12 / 12
第十二話
しおりを挟む
ルカは村の中心にある冒険者ギルドへ向かった。王都にある冒険者ギルドでは、最低で五人の受付嬢、書類担当に10人ほどいる。この人数でも手が足りない時がある。という、こんな人数が当たり前で忙しいイメージがあるぐらいだ。だが、この村の冒険者ギルドでは受付嬢一人、書類担当に三人、ギルドマスターに一人という少人数運営である。人手は少ないが、人手不足にはならない。なぜならこの村は、
「久しぶりじゃのぉ」
「ルカ元気にしてたかい」
「おぉい」
じいさん、ばあさんが多かった。
「こんにちは。皆さんお元気そうで何よりです」
「立派になって戻ってきたわね」
「ルカまた木を切るのを手伝っておくれ」
「はい、また今度」
ギルドへと向かっていたが、村の人に捕まりながら行く。正直この足止めがまるで自分の行きたくない気持ちを表しているように感じた。
「はぁ…」
(今から面倒くさいなぁ)
とトビトボ進んでいると
「あ"ぁぁぁぁぁ!!」
ドンッ…
「ルカやっほー」
背中に突進してきた。
「お、おひさしぶ「もう一番に会いに来いよなぁ」
と突進したまま話を被せてきた。村人とは思えない突進力。
「じゃぁ!!俺仕事あるからまたな!!!」
知り合いは風邪のごとく去っていた。ほんとうに急に来て急に帰るよなぁ。
(背中が痛い…)
探りながら向かった。
ガチャ…
「こんにちは」
冒険者ギルド内はほんの数人が居るだけで誰も受付をしていない。まぁ、この村には若者が少ない。若者がいても、家の手伝いなど畑仕事をやっているやつが大半だ。だからこそ、冒険者ギルドにはスカスカな状況が多く人手不足にはなってはいない。それは、勇者になる前でも後でも変わらないようだ。
↑本人が無自覚で依頼を全制覇していたので当時は仕事がなかった。
「ギルドマスターはいますか?」
ルカは真っ直ぐに受付嬢へと向かった。
「お久しぶりです」
「どうも」
受付嬢である彼女は大抵のことに興味を抱かない。王都や他のギルドでは
「この後ご予定は…」
「よかったら二人で…」
すっごく面倒くさい誘いもなく、最低限の言語で終わるので過ごしやすい。先ほども、目線は自分自身のネイルに向いている。受付中はこちらを見ているが。
「ギルドマスターお呼びしますので少しお待ち下さい」
「はい」
呼びに行っている間に依頼書類を見る。
・草むしり
・大木を切る
・畑の柵の修理お手伝い募集
・魔物退治
・物探し
などとほんの少ししかない。内容も冒険者の仕事というよりはボランティア感がある。また魔物といってもこの村では畑を荒らす者を捕まえるだけで、特に脅威はない。
「ん?」
下の方に少し、目に留まる文章があった。依頼ではないが…
村外れでなぞの黒く長い尻尾のある生き物が現れた。あれはなんなのか。
これは子どもが書いた文字のようだ。『ふしぎ発見』村の発展のためアイデアや最近あったことをまとめる為に作った。今回のこれは一週間内にあったこと。つまり、
「ル~カ~」
上の方から声がした。
「ルカさんどうぞギルドマスター室へお入りください」
受付嬢が戻ってきてそう伝え、受付に戻った。
ギルマスは話が通じやすく穏便で和やかなおじいちゃんイメージが強かった。実際にそうだし。冒険者が受けない依頼も自分がこなして解決へと導いている。仕事熱心な人だ。
たが、俺にとっては面倒くさい存在でしか無かった。そう仕事熱心なのだ。だからこそ、
「ルカ~!!お帰りぃ」
わーい!!わーい!!などとはしゃいでいた。ギルマス50いや60歳ぐらいおじいさんだった。ちなみに、毛根はお亡くなりになっている。
暑い出迎えで待った人だった。
「今日はお話があってきました」
「どうした、仕事ならあるぞぉ」
「いえ、仕事は十分です」
「そうか、いつ復帰する?」
明日?明後日などとワクワクしているが、
「冒険者をやめます」
とワクワクを潰した。俺。
「はて???」
混乱するギルマス。
「な、なぜじゃぁ」
「そういう事なのでギルドカードは破棄してください」
話は終えたので椅子から立つ
「い、いや、ま、待て」
「それでは」
帰ろと扉を開けたとき
「待てぇぇぇぇぇい」
グハッッッ
ギルマスが後ろから突進してきた。
(せ、背骨折れる)
ほど背中に大ダメージを与えた。それ以前にこの村の突進力が強い。大ダメージに大ダメージを重ねた。
「は、話をしよう」
「話す、ことは、ありません」
それより背中…
「お茶でも飲みながら」
「お茶なら妻の入れるお茶を飲みますので」
「連れてくるから、」
「やめてください」
「頼む、頼む」
「離れてください」
グッ…
引き離そうと引っ張るがびくともしない。あれ?ルカは経験から違和感を感じた。今までゴーレムやドラゴンが背中に引っ付いたときは片手で軽々離すことができた。だが、全然離れねぇ。というかびくともしない。ギルマスの粘着力やべぇ
「座るまで離れんぞぃ」
「ぇ」
「離れん」
などとギルマスは椅子に座るまで引っ付いていた。こうなることが見えていたから行きたくなかった。
(キキョウに会いたい)
(絶対離さん)
などとそれぞれが脳内で強い意志を思い浮かべていた。
(助けてキキョウー!!)
