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新宮 塔子
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新宮 塔子は優秀な一族に生まれ、両親の愛情を一身に浴びて育ち、なんの不自由もない幼少期を過ごす。
容姿や頭脳にも恵まれ、小中高とトップクラスの成績。なのに何かが物足りない。ずっと彼女はそう感じていた。
(なにが足りないのかしら。それが分からないわ)
自分が感情を持てない欠陥人間なのだと気づいたのは、塔子が小学生になった頃から。
塔子には全く感情がなかった。暑い寒いという感覚はわかるのだが、人の悲しみや楽しみ。苦しみや喜びが分からない。皆に合わせて演技をしているだけ。
なまじっか頭の良すぎた彼女は、どういえば他人がどう反応するかもわかっていた。塔子の発言や行動はすべて計算して作り出されたもの。それは他人を操るためのもので、塔子自身のものではなかった。
目的に合わせて選択肢を選ぶだけ。まるでロールプレイングゲームで他人の人生を生きているようだ。
(私……私はどこにいるのかしら。わからない。どうしてみんな感情があるのかしら。一体、感情ってどんなものなの?)
アメリカの大学を卒業して才女と呼ばれても嬉しくもない。ただの勉強の結果だ。水を熱したら沸騰して水蒸気になる。それくらいに当然のこと。
(感情なんて何のために存在するのかわからないわ。そんなもの人生には必要ないもの)
そう思って研究に没頭していた塔子の分岐点は、脳に腫瘍があって自分があと半年の命だと知ったとき。
アメリカのスクリーニングで判明したが、日本では治療はおろか検査すらしなかった。どうせ手術不可能な部位の腫瘍なのだ。どうにもならないことは自分で調べたので理解している。
(そうか。私は死ぬんだわ)
自分の死期を悟っても、なんの感情も湧いてこない。けれども一つだけ。どうしても譲れないことがある。
(自分の死体を誰かに見られたりいじられたりするのは嫌だわ。私という欠陥品の存在すべてを細胞レベルから消し去って死にたい)
現在研究中の化合物を生成すればPLX爆弾を作れる。爆弾を起爆するための信管も携帯電話のフラッシュで簡単に作れるはず。
「あぁ、だったらすべて爆破してしまえばいいのよ。なんていい考えなのかしら」
思いついたらすべては簡単に運んだ。塔子にはそれだけの知識と能力。設備も人脈も資金も充分すぎるほどあったから。
そうして爆弾を作り上げてはみたものの、実験してみなければ細胞レベルまで人間を蒸発させる威力があるのかどうかわからない。
わざわざ警察に予告メールまでしてから犯行に及ぶ。
そんな時、警察本部の必死の捜査によって塔子が犯人なのだと突き止められてしまった。でも二度の実験で爆弾の調節はもうすでにわかっている。
最後の標的は自分自身。塔子自身の細胞を壊して蒸化させることができればそれでいい。
なのに一人の女刑事にそれを阻まれる。誰かを道連れにするつもりはなかったが、このままでは拘留されて刑務所内で死を迎えることになるだろう。
「ごめんなさいね、巻き込んでしまって。でもあなたが悪いのよ、可愛いお嬢さん。いい旅を」
そう言い残して塔子の細胞は彼女とともに塵になるはずだった。なのに目を覚ますと見知らぬ場所に来ていて、自分のことを丁重に扱ってくれる人たちがいた。
けれども彼らの話している言語がさっぱりわからない。塔子は夜空の星を見て、ここが地球ではないことをすぐに理解する。そうして塔子はそれほど抵抗もなくその現実を受け入れた。
「ここの言語はラテン語に似ているのね……大学で習ったことがあるわ」
もともと優秀だった彼女は、二週間ほどで彼らの言語をある程度マスターする。完璧とまではいかないが、意思の疎通はできるまでになった。
異世界に来てしばらくして、自分はこの世界に聖女として召喚されたのだと分かった。そうしてその力で帝国の王を倒して欲しいと彼らが自分に願っていることも。
