守護精霊に何も求めていないらしい。
金でも地位でも欲しければ国でさえも手に入るだろうに、聖女が欲しいものは服と食べ物だという。私が何でも与えてあげるといえば、真っ赤になって怒り出して守護精霊と去っていこうとした。
その時初めて本来の姿を現した守護獣に私は心を奪われた。なんて美しい獣なんだ。地の守護獣は金色に輝る美しい毛並みを持った豹だった。
だめだ。だめだ。こんな面白い聖女を見逃すわけにはいかない。しかも地の守護精霊を従えているなんて国外にでも出られると王国の大損失だ。
私は聖女に仕事を与えた。
私の退屈だった毎日が、この聖女の出現で面白い事になった。ユリカの考えていることは予想もつかない。この私でさえも・・・だ。
先日、ユリカはまた5大エレメントの火の守護精霊と契約したらしい。しかもその火の守護精霊に向かって、掛け布団だと言い放った。
ユリカのお陰でボッシュ王国は2大エレメントの守護精霊を擁した事になる。神殿に住む聖女で守護精霊を持っているものはわずか7名。そのどれもが小物の守護精霊だ。
現在ユリカはこの王国のみならず、世界で一番力を持った人物だろうというのに、私に頭を下げて火の守護精霊と一緒に城に住まわせてくれと頼んで来た。本来ならば私が頭を下げて王国に留まってくれとお願いする立場だ。なのにユリカは何も分かっていない。
そこで私は一考し、ユリカにエリョリーナ王女の婚約破棄を任せる事にした。
彼女は次に何を言うか、何をするのか・・・さっぱり分からない。なんて楽しいんだ。ああ、明日が待ち遠しい。一体、明日ユリカはなにをしでかしてくれるのだろう・・・。
友情関係とでもいうのか?!訳が分からない。私は主従関係は信じるが友情や愛情などは、全く信じない。
聖女と守護獣が友情関係で結ばれているなんて、聞いたことが無い。もしかしてこの守護獣はもう聖女の守護精霊になっているのでないかという疑いが頭をかすめる。
まさか!5大エレメントの守護精霊なんて、どの文献にも載っていない。
そんなことを考えているうちに、聖女が守護獣のことを駄犬と呼んだ。
駄犬・・・。くくく。
この聖女は分かっているのだろうか、いったいこの守護獣がどれほど貴重な存在でどれほどの力を秘めているのか。私は久しぶりに腹のそこから笑った。何年ぶりだろうか。
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その時初めて本来の姿を現した守護獣に私は心を奪われた。なんて美しい獣なんだ。地の守護獣は金色に輝る美しい毛並みを持った豹だった。
だめだ。だめだ。こんな面白い聖女を見逃すわけにはいかない。しかも地の守護精霊を従えているなんて国外にでも出られると王国の大損失だ。
私は聖女に仕事を与えた。
私の退屈だった毎日が、この聖女の出現で面白い事になった。ユリカの考えていることは予想もつかない。この私でさえも・・・だ。
先日、ユリカはまた5大エレメントの火の守護精霊と契約したらしい。しかもその火の守護精霊に向かって、掛け布団だと言い放った。
ユリカのお陰でボッシュ王国は2大エレメントの守護精霊を擁した事になる。神殿に住む聖女で守護精霊を持っているものはわずか7名。そのどれもが小物の守護精霊だ。
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