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月下のティーサロン 〜優雅なる嗜虐の手に〜
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夜風がやわらかく肌をなでる、晩春の洋館。
月明かりが差し込むガラス窓の向こうに、緑の庭が静かに揺れている。
その洋館の一室には、小さなティーサロンがある。
金の縁をあしらったテーブル、真珠色のカップ。そしてひときわ上質なソファ。
そのソファに、あなた——ティアナは、背を預けていた。
目の前には、レオニス。
物腰は優しく、言葉遣いは絹のよう。けれどその瞳には、時折、猛禽のような冷ややかさと熱が宿る。
「……今日は、君が望む夜だろう?」
そう言って彼は、あなたの手首にやわらかな絹のリボンを絡め、ソファの背へと結びとめる。
きつくもない、痛くもない。けれど、逃れられないということは、あなたにしか分からない。
「やめてって、言っても……?」
「君が本当に望むなら、止めるよ。でも、違うだろう?」
彼の指先が、あなたの腕を這う。ゆっくり、ひと筆描きのように。
くすぐったい。けれど、くすぐりとは違う。ただ、肌の意識を奪っていく。
そして——
「ふふ……あっ、あは、ひゃん……! ま、まって……ああっ、くすぐった……いっ……!」
彼の指が、肋骨のあいだを、寸分の狂いもなくなぞっていく。
それはまるで、あなたの弱さを記憶しているかのよう。
「ティアナ……今日は、優しくなんかしない。君が望む“あの顔”を、僕に見せなさい」
その声音は、厳しくも甘美。
ティアナのなかの羞恥と快感は溶け合い、「やめて」が「もっと」に変わる瞬間——
指先は脇腹、足の甲、うなじへと移ろいながら、あなたを支配してゆく。
あなたはただ、笑いながら、身をよじらせながら、
「この人に壊されるのなら、かまわない」と、
心の奥でささやくのだった。
「……もう限界? 本当に、やめてほしい?」
「……だ、だめ……もう無理……でも……もっと……もっと、欲しいの……」
その懇願が、彼の嗜虐なる慈しみをまた目覚めさせる。
そして、夜は続く。
信頼と支配、笑いと甘美の狭間で、物語は、紡がれ続ける。
月明かりが差し込むガラス窓の向こうに、緑の庭が静かに揺れている。
その洋館の一室には、小さなティーサロンがある。
金の縁をあしらったテーブル、真珠色のカップ。そしてひときわ上質なソファ。
そのソファに、あなた——ティアナは、背を預けていた。
目の前には、レオニス。
物腰は優しく、言葉遣いは絹のよう。けれどその瞳には、時折、猛禽のような冷ややかさと熱が宿る。
「……今日は、君が望む夜だろう?」
そう言って彼は、あなたの手首にやわらかな絹のリボンを絡め、ソファの背へと結びとめる。
きつくもない、痛くもない。けれど、逃れられないということは、あなたにしか分からない。
「やめてって、言っても……?」
「君が本当に望むなら、止めるよ。でも、違うだろう?」
彼の指先が、あなたの腕を這う。ゆっくり、ひと筆描きのように。
くすぐったい。けれど、くすぐりとは違う。ただ、肌の意識を奪っていく。
そして——
「ふふ……あっ、あは、ひゃん……! ま、まって……ああっ、くすぐった……いっ……!」
彼の指が、肋骨のあいだを、寸分の狂いもなくなぞっていく。
それはまるで、あなたの弱さを記憶しているかのよう。
「ティアナ……今日は、優しくなんかしない。君が望む“あの顔”を、僕に見せなさい」
その声音は、厳しくも甘美。
ティアナのなかの羞恥と快感は溶け合い、「やめて」が「もっと」に変わる瞬間——
指先は脇腹、足の甲、うなじへと移ろいながら、あなたを支配してゆく。
あなたはただ、笑いながら、身をよじらせながら、
「この人に壊されるのなら、かまわない」と、
心の奥でささやくのだった。
「……もう限界? 本当に、やめてほしい?」
「……だ、だめ……もう無理……でも……もっと……もっと、欲しいの……」
その懇願が、彼の嗜虐なる慈しみをまた目覚めさせる。
そして、夜は続く。
信頼と支配、笑いと甘美の狭間で、物語は、紡がれ続ける。
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