(戦争……ってことなのかしら。どこの世界も同じね。私にできることは化合物の合成。でも爆弾を作ろうとしても異世界の原子組成が違えば不可能。それに化合物を生成する機械や起爆する信管だって必要だわ)
でもそんな心配は杞憂に終わった。異世界でも原子組成は同じ。しかもそれは塔子が頭の中で組成を思い浮かべるだけでポーション造り専門の神官が生成してくれる。
PLXは二種類の液体が混合することによって爆発が起こる。使役魔獣に運ばせて混ぜれば信管は必要ない。その上、その威力はいままでの何倍にもなった。
「聖女様! 聖女様のおつくりになったポーションの威力は素晴らしいものです! しかも魔力を使わないので結界や防御を一切無効にしてしまう。最強の武器です! これなら帝国の騎士でも敵わないでしょう」
ナーデン神国の神官たちは塔子の爆弾を見て喜びに湧いた。彼らの王であるテレンス大司教は塔子を崇拝、尊敬しているよう。彼は跪いて塔子の手を取ると、その甲にうやうやしく口づけた。
「トーコ様……あぁ、あなたのおかげでナーデン神国の世界統一が実現しそうです。我々の、聖女様」
(あなたたちの聖女? 違うわ。この世界も向こうの世界とちっとも変っていやしない。皆が勝手に私を才女とか聖女とか名前を付けて何者かにしたがるだけ。私は私でしかないのに……)
そんな時、激しい頭痛に襲われて塔子は自分の脳腫瘍が更に広がっていることを知る。異世界の医者たちは、塔子を見て口々にこういった。
「申し訳ありませんが聖女様には魔力が全く効きません。ですから医療魔法で脳に広がった腫瘍を取り除くことは不可能です。残念ですが聖女様はそれほど長くは生きられないかと」
「そんなバカなっ! 聖女様は万能なるお方! 死ぬなどあり得ない! お前らの診断が間違いだ!」
烈火のごとく怒りを示したテレンス大司教は、憤怒に任せて医師らの心臓を魔術で止めた。テレンス大司教は医師らの死体を前にあからさまな動揺を見せている。
「これではだめだ。これからどうすれば……あぁ、早く帝王の命を奪わなければナーデン神国はおしまいになります」
(なんて滑稽な男なのかしら。本当に感情なんて無駄なもの。この男も感情を優先して征服欲に支配されてしまっている。そろそろ私も自分の体を消滅させる時がきたのかしら)
塔子がテレンス大司教に気付かれないよう、『あること』をしてから自爆用の爆弾を体に忍ばせていると、新しい知らせを聞く。
帝国の中枢に忍び込ませていたスパイからの情報らしい。テレンス大司教が叫んでいる声が塔子の部屋まで届いてきた。
「召喚の際の事故で異世界からもう一人召喚されているですって! しかも今夜、わが軍に奇襲作戦を仕掛けようとしている! しかもその女が聖女様のお命を狙っているなど」
(もしかしてあの時の女刑事。あの子もこの世界にいるの? あぁ、彼女は名を何と名乗ったかしら。確か日和佐 愛……彼女は異世界に来ても私の命を狙っているのね。面白いわ)
塔子は自爆を思いとどまる。
(最後に彼女にもう一度会ってみたい。一点の迷いもない目をした女刑事……あぁ、頭痛が酷くなっていくわ。早くしないと最後の時が来てしまう。あぁでも私に会ったらあの女刑事はどんな顔をするかしら。ふふ)
塔子は痛む頭を抑えながら、うっすらと不敵な微笑みを浮かべた。
容姿や頭脳にも恵まれ、小中高とトップクラスの成績。なのに何かが物足りない。ずっと彼女はそう感じていた。
(なにが足りないのかしら。それが分からないわ)
自分が感情を持てない欠陥人間なのだと気づいたのは、塔子が小学生になった頃から。
塔子には全く感情がなかった。暑い寒いという感覚はわかるのだが、人の悲しみや楽しみ。苦しみや喜びが分からない。皆に合わせて演技をしているだけ。
なまじっか頭の良すぎた彼女は、どういえば他人がどう反応するかもわかっていた。塔子の発言や行動はすべて計算して作り出されたもの。それは他人を操るためのもので、塔子自身のものではなかった。
目的に合わせて選択肢を選ぶだけ。まるでロールプレイングゲームで他人の人生を生きているようだ。
(私……私はどこにいるのかしら。わからない。どうしてみんな感情があるのかしら。一体、感情ってどんなものなの?)
