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くすぐられて、きもちよくて
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「――もっと、お願い……礼司さん……っ」
綾乃の瞳は潤みながらも、確かな意志の灯をたたえていた。
先ほどまで羞恥に揺れていたその唇が、今は悦びを請うために開かれている。
礼司の指先が、ふたたび綾乃の太腿を這い上がる。
肌のきめを読むような繊細な動きに、綾乃の身体はすでに、笑いと官能の狭間で震えていた。
「綾乃様……その“もっと”の一言が、私の理性をゆっくりと溶かしてゆきます……」
囁きながら、礼司は綾乃の脚を優しく開かせる。
その動きもまた、無理強いではなく、彼女の意思と合わさった美しい所作。
「ふふっ……っあ、あはっ……んん……そ、そこ……んんっ、だめ、やっぱり……やっぱり気持ちよすぎて……!」
鼠径部をくすぐる指先は、決して荒々しくはない。
むしろ愛撫に近い優しさと、しかし特有のくすぐったさを伴って、綾乃の感覚をゆるゆると責めていく。
「ふふ、ダメ……なんて、またおっしゃって」
「ちがっ、そうじゃ……ないの……っくふ、あははははっ、んんっ、きもち……い、いのっ……!」
まるで自ら快感に身を沈めるように、綾乃は礼司に身を委ねる。
時折押し殺したような声と、漏れ出る甘い笑い声とが混ざり合い、その身体はくすぐったさに敏感に跳ねる。
「綾乃様。……もっと……もっと、気持ちよくなっていただきたいのです」
そう言うと、礼司の舌先が彼女の内腿に触れる。
その動きはまるで絹で撫でられるかのように柔らかく、熱を帯びていた。
「やぁ……っ、それ、舌は……っ、だめぇ……くすぐったくて……っあぁ……っふ、ふふっ……!」
くすぐりと愛撫の境界線が、完全に消え去ってゆく。
そして、綾乃自身の理性もまた、その優しくもいやらしい舌の動きに崩されてゆく。
「ふふ……綾乃様、こんなにも敏感になって……」
「ううっ……わたし、もう……おかしくなっちゃいそう……」
「いいえ……まだです。まだ、“極上”には届いておりません。
綾乃様が望んだ“もっと”のその先へ……私が、必ず、お連れいたします」
くすぐりは、ただ笑わせるだけのものではない。
悦びと、羞恥と、愛とが溶け合った、甘くとろける調べ。
礼司の指が、舌が、そしてその熱い視線までもが、綾乃の心と身体を求め、ねっとりと絡みつくように愛していく。
「ふふっ、あぁ……っ、あはっ、くすぐったい……きもちいい……っ、わたし、こんなの、知らなかった……」
その吐息まじりの笑いは、もはや悲鳴でも抵抗でもない。
彼女はただ、その悦びに満たされ、礼司に抱かれながら、求め続ける。
「お願い、礼司さん……もっと、わたしを……笑わせて、感じさせて……っ」
「はい、綾乃様――どこまでも、あなたの“もっと”に応えましょう」
くすぐりは、もうただの刺激ではない。
それは、ふたりを結ぶ甘く切ない愛の言語だった――。
綾乃の瞳は潤みながらも、確かな意志の灯をたたえていた。
先ほどまで羞恥に揺れていたその唇が、今は悦びを請うために開かれている。
礼司の指先が、ふたたび綾乃の太腿を這い上がる。
肌のきめを読むような繊細な動きに、綾乃の身体はすでに、笑いと官能の狭間で震えていた。
「綾乃様……その“もっと”の一言が、私の理性をゆっくりと溶かしてゆきます……」
囁きながら、礼司は綾乃の脚を優しく開かせる。
その動きもまた、無理強いではなく、彼女の意思と合わさった美しい所作。
「ふふっ……っあ、あはっ……んん……そ、そこ……んんっ、だめ、やっぱり……やっぱり気持ちよすぎて……!」
鼠径部をくすぐる指先は、決して荒々しくはない。
むしろ愛撫に近い優しさと、しかし特有のくすぐったさを伴って、綾乃の感覚をゆるゆると責めていく。
「ふふ、ダメ……なんて、またおっしゃって」
「ちがっ、そうじゃ……ないの……っくふ、あははははっ、んんっ、きもち……い、いのっ……!」
まるで自ら快感に身を沈めるように、綾乃は礼司に身を委ねる。
時折押し殺したような声と、漏れ出る甘い笑い声とが混ざり合い、その身体はくすぐったさに敏感に跳ねる。
「綾乃様。……もっと……もっと、気持ちよくなっていただきたいのです」
そう言うと、礼司の舌先が彼女の内腿に触れる。
その動きはまるで絹で撫でられるかのように柔らかく、熱を帯びていた。
「やぁ……っ、それ、舌は……っ、だめぇ……くすぐったくて……っあぁ……っふ、ふふっ……!」
くすぐりと愛撫の境界線が、完全に消え去ってゆく。
そして、綾乃自身の理性もまた、その優しくもいやらしい舌の動きに崩されてゆく。
「ふふ……綾乃様、こんなにも敏感になって……」
「ううっ……わたし、もう……おかしくなっちゃいそう……」
「いいえ……まだです。まだ、“極上”には届いておりません。
綾乃様が望んだ“もっと”のその先へ……私が、必ず、お連れいたします」
くすぐりは、ただ笑わせるだけのものではない。
悦びと、羞恥と、愛とが溶け合った、甘くとろける調べ。
礼司の指が、舌が、そしてその熱い視線までもが、綾乃の心と身体を求め、ねっとりと絡みつくように愛していく。
「ふふっ、あぁ……っ、あはっ、くすぐったい……きもちいい……っ、わたし、こんなの、知らなかった……」
その吐息まじりの笑いは、もはや悲鳴でも抵抗でもない。
彼女はただ、その悦びに満たされ、礼司に抱かれながら、求め続ける。
「お願い、礼司さん……もっと、わたしを……笑わせて、感じさせて……っ」
「はい、綾乃様――どこまでも、あなたの“もっと”に応えましょう」
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