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2話 おしおき
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姉、美亜の端正な顔が引き攣り、私の額から生えたツノ2本が見つかってしまった…。
美亜は真っ黒な長い黒髪、少しつり上がった翠玉色の瞳、和風の顔立ちの美人だ。
やはり姉妹だから私と似ている。しかし、私の瞳は紅玉色だった。
と、そんな説明をしている場合ではない。
「魔界の啓示を受け、我が額に禁断のツノが生えてしまったのだ!」
と中二病で言い訳したが、
「……」
美亜はふるふると肩を震わせているだけだった。
もしかして、相当怒ってる?それはそうか。
「人間の額にツノが生えるわけないでしょう!それはおできです!」
と憤慨した。
美亜は腕組みして、仁王立ちになって言った。
姉の美亜は、私の額に生えてるツノをまるで信じてくれないのであった…。
私は小さい頃から、すぐお漏らししてしまう子供であった…。
お漏らしするたびに、姉に怒られてしまう私なのであった…。
どうも私は姉、美亜が苦手だった。
美亜は才色兼備、品行方正、大和撫子、羞月閉花、そんな言葉がよく似合う女性だ。
私と違って、勉強も運動もできる。何をやってもそつなくこなしていた。
親に姉と比べられ嫌味を言われ続けている。
今も早起きな姉は、すでに制服に着替えていた。
「私が怒っているのに、上の空とはどういうことですの!」
姉が激昂しているのを忘れていた。
「貴方は交通事故に遭ってから、訳の分からないことばかり言うようになって…」
くどくど説教を始める姉。
「そんな妄想をするから、ツノが生えてるとか言うのですよ!」
魔界に行ったことを姉には話してある。
しかし、姉は全く信じなかった。妄想だと決めつけている。
「こうなったらお仕置きですわ!こちらにお尻を向けて四つん這いになりなさい!」
お仕置き!?嫌だ!小学生の時によくやられたあれをされるのか!?
「早くなさい!」
姉に言われ渋々私は四つん這いになった。お尻を姉に向けて。
これだけでも、かなり屈辱的だが…。
姉は私のパジャマのズボンとパンツに手をかけ、一気に下ろした。
下半身裸になって、お尻が姉に丸見えになる。
「まったく、いくつになっても世話がかかるいけない子!」
「ごめんなさい!お姉ちゃん!」
私は涙目になりながら、姉に謝る。
「許しませんわ!お尻百叩きの刑ですわ!」
あぁ、来てしまった。恥辱と激痛の刑、お尻百叩きの刑が…。
美亜は真っ黒な長い黒髪、少しつり上がった翠玉色の瞳、和風の顔立ちの美人だ。
やはり姉妹だから私と似ている。しかし、私の瞳は紅玉色だった。
と、そんな説明をしている場合ではない。
「魔界の啓示を受け、我が額に禁断のツノが生えてしまったのだ!」
と中二病で言い訳したが、
「……」
美亜はふるふると肩を震わせているだけだった。
もしかして、相当怒ってる?それはそうか。
「人間の額にツノが生えるわけないでしょう!それはおできです!」
と憤慨した。
美亜は腕組みして、仁王立ちになって言った。
姉の美亜は、私の額に生えてるツノをまるで信じてくれないのであった…。
私は小さい頃から、すぐお漏らししてしまう子供であった…。
お漏らしするたびに、姉に怒られてしまう私なのであった…。
どうも私は姉、美亜が苦手だった。
美亜は才色兼備、品行方正、大和撫子、羞月閉花、そんな言葉がよく似合う女性だ。
私と違って、勉強も運動もできる。何をやってもそつなくこなしていた。
親に姉と比べられ嫌味を言われ続けている。
今も早起きな姉は、すでに制服に着替えていた。
「私が怒っているのに、上の空とはどういうことですの!」
姉が激昂しているのを忘れていた。
「貴方は交通事故に遭ってから、訳の分からないことばかり言うようになって…」
くどくど説教を始める姉。
「そんな妄想をするから、ツノが生えてるとか言うのですよ!」
魔界に行ったことを姉には話してある。
しかし、姉は全く信じなかった。妄想だと決めつけている。
「こうなったらお仕置きですわ!こちらにお尻を向けて四つん這いになりなさい!」
お仕置き!?嫌だ!小学生の時によくやられたあれをされるのか!?
「早くなさい!」
姉に言われ渋々私は四つん這いになった。お尻を姉に向けて。
これだけでも、かなり屈辱的だが…。
姉は私のパジャマのズボンとパンツに手をかけ、一気に下ろした。
下半身裸になって、お尻が姉に丸見えになる。
「まったく、いくつになっても世話がかかるいけない子!」
「ごめんなさい!お姉ちゃん!」
私は涙目になりながら、姉に謝る。
「許しませんわ!お尻百叩きの刑ですわ!」
あぁ、来てしまった。恥辱と激痛の刑、お尻百叩きの刑が…。
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