アメリカの大学を卒業して才女と呼ばれても嬉しくもない。ただの勉強の結果だ。水を熱したら沸騰して水蒸気になる。それくらいに当然のこと。
(感情なんて何のために存在するのかわからないわ。そんなもの人生には必要ないもの)
そう思って研究に没頭していた塔子の分岐点は、脳に腫瘍があって自分があと半年の命だと知ったとき。
アメリカのスクリーニングで判明したが、日本では治療はおろか検査すらしなかった。どうせ手術不可能な部位の腫瘍なのだ。どうにもならないことは自分で調べたので理解している。
(そうか。私は死ぬんだわ)
自分の死期を悟っても、なんの感情も湧いてこない。けれども一つだけ。どうしても譲れないことがある。
(自分の死体を誰かに見られたりいじられたりするのは嫌だわ。私という欠陥品の存在すべてを細胞レベルから消し去って死にたい)
現在研究中の化合物を生成すればPLX爆弾を作れる。爆弾を起爆するための信管も携帯電話のフラッシュで簡単に作れるはず。
「あぁ、だったらすべて爆破してしまえばいいのよ。なんていい考えなのかしら」
思いついたらすべては簡単に運んだ。塔子にはそれだけの知識と能力。設備も人脈も資金も充分すぎるほどあったから。
そうして爆弾を作り上げてはみたものの、実験してみなければ細胞レベルまで人間を蒸発させる威力があるのかどうかわからない。
わざわざ警察に予告メールまでしてから犯行に及ぶ。
そんな時、警察本部の必死の捜査によって塔子が犯人なのだと突き止められてしまった。でも二度の実験で爆弾の調節はもうすでにわかっている。
最後の標的は自分自身。塔子自身の細胞を壊して蒸化させることができればそれでいい。
なのに一人の女刑事にそれを阻まれる。誰かを道連れにするつもりはなかったが、このままでは拘留されて刑務所内で死を迎えることになるだろう。
「ごめんなさいね、巻き込んでしまって。でもあなたが悪いのよ、可愛いお嬢さん。いい旅を」
そう言い残して塔子の細胞は彼女とともに塵になるはずだった。なのに目を覚ますと見知らぬ場所に来ていて、自分のことを丁重に扱ってくれる人たちがいた。
けれども彼らの話している言語がさっぱりわからない。塔子は夜空の星を見て、ここが地球ではないことをすぐに理解する。そうして塔子はそれほど抵抗もなくその現実を受け入れた。
「ここの言語はラテン語に似ているのね……大学で習ったことがあるわ」
もともと優秀だった彼女は、二週間ほどで彼らの言語をある程度マスターする。完璧とまではいかないが、意思の疎通はできるまでになった。
異世界に来てしばらくして、自分はこの世界に聖女として召喚されたのだと分かった。そうしてその力で帝国の王を倒して欲しいと彼らが自分に願っていることも。
(戦争……ってことなのかしら。どこの世界も同じね。私にできることは化合物の合成。でも爆弾を作ろうとしても異世界の原子組成が違えば不可能。それに化合物を生成する機械や起爆する信管だって必要だわ)
でもそんな心配は杞憂に終わった。異世界でも原子組成は同じ。しかもそれは塔子が頭の中で組成を思い浮かべるだけでポーション造り専門の神官が生成してくれる。
PLXは二種類の液体が混合することによって爆発が起こる。使役魔獣に運ばせて混ぜれば信管は必要ない。その上、その威力はいままでの何倍にもなった。
「聖女様! 聖女様のおつくりになったポーションの威力は素晴らしいものです! しかも魔力を使わないので結界や防御を一切無効にしてしまう。最強の武器です! これなら帝国の騎士でも敵わないでしょう」
ナーデン神国の神官たちは塔子の爆弾を見て喜びに湧いた。彼らの王であるテレンス大司教は塔子を崇拝、尊敬しているよう。彼は跪いて塔子の手を取ると、その甲にうやうやしく口づけた。
「トーコ様……あぁ、あなたのおかげでナーデン神国の世界統一が実現しそうです。我々の、聖女様」
(あなたたちの聖女? 違うわ。この世界も向こうの世界とちっとも変っていやしない。皆が勝手に私を才女とか聖女とか名前を付けて何者かにしたがるだけ。私は私でしかないのに……)
そんな時、激しい頭痛に襲われて塔子は自分の脳腫瘍が更に広がっていることを知る。異世界の医者たちは、塔子を見て口々にこういった。
「申し訳ありませんが聖女様には魔力が全く効きません。ですから医療魔法で脳に広がった腫瘍を取り除くことは不可能です。残念ですが聖女様はそれほど長くは生きられないかと」
「そんなバカなっ! 聖女様は万能なるお方! 死ぬなどあり得ない! お前らの診断が間違いだ!」
烈火のごとく怒りを示したテレンス大司教は、憤怒に任せて医師らの心臓を魔術で止めた。テレンス大司教は医師らの死体を前にあからさまな動揺を見せている。
「これではだめだ。これからどうすれば……あぁ、早く帝王の命を奪わなければナーデン神国はおしまいになります」
(なんて滑稽な男なのかしら。本当に感情なんて無駄なもの。この男も感情を優先して征服欲に支配されてしまっている。そろそろ私も自分の体を消滅させる時がきたのかしら)
塔子がテレンス大司教に気付かれないよう、『あること』をしてから自爆用の爆弾を体に忍ばせていると、新しい知らせを聞く。
帝国の中枢に忍び込ませていたスパイからの情報らしい。テレンス大司教が叫んでいる声が塔子の部屋まで届いてきた。
「召喚の際の事故で異世界からもう一人召喚されているですって! しかも今夜、わが軍に奇襲作戦を仕掛けようとしている! しかもその女が聖女様のお命を狙っているなど」
(もしかしてあの時の女刑事。あの子もこの世界にいるの? あぁ、彼女は名を何と名乗ったかしら。確か日和佐 愛……彼女は異世界に来ても私の命を狙っているのね。面白いわ)
塔子は自爆を思いとどまる。
(最後に彼女にもう一度会ってみたい。一点の迷いもない目をした女刑事……あぁ、頭痛が酷くなっていくわ。早くしないと最後の時が来てしまう。あぁでも私に会ったらあの女刑事はどんな顔をするかしら。ふふ)
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