ルカが帰れたのは5時間後になった。
「久しぶりじゃのぉ」
「ルカ元気にしてたかい」
「おぉい」
じいさん、ばあさんが多かった。
「こんにちは。皆さんお元気そうで何よりです」
「立派になって戻ってきたわね」
「ルカまた木を切るのを手伝っておくれ」
「はい、また今度」
ギルドへと向かっていたが、村の人に捕まりながら行く。正直この足止めがまるで自分の行きたくない気持ちを表しているように感じた。
「はぁ…」
(今から面倒くさいなぁ)
とトビトボ進んでいると
「あ"ぁぁぁぁぁ!!」
ドンッ…
「ルカやっほー」
背中に突進してきた。
「お、おひさしぶ「もう一番に会いに来いよなぁ」
と突進したまま話を被せてきた。村人とは思えない突進力。
「じゃぁ!!俺仕事あるからまたな!!!」
知り合いは風邪のごとく去っていた。ほんとうに急に来て急に帰るよなぁ。
(背中が痛い…)
探りながら向かった。
ガチャ…
「こんにちは」
冒険者ギルド内はほんの数人が居るだけで誰も受付をしていない。まぁ、この村には若者が少ない。若者がいても、家の手伝いなど畑仕事をやっているやつが大半だ。だからこそ、冒険者ギルドにはスカスカな状況が多く人手不足にはなってはいない。それは、勇者になる前でも後でも変わらないようだ。
↑本人が無自覚で依頼を全制覇していたので当時は仕事がなかった。
「ギルドマスターはいますか?」
ルカは真っ直ぐに受付嬢へと向かった。
「お久しぶりです」
「どうも」
受付嬢である彼女は大抵のことに興味を抱かない。王都や他のギルドでは
「この後ご予定は…」
「よかったら二人で…」
すっごく面倒くさい誘いもなく、最低限の言語で終わるので過ごしやすい。先ほども、目線は自分自身のネイルに向いている。受付中はこちらを見ているが。
「ギルドマスターお呼びしますので少しお待ち下さい」
「はい」
呼びに行っている間に依頼書類を見る。
・草むしり
・大木を切る
・畑の柵の修理お手伝い募集
・魔物退治
・物探し
などとほんの少ししかない。内容も冒険者の仕事というよりはボランティア感がある。また魔物といってもこの村では畑を荒らす者を捕まえるだけで、特に脅威はない。
「ん?」
下の方に少し、目に留まる文章があった。依頼ではないが…
村外れでなぞの黒く長い尻尾のある生き物が現れた。あれはなんなのか。
これは子どもが書いた文字のようだ。『ふしぎ発見』村の発展のためアイデアや最近あったことをまとめる為に作った。今回のこれは一週間内にあったこと。つまり、
「ル~カ~」
上の方から声がした。
「ルカさんどうぞギルドマスター室へお入りください」
受付嬢が戻ってきてそう伝え、受付に戻った。
ギルマスは話が通じやすく穏便で和やかなおじいちゃんイメージが強かった。実際にそうだし。冒険者が受けない依頼も自分がこなして解決へと導いている。仕事熱心な人だ。
たが、俺にとっては面倒くさい存在でしか無かった。そう仕事熱心なのだ。だからこそ、
「ルカ~!!お帰りぃ」
わーい!!わーい!!などとはしゃいでいた。ギルマス50いや60歳ぐらいおじいさんだった。ちなみに、毛根はお亡くなりになっている。
暑い出迎えで待った人だった。
「今日はお話があってきました」
「どうした、仕事ならあるぞぉ」
「いえ、仕事は十分です」
「そうか、いつ復帰する?」
明日?明後日などとワクワクしているが、
「冒険者をやめます」
とワクワクを潰した。俺。
「はて???」
混乱するギルマス。
「な、なぜじゃぁ」
「そういう事なのでギルドカードは破棄してください」
話は終えたので椅子から立つ
「い、いや、ま、待て」
「それでは」
帰ろと扉を開けたとき
「待てぇぇぇぇぇい」
グハッッッ
ギルマスが後ろから突進してきた。
(せ、背骨折れる)
ほど背中に大ダメージを与えた。それ以前にこの村の突進力が強い。大ダメージに大ダメージを重ねた。
「は、話をしよう」
「話す、ことは、ありません」
それより背中…
「お茶でも飲みながら」
「お茶なら妻の入れるお茶を飲みますので」
「連れてくるから、」
「やめてください」
「頼む、頼む」
「離れてください」
グッ…
引き離そうと引っ張るがびくともしない。あれ?ルカは経験から違和感を感じた。今までゴーレムやドラゴンが背中に引っ付いたときは片手で軽々離すことができた。だが、全然離れねぇ。というかびくともしない。ギルマスの粘着力やべぇ
「座るまで離れんぞぃ」
「ぇ」
「離れん」
などとギルマスは椅子に座るまで引っ付いていた。こうなることが見えていたから行きたくなかった。
(キキョウに会いたい)
(絶対離さん)
などとそれぞれが脳内で強い意志を思い浮かべていた。
(助けてキキョウー!!)
ルカが帰れたのは5時間後になった。
10
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
Sランクパーティを追放されたヒーラーの俺、禁忌スキル【完全蘇生】に覚醒する。俺を捨てたパーティがボスに全滅させられ泣きついてきたが、もう遅い
夏見ナイ
ファンタジー
Sランクパーティ【熾天の剣】で《ヒール》しか使えないアレンは、「無能」と蔑まれ追放された。絶望の淵で彼が覚醒したのは、死者さえ完全に蘇らせる禁忌のユニークスキル【完全蘇生】だった。
故郷の辺境で、心に傷を負ったエルフの少女や元女騎士といった“真の仲間”と出会ったアレンは、新パーティ【黎明の翼】を結成。回復魔法の常識を覆す戦術で「死なないパーティ」として名を馳せていく。
一方、アレンを失った元パーティは急速に凋落し、高難易度ダンジョンで全滅。泣きながら戻ってきてくれと懇願する彼らに、アレンは冷たく言い放つ。
「もう遅い」と。
これは、無能と蔑まれたヒーラーが最強の英雄となる、痛快な逆転ファンタジー!
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!
仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。
しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。
そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。
一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった!
これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!
「お前の代わりはいる」と追放された俺の【万物鑑定】は、実は世界の真実を見抜く【真理の瞳】でした。最高の仲間と辺境で理想郷を創ります
黒崎隼人
ファンタジー
「お前の代わりはいくらでもいる。もう用済みだ」――勇者パーティーで【万物鑑定】のスキルを持つリアムは、戦闘に役立たないという理由で装備も金もすべて奪われ追放された。
しかし仲間たちは知らなかった。彼のスキルが、物の価値から人の秘めたる才能、土地の未来までも見通す超絶チート能力【真理の瞳】であったことを。
絶望の淵で己の力の真価に気づいたリアムは、辺境の寂れた街で再起を決意する。気弱なヒーラー、臆病な獣人の射手……世間から「無能」の烙印を押された者たちに眠る才能の原石を次々と見出し、最高の仲間たちと共にギルド「方舟(アーク)」を設立。彼らが輝ける理想郷をその手で創り上げていく。
一方、有能な鑑定士を失った元パーティーは急速に凋落の一途を辿り……。
これは不遇職と蔑まれた一人の男が最高の仲間と出会い、世界で一番幸福な場所を創り上げる、爽快な逆転成り上がりファンタジー!
【鑑定不能】と捨てられた俺、実は《概念創造》スキルで万物創成!辺境で最強領主に成り上がる。
夏見ナイ
ファンタジー
伯爵家の三男リアムは【鑑定不能】スキル故に「無能」と追放され、辺境に捨てられた。だが、彼が覚醒させたのは神すら解析不能なユニークスキル《概念創造》! 認識した「概念」を現実に創造できる規格外の力で、リアムは快適な拠点、豊かな食料、忠実なゴーレムを生み出す。傷ついたエルフの少女ルナを救い、彼女と共に未開の地を開拓。やがて獣人ミリア、元貴族令嬢セレスなど訳ありの仲間が集い、小さな村は驚異的に発展していく。一方、リアムを捨てた王国や実家は衰退し、彼の力を奪おうと画策するが…? 無能と蔑まれた少年が最強スキルで理想郷を築き、自分を陥れた者たちに鉄槌を下す、爽快成り上がりファンタジー!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる